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★健一の独白愛人の子として生まれた「俺」こと馳(はせ)健一は父から腹違いの妹彩子が、マンション20階から転落し重態となったことを知らされる。脳に傷害を負ったため、子供に返ってしまったという彩子を、何故か父は世間から隠そうとする.....事故なのか、事件なのか、もしや彩子はすでに死亡しているのでは?真相を知るべく、元カノ洋子とともに彩子探しに奔走する健一がたどり着いたのは、箱根の森にある得体のしれない研究所だった。★アヤコの物語「私」ことアヤコは仲良しのヨシオ、マナブ、アキナと一緒にずっと「ハウス」と呼ばれる学園で暮らしている。ある日アヤコは、自分の兄だと名乗る健一という男に出会った。その後、ハウスの教師と園長が殺される事件が起きて、警察が介入してきたけれどアガサ・クリスティーファンであるアヤコは独自に推理を巡らせる。犯人は健一ではないのか?それとも........二人の果てにたち現れたのはたったひとりの世界だった。--------------------叙述トリックミステリーの文脈で描かれた実験小説とでも言おうか。健一パートとアヤコパートの交互の記述で構築されたストーリーということから、両者とも信用ならない語り手であろうと予測は出来た。けれどさらに謎に捻りをきかせ、◯人◯役と作◯作の二重構造を仕掛けたのはこの作者ならではテクニック。まったく個人のイメージだけれど倉橋由美子の嘘によって真実を伝える手法と、通底するincestの主題と、読み終えたときの悪い夢から覚めないような心地が、倉橋由美子の某作を想起させた。
2024.07.03
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今日は紹介状を持って日本橋のクリックでの初診へ。日本橋は私が卒業して初めて勤めた会社のあった場所だ。遠い、遠すぎる記憶。今では日本橋駅で降りる機会はめったにない。地下鉄で16分、駅から地下道を歩いて地上に出るとわずか3分のビル2階にあるそのクリニックはいかにも立派な設備を有していそうな清潔な空間。患者の混雑はなく、綺麗な待合のロビーは人影もまばらでむしろ閑散とした雰囲気。ほぼ予約時間通り院長に呼ばれて問診。気さくで話しやすく、話のわかる人といった感じのドクターで、治療に時間がかかるため予約制をとっているため、今回すぐに治療はできないが、明日以降で継続治療は快く引き受けてくれた。さっそく明後日木曜日に、検査と治療を同時に行うことに決定。今後、休みをとらず仕事帰りに、ぎりぎり5時の予約で診療ができるのもこのクリニックのポイントの高いところ。検査の話にはうーーーんん、また内視、3ヶ月前にやったのにな。別に痛いからイヤとかじゃなくて、医療費がね。手術と違って医療給付対象外だし。というのが正直な気持ち。でも、患者の状態を自分の目で確かめたいのは医師として当然だから、やむおえないか。帰り道、せっかく日本橋に来たのだからと高島屋に寄る。だけど高島屋さん、敷居が高い空気感の店内の佇まいによそよそしさがあって、積極的に買い物する気が起きない。同じお上品系百貨店でも伊勢丹はこんな感じではなにのだけれど。だから、ちょっといい買い物は伊勢丹ですればいいわ。丁度今月、伊勢丹でお気に入りのジュエリーデザイナーの出店があって狙っていることだし。(治療が奏効したら快気祝いのつもり)結局買ったのは食品外のFAUCHONとPECのパンだけ。今日のところは、例によって物欲よりも食欲が満たされればいいわ。
2024.07.02
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今日は新しく通うことになったクリニックで初診。
2024.07.02
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今日は午後イチで業務提携先の人たちが来社。7月が決算期なためか、先月末から急に決まった案件があれこれ。解約したテナントが返してきたカードキーのことでちょっと問題。5枚は紛失してる?探しても無駄だし、第三者の手に渡ったらヤバいので抹消手続するのみ。いつものドタバタとは言え、くらーい、いやあな気持ちで帰る途中2ヶ月くらいご無沙汰だったキジトラに遭った♡このアングルの画像ばかりだわ。見ず知らずの人から、魚の切り身らしきものをもらっていたのにスルーしてた。けど、私には擦り寄ってくる。私のこと憶えてるの?記憶にございまーす(=^・^=)ニヤンキジトラのおかげで少しは幸運をわけてもらったことにしよう♪
2024.07.01
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