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最近、更新頻度がめっきり落ちています。理由は毎度の事ながらいろいろとあるわけですが、とりあえず6月という事にしてください。えーっと、梅雨期間中って理由にならないですか? ならない? やっぱし…。そうはいっても全然梅雨らしくないところに救われているわけですが、油断大敵なのです。間違いなく気温は日々上昇中なわけですし、今日もついに部屋のエアコンを動かしましたから。遅い? たぶんそうでしょうね。私だってこの時期までつけないでいられるなんて思ってもいませんでしたから。今年は微妙に風通しも良くて、過ごすのも楽チンだったせいです。それも昨日までかもしれませんね。はぁー…。一昨日は久しぶりの『なんに』upですが、お話も後半に向けて伏線回収中です。でもまさかケーキネタをここまで引っ張るとは思ってもいませんでした。児玉大和恐るべし! ですね。元ネタはケーキじゃないんですが、こういう料理を見たことがありまして、彼ほどの職人技ならこういうことも可能ではないかと思ったわけなのです。まあもう少しこのネタは引っ張ります。だってケーキは食べてこそ華ですからね。まだ翠星石たちは食ってないですし…。結末までにいくつかの難問をかかえている『なんに』ですがそのタイトルどおり『たいした事ない』終わり方ができればいいんじゃないかと思っています。それこそ『なんにせよたいした事ない』ってもんですから。それではまた…。
2007/06/26
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その16 ~夜の風景7~「ほわーぁあ! 翠星石ともあろうものがケーキの存在を忘れていたですぅ。 でも大丈夫ですよ。甘いものは別腹って言うですぅ。」正直すぎる翠星石の反応を見ながらパティシエの顔が頭に浮かんだ。なあ、あんた。あんたの作ってくれたケーキに大喜びの子供がいて良かったな。ただ、その子供っていうのが…そこにいる人形なんだ。ああ、悪かった…。俺が悪かった。嘘をついて悪かった、本当にすまない…。世界レベルのパティシエの腕をこんなことに使っちまってすまない…。でも、この笑顔を見ればあんたもまんざら悪い気もしないと思うんだが、どうだろうか?などと心の底から詫びながら目の前の鍋を見る。「おい、ちょっと待て。別にケーキを食うのはかまわんがこの鍋はどうするんだ?」「翠星石はさっきからたくさん食っちまったのでごちそうさまですぅ。」そりゃあ黙々と食ってりゃ、そうなるだろうがな、俺はまだ食ってるんだよ。「俺はまだ食ってんだ。ケーキなんて後でいいだろ?」「そうですね、シスター。まだお鍋も残っていますし、もう少ししてからでもいけませんか?」「ブ~ブ~ですぅ。惇がのんびり食いやがるからいけねえですぅ。 どうせ、惇の事だからケーキなんて甘いものはいらねえっていいやがるですよ。」「まあ確かに俺はケーキなんか別に興味はないけどな。 うん、じゃあ好きにしろ。俺は鍋をつつきながらビールを飲んでいる方がいい。」そういって小休止のつもりでタバコに火をつける「マスターまで何てこと言うんですか。それはいけませんよ。 せっかくのパーティーなんですからご一緒に楽しむべきです。」やはりビールとタバコはベストマッチングだなあとか関係ない事を考えてみる。個人的にはどうでもいいことだが、もしかしてこれ仲間割れの兆しか?面白そうな新展開なのだがここは大人の役割を果たさないといけないらしい。「まあパーティーだから堅い事言うなって。一緒に食ってりゃ楽しいってもんだ。 それにな、そのケーキは世界的に有名なパティシエが作った超美味いケーキだ。 だから心して食えよ。値段もなんと3万円もするしろものだからな。」う…、桁一つサバ読んじまった。でもまあいいだろ。それぐらい値打ちモンだってことだ。謎の女(美少女)は口を尖らせて不服そうに俺を見るがまあまあと手を振ってなだめてやる。「有名なパティシエですか? 惇がそんなの知ってるわけねーですぅ。 たかが3万円くらいで翠星石の舌を満足させられると思ったら大間違いですぅ!」こいつ…。いつのまにかフォークを握り締めてやがる。食う気満々じゃねえか。「では私はお茶の準備をしてまいります。 シスター? お茶はダージリンでよろしいでしょうか? それともアールグレイですか?」諦めた様子で謎の女(美少女)は立ち上がった。なんていうか悪い気もするが悪魔人形が相手ならこれも仕方のないってモンだ。俺だって一年間そうしてきたからな。「もちろんとっておきのやつですぅ。」そうかとっておきってのがあるんだ。へえー、知らなかった…。んっ? なんだ?「とっておきって? なんだ? そんなのいつからあるんだ?」「あれ? マスターがこの前買ってこられたものがありますけどそれのことですよ。 シスターのために買われたものですよね?」この女(美少女)…!? 何でそのことを知っている!? まったくもってあなどれん…。「えっ、ああ、そうだっけ? そんなことしたっけなぁ…。」タバコをくゆらせ、なるべく自然とうそぶく。翠星石の視線が痛い…。くそっ! ばれてやがったか。確かに翠星石をびびらせようと買ってきたのは否めない。が、こんなに早く出てくるとは計算違いだったな。落書きだらけの灰皿にタバコをくちゃくちゃと押し付けて消した後、鍋を再開する。もういい! 俺は知らん! とにかく食う!「ジュンを褒めてつかわすですぅ。 あの紅茶は翠星石にピッタリふさわしい物だったですぅ。」「って、おい! もう飲んでやがったか!? …そっか、そりゃ良かったな。」ああ、好きにしてくれ。結果的に記念パーティとやらにちょうど良かったわけだ。ふと、目の前の鍋を見ながらいったいどういうパーティーなんだと思ったが、案外これはこれでこいつららしい気がしないでもない。鍋にケーキって言う組み合わせはアンバランスすぎてセンスを疑うが、この家にまともな空間が存在しないのと同等すぎて今さら言う事じゃないだろう。とりあえず今は鍋に堪能しよう。余計な事は考えずに…。「惇…、あの、話があるですぅ。」口に手を当てて、少し声を潜めながら翠星石は言った。台所に行った女(美少女)に聞こえないようにって感じだ。「なんだ? 肉ならもうやらないからな。お前はケーキタイムなんだろ。」横目で翠星石を見つつも、程好く煮えた豚肉を頬張る。クゥ~っ、豚肉、最高!「違うですぅ。スイドリームのことですぅ。」なんだか真面目っぽい話みたいだな。「どう思うですか?」「どうって。まあそうだな…。可愛らしい外人の女の子、いや日本人か? セーラー服はさすがに俺の趣味じゃないんだが、よく似合っている感じがする。 魔術だの魔法とかは勘弁してもらいたいが、手品として見りゃ余興には悪くない。 それに料理…、料理は若いのにプロ並みだな。ほらこれなんか…。」箸で白菜を一切れつまんでみせる。「素人はこんな切り方をしない。ザクザクと何も考えずに切っちまうだろう。でもな。 赤坂の料亭で見たことあるんだが、この切り方だと野菜の旨みを逃さない。 俺は料理作るのはあまり出来ないけど、食うのだったらそれなりに経験があるからな。」「そうじゃねぇーですよ。スイドリームがああしていることですぅ。 そりゃスイドリームは翠星石の人工精霊ですぅ。ずーっと今まで一緒にいたですけど。 あんな姿は初めて見るですぅ。実体化なんてあの時のレンピカみたいに…。」最後の方は声がさらに小さくなって聞き取りにくかった。何か悲しげに視線を外す。嫌な思い出でもあるのか?って、ちょっと待て。これはお前が仕組んだ小芝居じゃないのか?それとも………。「は!? いったい、それってどういう…。」「シスター、お待たせいたしました。 見て下さいよ! このケーキってすごくおいしそうですよ。」俺が疑問を言いかけて、居間に戻ってきた謎の女(美少女)の声に遮られる。同時に翠星石はさっきまでの顔はどこやらに言ったのかフォークを握り締めて微笑んだ。いったい何がなんだか…?「さあーお待ちかねのケーキですぅ。」翠星石は鼻歌交じりにそう言って、フォークを振り回した。謎の女(美少女)はテーブルにケーキやティーカップを並べ始める。翠星石は目を爛々と輝かせてそれを見入っていた。気持ちは俺にもわかる。小さめのデコレーションケーキだが店で見るよりも芸術性が増して感じられた。二人してホ~っと感嘆の息を漏らす。もっとも俺は薄切り肉を巻いたアスパラガスをくわえていたのだが。「本当は切り分けてお持ちした方がいいんですが、あまりにも見事なのでこのままお持ちしました。 私もこれほどまでに見事なケーキを見たことはございませんので。 やはりお菓子とは五感を全て使って楽しむものなのですね。素晴らしい出来です。 これもマスターが買ってきてくださったおかげです。マスター、ありがとうございます。 お祝いにこれほど相応しいものはございませんわ。 ではもったいないですけどお切りいたしますが、えーっと、どうしましょう。 シスター、お望みの箇所はございますか?」「翠星石はこの苺とキウイの部分がいいですぅ。」白いミルクのようなものがかかった苺と星型に切り抜かれたキウイが乗った部分を指差す。白い帽子をかぶった苺の姫が星に乗っているって感じだろうか。「かしこまりました。ではこちらですね。」謎の女(美少女)は万能包丁で切り始める。って、オイ。そんなので綺麗に切られるのか?そりゃうちにはケーキナイフなんて洒落たもんはないけどさ。普通の包丁じゃ角が潰れるだろ。せっかくの芸術品がもったいない。…って、やはりケーキは食いもんだから仕方ねーか。だがそれは俺のまったくの杞憂だった。スーっと包丁が沈み込んだと思った瞬間、切り口も鮮やかに切り分けられ、小皿に載せられた。芸術性を失う事もなく、いやむしろこの方が切り口の美しさが感じられる、そんな感じだった。この女(美少女)、包丁さばきは絶品だと思っていたがここまでとは…。そうして翠星石の前にケーキが乗った小皿が置かれた時、さらに気づいた。いやむしろ感心すべき事はそこにあるんじゃないということに。「すげー…。職人の技だな、こりゃ。」思わず口からそんな言葉がでてきた。ケーキの断面が一枚の絵画になっている。スポンジケーキの隙間に計算しつくされたかのようにフルーツが並べられてある。それがモザイクのように動物や花の絵を表現しているのだ。3人が3人ともしばらくそのケーキに魅せられていた。「たぶん、何かの目印だと思われましたので、そこを切ったのですが…。 こういう仕掛けがありましたのですね。見事です。」言いながらうっとりと微笑む謎の女(美少女)。翠星石は声も出ないみたいだ。俺はなんだか感動してしまったようだ。不覚にも鳥肌が立ってやがる。なんにせよたいした事はない。そう、なんにせよたいした事なんてないんだ。あのパティシエ、なにが『小さな子供が喜ぶ姿を見るのが大好き』だって!?子供に見せるにゃもったいない過ぎるぞ!ケーキなんて食っちまったらそれで終わりだろ。それなのに…。悔し紛れに全否定してみたいが、どうも言葉が浮かばない。そのかわり、脳裏にあいつの、あのパティシエの笑顔がまた浮かんだ。 …続く。
2007/06/24
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雨ですね…。こんな時間に降ってても明日には影響なさそうなんですが、梅雨だし、どうなるか…。最近はこんな感じでポツポツと更新してます。いろんな事で時間がないのはいつもの事なんですけど、それでも書く気力が足らない。今さらですけど毎日更新は無理ですから、しばらくはこんな感じが続きそうです。出来れば書きたいと思っているだけなんですけどね。最近、なぜか早寝早起きで時間の感覚がずれています。そう、この時間に起きているのが珍しくなってきました。悪い事じゃないと思いつつも、これはこれで自分の時間が減る事なのでもったいない気がするんですけど、どうでしょう?やっぱり何かを書くための時間を確保した方が精神衛生上、必要なのでしょうか?進行中の小説がどれも中途半端な感じで止まっていて、それらを平行に書いているもんですから、どれもup出来ない状態なんです。変な感じで三すくみみたいな…。まあ時間的に余裕があるときはゲームばっかりしてるのが悪いんでしょうけどね。続きをお待ちの方は申し訳ございませんけど、今月だけはしばらくお待ちいただければと思います。それではまた…。
2007/06/17
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省エネだとかecoだとか言われてますけど、そんなのは置いといて、とにかく辛い季節です。もうそろそろ夏だってわかって欲しいもんです。職場が文字通り熱気ムンムンで風通しも悪いってのに冷房がはいりません。せめて雨が降らないのが幸いなのかもしれませんが、それでも気休め程度しか…。こんな状況でいったいどうがんばれっていうんだろ。まあ憂鬱は続くってことで。それではまた…。
2007/06/12
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そんなに気にしていない。悪いのは私なんだから…。誤解が誤解を生んだだけ。まだ戻れる。だから…。信じる事は間違っていないと思う。ただその先にあるものが見えないだけ。それではまた…。
2007/06/11
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今月はなかなか更新できないですね。時間的にも難しいものがあって書けないときに書いていたり、書ける時に書かなかったりで、自分でも調整が難しいのです。後で後悔ばかりです…。小説はともかくとして、日記の方は書きたい事だらけなのですが、いざ書こうとすると肝心のことを書き忘れていたりしますのでupしたあとにアレを忘れたなんてことが多々あるんです。と言うわけで、今日は思い出せる限り書いてみようかなと思います。あっ、そうそう忘れていました。雨ですね…。うん。やっぱり雨が降った日はこれを書かないとなんだか日記らしくなくて…。昼間、たまたま出かけていた時に雨と遭遇しまして、本格的に梅雨入りかと思いましたけど、夕方には止んでよかったです。そんな事はさて置き…。まず書かないといけないと思っているのは原作ローゼンメイデンの連載終了の事です。理由等は確たるものがないのでわかりませんけど、やはり出版社との問題があったというのがネット上でよく目にする理由かもしれません。でも公表されていないのだし、あくまで推測の域にしか過ぎませんので、それに関しては私は何も言えませんが、なんだかもったいないような気がします。そんな諸事情より最終話の事なんですが、私は実にうまい終わらせ方だと思いました。ラプラスの魔(うさぎ)が締めを飾ったのですが、これ以上の方法はないと思います。でも………………、これで本当に終わりなんですかね? PEACH-PIT先生。少し…、いや、めちゃくちゃもったいないんじゃないでしょうか?話は変わりまして、『Tomoest』のことです。40回記念としましてWeb拍手のほうに登場人物の自己紹介などを書きました。あいかわらず絵はないんですが、これから少しずつネタを書いていけたらなと思います。とりあえず1回目は巴と理紗の二人です。それではまた…。
2007/06/10
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その41 ~美形~金糸雀の反応にちょびっと満足した私は金糸雀の後ろの存在に絶叫してしまった。「痛ぇーな、ったく! なんで俺まで…。」金糸雀の後ろでドシンと言う音と共に尻餅をついて現れた男性が一人…。しゃっべった。誰? っていうかなんで? まさか…? 想定の範囲外ってのはこの事?私、何やった? なんかした? 召喚魔術? ありえない!? 私、魔術師じゃないもん。未知なる者の影響は思考を徹底的に破壊するらしい。目を大きく見開いたままで必死になって考える。って言うか、驚いた顔を戻せない。えーっと、ちょっと待って。私、ベリーベルを実体化させようとして、それから…。思いついた言葉は…理論的にあっていそうだけどそれを認めるのが怖くって、それに…。でも現実にそうだから、ええっと、う~ん…。どうしよう? 聞いてみようか?いや、それはできれば…。じゃなくて聞かないといけないのよね。でも…ありえない。それは十数年、私が信じ込んできた事を裏切られる事になりそうだし…。やっぱり………、女は度胸だ! よし、聞いちゃえ!「も、もしかしてピチカート?」恐る恐る金糸雀の後ろに座り込んでいる男性に聞いてみる。声を出して少しは緊張が解けたのか、男性の顔をじっくりと見ることが出来た。すごい美形だ。なんていうかギリシャ彫刻を現代っぽくした感じ。本物のギリシャ人よりギリシャ人ぽいと言うか、美しすぎる。ハリウッドスターでもここまでの美形がいるだろうか?ただ…、なんというかTシャツにジーンズと言う姿はギリシャ彫刻っぽくないのだが。「なんだよ。そうじゃなかったら俺は誰なんだ? 雛苺様のマスターさんよ。」いかにも迷惑そうな厳しい視線を私に向けて男(超美形)は言った。そして髪をポリポリと書きながら、ゆっくり立ち上がってベリーベルを睨みつける。「おいベリーベル! これはいったいどういうことなんだ? 禁忌を解除、それも実体化なんてたかが人間にできることじゃないぞ。 それにこんな強力な聖句があるなんて俺には聞いたことがねえ。って、ん?」男はそこまでいいかけて、はっとなって口を閉ざした。目の前の金糸雀を見て固まる。金糸雀は金糸雀で私の質問に驚いて振り返ったまま大きくぽかんと口を開けたまま固まっていた。一瞬の静寂…というより時間が止まったって感じ。「ピ、チ、カート…かしら…?」ようやく金糸雀が声を出した。その声に反応するように男は金糸雀に向かって土下座した。私の部屋には違和感たっぷりの超美形の大柄な男性。しかも筋肉質で引き締まっているボディ。土下座と言う態度がこれほど似合わない男はいないだろう。いやその姿でさえ美しいかもしれない。本当にピチカートなの? そんな疑問でいっぱいになった。「お、恐れ入ります、シスター。俺、いや私(わたくし)めがピチカートでございます。 このような姿をわが敬愛なるシスターにお見せするのは心苦しいのですが、 これが私(わたくし)めの本当の姿でございまして、その…、禁忌を犯した罰はうけますゆえ。 その…どうかお許し下さい。これは不可抗力なのです。雛苺様のマスターがした事でして…。」私がずーっと前からイメージしていたのはなんだったの?小さく愛らしくてかわいいメイドさん姿のピチカート像が音を立てて崩れていく。確かにベリーベルのように人工精霊には男もいるかもしれないけど、ピチカートは女だと思っていた。 …つづく。
2007/06/07
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なぜか最近、仕事が多くてやや疲労困憊気味なのですが、とりあえず日記でも…。久しぶりに『Tomoest』をupしました。4ヶ月ぶりなんですね。しかもすでに40回目です。自分でもどれだけダラダラ書くんだと思いました。いい加減終わりにしないとと思いつつもまだまだ終わりそうもないです。ある意味、継続は力なりって言葉が頭に浮かびましたが、力かどうかは微妙ですね。それでも念願!?のベリーベルの実体化がようやく叶いまして、ひと安心したいところなのですが『Tomoest』はここから話をまとめていかないと本当に収拾もつかない感じになりそうなので、自分では厳しい状況なのかなと思います。まあとりあえず書けただけでもよかったかなと思いました。続きを書いてほしいとの声をいくつかいただいておりましたので、書いたものに満足していただけたかどうかは別としても、お応えできてなによりです。それにしてもここ最近あまり日記を更新していないにもかかわらず、『Tomoest』をupした日はアクセス数が一桁変わってるぐらいですから、もしかして待ってられた方が多数おられるんじゃないかと思うと嬉しいような申し訳ないような気持ちでいっぱいです。続きはなるべく早く書くようにがんばります。でも…その前に『なんに』を終わらせたいのですが…厳しいですね。それではまた…。
2007/06/05
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『Tomoest』 その40その40 ~実体化1~嫌~な疎外感は置いといても、なんだか腹が立った。そりゃあさ、雛苺が悪いかもしれないけど、そこまですることもないんじゃないの。この光景をどう感じているのか知らないがベリーベルはゆらゆらとしているだけだ。「ちょっと! ベリーベル! あんたもなんか言ってやんなさいよ!」もちろん、ベリーベルは答えない。いくら雛苺のマスターとは言え、私は直接、人工精霊と会話できない。ただの人間だから当たり前だけどね。それでも雛苺の人工精霊なんだからちょっとは弁明してくれてもいいじゃない。あの二人に言われっぱなしよ!それでドールに仕えているっていうの? 自分の主人(シスター)が一大事って時にさ! 「理紗もいいかげんにしなさいよ。金糸雀をたぶらかしてどうすんの?」「巴、人聞きの悪い事、言うなあ。ウチは真面目にカナちゃんの応援してんねんで。」「応援!? 応援ですって? そんなの応援って言わないわよ。」ああ、わかってる。わかりすぎるほどわかってる。これが理紗の酔っ払って弾けた姿なんだ。伊達に何年も友達やってない。弱者をかばう正義の味方、そういうのが彼女の本質なんだ。ただ酔うと正義の意味がいらぬ方向を向く事になるのだけはどうしようもない。「何言うてん。もう充分すぎるくらい証拠あるやんか。それに…。」「それに…?」「やっぱりカナちゃんがかわいいからなぁ。」理紗は満面の笑顔でそう答えると金糸雀の方を向いてなにやら話し出した。あれやこれやと今後の活動について議論している。私はとっくに蚊帳の外…なんだわ。別にさ、私は初対面の二人が仲良くする事はいいと思っているわよ。特に理紗ったら、その辺は誰彼かまわず物怖じしない性格だしさ。相手がたとえドールでも古い友達のように接せる才能の持ち主であることもね。でもね…。なんて言うのか…。嫉妬とは違う、行き場のない感情みたいなのがこう…。「ん~~~~~~~。」口に出してうねった。私もまだまだ酔っているのかもしない。でもさ、でもさ、でもさ…。気がつくと心配そうにベリーベルが近づいて来るのが見えた。だいたいベリーベルだって当事者のくせになんだってそんなに…。「むっ!?」なんとなく閃いた気がした。「そっかー。ふう~ん…。」ベリーベルを睨んで頬をひきつらせ、ワザと笑顔をつくった。「じゃあ私は、私なりにやってやろうじゃないのよ!」そう言って私は立ち上がった。理沙が酔っ払って暴走するなら私だってやってしまってかまわないわけだ。それにさっきはそうしようとしていたのだしね。ベリーベルは私の考えに気がついたのかブルブルと震えながら後ずさりする。「雛苺がいないから、あなたに仲間になってもらうだけよ。 だって一人で相手するのってなんだかズルイって感じがしない?」そういって呪文を唱える。これが魔術師でもない私が使える唯一の呪文というか聖句なんだわ。中世のラテン語を模した発音が正しいはずなんだけど、私には出来ない。それになぜだか中世フランス語・ドイツ語でも成功したためしがない。確率的に成功した例はニュアンスが微妙に近い英語だけなので、それが理解に苦しむけど魔術師でない私には仕方のないことなんだわ。「You, in the name of that book, it solves the taboo here, you display permits before me. As for name of that book “the desire which should advance”….」 (汝、彼の本の名において、ここにその禁忌を解き、我の前に現すを許す。 彼の本の名は「進むべき希望」…。)』ベリーベルを見つめながら私はゆっくりと聖句を唱えていく。本当の魔術師ならここで自分の魔力を解放して相手にぶつけていくらしいが私にはそんな芸当は出来ない。ただの人間ゆえの悲しさってところかしら。でも…背中が総毛立つような感覚は何回味わっても感動的なんだけどな。ベリーベルが言うには気のせいらしいんだけどね。実体化とは禁忌を解くことで魔術ではなく聖句なんだとか言っていたから。やがて唱え終わるとベリーベルの周辺に魔法陣が浮かび上がり実体化が始まる。それを見て、今回も成功なんだと確信する。ちなみに初期はかなり失敗したが、今ではそれもまずない。とはいえやはりドキドキするのよね。なんだか魔術師になれたみたいで。時間にしてわずか数秒のことなんだけど、やっぱり緊張するって言うか…。「ん!? カナちゃん、ちょと待ってや。」理紗は妙な気配に気づいたのか金糸雀とのおしゃべりをやめ、ベリーベルのほうを向いた。私はニヤリと笑ってそれを見ている。ポンッと軽い音を立ててベリーベルが完全に実体化した。いつもの冴えないサラリーマン風のスーツ姿の男性が現れる。顔は20才後半の疲労感溢れる美青年って感じなのはいつもの事だ。「えええええーっ!!」理紗の目が点になって驚いているのが見えた。驚きで絶叫しているみたい。そりゃそうだ。普通驚くのは当たり前の事だからね。「えええーーーっ、かしら!」続いて同じように金糸雀の叫び声。これもある程度は予測できた。不思議でもなんでもない。いわゆる想定の範囲ってところ…。………のはずなんだけど…。「ええええええええええええーーーーーっ!? 」今度は私が驚きの絶叫を上げる番になってしまった …つづく。
2007/06/03
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