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私が今まで子供たちにピアノを教えてきている中で、特に面白くてたまらないと思う時期があります。小学校の5~6年生から高校生くらいにかけて、すごく面白いなあ、と思います。その頃から、子供たちの顔つきに変化が訪れて、口数が減ったり、今までと違った世界を認識し始めたような、見方が変わったような、そんな印象を受けます。そして、それが音楽にも現れ始めます。バイエルのようなとてもシンプルな曲を弾いていても、以前のようではないのです。感情と音のつながりが現れてくるような気がします。自分の中から、どんどんいろいろな感情が現れてきて、それに気がつきながら成長し、無意識のうちに音に変化が現れる…。なんて素敵な時期なのでしょう。ある時、中学校の先生をしていた友人たちがこんな話をしてくれました。「ピアノでも、バレエでも、中学生になってもひとつの趣味をずっと続けている子って、他の子達と全然違って見えるのよ。筋が通って見えると言うか…。」複雑な感情が芽生えてくる中で、表現をすることって、常に自分の内側と向き合っていることになるのでしょうね。私はピアノを教えていて、ずっと「ピアノを通して何を教えるのだろうか?」と考え続けていました。音大進学でもなく、コンクールでもなく、もっとその人にとって重要なこと。そして、アレクサンダー・テクニークを学んだことは、ヒントをたくさんくれました。自分が出来ること、それは一生かかっても答えはわからないかもしれませんが、今やりたいことを大切にしてゆきたいです。
2009年05月31日
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アレクサンダー・テクニークを勉強し始めて、自分のためだけに勉強をしてきたつもりだったのに、いつの間にか人に伝えることを学び始め、とうとう学校外の人達に教える機会を得ました。一人に対して10回のレッスンを、5人。いろいろな職業の方が協力してくださいました。ご協力くださったのは、アロマセラピスト、フラメンコギタリスト、保健師、ピアニスト、心理療法士の皆さんでした。アレクサンダー・テクニークをご紹介することは、私にとってとても素敵なことでした。どの方も、本当に真剣にご自分のテーマを探しながら、まわりを大切にしながら生きてきたこと、生きていることが感じられます。私の接していたのは、ご自分の人生を真剣に生きてきた、その方自身でした。今の状態がどうであろうと、環境がどうであろうと、どのような経験をしてきたのであろうと、自分自身の習慣と向き合っている姿は、とても素敵なことでした。そして、私はもっと「人」が好きになります。「人」の本質って「性善説」が本当だろうなって、思います。素敵な経験を頂いて、感謝しています。これからも精進していきたいな、って思っています。ありがとうございました。
2009年05月23日
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