乱読・積んどく・お買い得!?

乱読・積んどく・お買い得!?

PR

×

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Comments

chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2007.07.03
XML
カテゴリ: 文芸

 スティックを、机に向かって打ち込み続ける時間の感触を思い出しました。
 それは、全く誰も入り込むことのできない、自分だけの世界で、
 傍目に見れば、単純きわまりない作業を、延々と続けているだけのもの。

 でも、それに没頭している本人は、その世界にすっかり浸りきっていて、
 単純作業にうんざりしている部分も、少なからずあるものの、
 実は、他の楽器パートのメンバーにすら理解できない、
 何とも言い難い、至福の時を過ごしているのです。

  ***

『楽隊のうさぎ』は、中学校の吹奏楽部が、舞台になっています。
主人公は、ひょんなことから、吹奏楽部に入部してしまい、
打楽器担当になると、結構(いやいや、かなり)一生懸命練習して、
最後には、普門館(吹奏楽に関わる人間なら誰でも知ってる全国大会の会場)で演奏。
そんな日々の中で、人間的にも大いに成長していくというお話。

そして、そのお話は、まるでマシュマロのような感じ。
優しくて、ふわっとしていて、とらえどころがない。
ま、中学生なら、感じたり考えたりすることは、
これぐらいの、浅いレベルなのかとも思いますが……。

個人的には、もう少しずつでいいから、
深いところまで突っ込んで、書いて欲しかったかな。

主人公の両親に、実はどんなことが起こっていたのかとか、
田中さんや黒木さん、そして相田君のこととか……。

結構、謎めかした書き方をしている部分が、
あちこち、色んなところであったはずなのに、
結局、それらについて、何も分からないまま物語は終わってしまい、


ひょっとして、中沢さんは、続編を書くつもりだった?
でも、『うさぎとトランペット』は、
このお話とは、全く独立したストーリーなんですよね?





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.07.03 23:13:21 コメントを書く
[文芸] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: