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(またこのギターソロが、いいんだよなあー…なんて爽やか、なんて爽快、天に突き抜ける聖と俗のアンビバレンツー!…意味ないっすよ)この人の、”Killer Queen”の解釈は、どれだけ深いんだろう。グランドピアノの上に腰かけ脚を組み、シルクハットをかぶって真紅の扇子を持つ。それだけで彼は、正体不明、国籍・性別不明でも仕事だけははっきり分かる。淫売。やり手婆かも知れないし、朋輩かも知れない。娼館のマダムかも知れない。色を売る卑しめられるべき仕事だ。「そうねえ、あの娘がキャビネットに入れてるお酒は、モエ・エ・シャンドン」と小首をかしげ思い出す仕草をしながらいかに彼女が「そそる」女なのかを大袈裟に、驚きをもって語り始める。『悪徳の栄え』の主人公ジュリエットを父親が亡くなるや追い出した淫蕩と背徳にまみれた修道院長デルベーヌ夫人が「なんてこの娘は綺麗なんだろうね、あたしのジュリエットや」「なんてこの娘のかわいいお乳は弾むほど張り切ってるんだろう!おまえさんのより大きいじゃないのさ…まだやっと十三だというのにねえ」と感嘆するみたいに。(『悪徳の栄え』M・ド・サド 川で文庫 澁澤龍彦訳)娼婦たちの吸う煙草のけむり、ヨーロッパの猥雑な色合い、淫猥な雰囲気、扇子をひらひらさせると立ちのぼって来る軽薄なジャポニズム。扇子の端から見える美しいが得体の知れない”女”の語り口がKillerQueenのただ事ではない魅力を際立たせる。解釈を完璧に表現できるアダム・ランバートをフレディを喪ったブライアン・メイとロジャー・テイラーが”神様からの贈り物”と呼ぶ理由が。”彼女”を見てわかる。アダム・ランバートさんはアメリカ人男性ということだけれど、"Killer Queen”でめくるめくようなヨーロッパの淫蕩、背徳、悪徳…悪の華を見せてくれたんじゃなかろうか。※そういえば、『悪徳の栄え』の作者サドは、バスチーユ牢獄襲撃を、牢獄の中からみたんだっけ。いや、マリーアントワネット繋がりなんだけどさ。関係ないか。
2020年02月29日
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毎週金曜日にブログ更新用メールを送ってもらうよう設定しなおしたのだけど、金曜日に更新したのは数えるほどだ。以前は水曜日で、水曜より金曜の方が更新できると思ったんだけどなあ。ま、いいか。うーん。いい事があったんだけど、すごくたわいもない事。日曜日(9日)、「噂の東京マガジン」の中吊り広告大賞で「AERA」の中吊りが映った。どの記事の見出しの事を話していたのかさっぱり聞いていなかったけれど「クイーン」の文字が入っている見出しが映っていたので、本屋に「AERA」を探しに行った。櫻井翔くんの表紙で、あれ?この本こんなに薄かったっけっていうくらい薄かった。厚み、ないんだもん。今回のラプソディ・ツアーについてだった。うんうん、そうだよね、納得と堪能。最近すごく寒い。オマケに下の階の人が引っ越してしまったので余計床が冷たい。アロマテラピーの入浴法に「足浴」というのがあって、やってみた。くるぶしまで浸かる器を用意し、お湯を張り、精油を1〜3滴入れてよくかき混ぜる。座って足を浸す。使ったのはジュニパーベリー。これヒノキ科なんだよね。果実はジンの香りづけに使われてて、精油の香じたいはそんなにヒノキに似てる感じはしなかった。でも、立ち上って来る香気は、ヒノキに似てるような気がする。足を浸して目を閉じれば、檜風呂だわ、なんて思った。日曜日の満月がきれいだった。寒いせいか空気も澄んでいて夕暮れの空が紫がかっていていっそうきれいだった。昨日、地酒を飲む会に出かけた。会場係の女の人がきて、「こちらのテーブルに移られませんか。ある職場の方々が団体で申し込まれたのですが、仕事の都合で来られない可能性がでてきました」移った。10人のテーブルに数人。ドタキャンだったらしく、料理は10人前。立ち並ぶ地酒の数々、たっぷりの酒にあうごちそう酒池肉林…
2020年02月07日
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