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イギリスのエンタメサイト“Digital Spy”とゲーム会社の“2K Games”が組み、PS3/Xbox360用新作ソフト、ミリタリー・シューターゲームの“SPEC OPS: THE LINE”が6月29日に発売となるのを記念して、“戦争映画ベスト10”の投票を行いました!その結果、1位に選ばれたのは、スティーヴン・スピルバーグ監督の「プライベート・ライアン」(1998年)です。今作は、第2次世界大戦のノルマンディ上陸作戦中、8人の兵士たちが1人の兵士の救出に向かったという実話を基に描いた作品で、人数は不明ですが投票した人の23%が1位に選んだそうです。2位には、フランシス・フォード・コッポラ監督の「地獄の黙示録」(1979年)、3位には、リドリー・スコット監督の「ブラックホーク・ダウン」(2001年)が選ばれています。5月30日の1日だけ、午後から、ロンドンにある映画館プリンス・チャールズ・シネマにて、上位3作品がマラソン上映会が開催されるそうです。“戦争映画ベスト10”に選ばれた作品は次の通りとなっています。 1 位 「プライベート・ライアン」 2 位 「地獄の黙示録」 3 位 「ブラックホーク・ダウン」 4 位 「フルメタル・ジャケット」 5 位 「大脱走」 6 位 「ハート・ロッカー」 7 位 「イングロリアス・バスターズ」 8 位 「プラトーン」 9 位 「Uボート」 10位 「荒鷲の要塞」Digital Spyのオリジナル記事 (オフィシャルサイト) (英語)
May 28, 2012
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5月4日に全米で公開された「アベンジャーズ」は、3日間で2億744万ドル(約165億9,520万円)、全米オープニング興行収入の新記録の樹立し、3週続けてトップの座を守りました!ちなみに、これまでオープニング興行収入の記録を保持していた「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」の、1億6,920万ドル(約135億3,600万円)を大幅に上回る驚異的な数字となりました!さらに世界各国でも次々に公開され、公開10日間で世界興行収入が10億ドル(800億円)を突破し、「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」「アバター」の19日間を大幅に更新しています。アイアンマンだけでも大ヒット間違いないシリーズなのに、キャプテン・アメリカ、ハルク、ソー、ブラック・ウィドウ、ホークアイとアメコミ会の人気キャラクターが揃っていることはもちろん、それぞれのキャラクターに扮しているキャストたちがまたメチャクチャ魅力的!!!ロバート・ダウニー・Jr.(アイアンマン)、クリス・エヴァンス(キャプテン・アメリカ)、マーク・ラファロ(ハルク)、クリス・ヘムズワース(ソー)、スカーレット・ヨハンソン(ブラック・ウィドウ)、ジェレミー・レナー(ホークアイ)、加えてサミュエル・L・ジャクソン(ニック・フューリー)、グウィネス・パルトロー(ペッパー・ポッツ)、クラーク・グレッグ(エージェント・コールソン)、トム・ヒドルストン(ロキ)、ポール・ベタニー(ジャーヴィスの声)らも引き続き登場してて、さらに名優ステラン・スカルスガルド(エリック・セルヴィグ教授)も新たに参加しています。日本公開は8月17日ですが、すでに、映画館でもTVでも予告編がガンガン(!?)流れていて、我がロバート・ダウニー・Jr.扮するアイアンマン(トニー・スターク)が1番フューチャーされていて、観る度にルンルン気分で嬉しくなってしまいます!(爆笑)日本語で吹替えられた予告編も何度か観ましたが、ロバートさんの本当の声に馴染んでしまっているので、吹替えられた方の声はあまりにも違和感があり過ぎちゃって・・・。(苦笑)すでに、「アベンジャーズ」の続編製作の決定をウォルト・ディズニーが発表しています!ただし「アイアンマン3」「マイティ・ソー2」「キャプテン・アメリカ2」の撮影後ですが・・・。何はともあれ、「アベンジャーズ」の日本公開が本当に待ち遠しい&楽しみです!!!「アベンジャーズ」 オフィシャルサイト※最新の日本版ポスター(オリジナルのアメリカ版とほぼ同じデザインです!)
May 22, 2012
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最愛の妻を亡くした男が、遺された息子と幼い娘とともに、閉鎖された動物園を立て直すことで親子の絆を深め、悲しみを乗り越えていく姿を描いた心温まるヒューマン・ドラマです。 “天国から見に来てほしい。 この動物園で 僕たちの人生が歩き出す。”原題は、“We Bought a Zoo”。≪ストーリー≫半年前に最愛の妻を病気で亡くしたベンジャミン・ミー。14歳の息子ディランと7歳の娘ロージーもそれぞれに悲しみ抱いていた。ベンジャミンは仕事を辞め、ディランは問題を起こして退学処分になってしまう。新しい場所で新しい人生を子どもたちと始めようと郊外に家を見つけるが、そこは閉鎖中となっていた“動物園”というオマケが付いていた。兄ダンカンに反対されるが、ベンジャミンは買うことを決める。飼育スタッフのケリーらと共に、動物園を再オープンに取り組み始めるがトラブルが続出し、多額な修理費や動物の薬代で資金も底をつくのだった・・・。≪スタッフ≫監督はキャメロン・クロウ、製作はジュリー・ヨーン、リック・ヨーン、キャメロン・クロウ、製作総指揮はイロナ・ハーツバーグ、脚本はアラン・ブロッシュ・マッケンナ、キャメロン・クロウ、撮影はロドリゴ・ブリエト、編集はマーク・リヴォルシ、プロダクションデザインはクレイ・グリフィス、衣装デザインはデボラ・L・スコット、音楽はヨンシー。≪キャスト≫ベンジャミン・ミーにマット・デイモン、ケリーにスカーレット・ヨハンソン、兄ダンカンにトーマス・ヘイデン・チャーチ、息子ディランにコリン・フォード、娘ロージーにマギー・エリザベス・ジョーンズ、他にパトリック・フュジット、エル・ファニング、ジョン・マイケル・ヒギンズ、アンガス・マクファーデンなど。 “「私たち、動物園を買いました!」”原作は、イギリス人の新聞コラムニスト、ベンジャミン・ミーの自伝を綴った回顧録。ミー氏が現在11歳の息子さんと9歳の娘さんと一緒に5月下旬に来日しました。インタビュー記事をネットで読みましたが、マット・デイモンとも実際に会って、エコカーの話や政治や社会貢献などの話題で大いに盛り上がったそうです。本国イギリスでは昨年3月に公開されていて、今年のイースター休暇中(4月上旬)は大勢の人たちが動物園を訪れて、急遽、本のサイン会も開いたそうです。当然のことかも知れませんが、映画で描かれているストーリー展開は、原作そのままではなく、いろいろアレンジ(脚色)が加えられているようです。もちろん、実際に動物園込みで家を購入したことや奥さまを亡くされたこと、さまざまな苦労を乗り越えて動物園を再建したことなど、本筋は変えることなく、登場するキャラクターやエピソードなどは、割とアレンジが多いような感じが・・・。(映画を観た後に、オフィシャルサイトの“コラム”欄を参照してみてください!)それはともかく、動物園に引っ越せると大喜びするロージーちゃんとは反対に、手伝いもせずに父親に反抗的なディラン、個性的なキャラの飼育員たちなど、さまざまな人間模様と出来事が、笑いあり、涙ありで描かれています。舞台は動物園、もちろんさまざまな動物たちも登場しますのでお楽しみに!ちなみに、飼育スタッフのロビンの肩にいつも乗っているおサルさんですが、たくさんのヒット映画で活躍しているあの有名なおサルさんだそうです。(笑)マットの兄貴分(?)でもありプライベートでも親しいジョージ・クルーニーも同じ家族ものの映画「ファミリー・ツリー」で父親役を演じていましたが、実際に結婚して、お子さんも3人いるマットの方がしっくりきました!(笑)アクションやシリアスな作品もファミリー作品まで今後のマットも楽しみです!マットが扮したベンジャミンの兄ダンカンにトーマス・ヘイデン・チャーチがところどころで“いい味”を出していて、オイシイ役柄になっています。さらに2人の子どもたちをはじめ、スカーレット・ヨハンソン、エル・ファニングなど、魅力溢れるキャストたちのアンサンブルも十分楽しめる作品になっていました。邦題は、ちょっと“ありがち的”なキレイ感が無きにしもあらずですが・・・。(苦笑)(先に公開されたトム・ハンクスの映画もたまたま「幸せの教室」だし~!)ホッコリと心が温まる、幅広い世代の方に楽しんでいただける作品だと思います。(ちなみに吹替版上映で、マットの声を東山紀之さんが担当されたそうです。 驚!!!)6月8日(金)より全国ロードショー公開されます。「幸せへのキセキ」 オフィシャルサイト
May 21, 2012
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失業した中年男性が、一念発起で大学へ入り、人生の再出発を図ろうとする中で、個性豊かな学生たちとの交流や、女性教師との恋を描いたラブ・コメディ作品です。 “そこは、明日が好きになれる場所。”原題は、“LARRY CROWNE”。≪ストーリー≫大卒でないことを理由に、長年勤めていたスーパーを突然クビになったラリー・クラウン。再就職もままならず、思い切って短期大学(コミュニティ・カレッジ)に入学する。ラリーは年齢も境遇も様々な学生たちと出会い、充実したキャンパス・ライフを送り、新しい毎日をエンジョイしつつあった。スピーチの授業で、教師としての情熱を失ったメルセデスと出会うのだったが・・・。≪スタッフ≫監督トム・ハンクス、製作はトム・ハンクス、ゲイリー・ゴーツマン、製作総指揮はフィリップ・ルスレ、スティーヴン・シェアシアン、ジェブ・ブロディ、ファブリス・ジャンフェルミ、デヴィッド・コートスワース、脚本はトム・ハンクス、ニア・ヴァルダロス、撮影はフィリップルースロ、編集はアラン・コディ、プロダクションデザインはヴィクター・ケンプスター、衣装デザインはアルバート・ウォルスキー、音楽はジェームズ・ニュトン・ハワード。≪キャスト≫ラリー・クラウンにトム・ハンクス、メルセデスにジュリア・ロバーツ、他にブライアン・クランストン、セドリック・ジ・エンターテイナー、タラジ・P・ヘンソン、ググ・バサ=ロー、ウィルマー・バルデラマ、リタ・ウィルソン、ニア・ヴァルダロス(声の出演)など。SmaSTAITION(TV朝日系)の“月イチゴロー”のコーナーで稲垣吾郎さんが5作品中5位に選び、内容も酷評(?)していた作品です。(苦笑)あくまでの吾郎さんの主観なのでそんなに気にしてはいなかったのですが、確かに、往年のトム・ハンクス主演作からすると残念な作品だったかも・・・。トム・ハンクスが監督、製作、脚本、そして主演と1人4役を務め、共同脚本が「マイ・ビッグ・ファット・ウェディング」を手掛けたニア・ヴァルダロス。ジャンルで言えばラブ・コメディですが、“ラブ”も“コメディ”も思ったほどではなく、間違ってもタイトルから少し期待させる感動的な“ヒューマンドラマ”ではありません。オープニングからELOの音楽が流れていて、ツカミは良かったのですが・・・。主人公のラリーは離婚して住宅ローンを抱える身ですが、過去の出来事についてはほとんど描かれておらず、アメリカでもリストラとなると学歴が左右するのかとちょっと驚きつつ、どんな展開がこれから待っているのかと観ていました。ラブコメだから、リアリティさは必要ないと思いますが、いろいろなエピソードがたくさん散りばめられていて、それぞれのシーンは楽しく描かれています。反面、細かいことがたくさん散らかっている感があったのも正直な思いです。トム・ハンクスは、これまでに数えきれないほどの名作、話題作に出演していますが、今回は監督するにあたって、“ライト”なタッチの作品を作りたかったのかなぁ・・・。ファンとしては、胸が熱くなるような作品やじっくり深みのある作品の中でトム・ハンクスの名演を観たいとどうしても願ってしまいます。5月11日より全国ロードショー公開されています。「幸せの教室」 オフィシャルサイト
May 14, 2012
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5月1日、毎年恒例の“MTVムービー・アワード”の各部門のノミネートが発表されました!「ハンガー・ゲーム」と「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」の2作品がそれぞれ8部門で最多ノミネートされています。これまでノミネートされる作品や俳優は、ファン投票によって決められましたが、今年からは、俳優、プロデューサー、流行を作り出す業界関係者によって選ばれたそうです。ただし、受賞者についてはこれまで通りファン投票で決まります。5月1日午前8時(アメリカ東部標準時)からオンライン投票の受付が始まっています。お馴染みとなったゴールデン・ポップコーンのトロフィーが授与される授賞式は、6月3日に開催されるう予定になっています。各部門のノミネートは次の通りとなっています。≪作品賞≫ 「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」 「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」 「ヘルプ ~心がつなぐストーリー~」 「ハンガー・ゲーム」 「トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 1」≪キス・シーン賞≫ エマ・ストーン&ライアン・ゴズリング 「ラブ・アゲイン」 エマ・ワトソン&ルパート・グリント 「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」 ジェニファー・ローレンス&ジョシュ・ハッチャーソン 「ハンガー・ゲーム」 クリステン・スチュワート&ロバート・パティンソン 「トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 1」 レイチェル・マクアダムス&チャニング・テイタム 「君への誓い」≪女優賞≫ エマ・ストーン 「ラブ・アゲイン」 エマ・ワトソン 「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」 ジェニファー・ローレンス 「ハンガー・ゲーム」 クリステン・ウィグ 「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」 ルーニー・マーラ 「ドラゴン・タトゥーの女」≪男優賞≫ チャニング・テイタム 「君への誓い」 ダニエル・ラドクリフ 「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」 ジョセフ・ゴードン=レヴィット 「50/50 フィフティ・フィフティ」 ジョシュ・ハッチャーソン 「ハンガー・ゲーム」 ライアン・ゴズリング 「ドライヴ」≪コメディ演技賞≫ ジョナ・ヒル 「21 Jump Street 」 クリステン・ウィグ 「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」 メリッサ・マッカーシー 「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」 Oliver Cooper 「Project X」 ザック・ガリフィナーキス 「ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える」≪歌曲賞≫ College and Electric Youth “A Real Hero” 「ドライヴ」 Figurine “Impossible” 「Like Crazy」 Kid Cudi “Pursuit of Happiness (Steve Aoki Dance Remix)” 「Project X」 LMFAO “Party Rock Anthem” 「21 Jump Street 」 ケミカル・ブラザーズ “The Devil is in the Details” 「ハンナ」≪役作り賞≫ コリン・ファレル 「モンスター上司」 エリザベス・バンクス 「ハンガー・ゲーム」 ジョニー・デップ 「21 Jump Street」 ミシェル・ウィリアムズ 「マリリン 7日間の恋」 ルーニー・マーラ 「ドラゴン・タトゥーの女」≪ハラハラ演技賞≫ ブライス・ダラス・ハワード 「ヘルプ ~心がつなぐストーリー~」 ジョナ・ヒル&ロブ・リグル 「21 Jump Street」 クリステン・ウィグ&メリッサ・マッカーシーほか 「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」 ライアン・ゴズリング 「ドライヴ」 トム・クルーズ 「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」≪格闘シーン賞≫ チャニング・テイタム&ジョナ・ヒル vs 少年ギャングたち 「21 Jump Street」 ダニエル・ラドクリフ vs レイフ・ファインズ 「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」 ジェニファー・ローレンス&ジョシュ・ハッチャーソン vs アレクサンダー・ルドウィグ 「ハンガー・ゲーム」 トム・クルーズ vs ミカエル・ニクヴィスト 「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」 トム・ハーディ vs ジョエル・エドガートン 「Warrior」≪アンサンブル演技賞≫ 「21 Jump Street」 「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」 「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」 「ヘルプ ~心がつなぐストーリー~」 「ハンガー・ゲーム」≪不愉快演技賞≫ ブライス・ダラス・ハワード 「ヘルプ ~心がつなぐストーリー~」 コリン・ファレル 「モンスター上司」 ジェニファー・アニストン 「モンスター上司」 ジョン・ハム 「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」 Oliver Cooper 「Project X」≪ブレイクスルー演技賞≫ エル・ファニング 「SUPER 8/スーパーエイト」 リアム・ヘムズワース 「ハンガー・ゲーム」 メリッサ・マッカーシー 「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」 ルーニー・マーラ 「ドラゴン・タトゥーの女」 シェイリーン・ウッドリー 「ファミリー・ツリー」“2012 MTVムービー・アワード” オフィシャルサイト (英語)
May 2, 2012
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不思議な力によって、突然、未知の惑星へ送られた地球人ジョン・カーターが、危機に陥った惑星を救うため、冷血な敵と死闘を繰り広げるSFアドベンチャー大作です。 “愛する家族を失い、 地球から姿を消した男。 彼の名は ――― ジョン・カーター”原題はそのまま、“JOHN CARTER”。≪ストーリー≫1881年、元アメリカ南軍の英雄ジョン・カーターが謎の失踪を遂げる。ジョンは甥のエドガー・ライス・バローズに一冊の日記を託していた。その日記には、想像を絶するジョンの冒険譚が記されていた。1868年、騎兵隊の執拗な誘いを断わり、無気力に生きていたジョン・カーター。ある日、謎の現象によって、突然未知なる惑星“バルスーム”へと瞬間移動してしまう。いくつかの種族が暮らし、高度な文明を持つバルスームだったが、宇宙の支配を目論むマタイ・シャンの陰謀によって滅亡の危機に瀕していた。そんな中、ジョンは平和を望むヘリウム王国の王女デジャー・ソリスと出会い、驚異的な身体能力を持つジョンは、一緒に戦って欲しいと懇願されるのだったが・・・。≪スタッフ≫監督はアンドリュー・スタントン、製作はジム・モリス、コリン・ウィルソン、リンジー・コリンズ、原作はエドガー・ライス・バローズ、脚本はアンドリュー・スタントン、マーク・アンドリュース、マイケル・シェイボン、撮影はダン・ミンデル、編集はエリック・ザンブランネン、プロダクションデザインはネイサン・クロウリー、衣装デザインはマイェス・C・ルベオ、音楽はマイケル・ジアッキノ。≪キャスト≫ジョン・カーターにテイラー・キッチュ、デジャー・ソリスにリン・コリンズ、マタイ・シャンにマーク・ストロング、エドガー・ライス・バローズにダリス・サバラ、他にサマンサ・モートン、キアラン・ハインズ、ドミニク・ウェスト、ウィレム・デフォー、ジェームズ・ピュアフォイ、ポリー・ウォーカー、ブライアン・クランストン、トーマス・ヘイデン・チャーチなど。SF小説は、19世紀後半に“SFの父”ジュール・ヴェルヌとH・G・ウェルズが登場し、小説“月世界旅行”や“宇宙戦争”などによって、新たな驚異の世界の扉を開けました。そして、エドガー・ライス・バローズが1912年に発表した今作の原作“火星のプリンセス”は未知なる惑星へと飛び出し、“火星シリーズ”は宇宙冒険活劇“スペース・オペラ”の開幕を告げ、同時に“ヒロイック・ファンタジー(空想世界での戦いや冒険の物語)”のジャンル確立の源となりました。バローズによって創り出された主人公ジョン・カーターは、スペース・ヒーローの原点となり、コミックからTVまで、様々なポップ・カルチャーにおいてクリエイターたちに影響を与え続け、ジェームズ・キャメロンは“火星シリーズ”から「アバター」にインスピレーションを与えられと語り、ジョージ・ルーカスは「スター・ウォーズ」に影響を与えたキャラクターとしてカーターを称えています。脚本家のマイケル・クライトンは、大ヒットしたTVシリーズ「ER緊急救命室」の主要キャラクターに“ジョン・カーター”と名付けて登場させています。初めて「ジョン・カーター」とタイトルを聞いた時に、「ER」のジョン・カーターが浮かびました。偶然かと思っていたら、繋がりがあったことがわかり、何だかちょっぴり嬉しいです!またバローズは、ストーリーの重要な鍵を握る“カーターの甥”に自身の名前を使っています。予告編や宣伝で、前述した通り“「スター・ウォーズ」に大きな影響を与えた”というところがメチャクチャ気になっていて、どんな作品になっているのか楽しみにしていました。今作は、ウォルト・ディズニー生誕110周年記念作品として製作されました。奇妙な異星人や異星動物(?)が登場し、戦いのシーンもたくさんありますが、ディズニー作品なので、残虐な場面は避けて撮られていています。3D版上映もありましたが、3Dメガネを使うと暗くなるのがいつも気になるので2D版を選んで観てきましたが、十分に迫力ある映像で楽しめました!原作本は手にしたことがありませんが、きっと挿絵がたくさん描かれていて、キャラクターや惑星、飛行艇などの創造に役立てられたことと・・・。原作から影響を受け、インスパイアされた作品がたくさんあるということですが、逆に今まで観てきたSF作品が今作に与えた類似点を感じながら観ていました。特に「スター・ウォーズ」ファンとしては、砂漠の惑星は“タトゥイーン”、4本の手を持つサーク族は“グリーヴァス将軍”、ウーラは“ジャバ・ザ・ハット”系(かな?)、空に浮かぶ2つの惑星も“タトゥイーン”の2つの太陽のようで・・・。それと、飛行艇が飛ぶ時の独特なサウンドも似ていました。1つだけ疑問が残ったのは、ジョン・カーターがサーク族と言葉が通じなかったのに、途中から、突然、みんな地球語(というか英語ですが)で会話するようになったこと。異星人は能力が高いから、地球語をすぐにマスターできたのかなぁ。(笑)そうそう、疑問と言えばもう1つだけありました。火星に飛ばされて重力の低さによって、最初は歩くことさえおぼつかなかったジョンが逆に超人的なジャンプ力を見せますが、しばらくすると普通に歩けるようになっていて、これも環境に慣れて、コントロールできるようになったということで・・・。(笑)今作と同じテイラー・キッチュの主演作「バトルシップ」が日本では同時公開されました。「バトルシップ」のワールドプレミアのため、共演キャストたちと4月上旬に来日し、ついでに・・・という感じも若干ありつつ、スタントン監督、リン・コリンズも来日して、ちゃんと今作のための記者会見も行われ、低ラーは同時PRで大忙しだったみたいですね。長髪で渋い表情をした時のテイラーって、何となくジョニデさんに似ていませんか?背も高く、ガッチリとしたボディ、そしてハンサムなグッドルッキングガイのテイラーですが、もう1つ大きな魅力になっているなぁ・・・と感じるのは“低音ボイス”です!!次回作はオリバー・ストーン監督、ジョン・トラボルタ、アーロン・ジョンソン、サルマ・ハエック、ベニチオ・デル・トロ、ブレイク・ライブリー、ユマ・サーマン、エミール・ハーシュなど、豪華な共演者とのクライム・アクション「Savages」が7月6日より全米公開されます。王女デジャー役のリン・コリンズは、か弱き王女さまではなく勇ましい(?)戦士なので、「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」の時より、失礼ながら、とてもたくましく見えました。メイクや露出度の高い衣装、激しいアクションをこなしていたせいもありますが・・・。(苦笑)(そう言えば、テイラー・キッチュも「ウルヴァリン・・・」に出演していましたね~。)4本の手を持ち身長3m近くある皇帝タルス・タルカスに扮したウィレム・デフォーは、実際に背を高くするための道具を履いて、モーション・キャプチャーで演じたそうです。他にソラ役のサマンサ・モートン、タル・ハジュス役のトーマス・ヘイデン・チャーチなど、ウィレム・デフォー同様、“素”ではないキャラクターで登場しています!最後に、“スティーヴ・ジョブスに捧げる”というコメントが・・・。上映時間は133分(2時間13分)で、展開もややゆっくりと進む感じがしました。ファミリーにもお薦めできるファンタジー&アドベンチャー作品だと思います。“火星シリーズ”は全部で11作品あるので、映画もシリーズ化されるかも!4月13日より全国ロードショー公開されています。(2D版&3D版あり)「ジョン・カーター」 オフィシャルサイト
May 1, 2012
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