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こんにちは、2軍コンディショニングコーチの小山です。前回の内容に対してたくさんのご意見をいただき、大変感謝しております。今回も指導、コーチングという視点からというblogを更新してみました。「implinting」という言葉がありますが、これは「刻印付け(刷り込み)」とも呼ばれ、鳥の雛が生まれて初めて見た「動くもの」を親だと思い込んでしまう現象です。雛は一度その「動くもの」を親だと思ってしまうと、たとえ後に本物の親に会ったとしてもと親だと思い直すことはありません。「implinting」は、孵化後16時間前後が最も起こりやすいと言われていて、それを過ぎてしまうと刷り込みは起こらないそうです。そして、その16時間前後という限られた時間を「臨界期」といいます。つまり「臨界期」とは、あることを学習するのに最も適した時期がありますが、その時期を逃すともう学習が不可能になってしまうことを言います。人間の能力においては、絶対音感は10歳前後がその臨界期で、それを越えると身につけるのは非常に難しくなると言われています。これに加え、人間はそれぞれ「敏感期」という、動物にはないある一定の時期を持っています。これは、あることを学習するのに最も適した時期があり、「臨界期」と異なり、その時期を逃しても効率や能率は下がりますが学習が可能であるということを言います。そして、何と言っても臨界期や敏感期を過ぎた場合においても人間性の回復が確認された事例があります。1790年代にフランスの山奥で発見されたアヴェロンの野生児や、19世紀中頃にドイツで発見されたカスパー・ハウザー、1920年代にインドで発見されたアマラとカマラ(狼に育てられた)などが代表的なものですが、彼ら彼女らは、言語や読み書き、そして愛情表現が全くと言っていいほど出来ませんでしたが、養育期間を与えられたことで皆ある程度の能力を獲得したそうです。「三つ子の魂、百までも」という諺があります。これは、感受性の強い幼児期に育んだものは、その後年齢を重ねてもそうは変化しないということです。確かに、脳組織が幼児期に獲得した神経回路が、大人になっても大半を占めると言われています。しかしながら、これはあくまで大半を占めるということであって、3歳までの教育が全てというわけではないのです。前述した内容からも、人間には動物とは異なり「発達の可能性」「発達の可塑性」が無限大であるということが伺い知れます。指導や教育を行う上で、これは非常に重要で、決して忘れてはならないことです。何度注意しても言うことをきかない子がいたとしても、簡単なことを何度おしえても出来ない子がいたとしても、決して投げやりにならず、諦めず、根気よく接してあげる必要があります。人間発達の可能性、可塑性を信じて。何だかコーチングの話というよりも教育チックな内容になってしまいましたね。そういえば4年前の今頃(日韓ワールドカップ開催時)は教育実習中だったなあと、しみじみ思い出しながら書いてみた今日この頃です。写真は、フルスタで試合観戦中の関場さん(33歳独身)の後ろ姿。
2006年06月15日
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おばんです。泉再生、育成工場の関場です。最近は工場の方も、けが人という意味では、それほどあわただしくない状況です。怪我といっても、一軍での調整レベルが多く、基本的に、このブログで出てきていない場合は、試合に出ていなくても、一軍での調整となっておりますので、皆さんご心配なく!!今日もエキサイティングな試合が目白押しでした!!1軍は横浜に8-4とリベンジ成功!!このまま3タテで12球団11位に浮上だ!!そして2軍も今日ナイトゲームで、これもまたシーレックス(横浜2軍)と対戦、5-2でビハインドの8回、打線が爆発!!一挙7得点!!そして9回にも2点を追加し、11-5の大逆転で勝利!!23勝16敗貯金7とし、2位ロッテが負けたため2位浮上!!1位のヤクルトに1.5ゲーム差まで詰め寄りました!!今日は親子で横浜様様でした!!近況報告に行く前に、”プリンス”こと牧田が一軍でがんばっておりますので、ちょっとしたエピソードを紹介します。2軍では不動!?の四番を打ち、満を持して1軍への昇格となった背番号63番。走攻守と活躍をしています。しかし、去年の今頃は、本人野球人生初の、肩の怪我に悩まされていました。一時は、痛みの為まったく投げることができず、悩んでいました。彼は自分の”強肩”を売りにしていた選手で、その”肩”という翼を負傷した牧田は、唯一の武器を失い、それと同時に自信も失っていました。徐々に肩はよくなりましたが、シーズンがすでに始まっている中で、肩が以前のような状態に戻るまでにはいたりませんでした。外野から返球しても、昔のようなボールが投げれず、本人は一生昔のような強肩へは戻れないのではないかと悩んだこともありました。しかし、そのような状態で、昨シーズン中は”肩”ではなく、新しい武器である”守、打”に磨きをかけました。そして、昨年の二の舞にならないように、昨シーズンオフも、常にキャッチボールや、肩のトレーニングを行い、今シーズンに備えてきました。そのかいあってか彼の”強肩”完全復活!!先日の試合のようなレーザービームで本塁タッチアウト劇を演じました。彼の”肩”は復活し、それに加えて”守、打”も加わり、今日の活躍となったんじゃないでしょうか。怪我をしたときの挫折から黙々と努力を怠らず、シーズンオフ返上で準備をしてきた背番号63番!!彼のこれからの活躍に大注目です!!さて、残留の報告と行きましょう!!まずは骨折のため残留へ合流した山下ですが、大分腫れも引いてきています。まだ激しい運動はしていませんが、下半身、体幹強化をしっかり行っております。腫れも引いたおかげで、指は動かせるようになりましたが、骨がつくまでは1ヶ月以上かかるので、あとは状態次第でしょうね。とにかく今はやれることを精一杯やるしかないと、気持ちを切り替えて梅ちゃんはがんばってますよ!!朝井ですが、先日2軍戦に先発して、無難に抑えていましたよ。もうこちらに帰ってきて、次の試合に向けて今は調整中!!2軍でしっかり結果を残せば、ローテーションの一角だったわけですから、すぐに1軍に復帰すると思います。吉岡さんは、バッティングの調整がいまいちということもあり、最近は下半身強化を行っています。今年35歳を迎えるシーズン途中での、異例とも言える下半身強化とランニング。さすがに3日間行い、からだ中が筋肉痛でバリバリに張ったそうです。これをきっかけに、バッティングの調子を上げてくれればいいんですが・・・ちょっとトレーニング強度上げすぎたかな!?インチェはブルペンで、キャッチャーを立たせた状態でのピッチングを6割程度の力で行っています。本人も90点あげていいくらい!?のピッチングができているそうです。まだ投げ始めたばっかりなのに、ちょっと採点甘すぎない!?インチェ!!よっぽど投げれるのがうれしいようです。とりあえず、今日はこのくらいにしておきます。いつも皆様に書き込みをしていただき、ありがとうございます。お返事をしたいと思うのですが、毎回だと大変なので、できる範囲で、ブログに反映していきたいと思います。貴重な意見や励ましの言葉ありがとうございます。ちゃんとよんでますよ!!それではまた!!追記:現在アメリカでリハビリ中のバワーズ投手について誤った情報を記載してしまったことを、深くお詫び申し上げます。
2006年06月06日
コメント(24)
おばんです。泉再生、育成工場の関場です。ここ3日間のフルスタでは、色々なことが起こりました。3日連続のナイターということもあり、ブログ書き込みができず、新鮮な話題ではありませんが、色々話を加えてお伝えしていきたいと思います。でもその前に、今日の中日戦は、劇的な勝利となりました!! 山崎さんは前日の二日に、フルスタの2軍戦で4打席ノーヒットながらも、しっかりしたスイングができていたので、状態は大分よい感じがしていましたが、しかしあの大事な10回裏2アウト2、3塁の場面で、サヨナラヒットをレフト前に打つなんて、やっぱり役者が違いますね!!でも、骨折というのは、1ヶ月くらい完治にかかるので、痛みをある程度こらえながらの出場でしょうから、本当にすごいとしか言いようがありません。アドレナリンがばんばん出て、痛みどころか、ちからが十分に出ていたのかもしれませんね。それにしても、山崎さんはやってくれました!!そして、1軍といえば、昨日の阪神戦で初打席、初ヒットを放った塩川も忘れちゃならない選手です。彼は、昨年のシーズンオフ、肩の手術を行い、教育リーグ、秋季キャンプは仙台で練習を行っていました。シーズンオフも、リハビリをずっと続けて、もちろん今年の春季キャンプも、同期の西谷などが1軍参加の中、とにかくチャンスをもらう為に、2軍スタートで、黙々と練習をしてきました。オフ時にしっかりトレーニングを行ったおかげか、キャンプ前には大分体も大きくなり、今年のシーズンに向けての意気込みも感じられていたので、今回のヒットは彼にとって、非常によかったと思います。手術前は、肩の状態がなかなか回復せず、昨年のシーズン終盤では、代打やDHのみの出場と、これからの野球人生に不安を抱えながらの毎日だっただけに、これでひと段落といえるでしょう。ルーキーでいながら、手術をし、大丈夫といわれても、結果を出さなければ、いつ首になるかもわからない中での昇格、そして初安打!!小山コーチの書き込みじゃありませんが、私も秋季、オフ、春季キャンプとずっと一緒にやってきただけに、親心として、大変うれしいヒットでした。それでは、今回のフルスタ復活軍団の近況報告です!!まずは、岩隈ですが、マックス138km、1回21球という内容でしたが、本人の表情は非常に明るかったです。ベンチでも、終始にこやかな表情を見せ、公式戦登板ができたことで、ホッとしているのではないでしょうか。登板前の28日には、ブルペンで100球を投げ込み、70球目くらいから、大分本人も納得のピッチングができていたので、どうかなと思ってみていました。やっぱり試合となると、相手もいるし、マウンドの感覚も違うので、ブルペンのような感じまでは、フォーム的にもボール的にも行かなかったので、そこがちょっと残念でしが、とりあえず痛みもなく、投げることができたので、一安心というところです。ここからが本当のシーズンなので、がんばってもらいたいですね。くまはローテーションということで、1軍に行かない限りは、登板以外の日は、基本的に残留で調整なので、もうちょっと長い付き合いになりそうです。そろそろ1軍も近づいてきたから、ランニング、トレーニング共に厳しくしなくちゃね!!男鷹野も代打で登場!!初日は三振に倒れましたが、ベンチに帰ってきた時の表情は、純粋に野球が好きな少年の顔をしていました。2日目には、きっちりレフト前ヒットを打つところなんかは、やっぱりベテランの味を出していたという感じでしたね。まだ、脚が完全に完治したわけじゃないだけに、今後残留で最終調整をしっかり行って、これからの試合、がんがん行ってほしいところです。鷹も去年の秋季キャンプ中にリハビリ組として、沖原さん、塩川、玉木さんとと一緒にいたので、長い付き合いとなっています。この男の今シーズン初打席も、同級生ということもありますが、親心というか、よくここまで来たとひとりちょっと感動していたりもしましたね。いつも復帰する選手の、初登板、初打席などは、それまでの過程がある分、感動するし、これがこの仕事の醍醐味かもしれませんね。かなり自己満足ですけど(笑)玉木さんも最近腰痛の為、一時残留で調整していましたが、フルスタ1戦目、3戦目に登板し、どちらも1回をしっかり抑えました!!相変わらずブラジリアンカーブの切れは鋭く、ストレートもマックス138kmまで回復、後はもう少し調整していけば、久々の1軍復帰も近いですね。そういえば玉木さんも、昨シーズン途中から、怪我でリハビリをずっとオフも含めてやっていたので、問題なくピッチングを行っているのが、久しぶりという感じがします。このまま順調に行ってもらいたいものです。育成組みでは、枡田が守備固めでショートゴロをしっかり処理して、公式戦初守備を無難にこなしました。初打席もあったのですが、空振りの三振。しかし、この経験が明日への糧になったことは、言うまでもありません。今回は、ちょっと長めに書いてしまいましたが、明日からも残留をがんばっていかなくっちゃと気合をこのブログを書きながら入れています。明日から骨折をした山下が合流、去るものがいれば来るものもいる、チームにとって、私が暇なのが一番なんですが・・・・今週も、残留は10時から練習を行っていますので、是非お越しください。今回は調整として、ベテランの飯田さん、吉岡さんもいます。後はローテーションピッチャーです。インチェも状態がよければ、そろそろブルペンでの投球開始です。それではまた次回!!
2006年06月02日
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