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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2010.12.12
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カテゴリ: 社会・政治・時事

 第二次ポエニ戦役が描かれる本巻の主役は、26歳でスペインの総督に就任し、
 29歳で、アルプスを越えてイタリアに侵攻した稀代の名将である。
 彼は行く先々で勝ち続け、南イタリアまでも軍を進めていく。

 アレキクンダー大王の戦いぶりに、多くのことを学んだらしいハンニバルは、
 優れた情報収集・活用能力と敏速な行動によって、戦を巧みに展開する。
 そして、ローマ連合解体という、一大目標の達成のためには、
 手段を選ばぬ冷徹さを見せることもあった。

ハンニバルの活躍とは裏腹に、カルタゴ本国の戦いぶりは、あまりパッとしない。

一方、カンネ会戦等々、ハンニバルにさんざんな目にあわされ続けたローマであったが、
時間の経過と共に態勢を整え直し、反撃ののろしを上げることになる。

「ハンニバル戦争」と呼ばれた第二次ポエニ戦役が始まって9年目の紀元前210年、
遂にローマ側に主導権が移り、翌紀元前209年には、26歳のスキピオがスペインに赴く。
そして、敵の本拠地・カルタヘーナをたった一日で攻略してしまう。
逆に、ハンニバルはこれまでのように勝てなくなり、徐々に追い詰められていく。

   ***

さて、本著で印象に残ったフレーズを二つ。

  天才とは、その人だけに見える新事実を、見ることのできる人ではない。
  誰もが見ていながらも重要性に気づかなかった旧事実に、気づく人のことである。(p.127)

言い得て妙、深いなぁと感心させられた。

今の時代だったら、あちこちから突っ込まれそうな気もしますが……
そう、見てるようで見てない、見えてないのが一般ピープルの常。それを為すのは天才の業。

  われらが日本の特色が和の精神であるとすれば、
  それを国際化時代では通用しないとして全面的にしりぞけたりすれば、
  日本は日本でなくなるのと同じである。

  ローマ人はローマ人でなくなるのであった。(p.131)

これも、本当にそう思う。
ローマ軍を率いた司令官たちも、誰もがそれぞれの個性に応じた戦いを展開しており、
ローマ人たちも、それが敗戦に繋がったとしても、彼の命を奪うようなことはしなかった。
「らしさ」を失えば、本来なら得ることができるものまで、失ってしまいかねないのだから。





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Last updated  2010.12.12 13:08:26 コメントを書く
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