Chobiのワイン追想録

Chobiのワイン追想録

2023年05月03日
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カテゴリ: ブルゴーニュ白
ドメーヌ・バロー(私にはダニエル・バローの方が馴染み深い)はマコンを代表する生産者の一人。

価格が手頃な割には良いワインを作っているので、ほぼ毎年のようにこの生産者のワインを楽しんでいる。プイィ・フュイッセ・キュヴェ・アリアンスVVは複数の区画を混ぜ合わせて造っているそうで、バローのプイィ・フュイッセの中では最も安い価格帯となる。

マコンのシャルドネはコート・ド・ボーヌのシャルドネとカリフォルニアあたりのシャルドネの中間的な味わいのものが多く、コート・ド・ボーヌのシャルドネと比べるとパワフルな味わいのものが多い。個人的な印象としてはバローはコート・ド・ボーヌ寄りのワインを造る傾向があると思う。

今回のワインもコート・ド・ボーヌのシャルドネに比べるとガッチリした印象だが、新世界のシャルドネほど派手な味わいではなく、楽しく飲めた。飲み残しを小瓶に移して4日後に飲んだが、開栓した日と比べて若干こってりした印象になったものの、あまり劣化せずに楽しむことが出来た。

さて、今回は比較的若いうちに開栓したが、過去には熟成により良くなることを期待して、セラーで何年か寝かしてから飲んだこともあるのだが、バローのワインの熟成能力については、正直なところよくわからない。
2014年に飲んだPouilly-Fuissé Les Crays Vieilles Vignes 2004 とか、
2017年に飲んだPouilly-Fuissé La Verchère Vieilles Vignes 2008 のように、コート・ド・ボーヌの逸品に劣らない素晴らしい熟成を味わうことが出来たこともあるのだが、多くの場合10年くらい寝かしても若い頃と比べて良くなっている印象がないことが多く、これなら若くて果実味がフレッシュなうちに楽しんだほうが良かったと失望させられたことのほうが多い。
20年ぐらい寝かしたらどうなるのだろう。一度飲んでみたいものである。



コルクはまあまあ良質なもの。





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最終更新日  2023年05月03日 08時21分42秒
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