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「FOR ALL WE KNOW」綾戸 智絵(EWCD 0005)LAドジャーズの野茂英雄投手が、メジャーリーグ移籍後の通算100勝を達成した。渡米後9年目,先発253戦目での快挙である。イチロー,松井秀喜など、日本での活躍を肩書きにメジャーへと渡った日本人選手が当たり前となった現在、少し影が薄くなった感はあるが、それでも彼は現役で頑張っている。思えば9年前,彼がメジャー挑戦を決断した時は、日本人の活躍など夢のまた夢という感じだった。また、その移籍の仕方が必ずしも円満なカタチでなかったため、関係者を含め,野茂ファンでさえ「大丈夫なのか?」「すぐに日本に戻ってくるさ!」という辛らつな意見が多かった。けれど彼は独りで海を渡り,たった独りで闘い、数々の歴史を作ってきた(メジャーでの2度のノーヒットノーランは、”日本人初の”という言葉を抜きにしても立派な快挙である)彼は、オイラがプロ野球を観戦するようになってから、ひいきのチーム以外で試合を観てみたいと思わせた男である。特異なフォーム”トルネード”はもとより、強力な打者を前にしても臆するコトなく正々堂々と勝負しにいく姿は、誰よりも”サムライ”を連想させる勇姿で勝負の結果はどうであれ、野球観戦の醍醐味を教えてもらった。今回の記録達成は、99勝目から実に4度目の挑戦での結果だ。それも4回表までに3失点された難産の末でのコトだ。決して華々しい試合内容でのコトではない。解説の荒木大輔氏によると、今季の彼のピッチングの中でも最悪の状態だったらしい。それでも、もうこれ以上点をやれないという場面では、この試合で最高のストレートで相手打者に空を切らせた。そこが野茂らしい。これからも続々と海を渡ってメジャー挑戦をしていく若者は増えていき、彼の作った記録も追い抜いていくだろう。けれども、そこへの扉は間違いなく彼が開いたものであり、彼なくしてはなし得ないコトである。そしてイチバン大事なコト。彼は今なお現役で、新たな歴史を作り続けている。更なる活躍を期待したい…今やライブチケットを取るのさえ困難なジャズ・ボーカリスト&プレイヤー”綾戸智絵”のメジャーデビューCD1998年の作品。十代で海を渡り、ジャズ,ブルース,ゴスペルと本場の音を吸収した上での彼女のヴォーカルは、確かな技術と魂に裏打ちされている。まだ無名だった頃に、オイラの馴染みのライブハウスでも気軽に耳にするコトが出来たコトを知った時には、自分の先見の明の無さに多いに悔やまれた。
Apr 22, 2003
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「WHO IS THIS BITCH,ANYWAY?」MARLENA SHAW (TOCJ-5877)いや~皆さん、お久しぶりです。オイラが更新していない間にもたくさんの方のご訪問を受けてまして、大変感謝しております。しばらく音沙汰ナシにしていましたが、決してあの戦争に対する反戦を訴えていたワケでも昨日審判が下った統一地方選挙の選挙活動をしていたワケでもなく,あるいは我が愛する球団の応援に東京ドームにはせ参じたワケでもなく、ただただ私事に追われていただけであります。な~んか己の存在がとっても小さく感じる今日この頃です。今回はたまたま観ていたトーク番組での赤阪泰彦氏のコトバを綴ってみます。中学生のときに「アメリカングラフィティ」に出会った彼は、その中に出ていたウルフマンジャックに憧れてDJ(ラジオのね)の世界に足を踏み入れたそうです。当時、まわりの友人が次々と企業に就職して行く中、「オレはサラリーマンにはなりたくね~」と公言していた彼は、ある種そんな彼らを蔑んだ目で見ていたそうです。久しぶりに旧友と酒を酌み交わし楽しんでいた彼に、その仲間が一言。「オレたち企業人はな、今晩こうやって浴びるほど酒を飲んでいてもな、みんな明日の朝9時にはピシっと朝礼に出席してるんだぞ!」と。そのコトバを聞いた赤坂氏は、それ以降逃げ口上にしていた「サラリーマンにはなりたくね~」というコトバを口にしないと誓ったらしい。また、DJとしてそれなりの地位を確立した彼はかねてから熱望していた憧れのウルフマンと遂に番組共演を果たすコトが出来た。憧れの人を前にして緊張気味の彼に、ウルフマンが膝をポンポンと叩いて、「コレはオマエのプログラムだ。オマエの好きにやるがイイぜ。オレはそのためには何でもヘルプするぜ!」と言ってくれたそうだ。無事放送を終え、別れたあとに彼からのメッセージには次のように書かれていた。「オレたちのやっているコトはハッピービジネスだぜ。世間の人は皆何がしかのストレスを抱えながら生きている。その彼らにオレ達のトークや紹介した曲で、少しでも安らぎを与えられるなら、こんな素敵なジョブはないじゃないか!」ところがその共演ののち3ヶ月後にウルフマンは他界してしまう。赤坂氏はそのメッセージを彼からのバトンと思い、今も心に刻み込みながら、そのコトバがウルフマンからプロのDJとして認められたコトを誇りに思っている。そんな彼が心がけているのは、曲の紹介をする時にその曲が何枚売れたかとか,何年の作品だとかという情報ではなく、リスナーがどこかでその曲と再開した時に「あの時、こんなエピソードを語っていたなあ」と思い起こしてもらえるハナシを織り込むコトだそうです。オイラもこの日記でいろんなジャンルの作品を取り上げていますが、彼のように紹介出来れたらと思っています。 ”ジャズボーカリスト”という肩書きを持ちながらその枠組みにとらわれるコトなく、イイ歌を唄う彼女の1974年の作品。まず耳に飛び込んでくるのは、都会の酒場での男女の会話がダイアローグとして挿入される心憎い演出で、それだけで彼女の世界に引き込まれてしまう。今ではJポップにカテゴライズされてしまっている、関西出身のシンガー”SAKURA”も、かつてアマチュア時代には彼女の曲もレパートリーに加えてファンキーに唄っていたコトを改めて思い出した。
Apr 14, 2003
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「M2」Marcus Miller(vicj-60737)掲示板でもお知らせしていますが、今週オイラは忙しくてなかなかネタを考えられないので、小ネタで済まします。1)吊り広告JR車中にあった牛丼屋の広告。遂に並盛が250円になった(期間限定ではあるが…)牛丼一杯の価格がデフレのバロメーターになっている。この調子でいけば年末には100均に肩を並べるかもしれない。オイラたち常連組にはありがたいハナシだが、下がっているのは牛丼だけではない。バイトの時給も,就職率も,オトーチャンのお小遣いも、みんな下がっているのだ~。そんな笑顔出来る場合じゃないよ、仲居クン!2)同じく車中にて…反対側に座っている乗客の端から端まで、みんなウオークマンを聴いていた。左端のhiphopperから作業着の職人クン,ファッション雑誌に目をやるOLさんと、その隣の50代の部長サンまで…一昔前なら若者のファッションアイテムだったのに、今ではケータイに次ぐ電車ツーキニストの愛用品になっているのか?でも、その光景は少し不気味でしたよ。と言いつつ、オイラもしっかり聴いてたんだけどね~(笑)残念ながら今日はこれで精一杯です。明日も早いんで、この辺で勘弁してチョンマゲ~。*現在活躍中のベーシストの中では第一人者と断言できるマーカス・ミラーの2001年の作品。多彩なゲスト(チャカ・カーンをはじめ、Pファンクの雄,メイシオ・パーカー、トニ・トニ・トニのラファエル・サディーク,ブラジルの星,ジャヴァンe.t.c)を迎えただけでなく、選曲もジャズの巨匠,ミンガスの「GOODBYE PORK PIE HAT」やトーキング・ヘッズの名曲「 BURNING DOWN THE HOUSE」,ビリー・コブハムの名作「SPECTRUM」からの一曲「RED BARON」と、単なるインスト・アルバムの枠を越えた作品となっている。マーカスにとっての「BLOW BY BLOW」と断言してしまおう。*
Apr 3, 2003
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