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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
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Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2008.11.23
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カテゴリ: 教育・子育て

 著者が語ろうとしていることが、十分に伝わってくる。
 わずか3ページの紙幅を用いて書かれた、とても短い文章だが、
 そこに書かれていることは、どこまでも深く重たい。

 本著を読む数日前に、たまたま読み終えていた
『子どもが育つ条件』 と共通する部分も、あちこちで見られた。
 例えば、「お母さんまかせ」(p.43)のエピソードなど、
 まさに、そこで述べられていた「子育てにおける父親不在」の典型である。


私としては、ちょっとついていけないなあというところが、いくつかあった。
「心の暗闇に触れない」で語られる、下駄の鼻緒のエピソードで、
兄に対して憎しみの感情を抱いたというところなど、私にはピンと来ないし、認めたくない。

第2章では、著者の子ども時代が語られる。
いつも感じることだが、やはり、人というのは、
育った環境や経験によって、形づくられていくものだ。
著者が著者たる所以は、やはりここにあるんだなぁと、大いに納得させられる。

第3章は、前述した『子どもが育つ条件』と、最も関連が深いところ。
そして、私が著者に共感する部分が、最も大きかったところ。

「人間は結局他者を理解し得ないから、相手の分からなさを、

「分かっているけれどやれないこと、そして、やれない人がいることを知ることが大事で、
善悪についてのそういう複雑な事実を、親が子どもに伝えられたら素敵だと思う」なんかは、
本当にそうだなぁと思う。

そして、第4章。

  はじめに流行の教育コースがあるのではない。

  子供に従うしかない。
  それが一番リアルなことだ、というように思います。
  子供が「なにを好きか」を基準にする他はない。
  それを助けることしか、親のできることはない、と思います。(中略)
  大事なのは「時代の基準」ではなく「その子の現実」であり、
  「親が子供にしてやれることの基準」は、
  「他ならぬその子」にしかないのだというように思います。(p.174)

子供は、自分の意志で、なるようになっていく。
その意志は、彼を、そして彼女を、これまでの人生において取り巻いてきた、
実に様々で複雑なものによって、少しずつ形づくられてきたもの。
だから、短い時間に、いくつかの言葉で、簡単にどうこうできるような、
単純明快で、柔なものでは、決してない。

子供が、その意志を形成していく過程において、
親というものは、どのように関わっていくべきなのか、
そして、その関わりは、どれほどの影響を及ぼすものなのか。
できることは「ほんの少し」かも知れないが、
そのことの持つ意味合いは、とても大きいように思う。

  注)文中で示した頁の数は、文庫版におけるもの





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Last updated  2008.11.23 14:03:37 コメントを書く
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