管理栄養士ゆきなべのブログ

🥕人参の葉で香ばしオイルふりかけ

忙しい毎日に“ひとさじ”で栄養プラス

秋冬になると「肌が乾燥しやすい」「夕方に疲れがどっと来る…」と感じる方が増えてきます。仕事や家事、育児でほっとひと息つく間もない30〜50代の女性にとって、食事のちょっとした工夫が体の調子を支えてくれる大事なポイントになります。

そんな季節にぜひ活用してほしい食材が 人参の葉🌿。

普段は使われないことも多い部分ですが、実は β-カロテンが豊富 で、秋冬の体をサポートしてくれる優秀な野菜です。香りが爽やかで油との相性も良く、料理に加えると風味がぐっと広がります。

今日は、管理栄養士ゆきなべとして、人参の葉の魅力と旬の理由、選び方、簡単な活用レシピまでまとめてお届けします🥕✨

人参の葉が“今”おすすめの理由

11月〜初冬にかけては、人参の葉がもっとも新鮮で香りが良い時期。日中と夜の寒暖差が大きくなることで、根に甘みが増し、葉もみずみずしく育ちます。

葉付きで売られている人参はこの時期がいちばん手に入りやすく、料理に使うのにぴったりな季節です。

新鮮な人参の葉の選び方

買うときは、次のポイントを見ると安心です✨

・濃い緑色で鮮やか

・葉先までシャキッとしている

・しなしなの部分がない

・根元に黒ずみや変色がない

葉は鮮度が落ちやすいため、買ったら早めに使うのが美味しさのコツです。

栄養のポイント

人参の葉には、β-カロテンをはじめ、ビタミンK、カリウム、食物繊維などが含まれています。

β-カロテンは体の中でビタミンAに変わり、乾燥しやすい季節に心強い存在。粘膜や肌の潤いを守る役割にも関わっています✨

さらに、香り成分が料理のアクセントになって、少量でも満足感が上がりやすいところも、忙しい日々の食卓にうれしいポイントです。

美味しく摂るための調理ポイント

β-カロテンは 油と一緒に摂ると吸収が良くなる 性質があるため、人参の葉はオイル調理がぴったりの食材です。炒め物やオイルふりかけにすると、香りも引き立ってとても食べやすくなります。

また、青々しい風味も、ごま油やオリーブオイルと合わせることでまろやかさが出て、どんな料理にも使いやすくなります。

人参の葉で香ばしオイルふりかけ

ご飯にも豆腐にも卵料理にも合う、万能な常備菜です🌿✨

材料（作りやすい量）

・人参の葉（柔らかい部分）…1本分

・ごま油…大さじ2

・白いりごま…大さじ1

・しょうゆ…小さじ1

・塩…少々

・にんにく（みじん切り）…少量（香りづけ）

作り方

1. 人参の葉を細かく刻む。

2. フライパンにごま油とにんにくを入れ、弱火で香りを立たせる。

3. 刻んだ葉を加えて、しんなりするまで炒める。

4. しょうゆと塩をさっと混ぜ、白ごまを合わせて完成。

香りがふわっと広がり、食欲をそそる味わいに仕上がります🥢

保存のコツ

便利に使うために、作った後の保存方法も大切です。

・冷蔵保存：密閉容器で4〜5日ほど

・冷凍保存：刻んで小分けにすると約1ヶ月保存可能

特に、オイル調理してから冷凍すると香りがキープされ、使いたいときにさっと取り出せます。

一言コラム：人参の葉は“やさしい万能薬味”

人参の葉は、昔からスープや炒め物などに使われてきた香りの良い食材。

クセが強すぎないため家族も食べやすく、料理に少し加えるだけで栄養がグッと底上げされます。旬の寒い時期はとくに、体の調子を整える心強い味方になります🌿✨

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参の葉付きが店頭に並ぶのは期間が短いですが、見つけたときはぜひ手に取ってみてください。

食卓にひとさじ加えるだけで、美味しさも栄養も自然とアップしますよ🥕💛