(ピンクレディの「透明人間」って歌知ってます??(^^ゞ)
ところがですね・・・!
たとえば、銀河の中心にはブラックホールがある、と言われますが、
巨大な質量をもつものが、どんどん圧縮されて、ものすごい密度になると
重力の速度が光速を超えてしまうんですね。
それがブラックホールの正体で、
銀河の様な巨大な質量をもつ構造を中心で支えているわけですから、
銀河の中心には、超巨大なブラックホールがあると考えられているわけですね。
実は、そこまで巨大な重力をもたない構造体でも、ブラックホールを作ることは知られていて
それは太陽よりはるかに大きな巨星が超新星爆発を起こした後に
中心に残る、超高密度な構造、これがブラックホールになると言われています。
(太陽程度の質量では、高密度にはなるものの、白色矮星どまりですね)
そういう、超新星爆発の後に形成されるブラックホールは、
恒星ブラックホールと呼ばれていて、
もっとも有名なのは、はくちょう座X-1という天体です。
ブラックホールに吸い込まれるガスなどが、どんどん加速されて吸い込まれていくわけですが
その速度が光速を超えたとき
(ブラックホールの重力が光速以上となっている境界線・シュヴァルツシルト面を超えるとき)
に強力なX線を放射するため、
このX線を観測することで、そこにブラックホールがある、とわかるんだそうです。
ところで、この恒星ブラックホールは、
もう一つの星と連星を形成していることもあって、その連星の光を見ることによっても
位置が分かることがあります。
連星からは、ブラックホールに向けて、ガスが流出して(ブラックホールに吸い込まれて)いて
そのガスが、ブラックホールの周りに円盤状に漂う、降着円盤を作っています。
この降着円盤は、高温高圧で光を放ち、
この降着円盤からのX線や可視光線で、そこにブラックホールがある、とわかるんですね。
実はその代表格が、はくちょう座V404、です。
このブラックホールは、太陽にもっとも近いブラックホール、とも言われます。
実は1989年にアウトバースト(急激な増光)を起こし、
この時の研究によって、恒星ブラックホールであることが明らかとなり、
ブラックホールと恒星の連星系であることが分かりました。
今回このブラックホール連星系が26年ぶりに増光した、というのです。
2015.06/15にX線観測衛星が、V404CygのX線強度が増強していることを観測し、
その後、可視光線でも増光が確認されました。
実は、6/15には私ははくちょう座を撮影していたのですが、
知人からその情報をもらって、自分の写真をひっくり返したのですが
残念ながら、その写真には写っていませんでした。
最も明るくなった時は12等級まで明るくなったそうですが、
そのころはこちらは連日真っ曇り・・・
昨夜ようやくはくちょう座が見えましたが、
昨夜の時点で、もう16等級まで暗くなっていたようです。
恒星ブラックホール はくちょう座V404 のアウトバースト だったそうです(^^ゞ
posted by (C)ホシミスト_3013
Celestron Edge HD800(D203f2032)
Canon EOS Kiss X4(Ir) ISO3200 20秒×80コマ
Takahashi EM100 モーターまかせっきり(ノータッチ)
2015.06/28 21:27JST(+0900) 自宅庭より
DSS(L80 D60 F40 DF40 B80) StandardMode AverageStack Sat15%
Adobe PSE(ガイドのずれによる黒化部分をトリミング)
NeatImage
ブラックホールに引っ張られたものの光は、光速近くまで加速されているので
外に向かう光は、赤くなる(赤方偏移を起こす)のだそうで、
アウトバーストは、それで赤く見えるんですね~~
ちなみに、12等級というと、黄色い線で示したV404のひだり斜め下のやや明るい星
よりも明るくなっていたことになるんだそうです。
上の写真のブラックホール部分をトリミングしてみました。
V404Cygの増光
posted by (C)ホシミスト_3013
情報を下さった愛媛のFさん、ありがとうございました。
最初はV404Cygがどこにあるのかさえ分からず、相当いろいろ調べました。
50mmで撮影した写真を、ひっくり返して、顕微鏡で見るほど拡大して(^^ゞ
位置に関して、いろいろ情報を下さった、東京のUさん、ありがとうございました!
そして撮影方法や何やかにやをアドバイス下さい、背中を押してくださった
大阪のWさん、ありがとうございます!
最後に、楽しみに待っていて下さった、地元の星仲間のYさん、ありがとうございます!
というか、Yさんも、3時間ほどの差で、撮影に成功されていましたね~~♪
いずれにしても、こんな稀な天体現象、しかもこんな暗いものを
撮影できたのは、皆さんのおかげでした!
ありがとうございました~~!
ちなみに、上の文章は、今回の一件でいくつかの記事を読んで仕入れたばかりの
生半可な知識ですので、あしからず~~(^^ゞ
たなばたのお手柄にゃん 2026年07月08日
まだまだ近い 2023年03月04日
写ってた 2023年03月03日
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