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フィリピンのマニラ近郊に住むG嬢から、絵葉書が届きました。何でしょうか、この像は。絵葉書の表に解説が書いてありました。なるほど。フィリピン大学の像なのですね。真理と知識のあきなき追求を象徴化したものだそうです。なるほど。大学にふさわしい像ですね。ちなみに、G嬢はこの大学の大学院で文学を研究しています。切手は、これ。フィリピン大学100年記念の切手を貼ってくれました。切手の片方にもこの像が描かれていますね。もうひとつには校章が。大学の目的は、決して公務員や大企業に人材を供給することではなく、真理を探究し、知識を普及することに尽きます。大学から供給される知見を人々が自分のものにすることにより、民主主義社会を維持していくことができます。学生時代が大事なのは、民主主義社会を構成する一人の責任ある社会人として教養を涵養する時期だからです。小生が大学生のころ、授業中に「君たちは指導者になるのだぞ!」と放言した教授がいて、学生たちの失笑を買いました。戦前ならともかく、大学を出たら即エリートだなんて話はありません。かくも意義深い大学時代を4年で終わらせるのが惜しいと考えた私は、1回留年し、関係各位にご迷惑をおかけした次第です。
2009年06月21日
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