2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
全3件 (3件中 1-3件目)
1
最愛の妻をひき逃げした犯人への復讐に執念を燃やす平凡な中年の男と、反省の色を全く見せない非道な犯人という対照的な2人の姿を描いたドラマです。 “「お前を殺して、俺は死ぬ。」 愚かに、無様に、それでも生きていく”≪ストーリー≫小さな鉄工所を営む中村健一は、5年前にひき逃げされ、最愛の妻久子を失った。それ以来、妻との思い出に囚われて、絶望と孤独の日々を生きていた。従業員たちは腫れ物に触るように健一に接し、久子の兄順一は何とか立ち直らせようと、同僚の教師と見合いをさせるが、その場で健一は断わってしまう。一方、ひき逃げ犯のトラック運転手木島宏は2年の服役を終えて出所した。トラックに同乗していた腐れ縁の友人小林の家に転がり込んでいた木島は、相も変わらぬ傍若無人な振る舞いで反省とは無縁の生活を送っていた。そんな木島のもとに、1ヶ月前から“復讐決行日”をカウントダウンする内容の無記名の脅迫状が毎日届くようになるのだった・・・。≪スタッフ≫監督・脚本は赤堀雅秋、プロデューサーは藤村恵子、脚本は、撮影は月永雄太、編集は高橋幸一、美術は鈴木千奈、照明は高坂俊秀、音楽は窪田ミナ、サウンドデザイナーは古谷正志、テーマ曲はUA “星影の小径(こみち)”。≪キャスト≫中村健一に堺雅人、木島宏に山田孝之、小林に、久子に坂井真紀、他に谷村美月、安藤サクラ、田口トモロヲ、山田キヌヲ、でんでん、高橋努、木南晴夏など。原作戯曲は、赤堀監督が演出を務めた“THE SHAMPOO HAT”の舞台でヒットしたそうで、セリフやシーンなど、舞台劇の雰囲気で溢れていました。ひき逃げ犯の木島の行動すべてが非業過ぎて、気分のいいものではありませんでした。妻の死が受け入れられず、犯人への復讐心を抱く健一の想いもあまり理解できず、健一や木島を取り巻く人たちの言動や、ラストに健一が下した決着の意味も・・・。それぞれの役に扮したキャストの熱演は素晴らしかったです。これまでにない役柄に挑んだ堺雅人さん、徹底した鬼畜ぶりの山田孝之さん、他にも綾野剛さんや新井浩文さんなど、個性的な俳優陣が“競演”しています。11月17日より全国ロードショー公開されます。 (PG12指定)「その夜の侍」 オフィシャルサイト
Nov 6, 2012
コメント(10)
11月3日、“第25回 ヨーロッパ映画賞”のノミネートが発表されました!ミヒャエル・ハネケ監督・脚本の「愛、アムール」が6部門で最多ノミネートされ、授賞式は12月1日に開催される予定となっています。主要部門のノミネートは次の通りとなっています。≪作品賞≫ 「愛、アムール」 「東ベルリンから来た女」 「塀の中のジュリアス・シーザー」 「最強のふたり」 「GTEN (The Hunt)」 (トマス・ヴィンターベア監督) 「SHAME -シェイム-」≪監督賞≫ ヌリ・ビルゲ・ジェイラン 「BİR ZAMANLAR ANADOLU’DA (Once Upon a Time in Anatolia)」 ミヒャエル・ハネケ 「愛、アムール」 スティーヴ・マックィーン 「SHAME -シェイム-」 パオロ&ヴィットリオ・タヴィアーニ 「塀の中のジュリアス・シーザー」 トマス・ヴィンターベア 「GTEN (The Hunt)」≪女優賞≫ エミリー・ドゥケンヌ 「A PERDRE LA RAISON (Our Children)」 ニーナ・ホス 「東ベルリンから来た女」 エマニュエル・リヴァ 「愛、アムール」 Margarethe Tiesel 「PARADIES : LIEBE (Paradise : Love)」 ケイト・ウィンスレット 「おとなのけんか」≪男優賞≫ フランソワ・クリュゼ&オマール・シー 「最強のふたり」 マイケル・ファスベンダー 「SHAME -シェイム-」 マッツ・ミケルセン 「JAGTEN (The Hunt)」 ゲイリー・オールドマン 「裏切りのサーカス」 ジャン=ルイ・トランティニャン 「愛、アムール」≪脚本賞≫ 「愛、アムール」 「JAGTEN (The Hunt)」 「最強のふたり」 「DUPA DEALURI (Beyond the Hills)」 「おとなのけんか」≪撮影賞≫ 「SHAME -シェイム-」 「ファウスト」 「愛、アムール」 「BİR ZAMANLAR ANADOLU’DA (Once Upon a Time in Anatolia)」 「裏切りのサーカス」≪編集賞≫ 「JAGTEN (The Hunt)」 「EN KONGELIG AFFÆRE (A Royal Affair)」 「SHAME -シェイム-」≪美術賞≫ 「裏切りのサーカス」 「EN KONGELIG AFFÆRE (A Royal Affair)」 「ファウスト」≪音楽賞≫ 「EN KONGELIG AFFÆRE (A Royal Affair)」 「IO SONO LI (Shun Li and the Poet)」 「THE ANGELS’ SHARE」 「裏切りのサーカス」ヨーロッパ映画賞 オフィシャルサイト
Nov 3, 2012
コメント(0)
ジョージ・クルーニーの次の監督作品が豪華キャストで製作されることになりました~!原作はロバート・M・エドゼル氏のベストセラーとなったノンフィクション小説で、タイトルは、“ナチ略奪美術品を救え 特殊部隊「モニュメンツ・メン」の戦争”。原題は、「The Monuments Men」です。≪原作本の紹介より≫ 「モニュメンツ・メン」とは、第二次大戦下の1943年から戦後の51年まで、 連合軍の「記念建造物・美術品・古文書」部に所属していた兵士たちの呼称だ。 彼らの当初の任務は、教会など歴史的建造物に対する戦闘被害を少なくすることだった。 その目的は、ドイツ軍の前線が破られるにつれ、ナチの狂信者たちが略奪した美術品・文化財を 探し出すことに移っていった。 本書は、欧州の最前線で従軍した主に八人の「モニュメンツ・メン」の活躍を、 本人や関係者へのインタビュー、手紙などを駆使して再現した、戦史ノンフィクションだ。 「モニュメンツ・メン」の奮闘ぶりで圧巻なのは、ヒトラーの自殺後、独裁者の山荘そばの岩塩坑で 膨大な数の美術品が発見されたときのことだ。 地元のナチ指導者が「ネロ命令」を頑なに実行し、すべてを爆破しようとしたが、 危機一髪で美術品を救い出すことに成功したのだ。 中にはミケランジェロやフェルメールなど巨匠の名作もあり、まさに手に汗握る展開を見せる。 戦後、「モニュメンツ・メン」の功績は長年埋もれていたが、2007年に彼らを顕彰することを 公式に認める決議がようやく米上下院議会でなされた。 また、「モニュメンツ・メン」から家族に宛てた手紙が随所に挿まれ、 破壊された都市の様子、困難を極める任務の話に加え、家族や祖国を思う気持ちは、 敵味方ともに同じであることを伝えていて、心を打つ。ジョージさんは監督の他に、脚本、プロデューサー、出演も兼ねています。そして、キャストには、ケイト・ブランシェット、ジャン・デュジャルダン、ポール・ジアマッティ、ダニエル・クレイグ、ビル・マーレイ、ジョン・グッドマン、ボブ・バラバンと豪華な顔ぶれが揃い、またマット・デイモンも加わるかも・・・という話(噂?!)も出ています。全米とイギリスで、2013年12月20日の公開が予定されています。当然、日本でも公開されると思いますが、今からすっごく楽しみです!!!
Nov 1, 2012
コメント(0)
全3件 (3件中 1-3件目)
1

![]()