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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2020.07.26
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カテゴリ: 文芸
​ ​ 村上さんと写真家・稲越さんによるフォトエッセイ集。
 1994年に出版された『使いみちのない風景』に、
 「ドゥマゴ通信」No.13に掲載された「ギリシャの島の達人カフェ」と
 「anan」1984年4月27日号に掲載された「猫との旅」を加え、
 1998年に文庫化されたもの。

   ***

  一般的に言って、僕らは通り過ぎることを前提として旅行をしている。
  あるいは僕らは通り過ぎることを目的として旅行をしている。

  一時的にせよ離れるために旅行に出ると言ってもいいだろう。
  でもそこには定着を打ち壊してしまうような崩壊はほとんどない。
  もちろんまったくないというわけではないけれど、
  その可能性はきわめて微小なものである。(p.28)

村上さんは、自身の「略歴」に
「趣味は旅行をすること」と書かれていたことに深く考え込んでしまい、
「趣味は定期的な引っ越し」と書かれるべきだと思い至ります。
「住み移り」とう行為と「旅行」という行為は、別物だと。

  でも「住み移り」の場合、我々を囲んでいるあらゆる風景は、
  我々の存在そのものにもっと直接的なコミットメントを持つようになる。
  それは過ぎ去っていく束の間の風景ではない。

  それらの風景に対して、我々はそれなりの判断を下さなくてはならない。
  我々は何を取り、何を捨てるか、何を受け入れ、何を受け入れないか、
  というようなことをきちんと決断しなくてはならない。
  好むと好まざるとにかかわらず、
  そこにはある種の現実的責任のようなものが生じることになる。(p.37)


今、コロナ禍の中で、こんなにも息苦しいのは、
現実的責任を生じる場所に、ずっと留まり続けることを強いられ続け、
静止的行為あるいは状況から、一時的に離れることすら
許してはもらえない空気で、自分の身の回りが覆いつくされているからなのだと。





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Last updated  2020.07.26 11:21:55コメント(0) | コメントを書く
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