2004年06月16日
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ヤバいくらいに、良い試合だった。
見ていて、鳥肌が立った。

日本戦の場合は、やはりナショナリズムや過剰な思い入れが付加されるので、見てて熱狂するのには道理があるのだが、よそ様の試合を見て、これだけゾクゾクするのは一体なんなのだろう?

もちろんオランダとドイツは、お互いサッカーに限らず様々な歴史的背景を背負っているので、見る側がそれらの要素を勝手にフェイドバックしながら感情移入している部分もある。ドイツの白いユニフォームと、以前よりやや薄めのオレンジになったオランダのユニフォームが、ベッケンバウアーとクライフという両雄に率いられた70年代後半のチームを彷彿させたことも、確かだ。だがそれを抜きにしても、この試合は素晴らしかった。
結局のところ、あれだけダイナミックでスペクタクルに富んだ試合ができるのは、ロングキックの精度と速度、そしてシュートレンジの広さに起因しているように思う。
ペナルティーエリアのはるか後方でも、良い形で選手にボールが渡れば、シュート(得点)の期待が高まるし、観客もそれがわかっているので一斉に歓声を上げる。
中盤でボールをキープしている状況下でも、その根底に得点/失点の可能性が常に対流しているため、見ていて弛緩するようなことがない。
わたしはBBCのラジオで音声を聞いていたのだが、アナウンサーはしきりに「fantastic game!」を連発していた。
試合のグレードがまださほど高くないので、歴史に残る大勝負という訳にはいかないだろうが、純粋なエンターテイメントという意味では近年まれに見る好ゲームだったように思う。





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最終更新日  2004年06月16日 13時50分53秒
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