
蔵元は三重県の中勢に位置する津市で創業。蔵から伊勢湾まで約 800 mという 位置にあり、山も海もある自然豊かな中で年間約 250 石という石数の日本酒を 製造しています。
ネット上で調べてみると、津の市街地は、藤堂高虎が中世以前からの既存の町に 大改造を施して建設した城下町を起源として栄え、ポルトガル人やスペイン人の 衣装を模した仮装行列を起源とし、後には「朝鮮通信使」などの影響も受けたとされる 「唐人おどり」が伝承され(現在、三重県の無形民俗文化財である)、毎年秋に行われる 「津まつり」で披露されている。とのことです。(※今回ご案内させて頂く“トレセ”、“キンセ”も このことからスペイン語表記したお酒のネーミングになっています。)
また、江戸時代には伊勢参りの宿場町として栄え、伊勢音頭の歌詞に「伊勢は津でもつ 津は伊勢でもつ 尾張名古屋は城でもつ」と歌われるほどの活況を呈した。との事です。
杜氏は、蔵元の専務でもあります増田明弘氏が中心となり、速醸タイプで「山田錦」「雄町」 「五百万石」などの酒造好適米を使用し、スタンダードな純米酒を醸しています。

「純米吟醸 Tore se (トレセ)」。トレセとはスペイン語で“ 13 ”を表しますが、
アルコール度数が 13 %とライトな口当たりの純米吟醸。 ALC 度 13 度ながらも
口当たりも繊細でフレッシュジューシー。メロンを思わせる果実香を纏い、微発泡感も
心地良い仕上がり。ギュッと冷やして爽快なこの季節におススメの純米吟醸です。
低アルコールタイプは甘酸っぱいテイストが主流の中、”ザ・速醸”的で趣の山田錦ら
しい味わい豊かな純米吟醸です。また、デザインもワインクーラーにそのままボトルごと
入れて頂いても瓶に直接印字デザインしている為、ラベルが剥がれる心配もありません。
精白: 55 %
使用酵母: 14 号
度: 13三笑楽 山田穂 山廃純米 2025.11.28
仙禽 雪だるま ユナイテッドアローズコラ… 2025.11.27
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