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【下野のキリシタン】
これは下野国のとある城跡に建てられているお寺の墓地にありました。「皈眞 逆修 皈眞」と上部に彫られています。柏書房の『異体字解読字典』ではこの「皈」は「帰」の同字として分類されています。「逆修」はキリシタンを表していると、とあるところで仏僧がお話しされていたと教えて下さった方がいらっしゃいました。
この写真と撮ったのは、2012年2月6日に東京分室から会津へ帰る途中で、この城跡を訪ねた時に撮った写真です。左端の戒名の二文字目は「圓」の略字です。本来、戒名には略字は用いません。しかし、こうした略字は、会津でも時々見かけます。「門」が略字になっている墓石もあります。関心のある方は、是非、お住いの近くにあるお寺の墓地を巡ってみて下さい。
東京だと、山手線の内側にあるお寺の墓地にもそうした略字が彫られていたり、異体字が彫られている墓石を見付けることが出来ますが、戒名が付けられているということは転切支丹類族の戒名であろうと思われます。また、会津のとあるお寺の墓地に残っている古い墓石のほとんどには、異体字や本来戒名には用いない文字が彫られている墓石が数多く残っています。
以前から気になっている下総多胡へ、近いうちに出掛けてこようと思っています。「樹林寺」という臨済宗のお寺が気になっているからです。臨済宗のお寺なのですが、観音菩薩が祀られているお堂があるようですし、保科正直はこの樹林寺の「夕顔観音」を模した像を伊那高遠に持ってきて、樹林寺というお寺を高遠城の近くに建てています。