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カテゴリ: ナチュラルライフ
先日

柚子の実を絞った果汁で作るのは、ホット柚子ティーだけではありません。


風邪気味のときなどは、本葛粉と柚子の絞り汁で柚子の葛湯も作ります。


ところで葛湯を飲みたい場合、葛湯として売られている市販品を使う手もあります。
しかし実は、葛湯の素として売られている商品のほとんどは、本葛粉のみではなく、澱粉(馬鈴薯粉、片栗粉など)が含まれています。

配合割合までは書いていないけれど、多く含まれる順に書いてあるとすると、本葛粉よりも澱粉のほうが多いものもあるかもしれません。
(プラス砂糖と、味つきの場合は小豆、抹茶、柚子などが含まれています。)

よって、市販の葛湯を買う場合には、必ず原材料をチェックして、澱粉を含まず葛粉のみのものを買うようにしています。

こうして吟味するとほとんどの商品ははじかれてしまうのですが・・・。


まぁ澱粉でもわからないと言えばわからないのかもしれませんが・・・・、本物の味や触感を覚えておきたいのと、葛のほうが当然さまざまな薬効が高いこと、そしてなんとなく「騙されてる」感が厭で、私は本葛粉のみの商品にこだわっています。

↓私のお薦めはコレ!
葛湯
銀座三越諸国銘菓売り場でバラ売りしています。
一包100円くらいと、本葛粉のみと品質が良いのに、お安い!
プレーン、抹茶、小豆の3種だったかな?


*参考*本葛粉のみ使用の葛湯
寒~い時にはやっぱこれだネ♪体温まる葛湯(柚子くず湯)吉野本葛使用! 吉野本葛 くずゆ 《吉野葛》吉野拾遺 松屋本店の葛湯  宇治抹茶くず湯 6個入り宇治のお茶屋作挽きたて抹茶をたっぷり使った濃厚抹茶味です。


(ちなみにお鍋等に入れる葛切りなどにしても、一般的なものは乾燥のものも生鮮食品のものも、ほとんどが澱粉などを含んでます。)




本葛粉をお菓子材料として買う場合などはやや高いなと思うかもしれませんが、これで葛湯が何杯もできると思えば、市販の葛湯の素を買ったり、市販の飲み物を買ったり、喫茶店でお茶を飲んだり、葛根湯を買ったりする値段を考えると、実はお安いような気がします。


100%の本葛粉は、「吉野葛」が有名ですよね。
でも産地は吉野には限らず、葛が取れる山、つまり全国至る所にあるみたいです。。

以前、北関東方面の温泉に行った姉が、お土産にとてもお安い本葛粉を買ってきてくれたことがありました。

お店で買うなら自然食品店にも探せばありますし(銀座松屋B2の自然食品売り場など)、またデパートの京都展などに出店している、葛を使った和菓子屋さんなどでもお目にかかります。

「松屋本店」の「吉野葛」 200g700円。

 *ちなみに、「 吉野懐古 」という葛と和三盆のお干菓子も、美しい見た目と品のよいお味のわりにお手頃な値段で、オススメです。)


これまた言わずもがなですが、葛の根というのはズバリ「葛根湯」のように、漢方の薬でもあるのです。

風邪気味のときには、とくに葛湯を作るようにしています。


*↓葛湯の作り方
吉野葛・粉末 100g 本葛(ほんくず) 60g・・・山野に自生する葛(くず)の根から採取した最も良質のでんぷん オーサワの本葛(微粉末)100g ムソー 吉野くず140g がんばる家族 山くず粉 300g 筑前秋月 本葛 吉野本葛 100g 本葛粉 150g 特選 吉野葛 吉野本葛  100g


コップにはちみつと、柚子の実半分を搾った柚子の果汁を入れておき、
お鍋で葛湯を煉ります。

氷砂糖のような固まりの本葛粉も、少量の水にいれてかき混ぜるとさっと溶けてくれます。
これをお鍋の水に加えて、加熱し、ずーっとかきまぜ続けます。

すると白濁していた液体が、しだいに透明になってきて、すこしとろみがついてきます。
底のほうだけ固まってしまわないよう、弱火にしてそのまましばらくこまめにかき混ぜ続けます。

なんとなく、このくらいでいいか、というとろみ加減でカップに注いで、ほかほか葛湯を頂きまぁす☆


葛湯って、びっくりするほど体が温まるのです!!

さっきまでゾクゾクしていた体が、飲んでいるとあたたまってきて、うっすらと汗ばんでくるぐらい。

通常、お茶ってすぐに冷めてしまい、ミルクが入った飲み物のほうが保温率がよいように思いますが、葛湯の保温効果・体あっため効果は驚くべきものがあります。


「風邪をひいたら葛根湯」もいいけれど、葛湯だって半分薬でもあるんるだもんね、と思いながら、何度も作っては飲み、体を温めています。
これぞ医食同源!

昔からの日本の生活の知恵、日本の自然のめぐみの本葛を、もっと暮らしに生かしていきたいものです。

なにより、こんなにおいしくて、あったまって、おまけに体によいのですから・・・!






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Last updated  2005/12/23 09:27:29 PM コメント(6) | コメントを書く


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