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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2010.11.14
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カテゴリ: 文芸

 デビュー作である本著が、これほどの完成度のものとは……
 各サイトのユーザー・レビューの、いずれもで高評価を得ていることから、
 今回の読書に至ったが、その高評価はまさに正真正銘の本物であった。

 本著は太平洋戦争や零戦について、史実に基づき結構詳細に描いている。
 そして、太平洋戦争を描いた作品は、負け戦ゆえ、読んでいて気が滅入り、
 なかなか、読み進めることが出来ないものが多いのだが、
 本著では、逆にページを捲る手を止めることが出来なかった。

その理由の一つは、表現の平易さ、明確さである。

そして、もう一つ、それをも凌ぐ最大の理由は、
何と言っても、ストーリー構成の巧さである。

主人公・宮部久蔵について語る、元兵士たちのキャラクターは実に様々である。
そして、その元兵士たちの宮部に対する感情や印象も、
人によって、大きな隔たりがある。
それゆえ、読む者は、宮部久蔵の人物像を、すぐには定めきれない。

それが、宮部の孫・健太郎による元兵士たちとの数々の面談の中で、
次第次第に明らかになっていくのである。
この展開によって、読者はまるでミステリー小説を読むような、
ドキドキ・ワクワク感を得ることになる。

そして、最後の大どんでん返し。

そして、その後日談を知るとき、
誰もが驚き、目を潤ませることになる。

こんなものを書いてしまったら、後々の作品を執筆するのは大変だ。
これを超えるものなんて、そう簡単に書けるものではない。
しかし、百田さんは、その後も書き続け、それらも高評価を得ているようだ。





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Last updated  2010.11.14 13:42:50 コメントを書く
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