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まずは、前回の続きから。ウェフを小さく束ね終わったところ。 「うわ、けっこうな量になったわね。」 「途中で足りなくなったら嫌だし。」 「こんなに必要なの?」 「今週も絡んでくるね、ヒナノ君。」 「はっ(ヤバッ!)」ベースにウェフを貼り付ける前に、テール位置を最終チェックする。 「ほんとに慎重なのね。」 「実は、とっとと貼り始めちゃおうかと思ったんだよね。」 「ふーん?」 「嫌な予感がしてテール付けてみたら、ちょっと位置が低かったんだ。」 「予感的中ね!」 「まだホックを完全に固定する前で助かったヨ」 「冴えてるゥー!」 「何だか腹立たしいほど素直だね、ヒナノ君。」ホックを少し上に移動してチェック。斜め上から見下ろした時、テール付け根が見えないとポニーテールだと分からない。かと言って位置が高過ぎても不自然になってしまう。高さを決めたら、左右の位置をチェック。この時、写真の様な道具があると便利。頭部の形状は完全な左右対称ではないので、巻き尺で円弧の長さを計るよりこの道具(名前知らないんです、スミマセン。)のように、2点間の直線距離を計る方が見栄え的な中心位置を出せる(と思う)。ホックの固定は念入りに行う。まず、ホックをボンドで貼付け、糸で2重に縫い付けた上で、ほつれ防止のため、糸に接着剤を塗る。 「ホックが剥がれたらマズイの?」 「ウィッグが完成した後で剥がれると修理が難しいんだ。」 「さっすがー、転ばぬ先の杖ってワケね。」 「何か不自然な素直さを感じる。」 「気のせいデース!」
2013.11.24
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「お久しぶりでございます。」 「アレっ、どちら様でしたっけ?」 「えっ?」 「ずいぶんご無沙汰でしたこと」 「イタタタタ」次の作業はウィッグのベースにウェフを貼り付けるのだが、その前にウェフの下準備をしなければならない。 「もうフツーに話進めてるし」 「アイタタタ」ウェフは長くつながっていて、そのままだと作業しにくい。途中でカットすると、切り口付近の毛がバラバラにほどけてしまう。更に、毛は真っ直ぐではなく曲がっていたりする。まず、カットする前に縫い目をボンドで塗って固める。こうすると切り口からバラけるのを防ぐことができる。(それでも多少バラけてしまうが・・・)塗装やボンドを塗る時に、剥離紙(シールの台紙)を下に敷くと作業しやすい。固まった後でキレイに剥がれるし、台紙に残った塗料やボンドもすぐに取れる。何度でも使える便利アイテムなのだ。ボンドが固まったら、5cm程の長さでカットしていく。10束くらいあれば足りるハズだ。 「ハズ? 自信ないのね。」 「しょーがねーだろー、覚えてねーしー」この後ヘアアイロンでカールしたウェフを伸ばすのだが、この位の長さにしておくとアイロンをかけやすいのだ。ちなみに、ヘアアイロンはストレート用とカール用の2種類あると便利。選ぶ基準として、80度以下の低温が設定できる物を選ぼう。100度以上しか設定できないと耐熱ウェフ以外には使えない。その他、設定温度になったら知らせてくれるランプ付や、温まるのが速いタイプだと使いやすい。どちらも2千円以内で十分な性能の品が買えるはずだ。(たぶん・・・)アイロンがけが済んだら1cm程にカットし、更に4つの束に分ける。ウェフの毛の長さは44cmあり、まず半分に近い20cmの所でセロハンを貼り、カット。更に10cmの所でセロハンを貼り、カット。先端部分の束は他より長くなるが、先端の長さがバラバラなので使用時にカットして揃える。 「けっこう手間かけるのね。」 「手間だけどウェフを有効利用できるだろ」 「ケチ。」 「ウッ、今日はヤケにからんでくるな。」 「知らなーい」 「あんまりからんでくるとなァ・・・」 「何よ」 「快感になってきちゃうぞ。」 「エッ?」 「もっとイジメて。」 「いやーっっっ!」
2013.11.16
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