埼玉　大宮の地酒屋日本酒、ウイスキーブログ

 ～メゾンドウイスキー社向けラム シングルカスク限定品4種～

今回はフランスのパリに拠点を構える世界的に有名な「ラ・メゾン・ド・ウイスキー」社が毎年秋のウイスキーライブパリに合わせてリリースしている限定品の中から、レアなシングルカスクラムを4種類ご紹介いたします。今回は「アニュアルリリース」として毎年発売している同社向け限定品の最新2023リリースからラム4種類をご紹介いたします。どれも芸術的なラベルをまとったパッケージです。

REUNION 2016 6yo Wild Parrot       70cl 　60.8%   57900円　（税込）　

～イタリアのウイスキーのボトラー、ヒドゥンスピリッツ社のラムのシリーズ「ワイルドパロット」のシングルカスク、レユニオン島産のラムを1年間熟成の後、ヨーロッパにて5年熟成。～

テイスティングノート　–　色は黄色がかったトパーズ、香りは活き活きとしてローヤルゼリー、グリルしたクルミはジュラワインのようでカレーやドライフラワー、後からシードルにアーティチョーク、味は洗練され特徴的、レーズンやジュラワイン、後からトフィー＆砂糖漬けのジンジャー、サトウキビの砂糖＆スパイスブレッドのスライス。フィニッシュはピリッとしてマンゴーやグアバにライムの皮、後からパイプタバコとタールの香りが口中に広がる、最後は美味なフローラルとリンドウの根。

GUYANA 1999 23yo　Wild Parrot　70cl 　51.5%　
​アップ前に完売につき参考紹介​

～同じく「ワイルドパロット」のシングルカスク、ガイアナ産のラムを3年間熟成の後、ヨーロッパにて20年熟成。～

テイスティングノート　–　色は黄色がかった深い金、香りはリッチな熟成感、パイナップルやバナナ、サトウキビ、ジンジャーやクローブ、最初は軟膏や樟脳で後から蜜のロウとスズランやユリ、ゴムっぽくインド産イネ、味は活き活きとしてスムース、ライムやグレープフルーツの皮、すった生姜、新鮮なサトウキビ砂糖が奥深くまで浸透、後から収穫したサトウキビ、食物系、サトウキビの花、フィニッシュは長くバランスが良い、奥に塩味、最初は繊細なバニラ、ハーブ、パイナップルにライム、最後はクリーミーでキナやリンドウ。

CLARENDON 2004 18yo Rum Sponge 70cl 　

～イギリスのウイスキーのボトラー、デカデントドリンクス社のシリーズ「ラムスポンジ」のシングルカスク、ジャマイカのクラレンドン蒸溜所産ラムを14年間熟成の後、ヨーロッパにて4年熟成。～

テイスティングノート　–　色はオレンジがかった銅、香りは豊かで深い、とても複雑なアロマ、ドライアプリコットやニス、ワックス、絆創膏、マスタードシード、甘草、ダークチョコレート、カルダモン、スイカズラ、フリージア、アヤメ、ローストしたマンゴー、メロン、焼いたクルミ、マルメロ、パイプタバコにハッカ、味は活き活きとしてしなやか、徐々に燃料油やお香、ココナッツ、レーズン、ジェラニウムやヒヤシンスを塩バターキャラメルが包む、後から薬草、マスタード、ブランデー漬けチェリーと砂糖漬けのジンジャー、フィニッシュは長く強い、最初は腐食した湿った木、チョコレート、火を点けたハバナシガーにお香やキャンドル。

CARONI 1998 25yo Rum Sponge 70cl      61.3%   
​アップ前に完売につき参考紹介​

～同じく「ラムスポンジ」、トリニダードトバゴのカロニ蒸溜所産ラムを12年間熟成の後、ヨーロッパにて13年熟成。～

テイスティングノート　–　色はオレンジがかった銅、香りは重厚でリッチ、新鮮なオレンジ、アプリコットにマンゴー、燃料油やガソリン、バナナ、後からバニラ＆チョコレートに軟膏やマスタード、スパイス＆タバコ、味は活き活きとして植物系、ミルキーなアガベ、薬品や焦げっぽい感じはまさにカロニ、フィニッシュは長くて強く、ミネラルや火山岩、船のロープ、シガーの燃えかす、最後に強いインド産イネ、ジェラニウムの花とマリーゴールド。