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船坂圭之介氏の渾身の第一歌集である。発行所は、(株)美研インターナショナル、発売元は(株)星雲社(03-3947-1021)同氏は、岐阜県生まれ、岐阜医科大学助教授を経て、NTT松山病院眼科部長を歴任。旧制中学より短歌を初めて、歌歴70年。私には、発想できない自由で、優美な歌の数々で彩られている。。* 立つ影へ夜ごと日ごとの身のめぐり思へばかなしき風韻の峪* かなしみをあまた残してゆく人のために今宵は薔薇を刻みぬ* おやすみとつい声掛けて亡き妻の居ぬ空間を見詰むしばらく* その背(せな)に思ひの在らぬ幼年をふりかへりつつされど恋ふ母* 炎(ひ)のごとき故郷(さと)への思ひ夕雲に彩(いろ)を重ねてしたたかに夏* 思慕の窓叩く黄ビタキふるさとの山はつつがもなき春であれこの本の大きな特徴は、ご覧のように本文の各ページに表紙ど同様な装丁がされていることである。絵本感覚で気軽に「読める」を狙っていると思われるが、歌の内容は、きわめて重い。
September 28, 2008
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いままで暑かったのと、ちょっと忙しいことがあって出来なかった湖畔のウォーキングを再開しました。ウォーキングと言っても、2キロ行って2キロ戻る、合計4キロ程度、笑われてしまいそうです。しかも週3回程度、ウォーキングともなんとも、単なる散歩ですね。季節の変化を見るのが楽しみです。まだ、ムクゲが咲いていました。
September 24, 2008
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千葉県船橋市在住の伊藤和子さんの第三歌集「海鳴り」をいただきました。幼少時代を九十九里で過ごした伊藤さんの歌には、御地出身の伊藤左千夫のような雄大な調べが息づいています。また、万葉集をこよなく愛したロマンの調べもあり、歌集全体に落ち着いた雰囲気を与えています。* 九十九里八重の潮路もゆるやかに太東岬は霞たなびく* 過ぎゆけば憂きことなべて朧なり杳(くら)きかの日の風も幻* わが杞憂裡にたたみて古里の蒼深き海をしきりに恋ふる巻末にある思い出の記の中には、高村光太郎の妻、智恵子の九十九里浜での療養の様子を伊藤さんが、身近に見て書いており、大変興味深いものがあります。「智恵子さんは、松林の小径を散歩したり砂丘や波打ち際で貝殻を拾い集めたりして自在に遊んでいた。土曜日になると光太郎が見舞いにきていた。砂丘に腰をおろして、磯で遊んでいる智恵子さんをただ黙って見つめていた。」
September 16, 2008
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先日、神奈川県の民家の庭先で「シロバナチョウセンアサガオ」を見ました。この花、もとは野草の帰化植物のようですが、大きな漏斗状の白い花は観賞用としても十分です。そばに同じナス科のエンゼルトランペットが咲いていましたが、私の住む信州では、もう咲き終わりという感じです。どうも秋の花は寒い信州の方が先に咲くのでしょうか。
September 1, 2008
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