埼玉　大宮の地酒屋日本酒、ウイスキーブログ

スコットランドで最も小さな蒸留所の一つと言われる蒸留所・ストラスアーン。

現在まで続くスコットランドのクラフト蒸留所ブームの先駆けともいえる存在であり、当時の規制を打ち破って 2013 年、ハイランド地方で設立、 同年 10 月に蒸留を開始しました。

蒸留所はハイランドとローランドの境界にあるパースという町の近郊にあり、 その名はゲール語で「アーン川流域の広い谷」を意味します。

蒸留所設立当初、見学に訪れたダグラスレイン社は全てが手作りで、 原材料にもこだわり、丁寧にウイスキーを作るその姿勢に感銘を受け、 強烈な印象を彼らに残したようです。結果的に設立から 6 年後の 2019 年にダグラスレイン社は蒸留所を買収、同年「バッチ 001 」をリリースしました。

2022 年には 200ml のニューメイクを発売。

その後ようやくダグラスレイン社が蒸留した原酒を含むシングルモルト 「ファーストリリース」を発売し、日本ではご予約分を 2024 年春に 出荷開始いたしました。今回ご案内するのはそのファーストリリースに続く「バッチ２」

●使用麦芽について●

ストラスアーンの最大の特長の一つとして、マリスオッターというビール醸造用の二条大麦（秋まき）のみを使用しているということが挙げられます。スコットランドではあまり広く使われていませんが、非常に豊かなニューメイクを作り出します。 しかし一般的なシングルモルトに使われる品種より高価で、アルコールの生成量がはるかに少ない品種であるため、 生産量を重視する大手蒸留所では使われておりません。 ストラスアーンではこの品種を用い、その他の工程も この麦芽に合わせて最適化することで、素朴な麦の旨味を実現しています。

STRATHEARN 度　７００ＭＬ(ロゴ入り木製コースター付き）

１７５００円（税込）生産本数： 12,000 本

使用樽数： 31 樽

カスクタイプ： ex-Bourbon / Virgin / ex-Sherry3 種をブレンド