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懐かしの空想特撮ヒーロー物のカルト番組「レインボーマン」(スカパーのファミリー劇場で放送中)が第2クールに入っています。 (レインボーマン。水谷氏本人が演じるダッシュ7(左端)と1~6の化身)日本壊滅をもくろみ、人間を狂わせるキャッツアイという薬を日本人に無差別投与しようとする「死ね死ね団」と、それを阻止しようとするレインボーマン(ヤマトタケシ)との攻防を描いた「キャッツアイ作戦」編から、「死ね死ね団」が日本経済を混乱に陥れ、レインボーマン抹殺へたくさんの怪人、魔女を送り込む「M作戦」編に移りました。「レインボーマン」は全52話、第4クールまであり、その中でも「M作戦」編は最も人気の高いシリーズではないでしょうか。新興宗教の「御多福会」(おたふくかい)をダミーに、偽札を大量に流通させ、日本国内を超インフレにさせるという「死ね死ね団」の高度な作戦は、子供の頃は理解できませんでした。超インフレの結果、街には、ゾンビのように浮浪者があふれ、食料を奪い合います。また、レインボーマンを付け狙うアマゾンの魔女「イグアナ」を塩沢ときが怪演。チープで間抜けな怪人もたくさん出てきます。このあたりのギャップも今となっては見所です。レインボーマンが、その格好のまま国会を訪ね、大臣に対し、困窮する国民に食べ物を提供するよう嘆願する伝説のシーンもあります。さらに「死ね死ね死ね」を連発する挿入歌「死ね死ね団の歌」が何度も流れます。レインボーマンは、ヤマトタケシ役の水谷邦久氏自ら演じるダッシュ7(太陽の化身)が、ダッシュ1から6まで、状況に応じて変身するというのが特徴ですが、今見ると、ダッシュ1~6までいずれも頭が大きいです。ヘルメット状の仮面の中に頭を入れるのですから、当然ではあります。子供の頃はダッシュ5(黄金の化身)が一番好きでした。「M作戦」編、必見です。
February 28, 2006
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今から思えば、一番見る目があったのは、この会社ということになります。トヨタはまたしても読み誤りました。昔、長野五輪だったでしょうか、スピードスケートの堀井学でもこけています。CMのメイキングや彼女のインタビューが見れます。http://www.toyo-rice.jp/私は食べたことはありませんが、美味しそうで、体に良さそうに思えてしまいます。「金」効果ですね。もう、金メダリストの争奪戦が始まっているのでしょうね。今回もなかなか面白い。http://www.akashic-record.com/y2006/pstttm.html
February 27, 2006
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遊び過ぎて壊れてしまった猫じゃらしを「猫の日」にちなんで買い換えました。よほど気に入ったのか、このところ愛猫は猫じゃらしのそばで寝ていることが多いようです。まるで、おもちゃを買ってもらった子供が、うれしくてうれしくて、それを抱えたまま眠るような感じです。(猫じゃらしのそばで眠る愛猫)前に、紐遊びをよくしていた時も、紐を体の下にして昼寝していることがしょっちゅうでした。面白いものですね。
February 26, 2006
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トリノ五輪のアルペン男子回転。密かに期待していた佐々木明は1本目8位につけましたが、勝負の2本目、旗門不通過で途中棄権しました。視界が良くなった2本目は期待できたのですが、それだけギリギリのところを攻めたということなのでしょうか。本人は「あれは事故。しょうがない。どうしようもできない」とコメントしたそうです。前回五輪でも旗門不通過でしたね。滑り切って上位に食い込むか、コースアウトか、という「天国か地獄」で終わる傾向がこのところ一層強まっていただけに、予想された範囲の結末とはいえ、もっと後半の、彼の本当に「攻める」ところを見たかった。バンクーバーで見返したい気持ちが「バリバリある」とも答えているので、3度目の正直に期待します。いわゆる「ビッグマウス」ですが、実力の伴わない「口だけ」ではありません。私は彼を天才だと思っています。今回は、他の日本人2選手が好成績を収め、技術系競技の選手層が確実に厚くなっていることを証明しました。あとはスピード系。でもこちらはまだまだ難しそうですね。(最新・最速のスキーテクニック 佐々木明の流儀 DVD)(DVD 佐々木明の流儀 2 )
February 26, 2006
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NHKの朝ドラ「風のハルカ」の1週間分を見たら、いつも見ているわけではないのでストーリーはよく分からないのですが、ヒロインとの結納当日に姿をくらました旅館のボンボンが戻ってきました。ボンボン(仮面ライダー1号、本郷猛を演じた俳優)は、黒のM65フィールドジャケットを着ていました。(ULTRA FORCE VINTAGE M-65 JACKET BLACK)(ALPHA M65 COTTON JACKET)ヒロインの父親の渡辺いっけいも以前、ベージュのM65を着ていて、このブログにも書きました。今シーズンはそこそこはやっているのですかね。ボンボンは背が高く、黒のM65が似合います(ドラマでは殴られていましたが)。アルファあたりの安物ではなく、有名ブランド物のようでした。京都に修行に出掛ける時は、ダッフルコートを着ていました。これも元をたどれば軍物です。セーラー服しかり、トレンチコートしかり、ピーコートしかり。生活に溶け込んでいるのですね。
February 25, 2006
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荒川静香がゴールドメダリストになったことはとてもめでたく、それに異論を唱えるつもりは毛頭ありません。でも忘れてはいけないことがあります。日本スケート連盟の在り方や代表選考方法をどうするか、などです。たまたま今回は結果オーライだったに過ぎません。荒川の金を免罪符にして、連盟の在り方、代表選考方法を全面的に肯定してはいけないのです。一部メディアで報じられている、「女帝」と呼ばれるような人物が、選手の留学先やコーチを勝手に決めてしまったり、代表選考方法を都合のいいように変えてしまうようなこと、特定の指導者の教え子が不利益を被るようなことなどが事実であれば、それは是正されなければなりません。男子も含めた、全日本選手権での採点操作への疑念はいまだに払拭されていません。「出来レース」との疑惑(事実?)を呼んだ、JOCのシンボルアスリート制度にも、改善が必要なのではないでしょうか。連盟の浄化がないと、中長期的に見て日本フィギュアスケート界の発展は望めません。日本人選手の金メダル獲得が、一過性のものに終わらないことを祈ります。
February 24, 2006
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コーエン、スルツカヤが重圧で脱落。最も自分を表現できた荒川静香が見事金メダルを獲得しました。荒川静香は、得意の曲に乗って、伸び伸びとダイナミックに演技しました。予選同様3回転+3回転を3+2に回避するなどジャンプが予定通りにいかない部分はあったものの、地元イタリアのオペラ「トゥーランドット」の雄大な調べが、彼女の滑りをさらにゴージャスに美しく見せていました。大舞台でのパーソナルベスト更新は見事です。衣装もよく似合っていました。彼女が日本代表に選ばれた時、私は彼女のことを批判しつつ、本番までに伸びしろが一番あるのは彼女だと書きました。結果的にそれが当たったことになります。「守り」をきちんと、あるいは臨機応変に固めた上で、自分をよく見せるための効果的な「攻め」を随所にちりばめ、それが奏功したということでしょうか。表彰台に立った3人の中で荒川が一番体が大きく、これまでの日本人女子のイメージを払拭するような、稀有な人材だったのだなあとあらためて感じました。この人、ふだんはむっつりと怖い顔をしていますが、笑顔はいいですね。これで日本国民もようやく溜飲を下げたことでしょう。村主章枝は、荒川の後だと、よけいコンパクトで小さくまとまって見えてしまうというハンディがあったように思います。曲に対し演技も少し遅れました。スピンに大技がなく、SP同様得点も伸びませんでした。全日本選手権の時の方ができは上でした。4位は立派です。イリーナ・スルツカヤは、荒川の高得点というプレッシャーの中、コンビネーションジャンプのいくつかを跳べず、転倒もありました。ふだん完璧に近い演技をしている彼女の転倒は、採点する側の印象を大きく変えてしまったでしょう。安藤美姫は、4回転失敗がすべてでした。順位の大幅アップへ彼女に残された選択肢は4回転を成功させることしかなく、だめで元々の大ばくちだったわけですが、やはりだめでした。その後の演技は気の毒なぐらいボロボロ。結局、彼女は最後まで日本代表にふさわしいレベルに達することはありませんでした。今回は、アスリートとしての心構えや日常生活に必要なこと、練習への取り組み方など学んだことがたくさんあったはずです。男子を含め、有力選手がこれだけ転倒する五輪も珍しかったのでは。会場の問題なのか、レベルが落ちたのか、それとも採点基準の変更と関係があるのでしょうか。荒川の金、そして日本人選手の健闘を心から讃えます。
February 24, 2006
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きのう2月22日は、2(にゃん)2(にゃん)2(にゃん)で「猫の日」だったそうです。知りませんでした。ちょっと調べてみたら、1987年にペットフード工業会が主催して制定された、歴史の浅い記念日のようです。猫に対する愛情を再確認する機会が増えたと思えば、歓迎すべきなのでしょう。(ケージでくつろぐ愛猫)遊び過ぎて猫じゃらしが壊れてしまったので、新しいのを買ってあげることにします。
February 23, 2006
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週間「モーニング」で連載中の、宮本武蔵の生涯を描いた、井上雄彦の人気漫画の単行本第22巻。コンビニにずらりと並んでいたので買ってきました。(バガボンド22巻)吉岡清十郎との戦いの後段と、吉岡一門との争いの序章が中心です。「モーニング」での連載を読んだ時にも感じましたが、清十郎の遺体がリアルでした。ただ、一話一話のストーリーがやや冗長で、もう少しスピーディーな展開にした方がいいように思います。逆に清十郎との戦いは、胤舜戦並みの長さがあってもよかったのですが…。宿敵清十郎を倒した後の武蔵の戸惑いや、兄を殺された伝七郎の悲しみ、怒り、そして武蔵への恐怖はよく出ていたと思います。絵は本当に上手いですね。
February 23, 2006
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カウンターアクセス25000に達しました。キリ番で来てくれたのは、楽天ブログをやっておられる方でしたが、分からなくなってしまいました。すいません。ありがとうございました。フィギュアスケートの話を書くと、別に大したことを書いているわけでもないのに、アクセスが増えます。それだけ皆さん関心があるということなのでしょう。これまでに、一日のアクセスが最も多かったのは、トリノ五輪に出場するフィギュアスケート日本代表が決まった日に、そのこと(過程など)に対する疑問を書いた時でした。また、浅田真央のことを書いたら、その日のうちにはとても到達しないだろうと思っていたキリ番に、一気に届いてしまいました。そういった話は別にしても、フリーの演技が楽しみです。
February 22, 2006
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「大本命」の女子フィギュアが始まりました。素人の1人としてSPの主観を書きます。演技順からまず安藤美姫。最初のコンビネーションジャンプの失敗が痛かったですね。やはり緊張していたのでしょう。新しい衣装を着ていましたが、「氷上栄え」という面では、効果的だったとは言えないかもしれません。髪もショートよりロングを束ねた方が彼女には似合うし、見栄えがすると思うのですが…。今の彼女の力、調子を考えれば、まあこんなものか、むしろ上々と言えるかもしれませんね。スルツカヤは余裕。やはり技術的には抜けていました。荒川静香は、身長が高く手足が長く、体が柔らかいので美しく見えます。特に演技に破たんもなく、まとまっていたように思えました。スルツカヤに迫る点数を取れたのですから文句なしです。村主章枝は動きにキレがありました。ジャンプに入る前の「エイヤッ」という感じは相変わらずで、体の柔軟性にもやや欠けますが、表現力に磨きがかかっていました。スピン、ステップにも素晴らしいものがありました。衣装と曲の選択も成功していました。コーエンは一つ一つの演技がピタリと決まっていました。まるで歌舞伎役者が大見得を切るような感じです。演技と演技のつなぎがスムーズで、ほぼ完璧でしたね。得点がスルツカヤを上回ったのも納得がいきます。でもF1レースに例えれば、予選が終わって、決勝スタートのグリッド(並ぶ順番)が決まっただけ。コーエン、スルツカヤ、荒川の金争いに村主がどこまで迫れるか、フリーでの日本勢の躍進を祈ります。指摘していることが必ずしも正しいとは思いませんが、示唆に富む文章です。一読の価値はあります。http://www.akashic-record.com/y2006/sirota.html
February 22, 2006
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日本女子、残念でした。後半追撃しましたが、第4エンドの大量失点がすべてでしたね。強豪スイスはヒットが上手かった。ギブアップは仕方ないでしょう。このところ連日、彼女たちの戦いぶりをテレビ観戦していたので、すっかり感情移入してしまい、他人のような気がしなくなっていました。大学のサークル活動の延長のような素人っぽい雰囲気と、ひた向きさが伝わってきて、一方でそれに似つかわしくないようなすばらしいショットとの、いい意味でアンバランスさが魅力でもありました。また、解説の小林さんのお陰で、細かなルールや戦術理解が飛躍的に進みました。これほど静寂とその後の大歓声が対照的な競技も珍しい。もっとテレビ栄えする華やかなユニフォーム(もちろん機能的なことが前提です)にするなどして、人気を高める努力をしてもいいような気がします。日本女子チームの健闘に拍手を送ります。
February 21, 2006
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すっかり日本女子カーリングチームのサポーターと化してしましました。相変わらず見せてくれますね。強豪とも最下位とも接戦を演じられるというのは、果たして強いのでしょうか弱いのでしょうか。ゲームを通して見たわけではありませんが、チャンスを逃し続けると、流れが変わって苦戦するということでしょう。でも、先行逃げ切りだけでなく、逆転でも勝てたので、いい流れは最終戦につながりますね。小野寺選手には、ここぞ、という時にカーリングの神様が乗り移るように思えます。最終戦開始は明日の午前3時。微妙な、というかふだんの生活だと絶対に不可能な時刻です。でも見てしまうのでしょうねえ。
February 20, 2006
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トリノ五輪カーリング女子予選の日本対イギリス、白熱しました。日本は前回金メダルのイギリスを10対5で破り、決勝進出に望みをつなぎました。数字で見るほど楽な戦いではありませんでしたね。本当にわずか数センチの差で天国または地獄になります。あるいは、9割方ゲームを支配していても、1投で形勢は逆転します。日本の教訓は、第5エンドで3点を取り、6対1で迎えた第6エンドでちょっと気を抜いたようなプレーをして、一挙に3点返されたことです。でも、ここぞと言う時にスキップ小野寺の好ショットが決まり、強豪カナダに続いてイギリスを撃破。敗れはしたものの、実力ナンバーワンのスウェーデンとの好勝負も自信になっているようです。あと2試合です。それにしてもイギリスのスキップのおばさん、顔も声もすごい迫力でした。(サンラッキー (SunLucky) ユニカールスタンダードセット SRS-X20)(カーリング)(カーリングゲーム)
February 19, 2006
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休みなのに外にほとんど出掛けないこともたまにはありますよね。口唇ヘルペスができたので、安静のためこの土日は珍しく家にいました。そういう時は1日中、愛猫と過ごすことになります。ふだんは夜の一定時間しか遊んでもらえない愛猫も、こういう日は多めに遊んでもらえるので、うれしいようです。半面、愛猫は平日、私が出勤してから、日中のおそらく過半を寝て過ごしていると思われますので、土日とも私がいるようですと、ふだん寝ている時間帯も起きて、どちらかといえば私のペースで過ごすことになります。当然、愛猫は日中の睡眠時間が不足します。遊び疲れて昼寝をしようにも、近くに私がいると、それもままなりません。そういう時の愛猫は、総じて眠そうでもあり、しょっちゅうあくびをしています。 (あくびをする愛猫)また、主に愛猫用になっている部屋の大きなキャットケージの最上段で、ぐっすりと眠っていることがあります。 そんな時は、静かに眠らせてやって、「お互いのプライバシー」を尊重することにしています。
February 19, 2006
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トリノ五輪でこれまでにテレビ観戦した競技の中で、1番面白いと思ったのはカーリングです。18日の女子予選の日本対カナダ、19日の日本対スウェーデンを見てそう思いました。特に金メダル最有力候補のスウェーデンとの戦いは、本当に紙一重の差、手に汗握る、静かな熱戦でした。「氷上のチェス」などと言われますが、氷上の「囲碁」、「ビリヤード」に例えてもいいかもしれません。日本は延長戦でスウェーデンに惜敗し、2勝4敗になりました。日本選手は皆若くさわやかそうで、見ていてほほえましい。試合中の作戦打ち合わせがマイクを通じて聞こえるので、それも興味深く聞くことができました。逆に、他国にいるような、経験豊かなスキップ(主将)がいないのが弱点の1つなのかもしれませんね。欧米人との体格差、体力差がそれほどハンディにならないので、もっと強化費を投じれば、成果を上げることのできる競技です。NHKのアナウンサーが本橋麻里選手のことを「世界のマリリン」などと紹介するのには笑ってしまいました。予選突破は難しくなりましたが、残り3戦、全勝目指して頑張ってほしいですね。というか、1分とか30秒で終わってしまう競技の多い中、2時間半とか3時間近くかかる試合を9試合もできるというのは、ある意味とても幸せなことです。(女子カーリングチームをモデルにした「シムソンズ」。映画も公開中)
February 19, 2006
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トリノ五輪のカーリング女子予選、日本対カナダをテレビで見ていたら、愛猫が画面をじっと見ています。ふだんはテレビにまったく興味を示さないので、珍しいと思い、観察していたら、今度は立ち上がって、何かを取ろうとしています。どうやら、ゲーム中に氷の上を滑っていくストーンが欲しいようです。 (カーリングのストーンに興味を示す愛猫)試合は愛猫の応援? のかいあってか、日本チームが優勝候補のカナダを見事5-2で破り、2勝目を挙げました。準決勝進出にも望みがつながりました。小野寺選手のショットは素晴らしかったですね。
February 18, 2006
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トリノ五輪のスノーボードクロスという競技、なかなか楽しめました。テレビ向きですね。さて、女子の決勝、ゴール直前で大波乱がありました。楽勝で金メダルと思われていたアメリカのジャコベリスがジャンプに失敗、転倒してしまいました。 ジャコベリスにとっては、悔やんでも悔やみきれない銀メダルとなった。 ゴール手前にあるジャンプ台。トップを快走し、優勝を確信した20歳の米国人が、一瞬の油断に泣いた。 勢いよく飛び出した空中でバランスを崩し着地に失敗、コースを外れた。 必死で戻るジャコベリスの目の前を、2位で追ってきたフリーデンが滑り抜けてゴール。 続いてジャコベリスが、のろのろとゴールラインを通過した。 ジャンプでジャコベリスはボードをつかむグラブをした。 観客へのアピールにも見えたが、本人は「体勢を安定させようとやっただけ」と強調。転倒に、顔を覆って倒れ込んだ米国のフォレイ・コーチは「もちろん残念だが、彼女はまだ若い」とかばった。 「何が起こったか分からなかった。転倒は見えなかった」と興奮気味なのは、思わぬ金メダルを手にしたフリーデン。 スノーボードクロスの恐ろしさが詰まった決勝を制した30歳のスイス人は「この競技はゴールするまで何が起こるか分からない。これが今回、学んだこと」。(共同通信) ジャコベリス本人は「体勢を安定させるため」と、アピールではなかったことを強調していますが、テレビで見ていた限りでは、やっぱりアピールでしょう。オートバイのレースに例えれば、ゴールでウイリーを決めようとして、後ろにひっくり返ってしまったようなものです。NHKBS1の解説者は「あれはギャラリーアピール」「自爆」「ゴール直前であんなことをしなくても」と批判的でした。彼女を批判したり、笑ったりするのは簡単です。でも私は拍手喝さいを送りたい。「見せる」競技を最後まで「見せよう」とした結果だったのだと。加えて、何が起こるか最後まで分からない、スリリングな競技としてスノーボードクロスの価値を高めた功績も大きいでしょう。お決まりの言い方をすれば、彼女は記録より記憶に残る選手になりました。それもかなり鮮明、強烈な記憶として。競技終了後、涙を流す彼女が映し出されていました。でも、涙など見せずに、ペロリと舌でも出していてほしかったですね。ワールドカップや4年後のバンクーバーで、さらに高いジャンプを決めてフィニッシュする彼女を見たいものです。
February 18, 2006
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できてしまいました。私は疲労やストレスで免疫力が低下すると、口の周囲に水ぶくれができます。今回はあごの左上あたりにできました。年に2、3回ぐらいなります。今週は、仕事がヤマ場を迎え、ストレスが溜まって、睡眠不足もありました。とりあえず、前回罹った時にもらった「ホスラビン」という軟膏を塗っています。口唇ヘルペスは、これ以上無理をしてはいけないという、体からの警告なので、週末は安静にしています。数年前、帯状疱疹ができてしまったことがあります。「いつもの口唇ヘルペスが胸と背中にできたか」ぐらいに思っていたら、激痛が襲ってきました。夜も眠れないぐらいの痛みでした。慌てて皮膚科に行ったら、「帯状疱疹」と診断されました。完治するのに1カ月近くかかりましたよ。あれは本当に痛かったなあ。確か、皇太子妃の雅子さまもお罹りあそばしたことがありましたね。(ヘルペス・帯状疱疹の悩み解消!)
February 17, 2006
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トリノ五輪に出場する日本人選手で、一番期待しているのは、アルペン男子(大回転、回転)の佐々木明です。ノリのいい有言実行タイプですが、成田童夢や今井メロのようなちょっと意味不明? なタイプではありません。サービス精神旺盛で、ワールドカップの前夜祭にトラックスーツとヌンチャクというブルース・リースタイルで現れたこともあり、周囲の笑いを誘っていました。努力(しているのを見られるの)が嫌いな天才肌。でもソルトレイクでの惨敗から、自分の欠点を直視し、地道なトレーニングを続けてきました。本番では、おそらく安全策より一発勝負に出るでしょう。メダルを獲るか、コースアウトか、佐々木明のそんな攻撃的な滑りに期待しています。男子大回転は20日、回転は25日に行われます。
February 17, 2006
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以前利用したことのある楽天ショップに、コットンベースのMA-1が入荷しました。通常のMA-1はアームホールがかなり太く、ちょっと野暮ったくみえるのですが、こちらは細身のシルエットが好ましく、着丈もやや長めです。中綿は入っていないので、春秋用です。(ALPHA [アルファ] MA-1 COTTON ネイビー)春秋用にL-2Bを買おうと思っていたところなので、どちらにしようか迷います。L-2Bというのは、気温10℃~30℃のライトゾーン用のフライトジャケット。1945年にL-2が登場し、その後L-2A、L-2Bとマイナーチェンジされます。1978年に、耐熱(難燃)繊維(商品名ノーメックス)でできたCWU-36/Pが登場し、L-2Bは使命を終えます。大ざっぱに言えば、同じぐらいの時期に-10℃~10℃のインターミディエイトゾーン用に開発されたMA-1から中綿を取り、肩にエポレット、裾に三角フラップを付けたものがL-2Bです。(バズリクソンズL-2B)個人的には、エポレット付きのフライトジャケットはあまり好きでないので、コットンMA-1にしようと思います。L-2Bからエポレットを取り、着丈をあと5~7cmぐらい長くしてくれれば、「買い」なのですが。
February 16, 2006
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トリノ五輪男子モーグルを見ました。すごい。女子とはまるで別物。これがモーグルなら女子はモーグルではない-そんな印象すら抱きました。トップクラスのタイムが21秒台と、女子のそれより5秒も速い。エアもレベルが違い過ぎます。男子のエアを見ていると、申し訳ありませんが、上村愛子の3Dなど「子供だまし」のように思えてしまいます。ターンも、男子はまるでバネ仕掛けの人形のようでした。金メダルを獲得したオーストラリアのデール・ベッグスミスは、とにかくターンが正確で美しかったですね。それでスピードを稼ぎ、エアでやや劣る分をカバーしました。皆スピードがあり、エアがダイナミックな分、エアの着地が勝負を分けたようにも思います。いかに乱れなく着地し、すぐに次のターンにつなげるか。日本と世界との差は大きいですね。女子モーグルの時にも書いたように、やはりモーグルはターンです。
February 16, 2006
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4位に終わったスピードスケート女子500メートルの岡崎朋美。ここで、34歳なのによくやった、惜しかった、感動をありがとう、などと書くのは簡単なので、敢えて憎まれ口をたたきます。まず健康管理。トリノで風邪をひいたという報道がありました。オリンピック開催地(選手村)に入ってから罹患するのはプロ(アマチュア?)ではありません。スポーツ選手は過酷な練習による疲労で免疫力が低下することがありますが、やはり基本的なことです。これでは戦わずして負けです。今の岡崎に爆発的なスピードは望めません。だからこそ、そこそこのタイムをきちんと2本そろえる必要があったのに、できませんでした。2本目。スタートラインを踏んでのフライングに、余裕を失ってしまったようです。それでも、スタートダッシュは悪くありませんでした。そのあたりはさすがです。出場する以上、年齢は関係ありません(本人は年齢を理由にしていません)。金メダルの選手も同じ年齢。力が劣ったということです。現役でいる間は常に精進。岡崎選手の活躍を期待します。
February 15, 2006
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人間でも「得意」という人は少ないでしょうが、愛猫は特に、灯油の臭いが大嫌いです。でも家の暖房はエアコン、石油ファンヒーター、セラミックヒーター、ホットカーペットの4種類。主力は石油ファンヒーターです。ヒーターのタンクに灯油を入れる時、どうしても手に灯油が付きます。愛猫はその臭いをかぐと、顔をしかめて逃げ出します。あと、ヒーターのスイッチをオフにすると、しばらくファンだけが回って、少し嫌な臭いがします。愛猫は、オフにした瞬間にいなくなります。でもヒーター運転中は、温風吹き出し口の前の「特等席」で気持ち良さそうに長く伸びています。 (石油ファンヒーターの前でくつろぐ愛猫)
February 15, 2006
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ショッピングセンターで駐車中にぶつけられた事故の、免責証書(承諾書)が、加害者の保険担当から郵送されてきました。修理費用やレンタカー代などが分かり、なかなか興味深く読ませてもらいました。それによりますと、部品代と工賃に消費税を加えて11万円ちょっと。それに、愛車ロードスターが修理工場に入庫していた間のレンタカー代が、8日間で2万5千円でした。しょぼいレンタカーでしたが、1日3千円の車だったとは。もう少しましなものをよこすべきです。その後、特に愛車に不具合もないので、署名、捺印して返送します。
February 14, 2006
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スモーキーブランチのM65がセールになっていたので買いました。分かりやすく言うと、冬場の森林迷彩ですかね。軍の放出品ではありません。ロスコという、アメリカのアパレルメーカーのものです。(SMOKEY BRANCH M-65 FIELD JACKET)アルファのものとは裏地やすその紐など細かなところが異なります。生地、ライナーとも薄めで、えりも小さめ。その分、軽く着やすくなっています。ジッパーはブラス(真鍮)のようですが、メーカーは不明です。ジャングルなどでの活動を前提にした通常の森林迷彩と異なり、地味なので街着になります。これに、黒か紺のパンツを合わせ、靴はローファーかチャッカブーツなど。これは、映画「クレイマー・クレイマー」のダスティン・ホフマンの着こなしを参考にしてます(映画ではグリーンのM65でした)。取り外しできるライナー付きで税込み4,935円。これは買いです。野戦服ベースだけあって、大きなポケットが4つあり、かなり実用的です。スーツの上にベージュのM65(アルファ製)を着て、仕事に行くこともあります(さすがに、グリーンのものは着れません)。スーツとほぼ同じ着丈なので、車の運転の邪魔になりません。ふだんはえりを開いてネクタイが見えるようにし、風が冷たい時などはスタンドカラーにします。急に雨や雪に降られた時は、えりに内蔵されたフードを被ります。携帯電話、名刺入れ、車のキー、ICレコーダー…などすべて下の2つのポケットに、さして膨らむことなく収まります。ライナーを装着すると、内ポケットが2つできます。去年ヤフオクで落とした砂漠迷彩のM65を着て外出したことは、まだ1度もありません。スモーキーブランチなら今週末にも使えそうです。
February 14, 2006
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ヤフオクで落札した商品が届き、それが入っていた段ボール箱をそのままにしておくと、愛猫の遊び場になります。出たり入ったり、中で昼寝をすることもあります。私に叱られそうになると、段ボール箱にさっと逃げ込みます。戦争に例えれば、防空壕か塹壕のようなものでしょう。そんな時、箱の上から隙間に向かって猫じゃらしを突き付けたり、紐を垂らしたりすると、すごいスピードで愛猫の手(前脚)が伸びてきます。並の反射神経ではとても対応できず、あっと言う間に猫じゃらしや紐を奪われてしまいます。 (箱の中から紐を探す愛猫)愛猫と遊ぶということは、私にとっても反射神経や動体視力を鍛えることになるのです。
February 13, 2006
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長野市の善光寺の僧侶ら9人が、個人加盟できる労働組合に加入し、寺院内に独自の分会を結成した。分会は「今後、賃上げなどの交渉を行いたい」としている。 僧侶を中心にした寺院内労組は全国的にも珍しく、労働団体の中央組織も「以前は大阪にあったが現在はない」(連合)、「聞いたことがない」(全労連)などと話している。 労組を結成したのは、善光寺で塔頭(たっちゅう)25ヶ院を束ねる天台宗大本山「大勧進」の僧侶と一般職員、パート約45人のうち、僧侶5人と職員4人。1月に全労連系の「長野県一般労働組合」の分会として「善光寺大勧進分会」(花岡利家分会長)を発足させた。 分会は、「大勧進」側と塔頭の間でトップの進退を巡ってトラブルになった際、塔頭側に同調した僧侶(52)が、県一般労組に個人加盟したのがきっかけ。同僚らが同労組に加入、分会発足につながった。 長野県一般労組の木継勇一書記長は、「僧侶は労働者とは思っていなかったが、相談を受けるうちに労働者であるとわかった」としている。「大勧進」側は、発足について「ノーコメント」としている。(読売新聞)宗教法人で働く労働者でもある僧侶に対し、「労働者とは思っていなかった」という労組幹部のコメントもすごいですが、寺院内労組というのは確かに聞いたことがありません。永平寺あたりの方が厳しそうですが、善光寺での「お仕事」は大変なのでしょうか。労使間の団体交渉というのをぜひのぞいてみたいものです。交渉によってはストライキもあるのでしょうか。これをきっかけに、こうした寺院内労組が各地でできるようになるかもしれません。僧侶であっても労働条件向上への闘いは必要でしょう。でも、「帰依仏、帰依法、帰依僧」と唱えられるのにふさわしい存在であるべく、修行もしっかりやっていただきたいですね。(DVD NHKシリーズ 秘仏開帳 特別拝観の古寺・名刹をゆく)(経本とCDのセット 天台宗檀信徒勤行)
February 12, 2006
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トリノ五輪女子モーグルの上村愛子は残念でした。5位は快挙であることを前提にして言うと、やっぱりターンとスピードの得点が伸びませんでしたね。上村はターンの柔らかさにやや劣る(他の強豪に比べて、の話です)ハンディがあります。その点、里谷のターンは相変わらず見事です。メダルクラスの外国人選手は、パワー(筋力)で、ミスをミスと見せない滑り方ができます。そういう欠点を踏まえて、まだ他の選手があまり取り入れていない3Dをものにすることで戦おうとしたのでしょう。ターン、スピードがほぼ互角であれば、エアでのアドバンテージが生きます。でも、得点の50%を占めるターン点が確か8位だったしょうか、それでは厳しいですね。ターンとスピードは表裏一体。ターン点が低いとスピードも伸びません。上村選手は次のバンクーバー五輪への意欲を示したらしいですね。でも、現状ではメダルは遠いでしょう。これからの4年で、半歩先に行っていたエア(3D)のアドバンテージはなくなりますし、若い選手も台頭してきます。あらためて戦略の練り直しが求められます。上村選手の快挙に拍手を送ります。――――――――――個人的には、ゴール直前でターンをミスした金の選手より、銀のノルウェーの選手の方が上だったと思います。(DVD 上村愛子モーグルテクニック)
February 12, 2006
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去年の春ごろからでしょうか。家の近くに白い野良猫が出没するようになりました。白いからシロと呼んでいます。(野良猫シロ)でも、汚れていて、白というよりグレーっぽい色になっています。メスと思われ、お世辞にも器量は良くないものの、とても人懐こく、道端で会うと、私の脚にスリスリしてきます。野良の割に、ガリガリにやせているわけではないので、誰か餌をあげる人がいるのでしょう。かく言う私も、愛猫が食べない国産オーガニックフードの「こだわりのジロ吉ごはんだよ」をたまにあげます。シロはいつも、むさぼるように食べます。やはりお腹が空いているのですね。ごみを出そうと玄関のドアを開けると、そこにシロがいて、中に入ってきました。万が一病気を持っていて愛猫に感染するといけないので、ちょっとだけ入れてすぐに外に出し、ごはんをあげました。去年の春先は、まだ子猫で、近所の飼い猫にも追い回されていて、とても長くは生きられないだろうと思っていましたまだまだ寒いので、何とか冬を乗り切ってほしいと願っています。
February 11, 2006
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スープも麺も好きで週1回ぐらい通っているラーメン屋が、昨年秋ごろ、突然休業しました。店のドアのの張り紙には「都合により2、3週間」と書かれていました。ところが、3週間を過ぎても再開されません。そのうち1カ月、2カ月…と過ぎていきました。知人とは「店主はきっと修行の旅に出たのだろう」「敵を倒しながら、旅を続けているのだろう」などと笑い話にしていました。先日、仕事の帰りにたまたま店の前を車で通り掛かったら、営業しているではありませんか。さっそく立ち寄り、腹ごしらえさせていただきました。会計の時に、長かった休業の理由を奥さんに尋ねたら、何と、店主が製麺機に指を挟んで、指先を切断してしまったからだということが分かりました。驚きました。この店は、スープはもちろん麺にもこだわりがあり、自家製麺です。ラーメン職人が指先に大けがをしてしまったら、しばらく休むしかありません。読売ジャイアンツの堀内恒夫前監督は子供の頃、うどんを作る機械に右手の人差し指を巻き込まれ、先端を切断しました。これが後に、魔球と呼ばれる縦に鋭く落ちるカーブを生み出すきっかけになったのです。店のラーメンの味も以前の美味しさを保っていました(この日はほんの少し茹で過ぎでした)。(製麺機。取り扱いに注意)
February 10, 2006
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もう生産終了となっているのに乗りたい車があります。ホンダCR-Xとビートです。CR-Xは、バラードスポーツ(初代)も好きですが、サイバーCR-Xと呼ばれた2代目に、より魅力を感じます。残念ながらビートは、モデルチェンジされることなくその歴史を終えました。CR-Xは、イタリアのカロッツェリア・ピニンファリーナのデザインと言われ、スポーティーかつ質感のあるデザインと、きびきびした走りが魅力でした。自動車評論家の徳大寺有恒氏も「国産車では白眉のデザイン」と評価していました。 (ホンダCR-X) (リアスタイル)ポール・フレールという、世界的に著名なモータージャーナリストも、CR-Xを激賞し、自らも所有しました。かつて、CR-Xデルソルという車を購入する時、CR-Xとどちらにしようか、非常に、非常に迷いました。車を買うお金が貯まった時が、ちょうどモデルチェンジのタイミングだったのです。CR-Xに乗りたいのはやまやまなのだけれど、新型ならもっといい車になっているかもしれない。結局、デルソルを選んだものの、CR-Xからのあまりの変わりように、複雑な気持ちになりました。私のデルソルは、当時確か、茨城県内2台目の納車でした。そのデルソルもわずか9カ月で、玉突き事故に巻き込まれて廃車になりました。中古のサイバーCR-Xに買い替えるという選択肢もあったのでしょうが、デルソルでオープンカーの楽しさを知った私は、ユーノスロードスターに走ってしまったのです。そのことについてはまったく後悔していません。それどころか、その後レガシィ・ツーリングワゴン(2代目)を経て、今またロードスター(2代目)に乗っているのですから。それでも、自宅のそばの駐車場に止まっている黒のCR-X(どうやら車検切れのようです)を見るたびに、「ああ、いい車だなあ」と思います。好きで好きでたまらなかったのに、結局添い遂げられなかった女性のような存在、と言えば分かりやすいでしょうか。ビートについてはまた別の機会に。
February 9, 2006
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奈良県斑鳩(いかるが)町の法隆寺などで仏像が盗まれた事件で、奈良県警は8日朝から、窃盗容疑で逮捕した埼玉県朝霞市朝志ケ丘1丁目、自営業●●●●容疑者(43)が経営する東京都内の会社事務所などを捜索し、新宿区の倉庫では18体の仏像が畳の上などに並べられているのを確認した。盗難品かどうか裏付けを進める。また●●容疑者が自供した都内での余罪の多くは、寺の拝観時間内の犯行だったことが判明。県警は、参拝者にまぎれて仏像に近づき、すきをみて盗んでいたとみている。 倉庫の捜索ではほかに、神道のご神体とみられる鏡1枚、仏像が付いたつぼ1個、仏像の台座3個も見つかった。 これまでの調べで、●●容疑者は5日、午前7時の開門直後に法隆寺を訪れて文殊菩薩(ぼさつ)像を盗んだ後、正午前までに奈良市の秋篠寺と奈良県明日香村の橘寺で仏像各1体を盗んだことを認めている。さらに約20件の余罪を自供。少なくとも、昨年秋以降に起きた東京都台東区の浅草寺、寛永寺、西徳寺、中野区の新井薬師、立川市の普済寺での被害状況と供述が一致し、いずれも拝観時間内の犯行という。(朝日新聞)すごい。マニアの犯行だったのですね。それも拝観時間内とは大胆不敵。容疑者が盗んだとされるのは、文殊菩薩をはじめ、薬師如来、不動明王などさまざまです。やっぱり浅草寺の通称裏観音(聖観音)も含まれていたようですね。(総ツゲ座不動明王)本職の僧侶でもないのに、18体も集めても、きちんとご供養できるはずがありません。如来、菩薩はともかく、明王や天は、下手に祀るのならやらない方がいいとも言われます。(木彫仏像座薬師如来)(木彫仏像立聖観音立像)ご利益どころか仏罰が下ってしまいましたね。それにしても、容疑者は仏像でマンダラでも作りたかったのでしょうか。(胎蔵界曼陀羅)
February 8, 2006
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奈良県斑鳩(いかるが)町の法隆寺で仏像が盗まれた事件で、別の窃盗容疑で逮捕された埼玉県朝霞市、●●●●容疑者(43)のレンタカー車内で見つかり所有者がわからなかった仏像について、奈良県警は7日、奈良市の秋篠寺から盗まれた不動明王像(江戸時代)と確認した。 ●●容疑者は「以前から仏像の盗みを繰り返していた。転売するつもりはなく、個人的に欲しかった」と供述していることも判明。県警は自宅を捜索するなどして裏付けを進める。(朝日新聞)仏像泥棒は個人的に欲しいからと犯行を重ねていたのですね。気持ちは分かります(やったことはないです。念のため)。私は、寺が経営する保育園に3年通ったので、仏像とはご縁が深いのです。毎年4月8日の潅仏会(花祭り)では、お釈迦様の小さな誕生仏に甘茶を注いだものでした。悪さをすると、本堂に入れられました。なぜか当時は、本堂とは怖いところだと思っていました。さて、いただけるものならいただきたい仏像は、まず先日の日記に書いた奈良・安倍文殊院の文殊菩薩と、奈良・秋篠寺の伎芸天、あとはやはり奈良・生駒山宝山寺の聖天様か浅草・待乳山本龍院の聖天様です。奈良・新薬師寺のバサラ大将もいいですね。 (秋篠寺の伎芸天)伎芸天はとても有名なお像で、「東洋のミューズ」と称されます。聖天様はいずれも絶対秘仏。住職ですら見たことがないと言われます。 (新薬師寺のバサラ大将)聖天様は小さいお像が多く、文殊菩薩、伎芸天、バサラ大将は等身大以上で、盗むのはちょっと…というサイズです。やはり好きな仏像を仏師に彫ってもらい、観音様なら観音様をご本尊にしている寺院に持参して、開眼供養をしてもらって、自宅に安置するのが一番です。
February 8, 2006
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ドアに穴を開けて専用の出入り口を設けない限り、特に真冬は、猫が出入りする度に、部屋のドアを開けたり閉めたりしなければなりません。愛猫のトイレやキャットケージ、キャットタワーなどは2階にあり、愛猫は1階と2階を頻繁に往復します。だから、ドアを完全に閉めたかったり、ごはんを食べさせたいのに愛猫が2階から下りてこない時は、下から「閉めちゃうよー」「閉めちゃうぞー」と、やや大きな声で呼ぶと、すごい勢いで駆け下りてきます。 (部屋に飛び込んでくる愛猫。目が光ってしまいました)本当にえらいスピードで、カーブをドリフトするように、必死の形相で部屋に駆け込んでくるので、笑ってしまいます。以前、呼んでも下りてこない時に短時間ながら締め出したことがあり、それが「トラウマ」になっているのかもしれません。
February 7, 2006
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第40回スーパーボウルは、AFCを制したスティーラーズ(北地区2位=ワイルドカード)が21-10で、NFC覇者のシーホークス(西地区1位)を下し、最多タイとなる26年ぶり5度目の優勝を決めた。 スティーラーズはFGで先制されたが、第2、3QにTDを挙げて優位に立った。14-10と迫い上げられた後の第4Qには43ヤードのTDパスで、初出場のシーホークスを突き放した。(日刊スポーツ)短いパスを重ねて攻め込みならがらも、反則やミスを冒すなど最後の詰めが甘かったシーホークス、窮地をロングパスで切り抜けたスティーラーズという前半でした。シーホークスは幻のタッチダウンが惜しまれます。シーホークスは後半、第3クオーター冒頭にタッチダウンを許し、3対14と劣勢になりますが、その後のパスインターセプトで息を吹き返し、タッチダウンを返して反撃ムードが高まります。しかし、第4クオーターは、ゴール前まで攻め込みながら、パスインターセプトで好機をつぶされ、その後のスティーラーズのスペシャルプレーでとどめを刺されたという感じです。要所でのパスキャッチミスが痛かったですね。形勢を逆転するようなロングパスも決まらず、ランニングバックのアレキサンダーもあまり機能しませんでした。有能だがどこか機械的で意外性に乏しいハッセルベックと、有能でチャレンジスピリットに富み、何をやるか分からないロスリスバーガーという、両クオーターバックの差が出たゲームではなかったでしょうか。不安視されていたシーホークスディフェンス陣はまずます頑張ったと思います。シーホークスの敗戦は残念ですが、ここはスティーラーズを讃えましょう。
February 6, 2006
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5日午前8時半ごろ、世界遺産に登録されている奈良県斑鳩(いかるが)町の法隆寺で、西室に安置されていた文殊菩薩(ぼさつ)像(高さ約74センチ)が盗まれているのに職員が気づき、西和署に通報した。同署の調べでは、仏像は文化財指定されていないが、西室は国宝で、窓の格子が一部壊されていた。(朝日新聞) 一方、同日午前11時50分ごろ、法隆寺の南東約15キロの同県明日香村橘の橘寺本堂で、埼玉県朝霞市朝志ヶ丘、ネイルサロン経営●●●●容疑者(43)が薬師如来像(高さ80センチ)をボストンバッグに入れようとしているのを、職員が見つけて取り押さえ、通報で駆けつけた県警橿原署員が窃盗の現行犯で逮捕した。 ●●容疑者は車で同寺に来ていたといい、同署は法隆寺の事件との関連を追及している。(読売新聞)国宝を壊して仏像を盗むとはいい度胸です。法隆寺には、中学の修学旅行と大学生時代、社会人になってから…と数回行ってます。文殊菩薩像が盗まれたということですが、文殊菩薩は、私の守り本尊でもあります。東京の浅草寺でも昨年、本堂のご本尊の裏側に安置されている「裏観音」が盗まれる事件がありました。同一犯の可能性があります。私は、浅草寺に参拝する時は、本堂の隣の、十二支の守り本尊がお祀りされている影向堂(ようごうどう)にも行って、文殊様にお参りします。「文殊の智恵」を授かろうというわけです。文殊菩薩はモンジュシュリーという、インドに実在されたお方です。ナトリウム漏れ事故を起こした高速増殖炉(もんじゅ)に勝手にお名前を使われて、さぞご迷惑なことでしょう。国内では、奈良県桜井市の安倍文殊院の文殊菩薩騎獅像が有名です。快慶作と伝えられる、獅子に乗った大きなお像です。高さ7メートル、荘厳なお姿。向き合った時の身の引き締まるような感じは今もはっきりと覚えています。ご宝前に般若心経の写経がたくさん奉納されていたのが印象的でした。(安倍文殊院の文殊菩薩騎獅像)「智恵の文殊」を浅知恵で盗んでも、ご利益はないはず。むしろ、魂の入った仏像を盗んだ人間の末路は悲惨だと言われます。――――――――――カウンターアクセス22222を超えました。ゲストさん、ありがとうございました。
February 5, 2006
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NFL(アメリカンフットボール)の全米チャンピオン(つまり世界一)を決める第40回スーパーボウルが日本時間6日朝、米ミシガン州デトロイトで開催されます。アメリカンカンファレンスを制したピッツバーグ・スティーラーズと、ナショナルカンファレンス王者のシアトル・シーホークスが激突します。 (シーホークスのヘルメット)アメリカンカンファレンス6位からアウェーゲームを勝ち上がったスティーラーズと、地元の熱狂的なァンの後押しを受けて、ナショナルカンファレンス1位の実力を示したシーホークス。前評判では、スティーラーズがやや上回っているようですね。どちらも得点力があり、ある程度点を取り合う、拮抗した展開が予想されます。両チームともクオーターバックが好調。ランを多用する攻撃を得意としつつ、パス攻撃にも見るべきものがあります。会場がデトロイトなので、7、8割方スティーラーズファンで埋まるでしょう。シーホークスはプレーオフ以降、シアトル・クウェストフィールドを離れて試合をするのは初めて。そのあたりが不安材料です。シーホークス守備陣がどれだけふんばれるかがポイントでしょうか。私は、シーホークスのヘッドコーチ、マイク・ホルムグレンのファンです。米ABCで彼と妻の特集を放送していて、妻は長女とアフリカのコンゴへ慈善活動に出掛けるため、スーパーボウルを観戦できないそうです。ホルムグレンが家族にいい報告ができるよう期待します。ハーフタイムショーにはローリングストーンズが出演するそうです。
February 5, 2006
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大好きな漫画家の1人が伊藤理佐です。このページも双葉社のウェブマガジン「女いっぴき猫ふたり」にリンクしています。漫画家が思いつきというか勢いで家を建ててしまったドキュメント「やっちまったよ一戸建て!!」など単行本も持っています。「やっちまったよ一戸建て!!(1)」「やっちまったよ一戸建て!!(2)」代表作は「おるちゅばんエビちゅ」でしょうか。見ていませんがアニメ化されたようですね。あんなエロ漫画をアニメにしてしまって大丈夫だったのでしょうか?最近は週刊文春で一コマ漫画「女の窓」も連載していて、オヤジ世代にも有名になりました。「女いっぴき~」に描いているように、私生活ではアメショー?のオスと黒の雑種のメスを飼っていて、猫たちとのささやかな生活、エピソードに思わずニヤリとさせられます。この方の作品には、本人はもちろん、長野で暮らす両親や、妹さんたちがよく登場します。それがまた、へたな漫画のキャラクターより個性的なのです。彼女はやはり「エロギャグ」が真骨頂。超メジャーにはならないかもしれませんし、なってしまって作風が変わってもつもらないので、準メジャーぐらいで「問題作」をたくさん残して欲しいですね。
February 4, 2006
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楽天のミリタリーショップでヘリコプターパイロット用のジャケット(ヘリパイジャケット)がセールになっていたので、買いました。(USヘリパイジャケット)CVCジャケットとも言い、戦車部隊(タンカース)も着用したそうです(というかこちらが主流?)。(こちらはCVCタンカースジャケットと表示されています)映画「タクシードライバー」でデニーロが着ていたのが40年代の復刻版なら、こちらは80年代のデッドストックです。購入した理由は、ミディアムロングというサイズがあったからです。MA-1やN-2Bなどにも共通する問題で、着丈が短いため、かがんだりすると背中が見えてしまう(つまり防寒性が低くなる)ことがあります。私は身長180センチ。MA-1だと、Lサイズでも着丈は短めです。確かに戦闘機やヘリコプターや戦車の中で操縦やその他の作業をすることを考慮すれば、着丈は短い方がいいのは当然です。でもファションとして、街着としての機能性を考えると必ずしもそうとは言えません。ロングサイズならそんな心配も少なくなります(MA-1にはTALLサイズがあります)。見た目はあまりパッとしませんが、実はアラミドファイバー(ノーメックス)という耐火繊維で織られている難燃性ジャケットです。それと、上背部がベルクロで開閉できるようになっていて、そこに手を入れたり、フックを掛けたりして救出できるようになっています。さすがは軍物ですね。左腕のところにシガレット(小物)を入れるジッパー付きポケットもあります。首のところがリブではない、耐火繊維でできたMA-1と言えば分かりやすいかもしれません。厚めの中綿入りで防寒性もまあまあです。「ヘリパイジャケット」のセールはきょうまでです。
February 4, 2006
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季節と季節、冬と春とを分ける節分。節分が終わると立春になり、暦の上では明日から春です。 私の先生によると、気学では立春をもって新年とします。きょうまでは2005年なのです。 元旦に意気込んだものの、その後目標通りに物事が進まない方など、リセットするのに最適です。 「新年」を前に、近くの神社からいただいてきた福豆で豆まきをしました。大きな声でやることで、邪気を払います。でも近所迷惑になるので小声でこっそりやりました。 愛猫は福豆が大好きです。と言っても食べるのではなく、これを手で弾きながら追い回すのです。 12月、1月に運気が下がる、私の「子丑空亡」もようやく明けます。脚の付け根の化膿もようやく良くなってきました。これから徐々にですが運気が上がっていくはずです。
February 3, 2006
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前に飼っていて病気で亡くなった茶トラの猫は、慢性の口内炎に苦しみました。愛猫アイリスにはそんな思いをさせたくなくて、口腔ケアにはそれなりに力を入れています。本当は歯ブラシを使ってブラッシングしたいのですが、まだ難しく、フッ素入りのゼリーを食後、上の奥歯に垂らしています。初めのうちは、口元に触れられるのすら嫌がっていた愛猫。「歯磨き」という言葉を覚えて、「歯磨きしようか」と呼び掛けると、逃げ出すことがあります。 最近は慣れて、口をこじ開けられるのを何とか我慢できるようになりました。ゼリーにオリゴ糖やカツオエキスが含まれていて、美味しいらしいというのもあります。 たまにグリニーズも食べさせています。ごはんは、ドライフードしか食べません。先日、予防接種で動物病院に行った時、獣医さんに「口の中はきれいですね」とほめられました。歯が丈夫なのはありがたいことです。本の角やプラスチックハンガー、またたびスティックなどによく噛み付いています。そのうち、歯ブラシでの歯磨きに挑戦します(歯磨き食後のケア・ソフトゼリー)(デンタルクリーン犬猫用フィンガーブラシセット)
February 3, 2006
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愛猫アイリスの前の飼い主さんから今月のメールが届きました。里子に出して1年が過ぎ、あちらも感慨深いものがおありだった様子。特に、母猫の里親さんとはなかなか連絡が取れないようで、心配というか諦めというか、複雑な心境のようです。2匹を里子に出しても、まだ4匹いて、かなりにぎやかとのこと。姉猫はちょっと神経質。弟猫は泰然自若。遊び好きなところは愛猫含め皆同じです。写真はドアの上に乗る身軽な姉猫と、食器棚の上の弟猫。姉猫と愛猫は本当によく似ています。愛猫の方がちょっぴり太めですかね。弟猫は母猫似です。 父親猫についてはだれも分かりません。母猫が白に黒のぶち。愛猫には茶のトラ模様がありますから、父猫は茶トラだったのかもしれません。
February 2, 2006
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厳寒期用のフライトジャケット(パーカ)のN-3B。やっぱりヤフオクで落札してしまいました。民間品でない、軍に納入された「本物」が欲しいという思いを断ち切れませんでした。落札したのは、1988年製造のデッドストック品。ところが、数日後に届いた品物を手に取って裏地を見てみると、1975年の製造で、メーカーも違います。出品者に問い合わせたら、「梱包時に誤ってしまった」とのこと。製造年こそ違え、確かにこれも「本物」のデッドストック品に偽りはありません。コレクションとしての価値なら、31年前に作られたこちらの方がむしろ上でしょう。シェルもコットン50%、ナイロン50%で、見た目より軽く着やすい感じです。でも、今回は、コレクションとしてではなく、着つぶすつもりで落札したので、落札した商品を送り直してもらいました。同じ軍納入品でも、メーカーや製造年が異なると、どちらが上ということではなく、やはり違います。ジッパーのメーカーにこだわる人もいます(今回は同じジッパーメーカーでした)。比較してみますと、やはり88年製は、シェルやリブ、中綿がしっかりしています。アクリルファーも真っ白です。75年製は、ファーがやや黄ばんでいて、中綿も少し頼りない感じです。 (2枚のフラジャケ。右が75年製、左が88年製)そういう訳で、誤発送されてきた75年製を送り返しました。出品者との交渉次第では、こちらも手に入れることができたのかもしれませんが、予算の都合もありますので…。ちょっぴり(かなり)残念です。
February 1, 2006
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