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雨ですね…。 昨日に引き続き風邪進行中です。 まぁ大人しく『ひぐらし…』してます(笑)。 こちらもようやく罪滅し編へ進みました。この調子でFate発売までに終わりたいですね。 とは言え、Fate/Zeroや涼宮ハルヒの分裂を読む時間なども確保しなくてはならず、やはりのんびりしている暇はなさそうなんです。 そんな嬉しい悲鳴を病床で上げられるほど幸せなんでしょうか、私って? 明日から四月。がんばらないとね。 それではまた…。
2007/03/31
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もう春だっていうのに風邪をひいてしまいました。 インフルエンザってわけじゃなさそうなんですけど、声がほとんど出ない始末です〓 この月末の忙しい時期に、まったく困ったものです。 それではまた…。
2007/03/30
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どうにもこうにも日記がかけないくらいうつつを抜かしています。まあ今に始まった事じゃないにせよ、さすがに更新が滞ると言うのはいかんともしがたい事でして…。かといって書くにもならない今日この頃であります。いえ、そうじゃないんです(何が?)。最近は、というよりここ数週間は空き時間があると『ひぐらし…』三昧なのです。ようやく祟殺し編も終わって、憑落し編(だったかな!?)に入りました。さすがにしばらく封印しておいた方が健康のためなのか、それともこのまま一気にやってしまった方がいいのか判断に迷いますが、とりあえず今は小休止です。それはさて置き、最近暖かくなってきましてやや寂しい限りです。あーこれでシーズンオフかと思うと今シーズンはほとんど滑りに行っていない私なのです。まぁ雪が少ないんじゃしょうがないですけどね。ここは頭を切り替えて春の旬の食材を堪能しています。こういう意味でも春はいいですね。去年も書いたかもしれませんけど、私、そら豆とえんどう豆が大好きなんです。スーパーに買い物に行くとほぼカゴに入れてしまいます。そら豆はさやごと網で直火焼きすると中の豆がほっこりしてたりしていて美味しいです。茹でてもてんぷらでもいいんですが、網焼きに勝るものなしだと思います。えんどう豆は当然、豆ご飯でしょう。私は1週間続いても平気のへーざですが、家族がいやがるのでそこまでは出来ないのが残念ですね。他にもいろんな食べ方がありますけど、豆ご飯がシンプル伊豆ベストだと思います。ちなみに伊豆は関係ないです。こういうことを書きながらも明日はたけのこご飯だったりします。これも旬だなぁ。うーん…。春は味覚の季節なのかな…。それではまた…。
2007/03/26
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その10 ~夜の風景~なんとまあ長い1日だったことか。満員電車で体を押しつぶされてもケーキとプレゼントは何とか死守した。それでもスーパーで買い物する時点でKO寸前だった。他の物には目もくれずに目的の物だけをかごに放り込み、撤退する。普段なら帰り途中の蔦屋でDVDをレンタルするんだがそんな気力すらなかった。ようやくたどり着いた自分の部屋の前でため息をひとつ。ポケットを探り部屋の鍵を取り出そうとして別の感触に顔をしかめる。鍵と一緒にそいつを取り出し、描かれた汚い文字を再確認した。御役御免となったその紙切れは見られることにうんざりしているみたいにボロボロだ。一応、確認しとかないとな。もし買い忘れでもあったら何言われるかわかんねえしな。うん…、OKだろう。まあ買い忘れがあったとしてもだ、今さら戻る気になれないんだが…。我ながら律儀だと感心する。不本意ながらに特注のケーキどころかプレゼントまで用意したんだからな。これで文句のひとつでも言われようものなら間違いなく叩き出してやる。そうは言ってもだ。逆にこのプレゼントでメロメロにでもなられるのも困るんだが…。………………………。思わず想像してしまった。なんて気持ちの悪い光景なんだ。それこそ悪魔人形が天使人形になる!? あ、ありえねー!やっぱり、そっちのほうが俺的に性に合わない。どうせまた文句をさんざん言われるだろうけど、そのほうが悪魔人形らしいってもんだ。はぁー、俺ってなんでこういう運命なのかねぇ?再び、ため息。いかんいかん、なんだか癖になってるぞ、俺。出来ることなら平穏な独身生活を送りたいです。神様プリーズ。彼女が欲しいとか結婚したいとか、そんな無謀な望みはしません。一人で静かに過ごせたらそれでいいです。…って、信心深くない俺としては誰に祈ればいいのかねぇ?とにかくあんな奴でも寂しさを紛らわすには役にたってるわけだし、まあいいか。紛らわすってレベルをはるかに超越しているがな…。騒音公害とでも言うべきなんだろうか?紙切れを再びポケットにしまい、鍵を差し込もうとして手を止める。なんだかんだ言っても俺は楽しんでいるのかもな。あれでも一応家族だ。増えるのは悪くない。だからこそ1年も普通に過ごしてきたんだろうな。プレゼントの包みを見て感謝にはこれで充分過ぎるだろと思った。さて、『ただいま』を言うのはこれで365回目なのか。早いものだ。『おかえりなさいですぅ』と言われるのも365回目なんだろうな。その後に続く小言も365回…。俺ってやっぱりけなげだよな。うん、俺って本当に偉い。偉いぞ!どこかで誰かに功労賞を戴きたいものだ。努力賞でもいい。とにかく褒めてくれ! でないと俺があまりにも可哀想過ぎる。あんな人形ごときに責めさいなまれる毎日を送る俺にエールを!そんなことはさて置き、ドアのノブをひねろうとして嫌な予感がした。なんだかとてつもなく悪いものが待っている気がする…。いや、それはいつもの事なんだが今日はレベルアップしていると言うか何と言うか。とにかくそんな感じだ。オイオイ…。今日の俺になんら引け目を感じることはないはずだ。だってそうだろ? 下僕らしくちゃんと注文どおりに揃えたはずだぜ。自分で下僕っていうのもなんだが…。しかし、俺、なんでこんなに卑屈になっているんだろうな。あれか? 昼間の一件か?ありゃ不可抗力だ。俺のせいじゃない。しかもセクハラでもないだろ?それに俺の女でもないただの人形に何の引け目を感じる必要がある?そうだとも俺は悪くない。健全な成人男性なんだよ。突然のアクシデントに煩悩を乱されてもいいじゃねえか。てめえの硬そうな胸とは違うんだよ! フンっだ。だいたい俺は人形に好意を寄せる趣味はねえ! 悪魔人形ならなおさらだ。くやしかったらピチピチの制服美女でも用意してみやがれってんだ。そん時は感謝のひとつでもしてやるさ。まあ人形ごときには無理な話だがな。…と、身に迫る違和感を下手な強がりで払拭してみる。どうせ俺の部屋の中だけいつもの非日常な空間なんだよ。いい加減うんざりだ。だが拭おうとして拭いきれない泥みたいな感じがどうもいただけない。なんとなくだが違和感みたいなものが背中を這っているような気がする。かと言って、このまま自分の部屋の前で躊躇するのも馬鹿らしい。手にした買い物袋やらプレゼントやらを見つめてウンとうなづく。俺に落ち度はない!そう信じてドアを開けた。平静を保ちつつ、いつものように365回目の台詞を言った。今日くらいはもっと自信を持っても良さそうなものだが自重する。そういうポリシーだ。「ただいまー。 おいっ翠星石。ちゃあんとお望みのやつ、買って…。」そう言って、目立つように買い物袋を掲げて見せようとした時に俺は凍りついた…。「おかえりなさいませ、マスター。お仕事ごくろうさまでした。」そこには制服姿の美少女がいた…。それもセーラー服!? はあぁ~?なんにせよたいした事は………あるじゃないか!? なんだそれ? …続く。
2007/03/20
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その9 ~夕方の風景6~店員は楽しげにラッピングを始めた。俺はもうなんとも言えない複雑な感情でどうにかなりそうだった。今の俺は肩を落してガックリしている状態に違いない。絶対そう見えるはずだ。さっきからため息しか出ない。それなのにこの店員は俺が興奮を抑えているかのように感じているのだろうか?いかにも良い買い物をしてもらって満足だと言う顔をしている。ふと、そんな店員と目が合った。そいつはにっこり笑ってこう言った。「お客様、こちらは当店からのサービスです。 うちの人形師が作った薔薇のコサージュをお付けいたします。 ワンポイントのアクセサリーとしてお使い下さい。」そして小さな赤い薔薇のアクセサリーとやらを箱につめた。「ああ、すまない。ありがとう。」もうどうだっていい…。とにかく疲れた…。ぼんやりとレジ横に飾ってある人形を見る。ガラスケースに収められた人形はどこか痛んでいるような感じだったが、それでもこの店の中ではひときわ輝いて見えるような気がした。というより魅せられる…!?なんだ? この人形だけ何かが違うぞ?綺麗だとか美しいとかそんな生易しいレベルじゃない。この人形だけがずば抜けているのだ。それよりも本当にこれが人形なのか?あれ? この感覚どこかで…?そんな感慨を壊すように声がかけられた。「お客様、お待たせいたしました。こちらがドレスでございます。 そして靴と帽子、コサージュはこちらに…。 おや? お客様。さすがにお目が高いでございますね。 大変申し訳ございませんが、こちらは販売しておりませんのです。 これは当店の人形師による最高傑作でして展示品なのです。 数年前に不幸にも事故にあい、現在修復中ではございますが、 完成度はかの有名なローゼンメイデンシリーズをも凌ぐと言われています。 あと3ヶ月もすれば完全に修復も終わるでしょう。 その頃にまたご来店下されば最高の人形をお目にかかると思いますよ。 そしてご覧いただければ、この薔薇水晶も喜ぶでしょう。」そう言うとにんまりと笑ったもう説明はうんざりだったが話の中での一言が俺の中で引っかかった。ローゼンメイデンだと? こいつ今、ローゼンメイデンと言ったな。なんでこんな奴が知っている? 人形屋だからか?そんなに有名なのか? ローゼンメイデンって…。「ローゼンメイデン?」「おや? ご存じないですか? この世界ではもはや伝説のドールなんですけどね。 人形師ローゼンが作ったといわれる世界に7体だけのドール。 しかも傑作中の傑作です。 王侯貴族でさえ手に入らなかったとも言われています。 コレクターなら誰でも手にする事を夢見る逸品なんですがねぇ。 そうですか…。ご存じないですか…。」店員はいかにも残念そうな顔をした。もちろん、俺は知らない素振りをしている。持ってるなんて答えたら何言われるかわかったもんじゃないしな。「さあ? 初めて聞くけどそんな人形が存在するんですか…。 じゃあこの人形はそれよりも素晴らしいってことなんですね。 へえー…。」またしても適当だが、話を目の前の人形に持っていって誤魔化す。この店員の言う事は悪魔人形が語った話と合致するが、そこまで傑作の出来だとはこの1年間暮らしてきた俺からすれば、到底信じられない話だ。悪魔人形も姉妹の話を何度かしたが長女は好戦的な暴れん坊、次女は自意識過剰のドジっ子、4女は男勝りの朴念仁、5女は高圧的で自己中、6女は我が儘やりたい放題のお子ちゃま、7女に至っては訳がわからんらしい。まったく、とんでもない姉妹がいたもんだな。その中で自分は一番清楚で気品があり心優しいというのだから、日本語の意味がおかしくなっているに違いない。いや使い方を根本的に間違っているというかそんな感じだ。実際に他の姉妹を見たわけじゃないから憶測でしか言えないが、悪魔人形を基準としても他の姉妹が優れているとは考えられない。逆に悪魔人形が最低レベルだとしても同様だ。どちらにしろ見た目はともかく性格は最悪だろう。人形だから見た目がいいのは当然だとしても、他の姉妹たちもやっぱり動くんだろう?現実に理解しがたいが自分で意思を持って動く人形なんだ。ならローゼンメイデンのドールってやつはまさに呪い人形じゃないか。アリスゲームって言ったっけ? 姉妹同士が争いあう…。なるほどそれは理解できそうな気がする。性格の悪い連中が互いを蹴落としあう最悪のゲームだな。んで、自分たちだけじゃなくて周りを巻き込んで迷惑し放題か…。と言う事は、俺以外にもあと6人のマスター(被害者)がいるんだな。呪われた人形に契約させられた運の悪い人間がな。そんなやつらに同情したくなるが俺だって被害者だ。運命なんてそんなもんだよ。俺みたいにすっかりあきらめるのが案外幸せなんだよな。でもまあ、作った奴に一度でいいから文句を言いたいね。もう少しマシな性格にしてくれれば本当に最高のドールだったのにって。今さら言ったところで仕方ないかもしれないが、そうだな…。そんな被害者(マスター)たちと集まって酒でも飲んで、一晩語り明かすっていうのもいいかもしれないな。被害者同盟ってやつだ。そこでお互いにどのドールが最悪か競ってみようじゃないか。それこそが真のアリスゲームと言えるかもしれないだろう。うちの悪魔人形は優勝最有力候補にまちがいないだろうな。…いや、やっぱりそんな不幸自慢なんか聞いても面白くねえな。それこそうんざりだ。最悪が最高なのか? 馬鹿らしい…。「最高のドールか…。」目の前のディスプレイに飾られたドールを見てつぶやいた。「ええ、今にも動き出しそうでしょう? もっとご覧になります? 昨日から展示しましたので まだ手に触れるわけには行かないのですが、お客様には 特別にお見せいたしますよ。どうですか?」店員はニンマリ笑って、さぞかし自慢げに聞いてきた。そのいやらしい笑い顔はあまり好きになれそうもない。「いや、結構です。まだ他に寄る所がありますので…。 時間がないみたいなんで、また今度ゆっくり寄らせてもらいますよ。」そう言って店を後にする。さっきのケーキ屋とは違った意味で疲れた。とにかく早く帰ろう…。悪魔人形に渡された買い物リストを見てさらに疲れがたまる。でも…。なんにせよたいした事ない。残りは近所のスーパーで何とかなるだろう。問題なのはこのケーキとプレゼントをいかに満員電車で守るかなのだ。いったいどんな悪行を重ねればこんな仕打ちにあうんだ。あれか…。朝の占い…。まったくこんな日に限って朝の占いがよく当たるのはどういうことだ。さすがに最下位は伊達じゃねえ…。勘弁してくれ…。 …続く。
2007/03/19
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最近、週末は『ひぐらし…祭』です。ようやく綿流し編を終えたと思ったら、次は目明し編…。あれ祟殺し編は?と言う疑問を置いといて、目明し編は悲しすぎます。それではまた…。
2007/03/18
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その8 ~夕方の風景5~似合うかどうかはともかく、これ以上の長居は体に悪い。人形に囲まれているのはどうにも落ち着かない。そう思ったからこそ余計に適当だ。本当に適当なんだな…。適当に指差したそれは緑の服だった。確か今日のラッキーカラーは緑だったよな。俺的にはこれでいいんだ。プレゼントする側のラッキーカラーと言うのもなんだが…。別にいいじゃないか。買うのは俺だし…。「ほぉ、ラデューム・デ・ヴァンのカクテルドレスですか。 これはまた素晴らしい物をお選びになりますね。 この現代風にアレンジされた……。」そんな説明はどうだっていい。なんでこの店員はこんなにおしゃべりなんだ。生地がどうとか、レースの飾り付けがどうとか言われても俺にはわからん。「あ、あの…、それでおいくらになりますか?」やたらと長い説明はさすがにうんざりだ。何とか口をはさんで会計を済ませようとする。「……なんといってもデザイナーの森本みつ様の才能がふんだんに…。 あ、申し訳ございません。おしゃべりが過ぎてしまいましたか。 こちらのものは税込みで58,000円になっております。」「ご、ごまん、はっせんえん!?」思わず声に出た。俺としてはこういう場合でも動じないようにしているのだが、それでも声に出てしまうくらい驚いた。しかしいくらなんでもたかが人形の服だぞ。なんだその値段は?「現金でお支払になりますか? 当店ではカードのお取扱もいたしておりますが。」さっきからウンチクばかり並べてたくせに、値段に対する説明はないのか?確かに指差したのは俺だがまだ買うと決めたわけじゃないぞ。返事に困っている俺を無視して店員はよく見えるように服を広げた。淡い緑色のサテン生地のドレスは光沢が美しく、まるでマリンブルーのように青とも緑ともつかない輝きを放っている。店員曰く、なんとかの絹布を使っているからと説明されたが高級そうなのにはかわりなく、いかんせん俺にはその手の知識はまったくない。それでも人形に着せるぐらいの生地量だ。大人の女が着るドレスから考えれば3分の1にも満たないだろう。デザインとか縫製を考えてもそんな値段になるものなのか?さっきのケーキ屋とは正反対だな…。見た目相応かもしれないが、いくらなんでもこれは…。ポケットにある財布と相談するまでもない。俺はそんな現金の持ち合わせなどない。俺は給料日を過ぎたとは言え普段からそんな大金なんか持ち歩かない。買い物の予定があったにせよだ。1万円札1枚で充分だと思っていたからだ。それにもし持っていたとしてもこんな衝動買いみたいなことはできない。いったい1ヶ月の食費がどれぐらいだと思ってんだ。そのドレスで充分おつりが来るぐらいだろう。俺とあいつを足してもだ。あいつが馬鹿みたいに食えば食うほど俺は我慢してるんだよ。ったく、なんでこんな貧乏自慢なんか考えてしまうんだ。自分がいかに貧乏人かということを人形の服で思い知らされるとはな。……すまん、翠星石。貧乏人には無理な相談だ。いかにお前がローゼンなんとかだという高級なドールだったとしても、俺の家に来た時点で一般庶民の人形になっちまうんだよ。平均的なサラリーマンの収入では夢を見る事ぐらいしかできない…。残念だがプレゼントはあきらめろ…。もう考えてる時間さえない。言ってしまおう。言って楽になって、さっさと帰るんだ。俺は覇気なく答えた。「じゃあカードで…。」断ろうとした瞬間、このドレスを着たあいつの顔が浮かんじまった。本当に憎たらしい悪魔人形のはずなのにな。俺だってたまにはどっか調子の狂う事があるってものだ。仕方ない…。ああ仕方ない。絶対に仕方ない。本音は逃げて帰りたかったが、今さらここで断るのも悔しい。そうだ。悔しいんだ。あいつの度肝を抜くぐらいのプレゼントをしてやらない事には、この1年間にあいつから受けた屈辱を返しきれない。そうだよ、借りを返すんだ。百倍以上にしてな。だとすればこんなドレスなんか安いものだ。毎日毎日繰り返される罵詈雑言、容赦ない暴力、無謀な要求…。どんなに俺が辛い生活を送っているのか全然わかってないだろう。だからこれは復讐だ。目には目をと言うが、同じようにやり返すのは大人気ないし、それは俺のやり方じゃない。俺らしく…、そう俺らしくやるならこれこそがとっておきの方法だ。もうどうしようもないぐらい喜ばせてやる。二度と俺に悪態をつけないくらい喜ばせてやる。毎日毎日、ご主人様と呼ばせてやる。それこそ俺の人形ってもんだろ。あっ…、すでにマスターだっけ? いや真の意味でマスターになるんだ。答えた態度とは裏腹に心の中で闘志の炎が宿る。店員は鋭い目で俺の心を読んだに違いない。とんでもないことを言いやがった。「ありがとうございます、お客様。 ところでこのドレスに合う靴と帽子はいかがでございますか? これなんかお足元を引き立ててさぞかしお似合いになると思うのですが?」そう言ってガラスっぽい靴と麦藁帽子みたいなのを出してきた。なんだかもうこうなったら勢いだけだな。さすがに返事をする気力はなく、ウンウンとうなづいてからサインする。クレジットカードを使うなんて何年ぶりだろう…。書きながら急速に身体の熱が下がっていく気がした。しめて8万6千円か…。リボ払い確定だなこりゃ…。領収書の数字がよその世界の出来事のように見えた。そこにあるのは現実なのにな…。いやいや、そうじゃねえ。なんにせよたいした事はない。そう、たいしたことないんだ。値段がどうとかじゃない、いかにあいつを喜ばすかなんだ。そう喜ばす………、ん…?誰か…、俺のやっているのは正しい事なのか教えてくれ? …続く。
2007/03/14
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毎日書くから日記なわけで、気がついてみると私としては珍しく毎日更新しています。ただ、正確には毎日ではないかもしれませんけど、カレンダーを埋めているあたり今月は凄いんじゃないかと思っています。別に褒められるわけじゃないんですけどね。でもなんだか嬉しいんですよ。こういうコツコツした感じが好きです。理由はたぶん勢いづいた『なんに…』のおかげかもしれません。今日はupしないんですけど、明日ぐらいには夕方編の最後をupできたらなと思います。その後は『夜の風景』編に入って、翠星石がでてきます。これでやっとローゼンメイデンの二次小説っぽくなるというものです。自分でもこんな形式でいいものか悩みましたが、引きこもりでもオタクでもない普通の人にとっては当たり前の生活だと思いますし、だからこそ日常にありえない違和感みたいなものを浮かび上がってくる感じがいいんじゃないかと思います。主人公『高鷲惇』はそんな非日常にもめげずに生きていこうとする姿勢を保ちつつ、心の隅で現実逃避を願い、最後にはあきらめて受け入れている、そんな人間です。彼の災難はもう少し続くのですが、種類は違えど誰だって身に起こることですし、そう悲観したものじゃないかと考えています。そしてアリスゲームです。ジワジワと忍び来る影のように迫って来るのはミーディアムである宿命なのですが、それは巴にしろ大和にしろ避けられない事であり、当のドールたちよりも人間の方が複雑な関係に振り回されそうなのですが、そのことはゆっくりと書いていきたいと思っています。かなり以前のコメントのお返事にも書きましたけど全てのドールが揃えばリアルなアリスゲームを始めたいと思っています。といっても私の二次小説ですからたいした事ないかもしれませんね。それで『なんにせよたいした事ない』なのか…。 違っ!!それではまた…。
2007/03/13
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近頃はなんとも意味不明の日記を書いています。頭がかなり雛見沢に毒されまして…。これもオヤシロ様の祟りかも…。そうなると日本国中にかなりの人間が祟られている事になるかもです。まあ、発売が2月で、ある意味良かったかもしれませんね。これが6月なら…。そう考えると綿流しのお祭りに全国で鬼隠しにあう人が何千人も出てくるかもしれません。鬼隠し…? PS2のついたTVの前から動けなくて外へ出られなくなるといった…。………、それってただのひきこもりやんか。…と冗談はさて置き、最近、空気が乾燥しているのか花粉が蔓延しているのかコンタクトレンズが辛い毎日です。寝不足で目が腫れている!? それも疑いましたけど、どうやら違うらしく困っています。お仕事が辛いのなんのって。やっぱり春だからかなあ?今年は雪が少ないから、きっとそうだよ。うん、そうだ、そうだ…。もはや意味不明すぎて私もなんだかわかりません。元から文章能力にかなり疑いのある私ですが、最近ではよりレベルアップしてきているのかもしれませんね。書いている本人でさえ意味不明になりがちです。少しは読む人のことに気を遣ってもらいたい。なんて責めてみたい気もするのですが、なんといってもこの私ですから効果があるわけなく、そんな感じもいいんじゃないかなと思ってみたりして…。今さらですが、いい加減な性格ですね。(絶対、スイドリームの影響だ)えーっと、何の話でしたっけ?乾くって話ですね。どちらかというと雨の湿気よりは全然平気っぽいような気もするんですけど、人間には適度な湿り気が必要なんでしょうか?想像しただけで憂鬱になる梅雨の季節よりかは全然マシなはずなんですけど…。じゃあ花粉症の疑いを考えてみる?そう書いても、私自身花粉症と縁遠い気がするんです。全然平気な部類に入ると思います。そもそもどんな状態が花粉症か、もうひとつピンとこないような…。ある意味、幸せな人間なのかもしれません。とりあえずレンズを換えるだけで目がかなりマシになりました。レンズは清潔に! 大雑把な手入れがよくないんですね。あ~、なんともダラダラした文章が私らしいんですが、たまにはいいかもです。(いつもと言う突っ込みは無しの方向で)それではまた…。
2007/03/12
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気がついたら綿流し編…。かなり夢中ですね。なんて言ったって、これ恋愛ゲーと思うくらい…。素直に好きになれそうです。でもやはり『ひぐらし…』なんですね…。もう少し時間があれば…残念。それではまた…。
2007/03/11
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雨ですね…。週末が雨だと憂鬱なものです。そういうときに限って予定の半分はパーになります。今週末は、というより今週末も『ひぐらし…』なんですが…。他にもやる事はありそうなものなのに、その『他』に気が向かない。………言い訳すらならないですね。それではまた…。
2007/03/10
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こんな時間に珍しく書いています。理由はともかく、寝ぼけた状態で書かないってのが嬉しいですね。珍しいついでですが、『なんに…』その7をUPしました。これも1回で納まるはずの話なのですけど、8000字の限界にわずかながらオーバーしそうだったので2つに分けました。8000字の限界と言うのは携帯でこのブログを見るとき、8000字ぐらいで切れてしまうらしいのです。そういうコメントを以前いただいて、私も自分の携帯で確認したんですが、やはりそうなるみたいですね。一昨日も書きましたけど、『なんに…』はストックがあって先の話は2話ぐらい書いているんですが、実はそこに至る話がまだ書いていないという出鱈目さがあるんです。書いていないのは今回の話の後編(つまりその8)なんですが、これをもし書き上げたら毎日UPするという異常事態にもなりそうです。いや無理ですね。あまり無茶しないでおきましょう。それに一気に読むと面白くないですよ、私の文章って。隔日ぐらいでUPするのがちょうどいいのかもしれません。そんな事書いているとまったくUPできそうにないような気がするのは私だけでしょうか。この『なんに…』はどれぐらいのレベルでもってエロいのか判断に悩みますが、私的には青年誌並に書いているような気がするんですけどどうなんでしょうか。健全な普通の大人男性を描くには欠かせないものだと思うんです。逆に言えば女性のことを考えない堅物な男性は少数派なのではと思っています。私の偏見かもしれませんけど、かなり普通の男性として主人公『高鷲惇』を描いています。でもやっぱりエロいですか?私の周りの男性がエロい? それとも私が…? それはご想像にお任せしましょう。それではまた…。
2007/03/09
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その7 ~夕方の風景4~しかし、プレゼントか…。なあんも思いつかん…。馬鹿らしい。そもそも俺が何でプレゼントなんかしなくちゃならねえんだ。飯食わせてもらって居候させているだけでも感謝すべきじゃないのか?働かざるもの食うべからずって言うじゃねえか。いい言葉だ。それにしても指輪が酷くうずく。いったいあの悪魔人形は何をやってるんだ。新手の呪いでも思いついたか。ジンジンして…、って熱っ! 熱っ熱っ熱っ! っててて、なんだこりゃ?「おい冗談じゃねえぞ。この指輪は呪いのせいだかで取れねえんだぞ。」今にも燃え出しそうな錯覚を感じるくらい熱くなった指輪。それを無理やり取ろうとした。わかってる、これは外れないのだ。でもそんな悠長なことを言っている暇はない。「うわっ! マジで勘弁してくれ! って、あれ?」幻覚かもしれないが左手に炎が見えたと思った瞬間、指輪は何事もなかったように静まる。………いったいどうゆう冗談なんだ?なんにせよたいした事ない。たぶん錯覚だ、錯乱だ、気の迷いだ。週末だから疲れてるのか?左手をブンブン振ってみた。当然、何もない。あほらし…。考えるのはよそう。まったくこれさえなけりゃ、1秒でもあの悪魔人形のことなど忘れられるというものを…。道の往来で歩きながら俺はなにをやってんだろうな。通り過ぎる人々の視線が妙に痛い。何もなかったかのように振舞いながら駅へ急ぐことにする。このケーキがプレゼント兼用ってことでいいじゃないか。そう思うことにした。だいたい人形風情にプレゼントなんて贅沢だろ。うん、これで充分、充分。「ん!?」横道を大通りに向かって通り抜けようとした時にひとつの店に目が留まった。「アンティークドールの店か…。」人形人形なんて思ってるから気にかけちまうんだ。見なかったことにして通り過ぎようとも思ったが、足は店の前で止まる。悪魔人形もこれぐらい上品なら良かったのに…。まぁあいつは別物だな。人形師ローゼンだかなんだか知らねえが、こういう上品な人形を作りやがれってんだ。ショーケースのガラス越しに見えるアンティーク人形を見て独り言を言う。「いらっしゃいませ。店内にはもっとたくさんのドールがございますよ、お客様。」うわーっ! びっ、びっくりしたじゃねえか。箒を持った店員らしき男がいきなり話しかけた。眼鏡をかけたその男は妖しい営業スマイルを俺に向ける。なんだこの店の店員か?「いや、その…。えーっと。」「ささっ、どうぞ、どうぞ。ご遠慮なさらずに。見ていただくでも結構ですから、ね。」半ば強引に店内へ案内された形になった。正直、興味はないのだが…。とは言え、こんな形で入るのは逆にいいのかもしれない。でないと入る事なんてないのだからな。にしても…。他の客がいない…。あたりまえか、こんな時間だもんな、閉店前ってところだろう。クラシカルなBGMが流れる店内はどちらかというと博物館みたいだ。外から見るより意外と広い店内にたくさんの大小様々なドールが並んでいる。近くにあったショーケースの中の人形を見てギョッとする。いや人形に驚いたわけではない。値段に驚いたのだ。「1,2,3…。0が5つ!? ってことは30万円!?」俺の声に反応したのか店員がにっこりと微笑む。「はい、そちらのドールは大変お求め安い価格となっております。お買い得ですよ。 18世紀のものですが状態が大変良いものです。ドイツのコレクターが…。」店員のうんちくに耳を傾ける気のない俺は慌てて隣の人形を見る。オイオイ、これ以上人形を増やしてどうする気なんだ。そういう趣味はねえ。しかし店員の目には俺がよっぽど興味を示しているように映るのだろう。片っ端から解説していきやがった。反論するのもめんどくさいので黙って聞くことにする。「ああ、お客様。そちらからは当店専属の人形師の作になります。」店内をゆっくり歩いていた俺に向かって自慢げに店員は言った。ああ…。なんて言うか、俺でもわかる。これは凄い。伝わってくるものが違う。さっきまで見てきたのが中古車なら、これはモーターショーのレベルだな。ふいに悪魔人形の顔が浮かんだ。あいつならこの人形たちに勝てるのだろうか。黙っておとなしくしてりゃあな…。そう思って苦笑する。「もしお子様などにお求めでしたら、こちらのドールなどいかがでしょうか?」振り返るとそこには手のひらに納まるサイズの人形が並んでいた。こいつ…。やけに気が利く…。なんでそんな事わかるんだ?昼間、大原さんにアドバイスしてもらったことを思い出す。『小さな女の子なら、人形とかぬいぐるみがいいと思いますよ。 もう少し大きい子ならお洋服とかもお勧めですよね。私も子供の頃…。』人形に人形はさすがにどうかと思うんだがな大原さん…。事情をいえない俺がもどかしい。一般的にはそれでいいはずなんだが、相手が相手だからな…。想像すると頭がおかしくなりそうなので止めておく。サイズ的には子供を抱えるぐらいになるのか。気持ち悪い…。だめだなこりゃ。ため息をつこうとして、ふとひらめいた。ははは…さすがだな俺。まったく、天の啓示というか、俺的に素晴らしいアイデアだ。「いや、実は人形はあるんだが、その…人形に着せ替える服なんかは置いてあるのかな? えーっと、娘がそういうの好きな年頃らしくって…。」変に焦ってるところが怪しくて自分でもフォローになってない気がするんだが…いいか。店員はにこりと笑い、「もちろんございます」と言って俺を奥へ案内した。歩きながら店員は再びうんちくを語りだす。そんなことはどうでも良かったが誤解されてないのが助かる。あくまでも娘が人形を持っていることに疑いのない調子に気を良くした。「お客様、ドールのサイズはご存知でしょうか。」はあ? サイズ? 困ったな…。知らねえぞ、そんなの…。でも店員の言うことも一理ある。これだけいろんな大きさがあるんだ。普通聞くよな。「えーっと、娘がこれぐらいだから人形はこんなもんかなぁ。」そう言って身長の高さを手で表す。嘘八百とはよく言ったもので、こうなりゃでまかせだな。実際、殴られたり蹴られたりされるのは日常茶飯事なのだが、それ以外はわからない。つまり正確なサイズまでは測った事ないし、測りたくない。抱きかかえたのだって、あいつを部屋でネジを巻いた以来だから覚えてなんかない。背の高さくらいしかわからないってんだからどうしようもないな。ああ…このアイデアはおじゃんか…。サイズがわからなきゃどうしようもないな。「では、こちらなどいかがでしょうか?」まさに天の助けだ。店員は俺の予想に反していろんな服を見せてくれた。そうか、所詮人形だものな。大きさだけで判断できるか。納得。人間みたいに細かいサイズなんか関係ないんだ。確かに普通の人形なら自分から服を着たりしないしな。ウチのが例外なんだ。着せ替えしやすい大きさになっているんだろう。なるほどなあ。色とりどりのドレスを見る。これがゴスロリってやつか…。どう考えても似合いそうもないんだが…。イメージが悪すぎるせいだろうか。俺が考えあぐねていると店員は親切に声をかけた。「近頃は男装も流行っておりまして、こういうのもございます。」なんか宝塚のスターみたいだなと思った。意外と似合いそうな感じがする。でもあの髪の長さじゃおかしいだろう。足元まで伸びてんだから、あいつ。また難しい顔をしてしまう。服なんて…よく考えればこれほど難しい選択はないぞ。だいたい俺自身、ファッションに詳しいわけでもないし、女ならなおさらだ。「あまりお気に召さないようでございますね。申し訳ございません。」「そうじゃないんだ。どれを選んでいいのかわからなくってさ。」「なるほど、ではお伺いいたしますが、お嬢様の将来の夢とかご存知ですか?」「将来の夢?」「例えばですね。看護師ならナース服がございますし、客室乗務員などの制服もございます。 そういった職業制服をドールに着せることにより夢をかなえてあげるのはいかがでしょう。 きっとお喜びになりますよ。もちろん一番人気はウェディングドレスなんですけどね。 まあ、大人の方でもそういうご趣味の方がおられましていろいろ取り揃えております。」俺に制服属性があることを否定しないがあからさまにこれって言うのもなあ…。ここでセーラー服って言えばやはり変態扱いされるのだろうか。言わないがな…。余計な選択肢を与えられたおかげで俺の頭はますます混乱する。な、なんにせよたいした事は…ない。どうせ人形の服だ。パッと決めちまえばいいだろう。そう決心して適当に指差した。 …続く。
2007/03/08
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最近、日記らしい日記を書いていませんよね。いつもの事だと言われればそうなんですけど、この時間が妙に疲れていたりするんです。一般の人から見れば熟睡している最中ですけど、私的にはそれほど苦もない時刻なのかなと思います。っていうか、思っていました。妙に調子の悪いと言うか、なんなのでしょうか?さすがに3話連続でSSをupするのは集中力にチャレンジしているみたいで精神的にかなりまずい状況だと思えるので今日は自重しています。正直に書けば『なんに…』は次のストックがあるくらい書いているのですが、まだ早いかなと思っていますので、いずれ気が向いた時にでもupします。オイッ!まあそういうときのために『Tomoest』と『そこ現』のどちらを書くという選択肢を用意していたのですが、今の現実でいうとそのどちらも気がのらない状態でして更新はいつになるのか見当がつかない状態です。えーっとそんなこと言ってる場合じゃないですね。そうなれば『13の』とか『おかえり』とか『おかえり』とか『おかえり』はどうなんだって話です。書きたい事が多すぎます。我ながら酷い展開です。でも書く時間が意外に少ないのであきらめてしまえば、いっそ楽になるんでしょうけど、私そういうのはあまり好みでございませんので、出来るだけ集中して短い時間で書き上げたいと思っています。時間が少ないのも『ひぐらし』をやっているからだと言うダメダメな反論もあるんですけど、それは言わない約束みたなことにしてください。さっきやっと『鬼隠し編』が終わったばかりなんですが道は険しく遠いみたいです。あーーー、そう言えば昨日のSSの解説を忘れてしまっていました。明日書くかな?書かないかな? かわい~い。お持ち帰りお持ち帰り」それではまた…。
2007/03/07
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その6の裏 別の夜の風景時刻は10時を回っていた。レストラン『欧州亭』の閉店時刻である。9時30分のオーダーストップとともに厨房にいたシェフたちは後片付けを始め、その頃にはそれをほとんどを終えていたが、それとは別に明日の仕込みに追われている。閉店後には店内の清掃が始まるわけだが、その日はまだ客も何人か残っていたためにそれは出来そうにもなかった。週末ではよくある光景である。その店の裏側で一人の男が座っていた。彼はコック帽を横に置いて鼻歌交じりに玉ねぎの皮を剥いている。それは彼の日課とも言うべきもので特に明日は土曜日ということもあり、普段の倍近い量をこなさないといけないのだが大して気にもしてないようだった。くるくると器用に剥いては大きなざるに入れ、また剥いてはざるに入れる。機械的だがそれの繰り返しに飽きる様子もなく、むしろ楽しそうであった。熟練のナイフ裁きで瞬く間に白い肌をみせた玉ねぎが積まれていく。本来ならこういった仕事は新米シェフがすべきことなのだが彼は気にかけない。単純な作業ゆえに意識は手元にありつつも集中して新作のレシピを考えている。それが何よりも楽しいらしい。頭の中では旬の食材を使ったケーキが生まれては消えていく…。やがて近くにあった段ボール箱を空にすると、一息ついて伸びをした。「はあー、今日の玉ねぎ完了っと。次はジャガイモか…。」そう言って積まれている段ボール箱に手を伸ばそうとした時だった。上空からふわりと黒い影が降りてきて段ボール箱の上に止まった。「ばっかみたい。よくもまあ飽きもせずに毎日こんなこと続けていられるわねぇ。」黒い影が喋った。それを見て男は驚く様子もなく、にっこり微笑んでいる。「だってさー、この玉ねぎが明日になればめっちゃうまい料理になるんだぜ。 それ考えてみろよ。頬が緩んじまうよ。しかもだよ、使い道はなんでもありだ。 カレーだろ。オニオンスープにグラタン、ハンバーグ。宝の山みたいなもんだ。 水銀燈だって俺が作るオニオンスープは大好きだろう?」屈託のない笑顔を向けた男は黒い影―――水銀燈に優しく語りかけた。「ふん。つまんないわよ。これならパリでいた方が良かったんじゃないかしら。」水銀燈は顔を横に向けて毒づいた。「まあ、そう言うなよ。だってほら俺、日本人だしさ。やっぱりこの国が一番なんだよな。 そりゃあっちでの修行も悪くないし、まだまだ勉強することもいっぱいあるけど、 こっちで店を開くのが俺の夢なんだから、もう一度日本で修行するのもいいかなと思う。 それに親父たちの消息が今度こそ掴めそうなんだ。 水銀燈だって、真紅ちゃんたち仲間が日本にいるから良かったんじゃないのか? 俺よりもお前の方が喜んでいたと思ってたんだけどなあ。あっ、ちょっとごめんよ。」そう言ってジャガイモの入った段ボール箱を取り出し傍らに置いた。水銀燈はふわりと横の箱に飛び移って怪訝な表情をつくる。「真紅ですって!? この私が喜んでいる? いったい何を勘違いしているのかしらねえ。 いずれ全てのドールが揃えばアリスゲームは始まるのよ。 そうなれば仲良しごっこはおしまいだわ。」「おいおい、またそんなことを言う。前みたく仲良くすりゃーいーじゃんか、姉妹なんだし…。」男は箱からジャガイモを取り出してひとつずつ丁寧に洗い始める。「おっ! こりゃ結構いいジャガイモだな。ハハハ…。」たわしを使ってごしごしとこすられたジャガイモを見て男は微笑む。「おあいにくさま。私はアリスになるドールなのよ。 また日本へ戻って来た以上、そんなのできるわけないわ……。」(あなたがパリでいてくれさえいたら、そのまま二人で平和な暮らしを続けていたのに…。)水銀燈はそう続けて言おうとして口を閉ざした。変わりに口を歪ませる。「そっかー、でもまあ、なるべくなら争いごとは御免だな。桜田だって望んじゃいないだろ。」男の表情はゆったりだが熟練した手の動きは素早く、洗われたジャガイモは次々に積まれていく。水銀燈はその光景をさもつまらなそうに眺め、段ボール箱へ腰掛けた。「さあねぇ。真紅のミーディアムの考えることなんてわかんないわ。」赤い目が男を見つめる。「なあんだ、まだ桜田んちに行ってないのか? そっかぁ、今やすでに有名人だもんな。」男は視線を手元に集中したまま答えた。ゴシゴシ洗い、ジャブジャブ洗う。かつての同級生の姿をテレビや雑誌で見た記憶がある。いろいろあったがすべてはいい思い出だったし感謝もしている。彼に言わせるとお互い様だろう。水銀燈がここにいるのも彼のおかげだ。今では遠い存在かもしれないが、それでも友達だって胸を張って言える。「行くわけないでしょ。そういう大和だって行ってないじゃない。」ピクッとして大和と呼ばれた男の動きが止まる。濡れた手のままポリポリと額をかき、顔をあげた。「まぁー俺は、その、なんちゅうか、照れくさくってさ。 あいつに俺は世界一のパティシエになるなんて大見得切ったもんだから。それに…。」大和はニカっと笑って言った。「あいつとの約束だかんな。俺の店の一番最初の客になってもらうってぇの。 だからさ、そん時に堂々と会いたいんだよ。たぶんあいつもそう思ってるはずだ。」「くっだらな~い。会いたいなら会えばいいじゃない。」「そう言うなよ。男ってなぁ、そういう生き物なんだよ。よしっ!洗い終わった~。」大和は横に置いてあったタオルで手を拭くとナイフを取り出した。洗い終えたジャガイモを今度は皮を剥き始める。「馬っ鹿みたい…。」水銀燈は口ではそう言ったものの、頬がゆるんでいた。自身でも理解できないのだが、そんな大和を見るのは悪くないと思っている。雲ひとつない夜空にはただひとつの月が輝き、二人を照らした。それは街灯の明かりよりも強い銀色の光のようだった。「なあ水銀燈。今日さ、不思議な客に会ったよ。 なんていうのか…親近感が湧くっていうか、そんな感じでさ。 ただのサラリーマン風の男なんだけど、俺の知り合いでいたっけな?」ふいに水銀燈の顔が曇る。やはりドールと契約し無意識の海に足を浸した者同士、何か通じるものがあるのかもしれないと水銀燈は思った。「ああ…あの人間ね。」水銀燈はぶっきらぼうに答えた。出来ることなら関わってほしくない相手だからだ。それを聞いた大和は顔を上げて意外そうに水銀燈を見つめる。「そうだよ、知ってんのか? 誰だっけ? 俺のクラスメートにしちゃだいぶ年上っぽいけど。 なにかでお世話になった人かなぁ。でも高鷲…だっけ。そんな名前は記憶にないしなあ。」水銀燈は大和といきなり目が合って動揺した。こんな大和の反応は初めてだった。「さあ? あなたとの関係なんて私が知るわけないじゃないの。 でも…そうね。あれはミーディアムだわ。たぶん…翠星石の…。」動揺を悟られまいと水銀燈はそっぽを向いて答える。嘘はつかない。でも話したくなかった。それだけに水銀燈は素直になれない。翠星石が自分から戦うとは思えないが新たな敵になりうる存在を認めないわけにはいかない。何よりもドールが契約する本当の理由を考えると複雑な気持ちになる。(これでまたアリスゲームの再開が早まる…。)水銀燈にとってこれほど喜ばしいことはないはずなのにいつからか胸が痛むようになった。窺うように横目で大和の顔を見ると水銀燈の憂いなどどこ吹く風のように、大和はパーッと目を輝かせた。「そっか、翠星石ちゃんのか…。とうとう見つけたんだな、翠星石ちゃん。」大和は喜びを隠せない様子でにんまりと笑った。大和の頭の中に楽しかった思い出が甦り、悲しかった別れの記憶まで呼び覚ます。自分だけにこっそりと打ち明けた本当の理由は理解できなかったが、最後に翠星石が言った言葉は覚えている。『大和の作ったケーキ、美味かったですよ。でも翠星石には足元にも及ばねぇですぅ。 もっと精進して美味いのを作りやがれですぅ。そしたらまた食いに来てやるですよ。』その言葉があったから自分は続けているのかもなと大和は思った。「桜田んちを出て行く時はなんでだと思ったけど、よかったじゃん…って、ああっ!」突然の大声に水銀燈は驚いて大和を見る。「何よっ?」「しまったー! そうとわかってたらもう少しサービスしとくんだった。ハハハ…。」その笑い声に肩の力が抜ける。まったくこの人間ときたら能天気にも程があるとでも言いたげな顔をして苦笑した。「ふん。馬っ鹿みたい。なんにせよたいした事ないわ。 ただの人間、それもつまらない人間だもの。でも…。」(でも、大和の言うとおり、あの人間には何かある。気になるわね…。)水銀燈は大和とは対称的によくない何かを感じ取っていた。それは翠星石が一人でマスターを見つけたという事実に違いない。あの男の指にはめられた契約の指輪はドール1体分だったからだ。では蒼星石は別のマスターを見つけたのだろうか。水銀燈はそれが気になった。(まあいいわ。私とマスターの前に現れたらジャンクにしてあげるだけだから…。)(そう…、誰にも邪魔させない。これは私たち二人だけの生活…。)「そんなことないさ。真面目そうないい感じの人だったけどな。しっかりしてそうだし…。」水銀燈の想いなど想像もつかない大和は再びニンマリ笑ってジャガイモを剥き始める。「また来るかなぁ。できれば翠星石ちゃんも連れて来てほしいなぁ…って、おい?」再び、手を動かしながら大和はつぶやいた。水銀燈は立ち上がった。伸ばした黒い翼が月光にきらめく。その姿は闇に浮かぶ天使のようであった。「大和、先に帰ってるわよ。あなたもさっさと仕事終わらして帰ってきなさい。 そうね。今夜の食事はその玉ねぎを使って作ること。いいわね。 それとデザートは…、ショーケースの右端にあったアップルパイでいいわ。」水銀燈はそう言って飛び立っていった。大和は立ち上がってポカンとそれを見送っていたが、やがてその姿が闇に溶け込むとやれやれと腰を下ろした。「ハハハ、まいったな、これ店のなんだけどなあ…。それにアップルパイか…。 まだ残ってたっけ? あれ、確か完売してたはずじゃなかったか? まぁいいか。いつも残りものだもんな。今日くらいは特別サービスしてやろう。 パイ生地があったはずだから、これから焼いて帰るとしよっか。 なんたって翠星石ちゃんのマスターと出会った記念日だもんな。 さっさとこっちは片づけるとするか…。」 積まれた段ボール箱を見て苦笑する。「まだあと1箱残ってるんだけどな…。」再び大和は水銀燈が消え去った夜空を見上げた。その姿は当然見えない。夜空に向かって笑顔でそっとつぶやく。「まっ、いいか…。あと一箱くらいすぐに出来るだろう。 なんにせよたいした事ない。」 END
2007/03/06
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その6 ~夕方の風景3~雑居ビルが立ち並ぶオフィス街の裏通りの路地に入る。そこはちょっとした商店街風になっていていろんな店が並んでいた。そう思ったのはこんな時間にここにくることなんてなかったからだ。ランチタイムがスーツ姿の連中で賑わっているのと比べると大人しい雰囲気だ。というより7時に閉める店が多いんだな。贅沢だといわれようが昼飯ぐらいはいろんなものを食べたいと思う。一人暮らしが長いと自然とそう思ってしまうものなのかもしれないよな。まあ最近はあの悪魔人形が『朝食は1日の基本ですぅ』とか抜かしやがるもんだから、健康的に3食も喰えてしまうもんなのだが、いかんせん大きなお世話だ。そういうわけでここらは昼休み以外に当然、用はない。ないのだが不本意な理由により足を踏み入れてしまった。うむ…。なにを躊躇しているのかというと…。昼休みにある店でケーキを注文してしまったことが発端だったりする。ケーキなんて甘いもんは俺自身まったく興味ないのでパルナスだろうと不二家だろうと、りくろーおじさんだろうとお構い無しだ。出来れば口にせずに済むに越したことないのだがそうもいかないみたいだから仕方ない。今、手にしているメモ紙には汚ねえ字でケーキと書いてある。なんだか丸っこい絵みたいなものがデコレーションケーキをイメージしているのだろう。どっちかというと呪いの呪文にしか見えないのだが、たぶんそうだ。しかしまあ…、なんというかこの字を見ていると狂気に走れそうだな。手紙でも書かれた日には…って、そんなことはどうでもいいか。そうじゃなくて社会のルールの基本上、注文したからには買わないといけないだろう。それが良心であり、何ら問題などないはずだ。当然だが欲しいと思ったから注文したわけで、いらないものを注文するほど俺は暇でない。今さら何いってんだか…。ええい、正直にぶっちゃけてしまえば、もう一度あのパティシエと顔を合わすのがどうもな。う~ん…。あの笑顔がちょっとまぶしすぎる。いや待て、誤解を招く発言だ。そういう意味ではない。意味ではないんだが…。なんだか会ってはいけない様な気がするんだよ。虫の知らせか?とは言え、店の前でウロウロするほど不審な人物ではないのだから、ここは腹を決めないとな。しゃーねえ。あいつのためだ。早く帰らないと余計怒られるだろう。それにしてもこの店は小さくて雰囲気がいい感じだよな。演出というか明かりの使い方がうまいのに気づいたのはあたりが暗いからだ。アンティークとかに詳しくない俺でもそれぐらいはわかる。豪華なホテルのディナーよりも断然デートにもってこいだろう。というか窓越しに見える客層はほとんどカップルみたいだしな。などど店の感想を言ってる場合じゃなかったな。入るとするか…。ん…!?ドアのノブに手をかけたとき、上空からの視線を感じた。気のせいだろう。薄暗くって何にも見えないしな。あーやだやだ。何、緊張しているのだろうね、俺は。「いらっしゃいませー。」 ウエイトレスの声が店内に響く。昼間と違って落ち着いた感じが心地良い。今さらだがやっぱりいい店だ。レジにいたウエイトレスに用件を伝えるとしばらく待つように言われた。レジ横のショーケースに並ぶケーキはどれも美しかった。そういう趣味はないのだがつい見とれてしまう。多分こういうのを見慣れていないからだ。そうだ、そういうことにしておけ。だから声をかけられているのにすぐに反応できなかったんだな。「お待たせいたしました。高鷲様ですね。昼間はどうもありがとうございました。」恥ずかしながらビクッとして声の主を見る。噂のパティシエだ。やっぱりこいつ…、いい笑顔だ。力強くてやさしい明るい笑顔。って、何で俺が男の笑顔にこうもドキドキする。言っておくがそういう趣味はないからな。男は白い箱を手にしている。多分あの中に注文したケーキが入ってるんだろうな。とっとと受け取って帰るとするか…。そう思った瞬間、男は蓋を開けて中身を見せた。「えーっと、こちらがご注文されたケーキです。 小さなお子さんのパーティーに使われるってんでかなり気合入れて作りました。 久々の自信作って言ってもいいぐらいっすね。俺の独断ですけど…。 あれ…?、あっ……、やっぱり……だめっすか…。」直径15センチくらいの小さなデコレーションケーキが現れる。正直、思わず見とれて声も出なかった。綺麗だ…。いや綺麗過ぎる。なんだこりゃ? 芸術作品か? 子供の頃の俺なら夢に見たであろう物が現実に目の前にあるみたいだ。男は俺が絶句しているのを勘違いしてか、悲しそうに落胆していた。ちょっと待て! そりゃ違うぞ。俺は慌てて誤解を解かなくてはならなかった。「いや、そうじゃない。そうじゃないんだ。 なんて言うか…、すごく綺麗だなぁと思って…。実はその…。 俺ってあまりこういう甘いものには興味のない方だから…。 なぜだか素直に見とれてしまって…。」言ってる事はこっぱずかしいが焦ったために正直に答えてしまった。別にいいだろ? 嘘ついてないし…。俺の言葉に気を良くしたのか、男はたちまち表情を崩した。「見た目だけじゃないっすよ。味ももちろん保障します。」そして男は白い歯を見せてニカッと笑った。「みたいだな。ありがとう、これで子供も喜ぶよ。で、いくらだ?」さぞかし値が張るんだろうなと思いつつ、それなりのもんだから仕方ないとあきらめた。だが、とんでもないことを男は言った。「ええっと、3千円いや、オマケして2千円でいいですよ。」ま、マジか? あんたはうちの大原さんが絶賛するくらいのパティシエなんだろ?しかもフランスで賞をいくつも獲ったこともあるって聞いてるぜ。こんな小さな店にしろ、3つ星のフランス料理店並のものなら1万円って言われても驚かない。ひょっとしてケーキってもんは芸術的なものでもこんなに安いのか?「どうして? こんな見事なケーキだろ。相場は知らないが3千円でも安いくらいだ。」「う~ん…。だってお客さん喜んでくれたじゃないっすか。それに…。 俺、小さな子供が喜ぶ姿を見るのが大好きなんですよ。だから、その…。 オマケした千円分だけ余計に、その子にプレゼントを買ってやって下さい。」そう言ってはにかむパティシエの姿にすごい罪悪感を覚える。うわーっ! やっぱり、こいつとんでもねえいい奴だ。 そのプレゼントを受け取るのがあの悪魔人形だと知ったら、どんなにこいつは悲しむだろう。俺は今日ほど人の善意が踏みにじられる瞬間を見たことはないと思った。だが許せ。知らぬが仏というじゃないか。なっ。君の善意は間違いなく天の神様もご覧になってるであろうよ。情けは人のためならずとも言う。きっと君に返ってくるさ。『じゃあせめてクッキーでも』と言うのを丁寧に断って気持ちだけいただくことにした。替わりに名刺をもらっちまったがな。俺はどうにもいたたまれない気持ちになって、無理矢理3千円払って逃げるように店を出た。どうしても俺の良心が許さないんだ。なにも一般人であるあんたまであんな悪魔人形に躍らされることはないはずだ。それにしてもこっちが申し訳ないくらいなのに…。あんたがすまなさそうな顔をするのだけは絶対違うと思うぞ。サービス過剰なのは悪いことじゃないが、プロとしてどうかと思うんだがな。腕は間違いなくいいってのは認めるが商売には向いてないな。まだ若い……、そういうことだ。もっとも俺なんかが偉そうには言えないんだが。はぁーまったく、涙が出そうだ。そうだよ、正直に事情を話せない俺が悪いんだ。仕方ねえだろ。あんないい青年にさ、人形に食わせるためにケーキを買いに来たなんて言えるわけないだろ!それこそもっとあいつを落胆させちまうぞ。さすがにそれだけは出来ねえ……。なんにせよたいした事ない。俺の憂いなんてもんはな。今、やっとわかった。俺があの男の笑顔に感じていたのは罪悪感だ。そうだそれに違いない。嘘をついてケーキを作らせたのは事実だしな。もらった名刺を見るとありがちな広告と『児玉大和』って名前が書いてある。かなり有名な奴かもしれないが、あいにくと俺は甘いものに疎い。そこは許せ。でもそんな有名な奴に人形に喰わせるケーキを作らせたのは世界中で俺一人なんだよな。あー悪かったよ。それもみんなあの悪魔人形のせいだから勘弁してくれ。店を出て、しばらく歩ているとまた誰かに見られている感じがした。上か…?空を見上げても都会じゃ星ひとつ見えやしない。月なら見えるが…。くっ……。今夜に限ってあの悪魔人形が暴れているせいか左手の指輪がうずきやがる。ちぇっ、わかったよ。さっさとプレゼント買って帰れってんだろ。ったく…。 …続く。
2007/03/05
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なんだか暖かくって春って感じです。でも今週はまた寒くなるらしくって、それがまた楽しみだったりします。ええ、寒いの大好きですから。『ひぐらし』ですか? 少しずつですが進んでいますよ。おかげで更新が遅れがちなのは仕方ないですね。それではまた…。
2007/03/04
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さらに何とか少ない時間をやりくりしてまだまだ『ひぐらし…』をやってます。とりあえずルートは鬼隠し編へ…。う~ん…、無難!? これが始まりだよね。というわけでまだ日記&SSが書けてません。ごめんなさい。それではまた…。 って、3段オチかよ! と言う声が聞こえそうな今日この頃です。(落ちてませんね。すいません)原作の方が良いというのが原作既読者の意見らしいのですが、個人的には声の出るPS2版の方がハマりやすいです。だって寝転んだままで片手コントローラーで出来るし…。PCだとそうはいかないんですよ。無理矢理、椅子に寝そべってましたけどね、Fateの時は。でもさすがに身体のあちこちが痛くなるのでゲームするならPS2の方がいいかなと思ったりするんです。ただテレビが見れないのは難点…って、私贅沢ですか?それにしてもPS2は『極上生徒会』以来使ってなかったですね。今月はこの『ひぐらし』を何とか終了しないと、来月『Fate』が発売されますから大変です。ローゼンの新作ですか? 私はあまり格闘物が得意でないのでたぶんパスすると思います。前作も正直、途中で放り出してエンディングを見ていない有様なので、あまり期待していないところがあったりします。ちなみにオーベルテューレDVDは買いました。当然って言えば当然なのですが、まだ隠しページとやらが見れなくて…、うちのDVDデッキはリモコンの反応が鈍くて困っています。最近、SSの方は『なんに』ばっかりですね。『Tomoest』のリクエストも多い中、そっちばかり書いています。マイブームといったところでしょうか。時間の許す限り書きたいとは思っているんですけど、上記の理由で…たぶん無理ではないかと思われ…。だいたい短期集中のつもりが意外と長い話になりそうなのは目に見えているだけに少々辛いですね。次回についにあの人が出るんですけど、私には少々荷が重い感じもします。でもなんとか書きたいお話でもありますのでなんとかがんばりたいです。それではまた…。
2007/03/03
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まだまだ、何とな少ない時間をやりくりして『ひぐらし…』をやってます。とりあえずルートは暇潰し編へ…。なんで?というわけでまだ日記&SSが書けてません。ごめんなさい。それではまた…。
2007/03/02
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何とな少ない時間をやりくりして『ひぐらし…』をやってます。とりあえずルートは盥回し編みたいです。というわけで日記&SSが書けてません。ごめんなさい。それではまた…。
2007/03/01
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