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Dは昨日が修了式でした。参加できそうかどうか聞いたら、みんなと並んで式に出る勇気はないという返事。担任の先生は、臨時でやってきた先生なので、学年が終わったらいなくなってしまうので最後だし、卒業式も見学できなかったので、一応私が付き添ってでも見学させようと思っていました。ところがみんみんが、またしても当日朝の発熱!朝起きたらいきなり8度9分でびっくり!実は、在校生として出席するはずだった卒業式のときも、みんみんの中耳炎勃発で私が付き添えずに欠席したのでした。急遽、朝Dを起こして事情を説明すると不安な様子。「見学させてくださいって頼んで、どこに立ってたらいいか、聞いてみたら?」「うーん」非常に不安気「どうしたらいいのか、わからない」「まずうわばきに履き替えて、教室へ行って、先生が来るのを待って、見学のことお願いしたら?」「うーん」まだまだ不安気「教室だったら、先生が来るまで絵を書いてたらいいんじゃない?待っているのつらい?」「いやぁ・・・」まだまだまだ不安気「・・・もしかして、先生に声かけるタイミングがわからない?」「(こっくりとうなずく)」「じゃ、まずうわばきに履き替えて、職員室へ行って、先生に見学のことお願いしてから、教室へ行ったら?」「わかった」これだけの会話をしたら、ちょっと明るい顔になって「帰りは友達と帰ってくるから!」と出て行きました。いつもながら不安ポイントが難しいのでした(苦笑)。学年末のお楽しみ会もあると聞いて、楽しみにしていたのですが、なんと体育館で全校生徒でやったそうで。。。「震源地やったんだよ」など、Dの口から報告が聞けるなんて、夢のようでした。先生に聞いたら、式は体育館の一番後ろ、壁際に立って聞いていたようです。お楽しみ会の間も「疲れたから見学していいですか」とちょこちょこ休んでいたらしく、先生も「そういう時は休むんだよー」なんて言ってくださったそうです(感涙)。そうやって自分のペースを保ちつつ参加できたことが楽しかった様子で、ほっとしました。しかも、持ち帰ったためしのない上履きまで持って帰って来ていたので感心していたら、学年末の大事な書類とあゆみの入った封筒をまるごと学校に落として来てました(笑)ナップザックに入りきらずに、作品やらなにやらと一緒に手にもって教室を出たらしいのですが、やはり修了式でエネルギーを使い果たしたのでしょう、靴箱のところに置き去りになっていたそうです・・・きっとナップザックに上履きを入れるとき、荷物をいったん床に置いたんでしょうね。そして、そのまま・・・映像が手に取るようにうかびます(笑)。事の次第は担任の先生から電話がきて判明しました。最後の最後に、がんばりとDらしさ、両方見てもらえてよかった(?)
2008年03月26日
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先日に引き続き、柳沢教授ネタでございます。 19巻の途中から24巻までは、それまでの読み切り形式ではなく、「昭和20年編」という長編になっています。玉音放送のシーンから始まるこの長編では、教授はまだ学生です。ひょんな偶然から、であった貝塚邸の人々。GHQに占領軍将校の住まいとして接収されようとしている貝塚邸を守るために、嘘からはじめた戦災孤児のための学校。これまた偶然から教授がその先生役となります。実に、さまざまなタイプの人間が登場します。「戦災孤児」とひとくくりに呼ぶその中の個々のきらめき、大人も子供もない、物理的な制限が厳しく、精神的な枠組みが混乱している状況での「生きる」という行為。そこに「先生」と呼ばれながらかかわる人間と「学ぶ」「教える」行為。途中から「研究者」である教授の実験とは対照的な手法を用いる「教師」倉田先生がこの学校に関わってきます。決定的に異なる手法を用いる柳沢とこの倉田先生とは、対極の立場を表すための登場ではなく、その描写も、表面的なもの・一般的な解釈ではないです。なにげない場面、やりとりの中に、「登場人物」としての立ち位置を超える「人格描写」がきちんとあらわれているところは、やはりすばらしいなあ、と思います。過酷な体験を潜り抜け生きている子ども達、貝塚邸の人たち、GHQのウィリアム・アレン中佐(実はこのアレンの出自と貝塚邸は非常に深い因縁があって、それこそがメインテーマになっているのですが)。さまざまな人間と関わりながら、教授は自分自身の外側にも、内側にも、さまざまな事を発見していきます。たとえば、教育に関する気づきの中のほんの一例ですが、「画一的な授業」の目的にも、気づきます。「教室」で行われる授業は、千差万別な子ども達が、それこそなにに興味を持つのか、いつその萌芽が芽生えるのはわからない子ども達が、その種子を宿す「きっかけ」づくりなのだ、ということ。このお話を読んでいると、本当にさまざまなエピソードがあって、できればここですべてそのまま引用したいくらいなんですが、それは犯罪になるので(笑)講談社さんが、この19巻からのお話を独立した本として出版してくれないかしら、と願っております。最後に、とてもキツくて素敵な貝塚婦人の一言を。「そうやって人のことをなめている間はね 実は自分のことはなーんにも見えちゃいないんですよ。だから人をなめたまま大きくなるとどうしようもないトンマに成長しちまうのさ」だからしつけは大切だそうです。・・・はい、すみません。この「昭和20年編」は、ほんとうにいろんなテーマが深く考察された一編です。とても私ではきちんと紹介できないため、氷山のはじっこのほんのひとつまみをご紹介しました。
2008年03月23日
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「好きな本」を通り越して「大切な本」になった 天才柳沢教授の生活 の最新刊が出ておりました。すでに26巻になっています。エピソード数にしたら150話を超えているので、読みかえすたびに「お気に入り」のお話が変わります。今の「お気に入り」は2話あります。『第16巻 133話 北極星をさがして』教授の孫まもる君をめぐるエピソードです。内容は書きませんが、くぅ~133話最後の教授の台詞を引用させてくださいっ!山下和美さま人間はかつてもっと豊かに人間というものを知っていたはずだ少しずつでもよい我々は人間に対する広さと自由さとを取り戻さねばならないそしてもうひとつの「お気に入り」は『第18巻 142話 夜と朝の間で』こちらも、まもる君をめぐるエピソードではあるんですが、子供の親として、社会人としてすべての子供に対する心構えをびしっと教授から言い渡されるお話。ひよってきたときに読み返す、即効エピソードです。ちょっと今子供の進級のことでいっぱいだったので、「お気に入り」がこういう2話ですが、夫婦ということ、年を取るということ、音楽と言葉、生と死・・・その時々でまた変わっていくと思います。長く長くおつきあい願いたいシリーズです。
2008年03月21日
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Dも4月から6年生。「おれ、個別だったら毎日学校へ行けるかもしれない。やっぱり個別に行きたい。」と本人が言い出したので、2年間通った通級指導教室をやめ、在籍校の個別級に通うことになりました。本当は個別級に通って週一で通級でソーシャルスキルトレーニングをしてもらいたいのですが、これはぜいたくってもんですね。通級のことは、行きたくなくなったのではないらしく、ぎりぎりまで悩んでいましたが、個別級での体験日を2日させてもらった時点で決心したようです。個別へ行きたい理由をたずねたら、こう言っていました。「人数が少ない」「馬鹿にする人がいない」「わけがわかる」「毎日学校へ行けるかもしれない」「個別なら体育も学校でできる」3年生のラスト1週間から完全な不登校。4年生の一年間は保健相談室で支援員の方とすごし、学校へは行ったり行けなかったり。でも不思議と宿泊体験や社会見学は参加できたりして。週1回は通級教室で活動。5年生では、図工、理科、家庭科は学校へ行くと決め、フリースペース、通級を週1回活動し、週3回二時間ずつの登校。宿泊体験も参加したり、調子のよいときは休み時間に友達と遊んだり、給食も教室で食べられるようになりました。でも授業にはあいかわらず「出てみようかな」という兆しすらみえませんでした。二次障害的な症状がなりをひそめてきて、あらためて再認識させられたのが、彼の自閉傾向の強さです。あまりコミュニケーション不全感を人に与えない彼ですが、「こだわり」「状況把握における視野の狭さ、誤解の多さ」「短期記憶の不具合」・・・まだまだ、枚挙にいとまがありません(すべて「子供だから」では納まらない、集団の中でハードルが生じるレベルであります)。どう考えても、一斉授業向きではないですね(^^;今こうやって整理してみて、旦那は「はじめから個別にしてやればよかったなあ」と言いますが、親がこうやって整理できるようになったり、本人が本人なりに選択することができるようになったのは、この2年間の通級教室での経験のおかげだと私は思っています。「個別級へ通う」という日常は、これまでの彼の生活ペースからしたらかなりチャレンジ度高いので、親としてはかなり迷いました。が、本人のモチベーションがかなり高いので、このチャレンジを応援したいと思います。波もあるし、「こんなはずじゃなかった」と本人がくじける場面もあるかとは思いますが、1年間やりとおせば、少なからず達成感も出るだろうし、まあ、ここまでのんびりやってきたので、またあせらずやってみたいと思います。それにしても、ふと気付いたら、彼の経験値って名前だけ並べたらすごい。・普通級・不登校・保健室登校・保健相談室登校・通級指導教室・フリースペース・個別級こんなにいろいろ経験した彼は、いろいろ得ているにちがいないと思われます。表面的に応用が難しくても、ぜったい内部に蓄積しているはず。親として、これからの彼とのつきあいに、少し楽しみが増えた感じがします。↓夕陽の校庭。通級教室の帰りに。D撮影。
2008年03月19日
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ルールって、守れないときもあるよねえ、っていう本です。みんみんに、と思って買ってきた絵本なんですが、Dにとってもおもしろかったようで、二人して聞いていました。子供の周りに、「ルールはきちんと守りましょう」という情報は7、8割くらい?その中で、こういう風に、きちんと目に見える形で「守れないときもあるよね」という肯定的な情報が存在するのは、とても貴重な気がします。自分が守れなかった場面や友達が守れていない場面に出会ったときに、この本が、たくさんの判断基準の中のひとつにあるだけで、ちょっと違うかもって。
2008年03月10日
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