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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2017.08.12
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カテゴリ: 文芸
​ ​ 今年の 大河ドラマ は井伊家が舞台。
 昨年の真田家が、どんなお話でも常に主役級で登場するのに対し、
 どちらかと言うと、常に脇役に回る家柄。
 最も有名なのは、安政の大獄や桜田門外の変で教科書にも登場する直弼か。

 しかしながら、我が家系にとって、彦根は出自の一つという所縁の地。
 なので、昨年までと同様、リビングのTVでは毎週その映像が映し出されている。
 ただし、私はと言うと、これも例によってパソコンに向かいながら、


が、最近になって、少々興味が湧いてきた(やっと今川が崩壊する)。
これも毎度のことで、凡そこの時期からしっかりと腰を落ち着けて、
TVに向かうようになるのである。
それ故、話の流れがどうにも分からないところが出てきてしまう。

そこで、これも結構毎度のことだけれど、
NHK出版から出されている 原作 や ノベライズ を読むことになる。
最も気になるのは、やはり小野政次。
ちゃんと見ていないから、この人物の行動の根底にあるものが分からなかった。

  「お前はわしを卑しいと思うておるじゃろ。

   じっとわしをさげすんでおる」
   否定できなかった。父の言うとおりだったからだ。
  「じゃがな、言うておく。お前は必ずわしと同じ道をたどるぞ」 
  「……和尚様のお心遣いで、私には、次郎法師様や亀之丞様との間に育んだ
   幼き頃からの絆がございます。

   その中で小野はさすがに頼りになると言われることこそが、まことの勝利かと存じます」
  「……お前はめでたいやつじゃのぅ」
   青臭い正論を吐く息子があわれで滑稽でならぬというようにつぶやくと、
   政直は目を閉じた。
   それからまもなくして、小野和泉守政直は息を引き取った。(p.124)

父・政直が死を目前にして、息子である政次との間に交わした言葉である。
政次の次郎や亀之丞に対する思いが、端的に示されている。
しかし、実際には父の予言通りの状況に、政次は追い込まれていくことになる。
ここはとても重要なシーンなのだが、ドラマで見た記憶が全くない……

   不敵に笑っている男を見て、政次ははっきりと理解した。
   はかられたのだ。
   張り子の虎の氏真にできることではない。
   恐らく、すべて寿桂尼のはかりごとだ。
   「もう一度聞く。そなたはまったくあずかり知らぬことなのじゃな?」
   「……」
   「まさか、目付でありながら、加担しておったのではあるまいな!? 答えられよ」
   喉が張り付いたように声が出てこない。
   政次の額に冷や汗がにじんだとき、
   「答えを選ばれよ」
   寿桂尼が言い方を変えてきた。
   薄氷を踏む思いで目を上げると、
   奸計に長けた老女は、ぞっとするような冷笑を浮かべていた。(p.267)

まさに危機一髪、絶体絶命の大ピンチ。
ここでどういう態度をとったかが、政次という人間をよく表している。
もちろん、政次は生き延びることを選択し、今川家の犬として振る舞うことになる。
ここは、超重要なシーンだが、やはりドラマで見た記憶がない……

そして、第1巻は直虎が城主となったところで終了。





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Last updated  2017.08.12 10:24:59コメント(0) | コメントを書く
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