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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2007.03.14
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 霊柩車の発車と共に繰り広げられた光景は、
 主人公の父の教師人生の重みを、
 ひしひしと感じさせてくれるもので、
 私からすれば、最後の2行は、別になくてもよいくらいであった。

 癌にむしばまれ、自宅で家族の介護を受けながら、
 最後の時を迎えようとしている元教師の父を、
 現役小学校教師である主人公の目を通して描いたのが、この作品。

「死体」に興味を持つ自分の教え子に、

「死」の持つ本当の意味を伝えようとする主人公。
彼こそが、父の最後の教え子になるのだと考える主人公。

でも、主人公の発想には、甘さというか、
世間知らずな部分を感じずにはいられない。

教え子の数は、千人をゆうに超えるのに、
教え子が、3か月の入院中に、一人も見舞いに来なかったから、
葬儀にも、誰も参列する教え子はいないだろうと考える主人公。

教え子の結婚式に、招ばれたことがないから、
昔の教え子が、懐かしがって家を訪ねてきたことがないから、
教え子の誰からも、年賀状さえ来ないからという理由で、
父のことを、厳しくて、冷たくて、寂しい教師だと考える主人公。


同じ教師という職業に就きながら、
しかも、18年もの間勤めていながら、
「教師としての父」の本質に全く迫れていない……。

本当に、そんなに厳しくて、冷たいだけの、寂しい教師なら、
生徒からだけでなく、周囲の誰からもそう思われているはずだし、

そんなことに、なぜこの主人公は気付くことが出来ないのだろう……。

もやもやした気持ちで読み進めて、そして最後のページ。
葬儀が終わり、死体となって、霊柩車で運ばれていく時に聞こえた、
「先生!」という父の教え子の野太い声。
そして、それをきっかけに広がっていった『あおげば尊し』の合唱。

主人公は、この光景に、一体何を一番強く感じたのだろうか?





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Last updated  2007.03.14 23:50:03 コメントを書く
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