2004年06月18日
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クロアチアという国には、どうも過剰に感情移入を
してしまいます。
人口、わずか450万人。千葉県民より少ない民を有する
この東欧の小国は、これまで、あまたの優秀なアスリートを
世界へと排出してきました。
テニスのイワニセビッチ、ルチッチ(最近イマイチだけど)、
スキーのコステリッチ、NBAでブルズの黄金メンバーの一員
だったクーコッチ……そうそう、日本でおなじみの格闘家、
ミルコ・クロコップも忘れてはいけませんね。

なったサッカーの98年ワールドカップでいきなり3位という
成績をも収めています。
“民族浄化”に代表される、民族紛争の悲劇の影を見る側が
勝手に投影してしまうせいもあるでしょうが、彼ら
クロアチア人選手たちの相貌には、怒りに似た激情と
それを押さえ込む諦念、そして母国を代表することへの
矜持が刻まれているように思えてしまいます。

今日のクロアチアvsフランス戦も、見ているうちに、
いつのまにやらクロアチアに肩入れしている自分に気がつきました。
アンリとジダンという、それぞれのポジションで現時点での
最優秀選手を兼ね備えたチームが予選リーグで姿を消すことなど、

試合は、一進一退の攻防の末、2-2で終了。
両チームの決勝T進出を望むわたしとしては、最高の結果
だったかもしれません。
それにしても、これだけお互いのサッカースタイルや持てる
力を正面からぶつけ合い、そして見る者の心を打った試合が、

近いことを意味する――ことに不条理さを感じてしまったのは
わたしだけでしょうか? 確かにわたしも、引き分けより
白黒はっきり片がつく試合を好みますが、世の中には、
真に“星を分ける”に値するドローも存在するのだと、
今日の試合を見て学びました。





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最終更新日  2004年06月18日 15時02分50秒
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