埼玉 大宮の地酒屋日本酒、ウイスキーブログ

埼玉 大宮の地酒屋日本酒、ウイスキーブログ

2025.04.05
XML
カテゴリ: ウィスキー


 Glen Garioch 2015-2025 9yo Bourbon Barrel
54.2%  700ML  14,190円(税込)
 DRAMLADテイスティングチームが、蒸溜所のハウススタイルを体現する良質な樽や、今のウイスキーの旨さと豊かな個性を持った樽を、真摯に選び出してリリースするコアレンジ「The One Dram Selection」より、「グレンギリー 2015-2025 9年 バーボンバレル」をリリースいたします。
グレンギリー蒸溜所は1797年にアバディーンシャーで創業した、スコットランドで最も古い蒸溜所の一つとされています。創業当初から、フロアモルティングを取り入れ、往時はピーティーかつフローラルな味わいのボトルも多く、ハイランドでも独自の風味を持つウイスキーを生産してきました。1990年代後半にサントリーが所有し、一度フロアモルティングは停止されましたが、2022年には蒸溜所の大規模改修が完了し、初溜釜の直火蒸溜とフロアモルティングの復活を果たしました。2009年にはラベルデザインを一新したことも記憶に新しいところです。
近年では、グレンギリー蒸溜所はそのクラシックなスタイルを守りながら、現代的な味わいを追求しており、新しい世代のウイスキー愛好者にも魅力的なブランドとして認知されている印象です。伝統を守りつつも革新を続け、現代的な味わいとクラシカルな製法が融合したシングルモルトウイスキーだと言えるでしょう。
"Rooted in Tradition, Crafted for Now"
この「グレンギリー 2015-2025 9年 バーボンバレル」は、昨年のスコットランド出張の際に、現地でサンプリングして選定した1本。現代的なグレンギリーらしさと、どこか懐かしいクラシカルな佇まいが見事に調和しています。
フレッシュでシャープなオレンジピールや青リンゴの果実香に、トーストしたオークやホワイトペッパーのスパイスが加わり、繊細でバランスの取れた香りが広がります。味わいは、フルーティーでモルティーな香味が広がり、ハニートーストや乾いた木の香りがアクセントとなります。最後に、レモンピールの爽やかでほろ苦い余韻が、心地よい印象を残します。加水により、シトラスやスパイスが鮮やかになり、時間と共にバニラのクリーミーさが深みを増します。
また、ラベルデザインは、2009年にラベル変更前の牡鹿が描かれていたラベルへのオマージュとして、ダントルーン城の正門にある二頭の鹿像を採用しました。
【テイスティングコメント】
香り:トップはフレッシュでシャープ、オレンジピールと若い青リンゴのフレッシュな果実香、トーストしたオーク、ホワイトペッパー、プレーンなウェハース。奥にある微かなバニラ香が時間を置くと次第に柔らかく広がっていく。
味わい:フルーティーでモルティ―な香味とともにフレッシュなスパイスが広がる。若いリンゴ、ハニートースト、ほのかに香る素朴な乾いた木香。ホワイトペッパーのスパイス感と穏やかなオークのタンニン。
フィニッシュ:フレッシュで爽やかな余韻。レモンピールのほろ苦く奥行きのある爽やかな甘さ。古い木造建築や木工品を思わせる、どこか懐かしい木の香り。
加水でフレッシュなシトラスとスパイスが鮮やかに広がり、時間を置くとグラスに残るバニラ香がクリーミーさを帯びてくる。今のグレンギリーらしさとクラシカルな佇まいが調和している。
地 域:ハイランド
樽 種:バーボンバレル
本 数:264本





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2025.04.05 15:00:10


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: