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kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2011.09.10
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カテゴリ: 社会・政治・時事

 今回は、アメリカ合衆国という国についてのお言葉。
 いつものことだが、内田先生の本は、読み終えると付箋だらけになってしまう。
 だからこそ、次々に読んでしまうことになるのだが……。

 そして、今回も付箋だらけになってしまった。
 これだけ読んでいると、「これは、いつかどこかで読んだな」というところや、
 「また、いつもの展開が始まったな」ということも多くなってきたのだが、
 「なるほど!」と改めて頷かされ、付箋を貼ってしまうことがまだ多いのである。

では、今回付箋を貼った中から、いくつかをチョイスしてご紹介。


  「原因がわからないとき」にだけ人間の脳裏に浮かぶ概念なんです。(p.35)

この後、内田先生は、道を歩いていて、いきなり見知らぬ人からぽかりと殴られた時、
その相手に「何で痛いんだ?」とは訊かず、「なんで、殴るんだよ?」と訊く例を挙げ、
「どうしてこうなったのか?」という問いを人が立てるのは、
どうしてこうなったか、説明がつかない場合だけだと述べている。納得。

次は、アメリカ人の身体加工への抵抗感について述べた言葉。

  なにしろマイケル・ジャクソンが「あんなこと」をしても
  誰も止めないところなんですから。(p.198)

内田先生によると、アメリカ人は身体を一種のヴィーグル(乗り物)として観念しており、
できるだけ高性能で新しい方がよく、そのためにはパーツごとの交換・加工が可能だと考え、
それ故、米国では臓器移植や美容整形、身体加工技術がどんどん進歩するのだと。


私も、自分自身の身体をヴィークルのように感じたりすることもあるし、
パーツごとの交換・加工が可能な領域がどんどん拡大していけば、
人間は、死というものから脱却できるのではないかと考えたりすることもあるが、
際限なく美容整形を施し続ける人を見ると、抵抗感をぬぐい去れないのも事実。

  アメリカ大統領はどのような政治的立場にあろうと、


アメリカという国の成り立ち、そしてその本質を知っていれば、
色んな場面での、アメリカの偏執とも思える行動について、合点がいく。
そして、次の一文は、アメリカだけに留まらず、
わが国においても、最も懸念されるべき事象の一つについてである。

  トラブルを察知し、事前に回避するためには
  自分が犯した失敗を仔細に検討して、
  同じ失敗を二度と繰り返さないように学習してゆくことが必要ですが、
  トラブルが起きるたびに他責的な文型で問題を処理する人は、
  自分の失敗から学習するという習慣が身に付きません。
  社会人としての成熟が評価されず、
  むしろ「幼児」のままでいることの方から
  市民がより多くの利益を引き出すことのできる社会。
  訴訟社会というのは、その煩瑣や不合理性よりむしろ、
  それが市民の成熟への意欲を浸食するという点に危機があるのではないか、
  私はそんな風に思います。(p.256)

そして、本著において、私が最も衝撃を受けたのは、
アメリカではなく、フランスについて述べた次の一文である。

  ですから、私たちが日本のインドシナ支配についてあまり知らない理由のひとつは、
  「共同統治」のパートナーであったフランスがそのことを忘れたがっているせいもあるのです。
  フランスと日本が、戦争の初期に協力関係にあったといったことは、
  語らない、研究させない、文書も公開させないという無言の抑圧が働いている。
  どうしてかいうと、戦後フランスのエスタブリッシュメントの中核を占めていたのは
  ヴィシー政府の官僚だったからです。(p.53)

この後に続く、1980年代、フランス保守系メディアの情報公開への反応、
1940年代、インドシナ半島における日仏の共同統治と、それを見詰めるアメリカの心境。
これらの記述は、にわかには信じることができない、
私にとって、衝撃以外の言葉で表現することができないものであった。





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Last updated  2011.09.10 13:24:51 コメントを書く
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