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あけましておめでとうございます
みなさん無事新年をお迎えになりましたか?
2代目は10時ごろ起きたので初日の出は見れなかったなあ 現在(14:15)は雲が多くて時折陽が差す感じだから日の出が見れたのかどうかは分からないけどね
今年も頑張って続けていきたいとおもってるから気が向いたときは覗きに来てね お待ちしてます
さて新年 報知新聞社の企画で早々藤川球児監督と掛布雅之OB会長の対談が記事になっていますね 今年のタイガースのプランが見えてくる感じがするので かなりのボリュームだけど記録として残しておきます

阪神・藤川球児監督と掛布雅之OB会長=スポーツ報知評論家=が新春スペシャル対談を行った。ともに就任1年目となる投打のレジェンドが打倒巨人へ、強力タッグを結成。FA宣言の末に残留した大山らの気になる打順に投手陣の構想や期待の若手、捕手の起用プランなどたっぷりと語り合った。(取材・構成=島尾浩一郎、小松真也)
掛布OB会長(以下、掛)、球児監督(以下、球)「(互いに)あけましておめでとうございます!」
掛「早速ですが、ネット裏からの野球との違いはどうですか」
球「実際に中に入ってみると、わからない部分もありました」
掛「昨年までは岡田前監督がすべて決断していた。すでに、コーチ陣とはかなりコミュニケーションが取れているように映りますが、藤川監督としてはコーチの意見を聞きながら決めていく」
掛「なるほど。『私はこうします』という責任を持つ必要がある、と」
球「それと秋季キャンプで紅白戦をする時に、藤本総合コーチをはじめ、たくさんのコーチが打順を組むにあたって『この選手とこの選手を競わせたい』という表現をしたんです。投手はポジションも多いですから競争があまりない。だから、『競わせたい』という考えが最初、私にはわからなかった」
掛「僕もめちゃくちゃ佐野(仙好)さんを意識していました。負けられない、と」
球「 “ 戦人 ” なんですよね、野手は特に。自分が倒さなきゃ、打たなきゃという思いがある。時代が変われども、すごく競争意識があるんだとわかって、競争はいらないんじゃなくて、やってくれと。そこは初めて考えさせられましたね」
掛「阪神の戦力は投打のバランスを考えれば、優勝争いの第一候補。勝たなきゃいけないチームの指揮を執るプレッシャーは」
球「いや、感じないです。感じないですね」
掛「それだけ戦力があるという自信ですか」
球「もちろんです。采配をふるう時に困らない選手たちがいることがまず一つ。それから、野球を様変わりさせないように、岡田前監督と一緒にやっていたコーチたちに前に出てもらってやることが大前提です」
掛「90周年という記念すべきシーズンに勝たないといけない。勝ちにいきながらチームを育てる。仕上げられれば、セ・リーグ5球団と戦える」
球「全然大丈夫です。そうでなければ、私のリーダーシップ、私の監督力が足りないということです」
掛「昨年、リーグ優勝した巨人に対する意識は」
球「ありますね。岡田前監督もそうでしたでしょうし、シーズン佳境にすごく緻密に争う、目に見えない争いがあると考えています」
掛「確かに我々に見えない戦いがあるでしょうね」
球「ここで一つ勝てば、という試合が出てくると思うんですが、その時に私がいかに阿部監督に押されずに押せるか。昨季も最後にデッドヒートがあったわけですから。そこまでもつれたくないんですが、プロ野球の歴史は物語っています」
掛「そう考えると、大山の残留は大きかった」
球「毎日、眠れなかったですね。まるで自分の子供が、しかも4番を打っていた選手がどこかにもらわれるかもしれない、というような親の気持ちになりました。大山悠輔という “ 子供 ” に、真剣に向き合いましたね」
掛「クリーンアップを打つ可能性がある選手は佐藤輝、森下、大山。今の段階でオーダーは見えていますか」
球「やはり、1番が近本、2番は中野ですね。2人が出塁、もしくは必ず1人は出塁して3、4、5番に回すことが理想です」
掛「僕が一番気にしている打者は佐藤輝です。佐藤3番説をすごく願っている」
球「同じです」
掛「あっ、そうですか!? 彼の野球のリズムを考えた時に4、5番なら一回ベンチに腰を下ろして1、2番の状況を考えることになりますが、3番だと腰を下ろす暇もなく、すっといく。たった一つの打順の違いが大きい。佐藤自身に、野球を考えさせる間を与えずに打席に立たせた方がプラスになると思う」
球「僕は投手目線で見た時に5番に佐藤、4番に大山だとボールゾーンで勝負をしたくなる。球威があってボールゾーンで攻めることができる投手を出されると、佐藤の後ろがよほど強くないと三振が増えるわけです。だから、後ろに2人置いて、3番・佐藤で勝負させたい」
掛「いいですねえ~。1番から左打者が3枚並ぶことになっても怖くないでしょ。かえって脅威だと思う」
球「根拠がありますから。近本も佐藤も左投手の方が相性がいい。確かに佐藤は左相手に本塁打は減るんですけど、3番の仕事としては一、二塁間など野手の間を抜く打撃ができるし、ゲッツーが少ない( ※ 1)。大山には一番最後にいてほしい」
掛「大山は5番でしょ」
球「おっしゃる通りです。森下は成長を止めたくないので4番を託したい。そして、5番の大山で待ち構えたい」
掛「大山も自分が4番を打っている時に『僕は5番の福留さんに守られました』と言っていた。自分が佐藤、森下を助けてあげなければいけない存在なんだと当然、分かる選手ですから」
球「お兄ちゃんですよね」
掛「そう、お兄ちゃんが助けてあげる流れを作りたい。昨年のソフトバンクの近藤と一緒ですよ。4番の山川がホームラン王を取れたのは、5番に近藤がいたから。大山は喜んで、任せてくださいとなるはず」
球「その上で大山には打点王とMVPを取ってほしいんです。出塁率が高いので、必ず取れると思います」
掛「それに佐藤に上位を打たせることで、そのリズムが佐藤の守るリズムも変えると思うんです(昨季両リーグ最多23失策)」
球「のんびりしなくなる」
掛「本当に佐藤の野球が変わると思うんです。3番、もしくは2番といった上位を任せることで、守備も佐藤らしいプレーができるようになるんじゃないかと」
球「相手が最も嫌がる並びにできたら」
掛「さらに、5番の大山の後ろには前川がいる」
球「はい、前川には6番を。そうすることで一気に打線が分厚く、長くなれば。新外国人や井上らもいますし、オーダーは現段階での青写真ですけどね」
掛「打線は4点、5点取りたいという感じですね」
球「それで実際は1点、2点なのでしょうけど。相手に “
におわせたい ”
です」
掛「素晴らしい。開幕オーダーが決まりました(笑)」「それでは、秋季キャンプに参加した若手メンバーの中に、私たちが気になるような真新しい選手はいましたか」
球「いましたね。打者で言うと、まずは豊田( ※ 1)。昨年1軍で使われていましたけど、2軍でも3割近く打って、小谷野、上本両打撃コーチがアプローチの仕方がすごくいい、と」
掛「形がいいんだ」
球「構想の一つとしては、大事な場面での代打枠。実績はまだありませんが、一球にかける思いが強い。若手では一番年齢が上の方(27歳)になるので必死にやろうとしているところも考えれば、彼の打撃は1軍のどこかに置いておきたいな、と。ほかにもたくさんいますけど」
掛「監督が迷うぐらい秋季キャンプで手応えを感じた選手がいるということは、1年間戦う野手のスタミナもあるということ。レギュラー陣に関して143試合、すべてのゲームに出させるこだわりはありますか」
球「正直、フルというのは現代の野球では向かないと思っています」
掛「でしょ。選手のいい状態を長く続けるためには、休みを与えた方がいい」
球「野手の担当コーチもシーズン途中で体力がかなり落ちてくる、と。それでも、春から5月、6月ぐらいまではしっかり、チームづくりのために出していいとは思っています」
掛「専門分野の投手陣はどうでしょう」
球「一番後ろから計算して、今は実績のある岩崎が9回。その前には石井、桐敷、ゲラ、岡留に島本もいます。現役ドラフトで獲得した畠やドラフト1位の伊原、新外国人も。いかに僅差を制することができるか、という意味では3連投をさせられませんし、6回の途中から継投を考えなければいけない日も出てきます」
掛「桐敷にしても、そこまで登板数(昨季リーグトップ70登板)が増えずに、いい形で1年間乗り越えさせたい気持ちはあるんですか」
球「物足りないと思うと今度は調整が難しくなるんです。投げたいのに … というのは避けたい。そういう部分では、先発投手の球数管理が非常に大事です。才木が昨シーズン、7月中旬に130球を超す完投をして8月以降はボールの精度に影響が出て、少し数字が落ちていました( ※ 2)。甲子園はやはり暑いので、その時期には完投ではなく、もう任せられるリリーフ陣の形をつくっておきたいですね」
掛「先発の顔ぶれに新しい候補はいますか」
球「なかなか現実主義でして。現有戦力でぎりぎり優勝できなかっただけであって、まくるにも少し時間が足りなかったという印象がありますので。だから、新戦力を無理には … 」
掛「今の先発陣は指が折れますものね」
球「門別という投手はいますが、まだまだ若い」
掛「そこに期待してはおかしい。実績ある先発メンバーがいるわけですから」
球「その通りです」
掛「ここ2年、岡田前監督も相当無理してリリーフ陣を使っていた。監督も実体験から、疲労が翌年に残ることはないんですか」
球「あると思います」
掛「やっぱり」
球「春先は特にエンジンのかかりが悪くなります」
掛「自身の経験をいろいろ話しながら、ちょっと遅れてもいいよ、というような考えでいくわけですか」
球「昨シーズンも石井が少し遅れたんです。彼が(球団本部付)SA(スペシャル・アシスタント)をやっていた私のところに来て、『ボールがいかないんですけど』と。『大丈夫。エンジンのかかりが遅いぐらいの方が終わったときにいいから』と伝えました」
掛「監督も夏場ぐらいから上がっていったタイプ」
球「実際に私は、1か月半か2か月間しかエンジンの5速、6速には入っていなかったんです。才木も昨春のキャンプで一番最初に『ボールがいかない』と、相談に来ました。『大丈夫やって、浩人。それでいいんだ』と言いましたけど、結局、最後まで投げ抜きましたから。才木、石井は速球派です。それで言うと、今シーズンは桐敷がそこに当たるかもしれません。ただ、僕は分かっているので、その分ではバックアップを強めに」
掛「そうか。そういうのもあるんですね」
球「いいところを厚めに。これはずっとタイガースのストロングポイントです。良かったところにバックアップの投手を入れておくと、相乗効果で層が厚くなるんです」
掛「やはり、守りの要は捕手。坂本、梅野あたりを併用するという考えですか」
球「坂本と梅野はもちろんですが、栄枝と中川。中川という捕手にも経験を積ませたい(※1)。打撃が素晴らしいんです。1年のうち、たとえば20試合でも30試合でも1軍のベンチに入れたい。入れないと育たないです」
掛「分かりますね。あの緊張感の中で出なくてもね」
球「いつ出るか分からない、控えから始まるというのもすごく重要です。梅野は盗塁阻止率も含めて、スローイングはやっぱり一番いい。他の追随を許さないという姿も見たいです」
掛「ブロッキングもいい。ベテランの域に入ってきているけど、だからこそ競わせることも大切」
球「梅野の場合はキャンプの段階から急がなくていいと思っていて。私は梅野と現役時代から一番長くいるので、彼の良さを知っています。彼は彼らしく輝くものをいつも通り見せてくれれば」
(続けて)
球「ただ、私が20年に現役を引退して4年間、チームから離れている間に日本一になったシーズンは梅野が故障離脱している間に坂本がマスクをかぶって非常に勝利を収めました(※2)。ということは坂本という捕手はかめばかむほど味が出る。3連戦で3試合出ると、どんどんカラーが出てくる捕手なのかもしれない」
掛「僕は監督が話されたように、3連戦を一人の捕手に任せた方が3連戦のリードがあると思います。今後のために、負け試合でわざと打たせてみるとか。3連戦の組み立てを大切にしていきたいということですか」
球「ジャイアンツの阿部監督はご自身が捕手で、さらに捕手出身の村田総合コーチ、実松バッテリーコーチもいる。そこのポジション(捕手の選手)が入れ替わっても自分の野球ができる。それは経験があるポジションの強みだと思うんですよ。私は投げる側として、いつも同じ捕手が良かったというのもあるんですけど、外から見たら掛布さんのおっしゃる通り、『ここに、こんだけ来るのかよ』という配球の回収もしないといけない」
掛「現役時代の谷繁捕手に『お前、シーズン中の配球の入り方が変わったよな』と聞いたら『分かりましたか。3連戦を考えて入り方を変えました』と、ぽろっと言ったことがありました」
球「それで捕まりだしたら、捕手をコロッと代えて、打者がアレッとなる。データ野球ですごく配球の色が出るので、投手の見え方まで変わる。いいものは継続しながらですけど、新しいものに挑戦もしなきゃいけない。その点で、坂本は重要な扇の要と考えています」
掛「それは分かります。守る野球の中で、坂本の名前は挙がってきますよね」
球「あとは二塁の中野。巨人の吉川君に走攻守で勝ってほしい」
掛「いろいろお話を聞くと、監督の頭の中には1年間を戦うイメージはできあがっていますね」
球「戦ったことはありませんが、そこまでが僕の担当だと思っています」
掛「最後に決断ですね。ゲームの中で一番、見えない難しいところ。頑張ってください。応援しています」
球「ありがとうございます。常勝タイガースになるために、OB会長にはキャンプにも来ていただいて、選手たちにいろいろアドバイスもお願いいたします」
掛「僕で良ければ。大丈夫です。勝ちます!」

掛布さんがOB会長に就任したことでタイガースはまた一つの節目を迎えたようにおもう 岡田さんも監督を降りたわけだし 時代は次のレジェンドを求めているんじゃないかな
それがテル君なのか才木君なのか はたまた門別君や前川君なのか 今年はこれからの10年を担っていく選手たちを見極めていく1年になりそうね

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