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古い商家の土蔵を整理していた時のこと。大事そうに厚紙に包まれている物を見つけました。雑誌の表紙だけ20枚出てきました。昭和7年から昭和10年頃の月2回発売の雑誌です。今90才から100才になっているおばあちゃんが、若いお母さんの時に読んでいた雑誌です。数人の画家が交代で表紙絵を描いていたようです。それで表紙だけ切り取ってコレクションしていたと思われます。昭和初期の頃については、暗い世相を題材とした話ばかり聞かされていたが、当時の文献を見ていると希望に溢れる庶民の暮らしぶりも沢山見受けられます。表紙に描かれている絵を見ると、都市部の母子のピクニック風景に見えます。当時、農村部の農繁期には子供まで農作業に駆り出すような状況でしたから、都市部と農村部では相当な開きが有ったと思われます。20枚ある絵を見ていると「人生に真剣」なお母さんの様子が読み取れます。勿論、そう有って欲しい意図で描かれた絵だと思います。しかし、世相も反映しているのではないかと思います。婦人の地位が低く、選挙権も無く法的にもご主人が家長と言う時代でも、子育てに対する責任とかプライドの強さが覗えます。-「社長!この表紙20枚を楽天フリマに出してみましょうか?2000円でどうでしょう?」社長「とんでもない!2万円だよ」-「2万円!?」社長「何処にも無いんだから、2万円で買う人が見つかるまで待ちましょう」-「(待ちましょうといっても先が短いのにな~)じゃぁ1万円にしましょう」社長「・・・・」と言うことで1万円で明日出してみましょう。
2005.09.30

「骨董や」と言うよりは「がらくた専門店」のイメージです。ごちゃごちゃと店頭に商品を晒すのが社長の好み。来店された時「何か無いですか~」と入ってくる方がいる。ヒマ爺「(意味がわかんないよ?)・・・・・ハァ!?」奥に居た社長が「いつもどうも~ゆっくり見て行って下さい」このお客様(おばちゃん)は、幾つか有る古ダンスの中の着物(古くヨレヨレ)を慣れた手つきで引っ掻き回して2着取り出しました。長々と価格交渉して、大体おばちゃんの言い値になるまで粘ります。(お茶を飲みながら)こう言う感じのお客様が多いのです。ヒマ爺としては波長が合いません。超スローライフの世界です。ヒマ爺「おばちゃん良い着物を安く買ったね」(ヒマ爺から見れば汚いボロ着物お金貰っても要らない)と心にもない事を言ってしまった。おばちゃん「これでパッチワーク作ったり、小物入れ作ったりするんだよ。戦前の着物だから柄も良いね~気持が落ち着くよ」着るんじゃないのか。
2005.09.29

日本でラジオ放送が始まったのは大正14年だから、日本製の明治のラヂオは無いはずです。ところが社長はこのラヂオを明治時代のものと言っていたよ~・・・怪しいな-「このラヂオ、大正か昭和じゃないですか?」社長「う~む、明治じゃなかったか・・・じゃぁ大正だ」-「えー!アッサリ大正になっちゃった」社長「人間、素直が一番」信念が無い感じがするね~-「25000円じゃナカナカ売れませんよ」社長「それで良いの、そのラヂオ売りたくないんだから。30000円で買って音だししたいという人がいるんだから」そんな人、何処に居るんでしょ?
2005.09.28

楽天フリマで売れたんじゃないです。実店舗で売れちゃったんです。社長「ほら楽天フリマのオークションに出していた船箪笥(33万円)と蔵の引き戸(18万円)だけど、注文が入ったんでフリマの出品取り下げてねヒマ爺さん」-「1人で両方買ったんですか?」社長「そうなの新築する人だって」骨董品が似合う家か~(ため息)、完成したら見に行ってみたいですね。「蔵の引き戸」はどんな所で使うのでしょうか。又、売れそうにない物が高い値段で売れてしまった。今まで売れないんで「楽天フリマ」に出したけど、急に実店舗で売れ始めましたね。フシギ?
2005.09.26

社長「良いのが入ったよ~、これだよ!」骨董にあまり興味の無いヒマ爺「あっそう」とうわの空。社長「ヒマ爺さん、このポスター幾らで売ろうか?」ヒマ爺「戦前の珍しい物だけど破れているから1000円にしましょう」社長「え~!安すぎるー。。1万5千円はするよ」ヒマ爺「それでは売れませんよ~、高すぎー!! 楽天フリマで1円スタートでどうです?3000円位までなるかも」社長「じゃ楽天フリマに出すの止めよう。もったいない」ヒマ爺「そうね、社長の言うとおりの値段つけているからフリマは一つも売れないよ~」お客様「すみませーん、このポスター幾らですか?」ヒマ爺「え~と、え~とぉ、幾らにしようかな~」社長「いつも買ってもらっているから1万5千円でいいよ」お客様「じゃ、買います」ヒマ爺はビックリ、理解できないな~ヒマ爺「この甲冑は、楽天フリマに幾らで出しましょう?」社長「1千万円だね!」ヒマ爺「じゃ、出すの止めましょう高すぎる。楽天フリマは安い物しか売れませんよ」社長「売れないほうが良いよ」ヒマ爺「社長!売る気が有りませんね」社長「売りたくないんだよ~」ヒマ爺「又ですか~、売りたくない物ばかり。楽天フリマに出すのは止めましょう。それとも売れないように出しておきますか?」社長「そう、売れないように出してね」
2005.09.25
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