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みなさまお元気でしょうかボロボロです。最近は事務仕事が多くて体調が悪い、とまでは行かないですが、なんかスッキリしない感じです。パソは目がショボショボしちゃって嫌でありんす。忙しいとは言いつつ合間見て友人と沼原湿原とか行ってたりするんですけどね。最近何をやってるかというと販促物の充実です。園芸関係の販促物、まあ売り場の価格札とか説明書き、ポップの充実です。あと少し植物を各店に振り分けたりとか球根やタネの品揃え考えたりとかもしてたりします。植物説明は、まあ基本的な事から多少応用的な話しなどこの辺はボロボロとしては作り易いと言えば作りやすい、まあ遅筆ですけどね。確かに売り場を見ていると園芸を趣味にしてたら極々当たり前の質問が多く、初心者でも分かり易く納得出来る説明ポップは必要かなとも思う。お客様自体が見なくても店員の接客補助になれば良いのかな。よくホームセンターの店員は知識が無いと非難されますが、確かに全く園芸やった事無い売り場担当やアルバイト、パートさんは多い。例え園芸経験があったとしても園芸という趣味は広大で深い、野菜から古典植物まで全てを網羅出来る店員はほとんど居ないでしょうしね。ボロボロも、例えば園芸の一つのジャンル「バラ」一つ取ったって網羅しては居ない、知ってるのはほんの表層部分のみです。じゃあそんなエキスパートを揃えようとすればアルバイトさん、パートさんで、という訳にはいけませんからね、人件費がいくらあっても足りません。だからアルバイトさん、パートさんでぶっつけ本番でもポップ見ながらでも良いから基本的な事ぐらいは説明出来るよう、接客の補助してくれるポップは必要ですよね。補助輪付きで接客するうちにある程度ポップに頼らなくても説明出来るぐらいに育ってくれると理想ですが。あとくだけたキャッチコピーを考えて欲しいと言われているんですよ。黒い日々草「夏の架け橋」だったら「驚愕の黒いビンカ登場!!」とか、花が咲きにくい植物なら「花を咲かせたら貴方は神!!」とか、ちと勢い良すぎて滑ってるくらいで調度いいらしい。あと花言葉と絡めて親しみやすくして欲しいとの事で、まあ園芸店、特にホームセンター関係ではありそうであまり無かった試みかもしれません。要は「ちょっと面白そうだから買ってみよう」的な購買に後一押し出来るような物で遊び心がある物が良いようで、脳みそ柔らかくしないとなー。なんかダラダラ書いてしまった・・・・。気を取り直して、ここ最近写真に収めた植物達です。ギンリュウソウサイハイランヨツバヒヨドリ福島県の山野にて、といってもそんな深くまで分け入ってないです。ヨツバヒヨドリが随分と早く花芽が出てましたね、撮ったと6月上旬ですよ、早すぎ。サキガケアヤメ福島の民家にはどうもシベリヤアヤメ系が多いらしい。アンペライお店で植えっぱなしのアンペライに花咲いてました。黒花日々草 「夏の架け橋」黒花ですが温度が上がるにつれて紫に・・・・ドラカンクルス・ブルガリス臭い花で咲いて3日と持たないで萎れちゃいます。写真をよく見るとハエが・・・ああっ、書いてたら遅くなりました、寝なきゃ、寝なきゃ・・・・
2007.06.25
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ご無沙汰してます、ボロボロです。最近全然ブログ進んでません、多忙な時期なのもあるのですが先月人事が出まして現場から少し遠ざかる事に・・・・。と言ってもまだ店頭に立ってるのですが、是からはデスクワークも多くなりそうでいやー気が重いのなんの、しかも今までの現場に補充無いから必然的に手伝う事になるしこの度会社自体がすったもんだあったのが大元の原因ですが、これもまた経験かー。忙しい、忙しいと言いながらこんなどうでもいい写真を撮ってるだから我ながら呆れる。ウシガエルお店の池にずいぶん前にウシガエルのオタマジャクシを放した事があったのですがどうもその子が立派にカエルになったようです。しかもこの池から逃げずにすっかり住み着いてます。この写真はプカプカ浮いてるのを上から覗いて写真撮りました、写真撮ってる影が水面に写ってるし(笑)ここ数日はアマガエルも起き出して昼間からゲコゲコ合唱、お客さんがテープ流しているのと勘違いしてるし、わざわざそんなこった演出してませんよー。多忙もありコメントしばらく返せませんが落ち着いたら通常営業に戻しますんでよろしく~~。
2007.05.02
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最近お店に入荷して人気があったアネモネです。アネモネ・パヴォニナ(Anemone pavonina)今までのアネモネには無い色合いがあって写真ではよく判りませんが独特の光沢もあり人気。特にお店の従業員に人気でした。原種系アネモネですが、お店に来ているのは恐らくハイブリットだと思います。詳細は不明ですが、ボロボロも育ててみてどんな感じだか見てみようっと。
2007.04.02
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今日はホント暖かくて花見日和でした。お店で仕事なので昼間ゆっくり花見は出来ませんが近所で咲く桜がほんに見事。夜桜見物に友人と軽く飲み会、ボロボロはお酒飲めないし、足が車なのでトマトジュースとウーロン茶飲んで眺めました。夜桜って寒くてゆっくり眺めてられないのですけど、今日は夜も暖かでええですね。少し異常な気候に不安もありますが、まあココは素直に楽しみましょう。で、こんな桜の話ししてるんだから当然写真も桜と思いきや、お店で飼ってる魚の写真をホトケドジョウ(Lefua echigonia)体長は4~5cm程度、普通のドジョウほど細長くないのでドジョウっぽくないですけどねボンヤリした顔が結構可愛いと思うのですけど、どうでしょうね?最近ですが雄個体が雌個体に対して盛んにディスプレイ(求愛行動)しているのを見かけました、産卵するのかなー、採卵出来れば増やしてあげたいところですが。最近は更新遅延してますが元気でやっとりますよ~~のんびり更新してますが、此方は辞めませんで安心して下さいねん。
2007.04.01
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テレビでは寒い、寒いと言いますがボロボロとしては例年より過ごしやすい気がします。でも空気が乾燥してますね、インフルエンザもまだまだ猛威を振るっているようです。実は、ボロボロはインフルエンザにかかった事が今だに無いのでその苦しみを実感してないのですけど。最近めっきりブログ休んでいるのですが、仕事は忙しかったり、仕事以外のイベントが色々あったりとなかなかブログ書くほどに余裕が、載せたい写真いっぱいあったのにお蔵入りになりそう・・・・(・・;)春っぽい写真をパラパラと載せてみます。アマナ(Amana edulis)ウチワノキ(Abeliophyllum distichum)ハヤトミツバツツジ(Rhododendron dilatatum var. satsumense)モミジ(Acer sp.)そうそう、幕張メッセのガーデンショーにも出展者側で行ってきました。お手伝いみたいな物ですが、なかなか展示をゆっくり見れなかったのが残念。。。
2007.03.24
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暖かい日が続いたと思ったらココに来て急な寒の戻り。うちのお店は冬場は苗物を店内にしまい込みます。寒さに強い宿根草、多年草、ハーブもしまいます。屋外に出していても枯れる事は無いのですけどね、売り物として販売するにはやっぱり「見た目」が重視されるので綺麗に保てるなら保ちたいんですよ。ミントの地上部がボロボロでも地下部がしっかり育っていれば全く問題ないのです。たぶんそんな事は判ってる人が多いとは思うのですが、判らなくても判っていても、でもでもやっぱり葉が綺麗に茂っている物を買いたいのは人情ですよね、そんな事気にしないって言ってくれるお客さんが多ければ良いんですけどねー。ここの所暖かかったから出し入れも楽だったのですが今週は氷点下の日も多いようで大変そう。夜しまったのを朝は出さないといけないしですし、それだけで一仕事です。サフィニア祭りも始まりましたし、マリーゴールドもペチュニアも来ました。それなのに、ああそれなのに氷点下、春は油断ならないです。そんな中、お店の裏手に昨年からしまい込んでいる水草に花が咲き始めました。オロンチウム アクアティクム(Orontium aquaticum)つくしん坊のような風変わりな花が咲く少し変わった水生植物。去年の5月頃からお店にあって売れたのが2ポットのみという強者です(・・;)まあ知名度は低いし、苗が小さい割に高いので無理はないかな。花はこの辺だと3~4月頃開花するようで、それにしても冬の間に少し肥料を与えたとは言えこんなポットのままで花を咲かせてしまうのは予想外でした。また売り場にリベンジで出しましたけど、今年は売れてくれるかな。
2007.03.13
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今週の月曜日、5日の日に職場の事情で急に面談があるとのこと、10年以上ぶりにスーツ買いました。普段はほとんど私服ですから、あ~思わぬ出費でした。裾上げとかしてもらう間に田島ヶ原の様子を見に行ってきましたが、もう咲き始めていましたよサクラソウ。田島ヶ原のサクラソウこの花は3月4日に咲いたそうで今年初めて開花を確認した個体だそうです。(管理している方が教えてくれました)昨年より初開花は9日早いそうでやっぱり暖冬の影響でしょうね。田島ヶ原のアマナアマナはもう花盛りになってきました。既に開花を終えた物もあって此方も開花が早い感じを受けますね。ただ隣の秋ヶ瀬公園のほうは咲いてなかったので微妙な環境の違いで随分と違いますね。サクラソウとノウルシの芽此方も5日に咲いた桜草とノウルシの芽です。ノウルシが多くて桜草が駆逐されそうな印象を受けますが、実はこの2種は上手く根っ子の部分で棲み分けていて上手く共存しているそうです。サクラソウは表層近く、ノウルシはもう少し深い場所で根を張り、根の形態もサクラソウはヒゲ根で細かく、ノウルシはゴボウ根でぶつかり合わないそうですよ。更にいち早く葉を開くノウルシの御陰で多少の霜よけ効果もあるのかもしれないですね。サクラソウとノウルシに限らずに同じ場所に季節季節で色んな植物が上手く棲み分けて利用しあってるのには感心します。商売もこうやって上手く棲み分けていけると良いのになってふと思ったりしました。昨今の超大型ショッピングモールがドンドン出来て古くからの商店街や中型店が衰退していくのを見るに付け、時代の流れと言えばそれまでですけど、やるせない気が。。。オオブタクサやセイバンモロコシなどに浸食される在来植物を見ているような気がします。何処に行ってもオオブタクサ何処に行っても同じような大型ショッピングモールいやショッピングモールの楽しさを否定するつもりはないんですよ、実際楽しいですし。ただ最近あまりにも各地に多すぎるような、そしてその行き着く先が少し心配。
2007.03.07
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東京ドームで世界らん展開催されてますねー。この時期はお店にもユニークなランがやってくるので楽しみな時期でもあります。で、最近比較的安価に入ってくる少し変わった蘭がこれ。マコデス・ペトラ(Macodes petola)葉が宝石のようにキラキラと輝いて綺麗なんです。シュスラン属に近縁で葉が美しい仲間がジュエルオーキッドと呼ばれていてマニアの人も多いようです。ヤフオクや蘭専門店だと2千~5千ぐらいなんですが、市場だとえらく安い値段で来るんですよねー、ミニ観葉並み(;^_^A アセアセ・・・・・・安いのは良いんですがちと考えちゃいます。今週は暖かい見たいですねー、お店忙しいかな。来月はもうサフィニアが来ちゃいますよ、でもこんなに花物多いとラベル苗霞んじゃいそう。
2007.02.27
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早咲きクロッカスが次々と咲いています。春が来たって感じなんですが、今年は肝心の冬が元気なさすぎちょっと寒かったですけどこの寒さも長くは続かないみたいですしね。商売的には良いのですが、あんまり喜べないですよね異常気象。クロッカス シーベリー トリカラー(Crocus sieberi sublimis ‘Tricolor’)クロッカス ブルーパール(Crocus chrysanthus‘Blue Pearl’)クロッカス アードシェンク(Crocus chrysanthus‘Ard Schenk’) クロッカス クリームビューティー(Crocus chrysanthus‘Cream Beauty’)クロッカス フスコティンクタス(Crocus chrysanthus‘Fuscotinctus’)早咲き品種は小輪ですが花付きの良いのが多いし意外と長く楽しめるんですよね。球根が小さめなせいか球根状態だと思うほど売れませんが(・・;)早く咲いてくれるのはそれだけで嬉しいんですけどね。
2007.02.25
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今日はニャーニャーニャーで猫の日だったんですよね。いや関係ありませんが(;^_^A アセアセ・・・・・・今年はクリスマスローズの人気が最高潮の気がします。去年まではどちらかと言えばメディアが先行、ある程度の人気はある物の少し良い品種になるととたんに値段が高くなりますから売り場を広げても通り過ぎていくお客さん・・・・手には取る物の「なにこれ高っ!!」の声とともに売り場に返還となるのですが・・・・。何故か今季は陽気が暖かいせいもあるのでしょうか、よく売れます。今までクリスマスローズに関心がなかった感じのお客さんも良く見てますしね。なので今年あたりは八重咲きも暴落すると思いきや良い物は高値安定です。でももう八重咲きなら何でも良いと言うのは終わりましたね。今年は糸ピコダブルが大人気で入荷するたび数日で売り切れ。うちのお店に来た八重咲きクリスマスローズ、すぐにお嫁に行っちゃいました。売れっ子はお店に出したとたんに右に左に、売れるのは商売人としては嬉しいですがもう少し売り場で眺めて居たいなって思う今日この頃。あーそんな眺めていたいなら自分で買いなさいって突っ込みが、いやだって高いですよ(おぃ売れ残ったら八重咲きは鉢上げして大きくしてあげるか、それともお店の植栽に贅沢に植えてみようかな、八重咲きをたっぷり地植ってしてみたいですね。
2007.02.23
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サイカチに続いて京都府立植物園で見た植物。アカンサスと言うと「アカンサス・モリス」が思い浮かびますでも水辺のマングローブ林に生えるアカンサスもあるんです。ミズヒイラギ(Acanthus ilicifolius)和名はミズヒイラギ水辺に生えて葉がヒイラギみたいだから、分かり易い命名です。マングローブ林を構成する植物の一つでもあります。海辺の植物だから海水にも強いんでしょうね、耐寒力がどの程度なのか判りませんが、この辺では路地じゃ無理なのは確かでしょう。いいなー、温室が欲しいです。要望ありましたのでミズヒイラギの花アップ写真であります。
2007.02.15
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今更ですけど先月行ってきた京都の府立植物園で見た植物を出していこうと思います。サイカチ(Gleditsia japonica)トゲトゲで痛そうです。けっこう分布は広いのにあまり身近で見かけた事がないんですよ。サイカチは子供の時からクワガタ、カブトムシが来る木って事で知ってはいましたが。日本固有で天然記念物に指定されている巨木もあるんですよね、こんど巨木を見に行きたいなー。そういえば同名の昆虫漫画がありますね、クワガタ相撲の漫画で生態を利用した小話的な所もあって好きでしたけど。後半は何か昔のミニ四駆やチョロQ漫画のように主人公の思うままに動いてました(・・;)それはそれで漫画としてはユニークでしたけど、途中で終わっちゃったナー。
2007.02.13
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お店の植栽に植えてある、原種シクラメン・コウムの花が沢山咲き始めました。耐寒性も強くて性質も強健なので、この辺でも庭植で楽しむ事が出来ます。秋咲きの原種シクラメン・ヘディリフォリウムより葉も花も丸っこく可愛い感じです。シクラメン・コウム(Cyclamen coum)最近は園芸書籍でも特集が組まれたりして人気が上がっているのが伺えますが、まだよく売れるとまでは行かないようです。日本だと一般に華やかなガーデンシクラメンの方が先に一般化したので、ひっそりとした花の原種はなかなか注目が集まらないのでしょうかねー。この原種シクラメンも様々な種類、品種があります。これからクリスマスローズのように人気街道まっしぐらになるか、ならぬか期待したいですね。
2007.02.11
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福寿草は古くから親しまれる古典植物の一つですよね。でも沢山品種があるのは知っていても実際にそれを見る事ってほとんど無いんですよね。ボロボロが勤めているお店でもミチノクフクジュソウ、福寿海、三段咲き、秩父紅ぐらいですから。そんなあまり知られていない福寿草を色々見る事が出来たので紹介します。秩父黄金秩父紅系の変わり物みたいです。もっと開いたところが見たいところですよね。旭長谷川紅三段咲き花が大きすぎな感がありますね、あと花首が長いので少し頭がもたげやすそうでも豪華であります。旧秩父紅むかしは此方が秩父紅だったそうです。秩父白車屋白一応白花系福寿草の二品種。でも基本的に薄黄色で花が咲き進むに連れて退色し白っぽくなるといった感じ。白花と言うには少しおこがましいかな?黄梅秋田小町細弁で多弁なタイプぽっちゃりと可愛いので個人的に好きなタイプ。他にも沢山の品種がありますが全部は無理なので一部抜粋これだけあるのに世間一般にはほとんど知られてませんよね。今人気で、同じキンポウゲ科のクリスマスローズは急速に普及して安価な物から高価な物まで広く売られるようになりましたが、この辺は女性に支持を受けた事が大きいかなって思いました。もちろんクリスマスローズが持つ強健な性質、様々な花形・花色があったのも一つの理由だと思いますけど。基本的に男主体の園芸になると深く深くとなりますが、それだけに閉鎖的で近寄りがたい感じになるような気がします。価格もかなり高価な物が主体になりますし、園芸に限らず観賞魚の世界でも男性中心な高級金魚(ランチュウ等)、錦鯉、アジアアロワナ、ディスカスなんて価格が高騰してかつ何となく閉鎖的な感じがしますし(ボロボロの勝手なイメージですが(;^_^A アセアセ・・・・・・)反して女性主体の園芸になると手軽に楽しめて、価格は比較的安価で、そして開放的なイメージがあります。ただ男中心のように深くならないで何となく浅いまま止まるって感じがしますね。(これもボロボロの勝手なイメージであります)この辺クリスマスローズは女性と男性、両面から注目されて成功したように感じます。安価で栽培し易い普通種のオリエンタリスハイブリット系から、マニアックで高価な八重咲き、アネモネ咲きや特殊な花色も様々あり深く楽しめます。それに対し福寿草は今のところ男性主体で、価格もミチノクフクジュソウと品種物では大きく隔たりがあります。クリスマスローズに比べると少しデリケートな面があるのも否めませんし全体的に小型すぎるのもマイナスなのかもしれません。あとどうしても花が黄色が主体なのがダメなのかな?今は深谷市の方の農園では安定供給が出来るよう増殖をかけているそうなので数年後は入手可能な品種が増えてくれると嬉しいなー。
2007.02.10
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今日は友人と福寿草で有名な深谷市にある農園に行って来ました。福寿草以外にも、というかマグノリアの植栽の方が凄くて開花時には桃源郷のような景色になるような、花時期には是非足を運びたい物です。で今回は福寿草の花は後回しにして、帰り道国道沿いにシロバナタンポポが群落で咲いている場所を見つけたので写真に収めました。シロバナタンポポ(Taraxacum albidum)この辺ではシロバナはあんまり多くないので、それにしても開花が早いような、既に花が終わって綿毛になっている物もありました。オオイヌノフグリ(Veronica persica)春の訪れを感じる、身近で多くの人が親近感を持つ野草の代表種ではないでしょうか。もともと日本の植物ではないですけどココまで愛される帰化植物も珍しいかも。早春の花ではありますが既にかなり花盛りでした。今日は暖かい日でしたが、明日はもっと温度が上がるようで・・・・この異常気象、いつまで続くのかな~。
2007.02.05
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いやもう何ていうか春の陽気ですね、今日のココ埼玉は。陽気に吊られてか花が売れる事売れる事・・・・ああ来年が怖い、、、。でもまあ来年の事心配してもしょうがないのですからねぇ。少し前ですが京都の展示会に行って来ました。平安神宮その後に京都見物してたのですが平安神宮の右近の橘、左近の桜の写真撮ってきたので載せておきます。右近の橘大切に防寒対策されていて何だかよく判りませんね、正面の窓から見えた枝のアップです。タチバナタチバナは以前に小石川植物園で撮った物を載せた事ありましたねー、実も成ってました。日本に唯一自生していたミカン科ミカン属の樹木だそうで、不老長寿の妙薬と言われたそうな、真偽のほどはまあ推して知るべしですよね。左近の桜今の時期は当然ながら枝だけの状態でした開花した時は見事なのでしょうね。京都は色々と沢山みたい所多すぎて、京都府立植物園を廻ったり、数カ所お寺さん周りしていたら直ぐに時間が過ぎてしまった・・・・。一週間くらいのんびりと廻りたかった、、、まあ機会があればまた行きたいなっと。
2007.01.31
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この時期は恒例で千葉のナーセリーを友人と廻ります。今回はサルビア生産者さん、球根や宿根草のナーセリーさん、熱帯植物さんなど巡ってきましたよ。其処で見た少し変わった植物達です。 パラモンガイア(Paramongaia weberbaueri ) posted by (C) ボロボロの木このパラモンガイアは以前に球根を入手したのですが枯死・・・・花を見る前にダメにしちゃったのが悔やまれます。写真で見た時は大きく感じなかったのですが実際はアマリリス並みの大きさで迫力あります。こんど入手出来たら本腰入れて開花に挑戦しなきゃ。 キアネラ・アルバ (Cyanella alba) posted by (C) ボロボロの木このキアネラ・アルバはまだまだ一般での栽培はされてない植物。黄色みがかった個体が一般的のようですが今回見た株の中には黄色みの無い白花で開花している物がありました。伺った話では実生では花色の変異がけっこうあるそうで、これは昨年入手して栽培中なので自宅の物がどんな花になるか少し楽しみ。 オキザリスの一種 (Oxalis sp.) posted by (C) ボロボロの木これは熱帯植物のナーセリーで見た正体不明のオキザリス。ここではこんな不思議な植物達の山、眺めているだけでとっても楽しい場所です。 アブチロン メガポタミクム系の園芸品種 posted by (C) ボロボロの木こちらは育種中のアブチロン園芸品種。まだ無名の品種ですが人気が出そうな色合いです。一般に流通する日が楽しみな品種ですねん。ナーセリー意外にも園芸家の友人様に会う事も出来ていやーとっても充実した千葉巡りでした。明後日は種苗会社の展示会巡りに行ってきます。あと展示会で京都にも行くので寺巡り、府立植物園で散策出来ればいいナーあーそんな余裕ないかも(・・;)
2007.01.15
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ワイヤープランツは園芸店ではすっかりお馴染みになりました。と言ってもあまり園芸店に行く事が無い人にはまだ一般的ではないかもしれませんね。この辺は毎日顔付き合わせていると感覚がズレちゃうかも(・・;)そんなお馴染みになったワイヤープランツにも斑入り品種が登場、寄せ植え素材として用途が広がった感じです。斑入りワイヤープランツ posted from フォト蔵モザイク状の斑入りで新芽で斑がハッキリ、その後葉が古くなると斑が薄くなってきます。これで外覆輪の斑入りとか出るともっと良いのにナー
2007.01.07
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観賞魚店では色々な水草が売られています。中にはよく正体が判らない物も時々見られていて、面白いので時々覗きに行きます。で、昨年の11月頃にミズオジギソウの名前で売られていた物をアップしてみました。ミズオジギソウ? posted from フォト蔵半密閉された容器で水上葉になるように馴化してこんな感じに育ちました。ミズオジギソウとして売られていましたがどうも違う種類のようです。葉の付き方、葉の大きさ、花芽の付き方がかなり違うのですよね。でも葉は触るとゆっくりと動くのはミズオジギソウと一緒、うーん謎なのです。花は咲いても直ぐに萎れてしまって写真が無いのですが明らかに違う花、どちらかというとクサネムに近い感じ、このまま室内で冬越しさせて暖かくなったら屋外栽培してみようと思います。どんな感じに育つか楽しみー。
2007.01.07
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あけましておめでとうございますー。いやー昨年は随分とブログをサボっちゃいました(;^_^A アセアセ・・・・・・12月にブログが進まなかったのは宇宙船サジタリウスという20年前のアニメDVDを購入して見ていたせいもあるのですが(w;今年こそはバリバリっとブログを進めちゃうぞーって思いつつ、いつまで続くかな~~(苦笑)一月は園芸って暇な季節ですけど各種苗会社が展示会を開いたりする季節なので楽しみな季節でもあります。ナーセリーを色々見学するにもオフシーズンじゃないとなかなか出来ませんしね。年始めは雰囲気が良く似たシルバーリーフプランツを紹介します。オレアリア シルバーナイト(Olearia lepidophylla ' Silver Night') posted from フォト蔵クッションブッシュ(Leucophyta brownii) posted from フォト蔵両種ともオーストラリア原産で同じキク科ではあるし姿も良く似ていますが全くの別属で類縁は遠いです。同じような環境に適応しようとした結果なのでしょう。まあそんな事とは関係なくこの草姿が寄せ植えの脇役に大活躍で人気も上がってきているみたい。この辺なら屋外でも寒さに耐えてくれるところも人気の要因でしょうか。でわでわ、改めて今年も皆々さまよろしくお願いします
2007.01.01
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今年も残す所一月弱となりました、早いものですね月日が経つのは~~嗚呼ついこの間まで夏だと思っていたらすっかり冬の様相です。11月の中頃にネリネや原種シクラメンで有名な知る人ぞ知るナーセリー様にお邪魔してきました。ネリネはそろそろ終わりになってきてましたがプディカやウンドゥラータ系の品種はまだまだ花盛り、原種シクラメンや珍しい種間交雑のクリスマスローズなど見られたり興味深い話しも聞けてとても有意義なナーセリー訪問でした。その時にとった写真をパラパラとお見せしますね。原種シクラ3 posted from フォト蔵原種シクラ2 posted from フォト蔵原種シクラ posted from フォト蔵原種シクラメン色々、よく似かよった原種シクラメンですが種間交雑が意外と難しいそうで、見た目良く似ているから簡単に交雑しそうなのに染色体数とか関係あるのかな?不思議だなぁー。クリロ posted from フォト蔵このクリスマスローズは種間交雑で作出されたものだそうです。クリスマスローズは原種シクラメンと違って種間交雑品種が多いですよね、これはチベタヌスを種間交雑して作出された物、株元の芽がチベタっぽい?ネリネ3 posted from フォト蔵ネリネ2 posted from フォト蔵ネリネ posted from フォト蔵此方はネリネ色々、花持ちが良くて華やかでこれから人気が伸びそう色んな品種が店頭で沢山見られると楽しいですよね。もうしばらくオソオソ更新ですがよろしくです~~(ふかぶかぁ~)
2006.12.02
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ボロボロの木自身は寄せ植えを作る事はあんまりしません、自宅で栽培する物は一種一鉢の場合が多くて綺麗に飾ると言うよりはコレクション的になっているのは否めません。でも寄せ植えも身近に園芸を楽しむ事の出来る一つの在り方で、あれこれと組み合わせを考えるのは楽しいですよね。ボロボロの木が勤めるお店では寄せ植えを作るスタッフが販促用や販売用に寄せ植えを作ります。この時に華やかな植物をあれこれと入れたくなるのですが一見地味な植物をくわえると周りの植物が引き立つ、主役をより引き立てる名脇役な植物も結構あるんですよね。寄せ植え (アカエナ、ユーパトリウム・ルゴスム、ミニシクラメン、ラベンダー・アラルディ)寄せ植えの縁に植えられたのがアカエナと呼ばれる植物で、まだあまり馴染みが薄い植物で、単体ではどうにも地味な植物ですが他の植物と組み合わせた時に真価を発揮する感じです。花もコンペイトウのような、ワレモコウを思わせる花が咲くのでユニークです。アカエナ・ミクロフィラ(Acaena microphylla)単体で地味な植物はお客さんにお勧めしても「えーパッとしない」と言われちゃうんですが、騙されたと思って使ってみるのも・・・・ホントに騙されるかもしれませんが(笑)
2006.11.19
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ソヨゴの葉に動く物を見かけてよく見るとハエトリグモが名前の通り「ハエ捕り」してました。ハエトリグモ 捕食中ネコハエトリの雌みたいですね、オオクロバエ思しき蠅を食べてます。ハエトリグモの仲間はとても表情があって好きな蜘蛛ですが種類が多く、しかも雌雄で体色がかなり異なる物が多くて同定できる知識も持ち合わせてはいないのですけどね。このネコハエトリも大きな獲物を捕まえて何やらご満悦な様子が伝わってくるのであります。
2006.11.19
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ばななん、ばななん、ばぁなぁな~♪ええもう寒いのにバナナですよ、バナナ。初夏頃にピンクバナナの苗を見本用に大鉢に寄せ植えした物が育って実を成らせました。ピンクバナナ(Musa velutina)「そんなバナナ」の商品名でも売られてましたね、育てやすくて丈夫なバナナなのです。実は観賞にもたえますし、大きなタネがあるので一般のバナナに比べ内果皮、中果皮が少なく食べる所少ないですけどね、でもなかなか美味なのでありまする。ちなみに一般のバナナは三倍体なのでタネが無くて食べる所たっぷりな訳です。バナナ沢山食べると見事な「○○ち」が出るのでお試しあれ(おぃピンクバナナは結構寒さに強くて此方では屋外で越冬してます。でも少し心配なので簡単な防寒対策はとった方がいいと思いますよ。
2006.11.19
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お久しぶりねぇ~~な更新です(笑渡瀬遊水池の秋空更新怠けてましたがあっちこっちに出かけてたりしてました。埼玉水族館の脇にある羽生水郷公園にも行ってきました。いや結構近所に住んでるんですがなかなか行く機会がないんですよね。ココはムジナモの自生地がある事で有名なのですが、正確には「自生地だった」と言う表現が正しいのでしょう、今は栽培下にあった物を放流したり復活の努力をしている感じです。宝蔵寺沼は立ち入り禁止なのでどんな自生状況になっているかうかがいしる事が出来ませんが、隣の人口池の方にはイヌタヌキモらしき物、ムジナモらしき物がポツポツ浮かんでいましたが少し遠くてよく確認できなかった。人口池の方だと結構外来種が植栽されています。ウォーターカンナ(Thalia dealbata)ミズカンナの名前でも呼ばれますね。花は終わって実になってました。花が終わった姿もなかなか絵になるな~なんて。ウチワゼニグサ(Hydrocotyle verticillata Thunb. var. triradiata Ferm.)※ニョキニョキ根が盛り上がってるのはラクウショウの気根でありんす。少し気になるのがこの観賞魚用の水草として「ウォーターマッシュルーム」の名前で売られる本種。かなり生育が早くてビッシリ繁ってます。植生に与える影響が強そうなので特定外来生物法の規制対象になりそうな予感、近縁種の「ブラジルチドメグサ」が指定されてますしね。のんびり思いつき更新ですが生暖かく見守って下さいねん。
2006.11.18
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だんだんと気温が下がって秋が深くなってきました。お店の植物もだんだん様変わりしてきます。そういえば某テレビ局からツマグロヒョウモンについての取材が・・・2週間前なら一杯売り場に飛んでいて子供が追っかけ回していたのに、もう少し早ければなー。ツマグロヒョウモンはスミレが食草でパンジー、ビオラも食べるそうですが目立った食害被害もそんなに見ないし聞かないんですよね~、お店のパンジーに産卵行動をしているような姿を見た事はありますし全く食べない訳でもないでしょうけど好んで食草に選ばないのかもしれませんね。今年はツマグロヒョウモンはやたらと目立ったけどやっぱり温暖化の影響かな?話変わってお店に入荷した少し変わった植物。パッと見た感じはホウキグサの仲間のようですが・・・・ユーパトリウム・カペリフォリウム(Eupatorium capillifolium)ユーパトリウム グリーンフェザーの名前で流通します。学名から判るようにホウキグサの仲間ではなくてフジバカマやヒヨドリバナの仲間になります。でも見た感じそんな風には見えないですよね。葉っぱは繊細な感じ、ライムグリーンの葉色が優しげです。優秀なカラーリーフとして人気が出そうなんですが、どうにも定着しない植物です。以前育てた事があり宿根するだろうと屋外に植えっぱなしにした事があります。地上部が枯れても春になれば出てくるかなーって思っていたら地上部もろとも地下も枯れてました。どうも微妙に耐寒力がないみたい、かといってこの手の植物をわざわざ保護するのも微妙に骨が折れるんですよねー、もう少し耐寒力があれば脚光を浴びたであろうに・・・・。
2006.10.25
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水辺に生育するクリヌムと言うと以前開花したクリヌム・カンパヌラツムですが、もう一つ水辺に生育する水生クリヌム、「クリヌム・アメリカヌム」が開花しました。22日の日曜日、朝の写真。クリヌム・アメリカヌム(Crinum americanum)の蕾この時点で咲きかけ、全開するまで眺めていたかったけど日曜日はボロボロ仕事の時が多いのです。この日も当然お仕事なのでなくなく出勤、そして夕方から雨が・・・・帰ってきたら開花してましたが雨がだんだん強くなる・・・・雨が弱まった時に暗い中フラッシュ焚いて写真撮りました。クリヌム・アメリカヌム(Crinum americanum)開花花弁がゆったりと繊細で美しかー夜じゃなくて日中自然光下で写真撮りたいけど、未だに雨が降り続いて・・・・う~~今回は無りっぽい。
2006.10.23
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渡瀬遊水池は比較的近いのですがヒメシオンがこんなに沢山自生しているのはつい最近知ったんですよ実は。是は9月中旬の写真でタイムリーな物ではありませんがご勘弁を~~ ヒメシオン(Aster fastigiatus)花にはタテハチョウの仲間が来ています。渡瀬遊水池に入るとかなりの個体数が自生していて沢山生えていると特に貴重さを感じない植物です。でも遊水池から少し離れた場所で探してもほとんど見られないんですよね、とっても不思議。漢字で書くと「姫紫苑」と書くそうで、よく知られる帰化植物のヒメジョオンは「姫女苑」と書くのですが是はヒメシオンと区別する為だそうです。少し紛らわしいですが植物は全然別物だったりします。あと渡瀬遊水池では無いですがさいたま市のとあるメダカが泳ぐ沼と周辺に広がる湿地にナンバンギセルが生える場所があります。今年も花を咲かせていました、これは9月下旬の写真です。ナンバンギセル(Aeginetia indica)去年は8月中旬頃に花を付けていましたが今年は9月下旬と一ヶ月以上開花が遅かったです。去年が早かったのかな?よく最近は農薬やら開発やらで生き物が見られなくなったと言うのですが結構探せば見つかります。レイチェルカーソンが言う沈黙の春というほど悲劇的ではまだ無いんですよね。全てではないでしょうけど人間が上手にお膳立てしてあげたり、少し気を使ってあげれば生き物は結構したたかに増えていく物なんだと思います。
2006.10.16
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最近ブログ更新だらけきっててすんませんm(_ _;)m時間は無い訳では無いのですがうーん夜にしっかり眠くなっちゃうですよね。秋の園芸作業をして一段落く、近所の公園に何か良い被写体居ないかうろついてるとカメラを持つ手にまとわりつく蝶が一匹・・・・。ウラギンシジミ(Curetis acuta)なんか暑くてボロボロの汗ばんだ手を舐めに来たらしい・・・適度に塩っ気あって美味しいのかな?ヤマトシリアゲムシ(Panorpa japonica)シリアゲムシも見つけました。よく見ていると名前の通りに尻を上にあげてオシッコをちょろりとしてました。この写真を撮ってる時に小学生が通りかかって「なにこれ?なんの虫?」と話しかけて来たので気をとられているとどっかに飛んでっちゃいました。側面からの写真も撮りたかったナー。
2006.10.16
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秋ヶ瀬公園に植栽されたシダレヤナギを眺めると沢山の動く物を発見。何だか判ります?よく見ると沢山幹に張り付いてる虫が居るのがわかると思います。実は是、ヨコヅナサシガメと言うカメムシの仲間なんです。それにアオマツムシと同じく大陸からの帰化昆虫で比較的都市部に多いそうです。ヨコヅナサシガメ 幼虫(Agriosphodrus dohrni)彼らは樹皮の割れ目や隙間に潜って幼虫の状態で越冬、翌春に成虫になります。彼らが他のカメムシと違う所は肉食で他の昆虫を襲って体液を吸う事でしょうね。アメリカシロヒトリなど害虫となる芋虫、毛虫をよく襲って食べますからそういう意味では益虫です。でもうっかり掴んだりすれば人間でも挿されますし、移入種ですから生態系に与える影響にも注意が必要でしょうね。それになにより樹皮にビッシリ居たら普通に「不快害虫」でしょうから。写真のサシガメはヤナギからでた樹液を吸っているようです喉が渇いた時の代用食みたいなもんでしょうか?なかなか興味深いので越冬中の頃、成虫になった頃、また探してみたいと思います。
2006.10.06
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秋になるとセミに変わって樹上で鳴く虫が居ます。リューリューとかなり大きな鳴き声なのですが年々その数を増やし居る感じです。アオマツムシ (Calyptotrypus hibionis)姿は緑色でなかなか美しいし、鳴き声も数匹鳴いてる分には可愛い物なのですが最近は大合唱には情緒は感じられません、とうのアオマツムシの方も別に人間に情緒を感じて貰いたくて鳴いてる訳ではないですから余計なお世話だと言った所でしょうか。中国南部から渡来した帰化昆虫ですが住めば都と言わんばかりに関東周辺の街路樹にはほとんど彼らが居ます。食害は今のところ凄く問題になるほどでもない無いみたいだし声がうるさい程度なんで、まあ大目にみましょうか。
2006.10.06
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お店の裏で鉢植えにしてあるベラドンナリリーが忘れた頃に開花しました。ベラドンナリリー(Amaryllis belladonna)和名だと「ホンアマリリス」と言います。一般に「アマリリス」と言っているのはヒッペアストラム属の植物ですが本来は此方が本物という意味で「ホン」と付けたのでしょうね。このベラドンナリリーは開花が気まぐれな事で有名な植物ですが今年は植えて二年目にして開花しました。まあ真っ白で綺麗でしたよ、開花後に何度と無く雨に当てられましたが意外と花持ちがよくて関心、でも今回の雨で流石にばてるかなぁ~~。お店では夏植え球根として売られますが「夏植え球根」の馴染みも一般の人は少なく販売期間も短いのであんまり知られていないようです。この開花した株を見れば欲しくなる人が多いと思いますが店頭に出すと直ぐにでも欲しい、今すぐ欲しい、是が欲しいから掘ってくれと聞かれて大変なので出しません。開花期と販売期がズレる植物はどうにも売り難いですね。
2006.10.06
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植物が少しでも好きな人なら秋の七草の一つ、フジバカマを知らない人はほとんど居ませんよね、でも一般に見ているフジバカマは園芸種でネットでは「サワフジバカマ」の名前が当てられています。フジバカマ(園芸種)ただこのサワフジバカマの名称、ネットでは当たり前のように流布してるのですがそれを記載した文献が見あたらない、「Eupatorium X arakianum」の学名が出てくるのですが・・・うーんよく判らないです(;^_^A アセアセ・・・・・・フジバカマとサワフジバカマとの区別点に「茎の赤みが強い」とあったりしますが写真の手前に見える園芸種は白花品種で是は茎に赤みが無く決定的な区別点にはなりえなかったりします。でも実物のフジバカマはこんなに葉が綺麗に3深裂しないですし全体の葉姿も随分と野性的で雰囲気違いますから、一度でも本来の自生種を見ていれば園芸種と混同はしにくいと思います。写真や記述だけだと混同しちゃうのは無理からぬ事だと思いますが。で、自生種のフジバカマ、幸いボロボロの近所はフジバカマの自生が探せば結構見られます。秋ヶ瀬、田島ヶ原、渡瀬遊水池、意識して探さないと見られませんが・・・。フジバカマ(Eupatorium japonicum) 渡瀬遊水池で撮影フジバカマ 田島ヶ原で撮影フジバカマ 秋ヶ瀬公園にて撮影あと川口のグリーンセンターでも本来のフジバカマが植栽されてます。あと小石川植物園だと園内の薬用植物園に園芸種が、同じく園内の植物分類標本園では自生種が見られます。(でも名札は両方ともフジバカマです。)今年は何故かお店にも本当のフジバカマが市場から入荷しましたがやっぱり地味で6鉢入荷しました。秋の園芸シーズンで来客が多いにも関わらず入荷して一月半、二鉢しか売れてないし・・・・。地味だからしょうがないですけどね(苦笑)
2006.10.06
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涼しくなってくるとバラが綺麗なシーズンになってきます。夏場だと暑くてミニバラなんかもあっという間に散ってしまうのですが涼しくなると花持ちも良くなってお店で売りやすい季節になってきます。最近はミニバラも流通品種が多くなり楽しくなってきました。今季はどんなのが品種が来るのか楽しみではあります。で今回初入荷のミニバラがあったのでご紹介。ベルモンテフォーエバーフォーエバーローズシリーズで初入荷の品種。何かレッドモンテローザとキャラ被ってるんですけどでも入荷仕立てだとまだ正確な花形やら性質やら判りませんから、要観察でしょうかね。
2006.09.27
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今年はちょくちょく渡瀬遊水池を覗きに行ってるのですが昨年新種として認定されたワタラセツリフネソウが開花しています。ワタラセツリフネソウ(学名はまだ無いらしい)花にタイプが4型あってこれは中が黄色地で斑点が無いタイプこういう身近な所で新しい発見があると何だかワクワクしちゃいますね。
2006.09.27
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秋ですね~~お店にはチューリップの球根が並び鉢花は菊やリンドウが目立ちますねん。そしてパンジー、ビオラも入荷すると秋の園芸シーズンも本格的になってきます。そんな訳で更にスローペースなブログですが見捨てないで下さいませ(笑)で、またネタが虫ですが最近撮ったセンチコガネの写真でし。センチコガネ(Geotrupes Laevistriatus)糞や死肉に集まるけっして気持ちいい虫ではないですが、姿だけ見れば赤紫色を帯びた光沢のある体は宝石にも似た美しさがあるような気がします。最近見かけてなかったのですが久々に出会って嬉しくなりました。
2006.09.27
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まーた8月ネタです。(;^_^A アセアセ・・・・・・今回は宮床湿原の写真を出してみます。ちょうど雨が降りしきるなか向かいましたが到着する頃には小雨になり何とか見られて良かった。この時期に訪れる人は少ないようでボロボロ達以外は誰も来る様子が無かったですが湿原自体は良質でウスノキ、ウメバチソウ、ツルコケモモ、ムラサキミミカキグサ、モウセンゴケ、ミズギク、ヒツジグサなど様々な植物が見られました。ウスノキ(Vaccinium hirtum var. pubescens)湿原入り口で実がなってました。一粒口に入れましたが・・・・うーん食べる物じゃありませんね。ミズゴケに生えるモウセンゴケビッシリとミズゴケが繁っていました。よく見るとミズゴケも数種混じっているようです。ムラサキミミカキグサ(Utricularia yakusimensis)ちょうどムラサキミミカキグサが花盛りでした。小さく気付いてくれる人少なそうですが・・・・。ハッチョウトンボ(Nannophya pygmaea)そうそう小さいと言えばハッチョウトンボ、雨で付いた時には姿が見えなくて諦めかけた時に出会えたので嬉しー。でも欲を言うならもう少し近くで写真撮りたかった・・・・遠くなのでイマイチ写りが悪いのが少し残念無念・・・・。体長わずか15mm前後、でも姿が普通のアカトンボなので比較対照が無いと写真では普通の大きさのトンボに見えてしまうワナ。もう少し早い時期なら沢山見られる見たい、機会があればまた来よう。アオイトトンボの成熟した♂(野鳥大好きさんに情報頂き訂正)こちらも小さなイトトンボ、瑠璃色に光り輝いてとっても美しいトンボです。種類をまだ同定してませんがホンに綺麗でありんす。そうそうこんなのも見られます。相思相愛の木ブナともう一本はなんでしょうね、よく葉を見てくるの忘れましたがこの木が相思相愛なのかは判りませんが二本こんなに寄り添ってるのは珍しいですよね。フィールドに出ると何かしら新しい発見があって楽しいですよ。
2006.09.15
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って8月終わりの出来事今書いてるし、遅すぎーカジカの唐揚げカジカの天ぷらカジカの塩焼きカジカ美味しかったです。こんなに色んな食べ方で楽しめる魚とは思わなかった。しかもこの店主さんは話して見ると色々とこだわりがある方でお話しも興味深かったです。こちらはダチョウ料理。ダチョウ刺しやタタキ、ダチョウのユッケにダチョウ丼、それにダチョウのハンバーグ。取り合えずなかなか行ける場所にお店は無いので一回で一通り食べてきました。(たべすぎ)牛でこのメニューで食べたら大飯ぐらいのボロボロも流石に飽きちゃうのですがダチョウだとあら不思議まだまだ食べられちゃう、コクがあるのにしつこくない、もっちりとした弾力ある肉質ではてしなく美味~~でありました。ダチョウ牧場ではダチョウも見られます。ダチョウたちすんません君たちの仲間を美味しく食べちゃいました。そういえば価格も安価だったけどダチョウさんは良く増えてくれるのかな?とりあえずつらつらと食べた物の紹介でありました。
2006.09.14
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久々でございまーす。8月の最後は少し御休貰って友人と宮床湿原行ったり福島周辺散策してました。休み明けは棚卸し等でコマコマ忙しいなぁーと思ったらあっという間にこんなに間隔空いちゃいました(;^_^A アセアセ・・・・・・。写真たまってるんでドンドン紹介していかなくちゃ~~。まずはお店に現れた変わった虫、ジュンサイハムシの写真おばジュンサイハムシ(Galerucella nipponensis)お店で売っているジュンサイの葉に飛来していました。しかもペアで仲良く、しかも早速交尾してるし・・・・。しかしお店周辺にジュンサイハムシが餌になるような水草生えていないだろうに、少し離れた秋ヶ瀬周辺の河川敷から飛んで来たんでしょうかね?少し観察したいけど売り物食べられてはほっとく訳にもいかないし、この写真のペアは申し訳ありませんが退去願いました。しっかし最近虫の交尾ばっかりだ・・・・・・
2006.09.09
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夏の虫と言えばセミ。子供時はよく遊び相手になって貰いました。と言ってもセミにとっては迷惑この上ないでしょうけど。アブラゼミ(Graptopsaltria nigrofuscata)一般的によく知られている普通種のアブラゼミ、鳴き声が油を揚げている音に似ている事からの名前と言われています。この鳴き声が暑さを倍に感じさせますがセミが居ない夏は少し物足りない。そういえばイギリスの夏は静かでセミは鳴いてなかったナー地味に見えるアブラゼミですが海外のセミ好きからは評価は高いそうで、よく見れば茶色の羽には淡緑色の模様があって綺麗です。そんな彼らの成虫で暮らせる寿命は二週間から三週間。一般に言われる一週間より余裕があるとはいえ、その間に出会いを済ませて次ぎに子孫を残さないといけません。アブラゼミの交尾寄り添うように交尾する姿が仲良さげ、二匹でハート形を形成してラブラブです。幼虫が成虫になるまで地中で6年過ごさないと行けないのですから彼らの子孫が地上に現れるのは6年後、その時には世の中はどうなっているんでしょうね。
2006.08.22
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ビロードモウズイカの花もそろそろお終い。がっしりと大空に向かって立ち上がってる姿は何とも男らしい雰囲気があります。ビロードモウズイカ( Verbascum thapsus )古くは園芸植物として、今は彼方此方に帰化しています。少し終わりかけの花穂になにやらよく見ると虫が居ました、、、よく見てみると・・・・ブチヒゲカメムシ( Dolycoris baccarum )目をこらせばそこかしこにブチヒゲ達の宴が盛り上がってます。ブチヒゲなのは触角が白と黒のシマシマ模様なのから来ているそうで臭いカメムシですがなかなかのオシャレさんでもあるようです。色々な作物を食害したり、大発生して問題になったりとあまり歓迎されないカメムシですが全体としてなんとなく憎めない虫達でないかなって思います。それにしても食事して恋して、モウズイカはブチヒゲの良い出会いスポットのようです。良かったねブチヒゲ。
2006.08.20
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コリウスは以前からよく知られるカラーリーフプランツ。ニシキジソの和名も有名ですよね。少し前まで実生系品種一株68~98円程度で安価に流通する、でもそんなに売れる訳でもなく販売店にとっても日陰者な植物でした。しかし最近はハルディンのコリウスコレクションでブレイクし夏の花壇植物として確固たる地位を築いたようです。なんたってラベル付きで二百円前後で売れるんですから。コリウス ときめきリンダ(後方はテルテルハート)写真は一番人気のときめきリンダ、バックはテルテルハートという品種。ときめきリンダは万人に受けやすい分かり易い華やかさが人気のようです。これがピーク時は週販150~200ポット売れるんですからボロボロの個人的な趣味と合わないからと言って無視も出来ないんですよね。得てしてボロボロが関心のない植物がお店の大事な稼ぎ頭だったりする訳です(笑)どちらかいえば後方のテルテルハートの方が好きな色、あとハルディンのコリウスだとイエロージグザグなんかが好きだったりします。最近はこのハルディンのコリウス成功を見て各社様々に海外から新品種導入が盛んなよう、来年は更にバリエーションが増えるとなるとそれはそれで楽しみなのですけどね。
2006.08.18
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数年前からビオトープがしきり注目され夏に売られる水辺の植物達も多様になってきました。ヒツジグサも一昔前は園芸店で販売されているのはほとんど見なかったのですが最近は容易に手にはいるので嬉しい限りです。ヒツジグサ(Nymphaea tetragona)未の刻に咲くからヒツジグサ、しかしもう少し早めに咲いている事が多いですね。もともとスイレンの仲間で日本に自生があるのは本種で、一般に「スイレン」と呼ばれる温帯スイレンは明治時代頃に渡来した園芸品種だそうです。姫スイレンとして売られる「ヘルボラ」などの交配にも利用されています。一般に見るスイレンに比べとても小さく大きな池では迫力が足りないかもしれませんが、小さなスイレン鉢や火鉢で育てるにはヒツジグサの大きさが何とも愛らしく見えます。ただお店での人気は圧倒的に花が大きく花色豊富な温帯スイレンが人気、それについで最近は安価になり華やかな熱帯スイレンも人気を伸ばしてます。やっぱり最初始める時は大きな花が良いと思う人が多いのでしょうね。ヒツジグサは日本在来のわりに一般の方に知名度は今ひとつ、でもジワリと人気が出てるようですし、もっと利用してあげたいですね。
2006.08.17
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河原を散策していたら何やら黒い一群に出会いました。マメハンミョウ(Epicauta gorhami)集団でヨメナなどを食べて移動していました。このド派手な色彩で大勢居ますからギョッとたじろいでしまいます。それにしても集団で行動しているという事は他個体を認知しているって事なのかな?フェロモンでも出しているのだろうか、しっかり一群で移動しているようで離れた場所に食い散らかした後が点々とありました。その後少しずつ分散していくそうですが集団でいる様子はなかなかの迫力です。イマイチ生活史がよく判らないのですが幼虫はイナゴの卵を食べるそうです。なかなか興味深い昆虫ではあります。このマメハンミョウには強力な毒、カンタリジンを含む事で有名です。体液が皮膚に付くと水膨れになって大変だから始末に悪い・・・・でも漢方にも利用されたりします。毒も転じて薬となるんですねぇ。催淫効果、尿道を刺激しての勢力回復、生毛作用などなど怪しげな薬効が・・・。カンタリジンは0.03gで人の致死量と言われる猛毒ですから試す勇気はないです。というか試しちゃダメですね危険この上ないでする、、、(・・;)ちなみに「ミチオシエ」の別名で有名な綺麗な「ハンミョウ」の方は無毒ですからご安心を。
2006.08.14
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台風が通り過ぎ、澄んだ空気の中での日射しは刺さるようです。植物達もグッタリしている物が多いのですが、水に浸かった生き物達や水草は生き生きしてます。ハゴロモモ ( Cabomba caroliniana )金魚藻として最も知名度が高い水草だと思います。カボンバとか呼ばれたりフサジュンサイの別名もありますね。スポッテッドガー ( Lepisosteus oculatus )お店の池で飼ってます。天気が良い日は水面近くを漂うように泳いでます。あんまり気が付くお客さんは居ませんが・・・・。イケチョウガイ ( Hyriopsis schlegeli )池の底では淡水貝を飼っているんですが、黒ポットの中の泥に居るの分かります?淡水真珠貝で知られる貝なんですが水質浄化能力もあるそうなので飼っています。見た目何だか訳判りませんけどね(笑)ウォーターダイヤ( Lugiwigia sedioides )とヒシ( Trapa japonica Flerov )青葉の浮き草がヒシ、赤みがかって葉が細かいのがウォーターダイヤです。水面に花火が上がったような姿がとっても綺麗。ヒシは日本に自生する水草ですが、ウォーターダイヤは南米の水草です。このウォーターダイヤは小人姫ビシ、ウキバルドウィジアとも呼ばれますが同じ物です。最近色々な水草が導入されて見ていて楽しいですが、また外来生物法で流通禁止にならないよう注意して楽しんで貰いたいものでありまする。とツラツラ紹介してみました。
2006.08.11
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一昨日、お土産頂きました。いやなかなかボロボロのツボを突いたお土産で気に入りましたよアンガトン♪目玉のおやじ汁、ねずみ男汁ナイスなネーミングセンス、天晴れです。何とも言えないイヤぁ~~~な感じが妖怪らしさと相まって絶妙なハーモニーを奏でてますよ。「目玉のおやじ汁」は何故か「目玉の」の言葉が脇に小さく出てるので一瞬「おやじ汁」だけが強調されて見えるのはワザとなのだろうか・・・・・うーんまことに天晴れである。あと背景イラストも妖怪盛りだくさんで大満足。袖引き小僧やぬっぺらぼう、髪切り、油すまし、つるべ落とし、つちころび、かわうそに・・・・等々、、、何か楽しそうで眺めていると癒されます。小学生の頃、鬼太郎大百科とかを眺めながら鬼太郎のウ○チで楽しそうに食事パーティーをする虫達の様子がなんとなく好きで眺めてたのを思い出しちゃって、あぁ懐かしいったらありゃしない。味はと言うとまだ勿体なくて飲んでません。ひんやり冷やして美味しく飲ませて頂きますよ~~。あっ、気が付いたらお聞き苦しい言葉が色々と・・・・(;^_^A アセアセ・・・・・・
2006.08.10
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暑い日が続きますがサントリーから出されているトルコキキョウの園芸品種「ガーデンティアラ」がなかなか丈夫で花上がりも良く優秀です。ガーデンティアラ ピンク 下にある日々草は「京風車」で是もなかなか丈夫です。トルコキキョウは切り花としての育種が進みガーデンプランツとしての育種はあまり進んでいませんでした。鉢花向きの品種もありますが、水分ストレスに弱くて水切れしても過湿でも立ち枯れてしまう事が多くて困りものでしたが、このガーデンティアラは原種本来の強健さも園芸植物としての花の豪華さも兼ねたなかなか良い品種です。ただ花色は2色のみ、価格も1ポットが1000円近くします。当然まともな値段で売れる所は少ないようでホームセンターを見て回ると最後の方は50円~100円で投げ売りされている事も間々あります。もともと貧弱な感じな苗に見える所にこの価格ですから無理もないのですが、もう少し安価になればもっと広まる植物だと思うんですけどね、商売にならないから生産止めちゃうなんて事にならなければ良いとは思いますが・・・・。
2006.08.06
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普通に流通するのにその素性がよく判らない園芸植物は意外と多くあります。昨今ノボタンの仲間は色々と導入されて面白いのですが、正式な学名がよく判らない物が多いんですよ。最近「オオシマノボタン」と言う名前で流通するのも素性がよく判らない物の一つ・・・・オオシマノボタン(?)オオシマノボタンという正式な和名はありませんから通称名、商品名という事になります。枝垂れるようにして育つ姿が愛らしく人気がありますが素性が判らなくて何とも消化不良なんですよねぇ・・・・。検索すると「Melastoma condidum var nobotan」の学名が引っかかって来ますがどうも誤りのようですし、何とも謎が多かったりします。正式名が判らなくても愛らしい植物である事に変わりなく、細かい事は気にせずに楽しむ事も大事でしょうしね。素性判る情報あれば待ってますですよん。
2006.08.06
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ツユクサの栽培品種で「オオボウシバナ」という植物があります。以前はサカタのタネから一般用の絵袋でカタログに載っていたのですが最近は流通もめっきり減って見かける事も少なくなりました。オオボウシバナ(Commelina communis var. hortensis)アオバナとも呼ばれ友禅染の下絵を描くのに用いられる「青花紙」の原料です。水に溶ける性質が下絵を描くのに重宝したんですが、収穫するのには大変手間がかかります。生産する現場では作業の過酷さから「地獄花」の俗称もあったとか、、、。現在は染め物よりも糖質分解吸収するのを阻害する物質を含むそうで、糖尿病を予防する健康食品として注目されているそうで新たに注目を浴びて世に返り咲く事もありそうです。最近はテレビでセンセーショナルに紹介されるとその反応たるや凄まじい物がありますからねぇ・・・・・(・・;)ただ熱しやすく冷めやすいのが世の常って感じですけど。
2006.08.05
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また夏らしい天気が戻ってきましたねぇ~しかし相変わらず夜温が下がるので助かっておりますです。4日は小学校に行って来ました。実はその先月の18日にも行ってきたんですけどねその時に小学生が苗を植え付ける時、育てる時の注意点を説明してきたんですが・・・本日はその18日に植え付けた物がちゃんと育っているかの訪問でした二校伺ったんですが、一校はとっても綺麗に育っていて、もう一校はかなり辛い状態・・・うーんもっと水やりをたっぷりあげるようにハッパかけるべきだったか・・・・順調な小学校は何というか先生も植物に対して感心が高い感じ、上手く行かなかった小学校はやっぱり関心が低い感じが見受けられるですよね。いや関心を引かせる説明が出来ないのはボロボロの不徳なのですが。訪問終わった後は小学校の近くにある自然公園を覗いたりしてました。ウスバキトンボが沢山飛んでいて沢山頭上を飛び交っているんですよなかなか止まってジッとしてないので写真に撮りにくい事このうえなしなんです。休んでる個体を見つけたのでゆっくりと近づいて写真撮りました。ウスバキトンボ(Pantala flavescens)お盆の頃によく見かける事から「精霊蜻蛉(ショウリョウトンボ)」とも呼ばれます。子供の頃は祖父母連れられてお墓参りに行くのが結構楽しみでお墓にお供えしてある果物などに色々な虫が居たりお墓を取り囲む林や茂みはそれはもう生き物の宝庫でしたっけ。ウスバキトンボもよく虫取り網持って追っかけ回してましたが捕まえてくるとご先祖様の乗り物だからと祖父母に放してやるよう言われ泣く泣く逃がしたのをボンヤリ覚えてます。このウスバキトンボは東南アジア等の南方から日本に毎年渡ってきますが冬には卵もヤゴも成虫も寒さで日本では死滅してしまいます。なのに毎年北上を続ける、精霊の名に相応しい不思議なトンボであります。
2006.08.04
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