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笹塚イタリアン・エクリッシのランチメニューからパスタ・セット、オムレツ・セットともに¥1250今回は少し例外の日記になった。僕のランチはお勤めの合間を縫ったランチで、自宅での昼飯や休日のお出かけランチは対象外である。しかし書く時間もちょっとあるので何かをと思って昨日のランチのことを書くことにした。元々きっかけは年賀状を刷ろうとしたら、プリンターのカラーのインクが薄くなっている。取り敢えず買いに出かけるついでにランチをと思って出かけたのである。あぁそうそう、本日はwife殿も一緒である。実は狙いもあって地元・笹塚にオープンした大阪お好み焼きの店「ぼちぼち」で「牛筋ネギこんにゃく」をwife殿にも知って欲しかったのである。そうすれば今後僕も行き易くなるし・・・。「ぼちぼち」は三軒茶屋店でスタートし、その後オープンした高円寺店にはよく出かけた。そして下北沢はお好み焼きの激戦区だが、そこでも活躍しているらしい。それが笹塚にできたんで、是非ともと思ったのである。しかしである、残念ながら昼間はやっていないのである。まぁ半分居酒屋なんでしょうがないかなと思い新宿まで出ようと思っていた。ところが「ぼちぼち」のすぐそばに1年ぐらい前に?オープンしたイタリアンがあって、マンションの一階なので目立たないが、外から結構混んでいるのが確認できるのである。たまにはこういうお店もいいかとあっさり方針変更である。ランチメニューは本日の魚、肉系以外にパスタとオムレツがあり安い¥1250のオムレツ、パスタにした。これらのランチは¥1250だが、立派にサラダ、メイン+パン、デザート+コーヒー(ティー)がついている。あぁそうそう、レストラン自身は結構かっこいいのである。奥がオープンキッチンになっていて、その前がバー・カウンター、そして普通の椅子席の順になっているが、天井のミラーも含めて中々綺麗な内装である。客も若い人ばかりで騒がしいかと思ったが、地元と思われる結構な歳の夫婦も多く、落ち着いた雰囲気でもある。バー・カウンターなど夜もいいかもしれない。パスタ10種類ぐらいで僕は一番好みに合いそうなトマトソース系(他はオリーブオイル系)の鶏ときのこのスパゲッティを選んだ。wife殿は本当はパスタ好きだが、バライエティのためにオムレツに・・・大体僕の方が大食いなので、大抵種類の違うものを頼み、最低僕は両方を味わせてもらうことにしている。この選択なかなかよかった・・・ていうかこのお店中々美味くて量もしっかりしていて安い、僕好みだw。特にオムレツは意外だった。ちゃんとオムレツと書いてあるのだが、何となくオムライスをイメージしてしまった。ところが出て来たオムレツはオムライスと間違うほどのボリュームだが、純オムレツなのである、味付けはオイル中心でデミグラスソースとかが掛かってない・・・これがまた僕好みである。ちょっと単調だが、殆ど同じ味付けでポテトが添えられている。これまた僕の大好物で満足・・・でもオムレツもポテトもwife殿の分なのだが。さて僕の方だが、まずきのこのテリーヌ添えのサラダで口をイタリアンにしてw、メインのスパを味わった。トマトソース好きの僕なのでまず問題はないのだが、鶏が濃い目、辛目のトマトソースでいい味になっていて、VeryGood!である。最近食べたパスタではかなり僕好みである。好みだけで言わせてもらえば、もう少しオイル味は薄い方がいいが、後で消化が悪い傾向もなかったので、まぁまぁなのかもしれない。パンは焼き立てで、お代わりもサービスされるので、食い意地でトマトソースを付けてまで食べてしまった。デザートは僕がティラミス、wife殿がショコラ・・・ケーキ、飲み物は共にコーヒーである。このデザートもなかなかしっかりしていて、途中でもうお腹一杯の感じである。西洋人はやはり違うwこんな甘いの平気で平らげるのだから。そういえば誰かに「本格的なレストランほどデザートとその後の飲み物は区別する・・・」とか聞いたが、甘くて堪らないので、コーヒーを早く飲みたかったが、なかなか出て来ない。この辺りも西洋人wのやり方はいまいち解らないのである。まぁこれだけ食べて、僕の評価としてはかなり美味しいのに¥1250とは安い!と言うが感想である、地元の方等にはお奨めである。多分これでやっていけば競争力もある気がする。長く持つ店ではないだろうか。今日の日記はこれで終りのはずなのだが、年末でもあり、本年最後の日記なのでその後のことも書いておこう。ランチの後新宿に出て、インクと外付HDを購入後気の向くまま「リトルコーリア?」に出かけてみた。職安通りで山手線のガードから明治通りにかけてである。有名な「ハレルヤ」「松屋」とかなども覗いてみたが、時間帯が悪く殆ど客がいない。ハレルヤの前にある「XXX市場」は懐かしい店である。ここの踊り蛸だかを食べてみるといい。本当に胃に入っても生きてる感じだが、その前に箸で捉えるのが難しくて面白いのだ。話は脇にそれたが、リトルコーリア、店は混んだ無かったが、結構賑やかだし以前とは大分店の数、構成も変わった。タイ料理店などもできて賑やかだし、ドンキホーテも以前の場所から移り派手な佇まいだ。入り口が奥にあり、両サイドにコリアン料理の店が立ち並ぶ感じの派手さだ。しかしなんと言ってもビックリしたのは、3箇所もおばさん(失礼)が群れる小さな店があるのだ。最初は全然どうしてだか解らなかった、でもすぐ「そうか!」と膝をたたいた(ウソ)。「ヨン様グッズ」なのである・・・ブローチみたいのにヨン様が微笑んでる、気持ち悪いがwそこに群がっているのである。うーん、もうブームは去ったと思うが、こんなに凄い、きっと数ヶ月前は凄まじかったのだろう、なんて思ったもんだ。この職安通りの山手線の場所に知らない間にラーメン「竈」もオープンしていた。最初のお店(新大久保駅そば)からかなり近いが、支店なのだろうか・・・渋谷のことは日記に書いたが、ここにもあるとは・・・。そして最後にビックリしたのは新宿3丁目に向かって靖国通りに渡ったら、ラーメンの「時計台」がオープンして宣伝しているのである。聞いたら「おとつい」と言っていたので、クリスマス・イブの日のようである。「時計台」は経験がないので勝手なことは言えないが、すこぶる評判は悪い。札幌の新ラーメン横丁でも誰も入っていなかった。それが今更新宿で安くもない店を、昔の名前で出しても上手く行くか・・・興味あるところである。それではみなさん、良いお年を!
Dec 26, 2004
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「牛筋味噌煮込定食」¥1200@黒塀横丁・羅かん、一風変わった経験でした今回も忙しい合間に商品券が使える東京駅北のグルメ?街に出かけた。以前からちょっと入ってみたい店があったのだが、何となく行かないで終わっていた「羅かん」の「牛筋味噌煮込定食」¥1200である。これまでキッチン・ストリートばかりで、黒塀横丁は始めてである。一応名前の通りどのお店も黒塀型で、どこか京都の割烹街を思わせるような・・・まぁ比較にならないが、一応そう工夫してあるのである。以前からあったお店で「宮川」等は黒塀に参加してないが、一方で天津飯店は中華の赤から黒に模様替えで、これが成功してるとはどうも思えない感じである。「羅かん」であるが、内装が広々としながらも、スペースを有効活用して機能的で素晴らしい。まず靴は脱いで上がる。でも畳ではなくて板の間である。しかし席はみな掘り炬燵ではないが、その種の腰掛が可能な造りでくつろげる。遠距離恋愛型なんてこと言い出した人はこの店などから連想したのかも。カウンターと調理場(オープン)の間のみ大理石風の石が境界で、木造り尽くめのお店にしては不自然な気もするが、色合いは自然で調和を乱したりはしていない点、やはりセンスがいい。あっそうそう、先ほどの腰掛け席だが、なんと持ち上げると荷物入れになるのである。これのお陰で広い店に加えて余分な荷物のない、広々スペースが実現している。このお店、居酒屋ではないがおでんが専門と言うから、結構変り種だと思うが、僕の目当ては「おでん定食¥1500」でなくて、「牛筋味噌煮込定食」である。これまで牛筋では一喜一憂して来た経緯があるが、今度は吉と出るか凶と出るか・・・。出て来た定食、見るからにお上品である。「牛筋」と言う言葉が合わない気がするくらいである。ご飯(お代わり自由)にメインの牛筋が結構な量で出て来るほか、おでんが二品これまた上品なすまし汁風に御椀で供される。後は白菜と菜の茎部分の自家製と思われる漬物、それと牛筋に自分の判断で追加するネギの微塵切りである。実は心配事が一つ有り、それは僕は田楽とか強い味噌味が結構苦手で来た経緯である。僕の家系かもしれないが、お子様舌で、辛いものの美味さとかは親戚でもみな歳が行ってから理解した人が多い。最近の「蕎麦の会」などで大分辛い味噌味も好きになったが、今回は・・・でもそれは杞憂であった。確かにかなり辛い味噌であって、僕にはもう少し甘い味の味噌の方がいいのだが、牛筋が結構主張の強い食材なんで、丁度いいのである。時々感じる牛筋の調理法次第で感じる強い脂気は、味噌に上手く合っているのだ。しっかり煮込まれて柔らかい牛筋で、牛筋を知らない人が食べれば、普通の肉とさほど違うと思わないかもしれない。おでんの二品は「だいこん」と「ボール状の揚げ物(僕流では薩摩揚げになる)」であるが、汁が上品でこれと一緒に食べていると、おでんと言うより汁物である。あの少々品が悪い?たこやきが明石焼だと何となく品がよく感じられると同じである。まぁそんな感じで飽くまで牛筋メインでおでんは具が立派な汁といった感じである。食べ方も人それぞれで、僕は最初すこしづつ牛筋煮込みを掛けながら食べていたが、途中からお新香で残りを食べてご飯をお代わりし、そのあとは多少下品だが、牛筋煮込をご飯に掛けて食べてしまった。まぁ結構楽しんだ気がした。ところでこのお店はこれまでそばを通ると「絶対大阪」と思ってた(牛筋、おでんの二語が重なりそう思った)のだが、味わってみて確かに汁とか薄味で関西系な気がしたが、一方であの味噌の辛さも半端でなく、名古屋とかかなとも思った。聞いてみると全くの創作だそうだ。全体を支配する味の濃淡は関西系と言われるし、自分らも何となくそう思ってる・・・でも味噌は「八丁(八町?」に限定してるんで、名古屋近辺と思われても不思議でない・・・でも本当は銀座「おぐ羅」から独立して、大体は創作なんだそうである。店の名前が「羅漢」でなくて「羅かん」なのは「おぐ羅」から来ているのだろう。この話を聞いていて以前「新規事業進出の3つのタイプ」を読んだことを思い出した。「アメーバ型」「飛び石型」「パラシュート型」である。繁盛して勢いある店は自然分裂のように暖簾分けして増殖して行く(アメーバ型でローリスクローリターン)、得意とすることと少し似た分野に無理せず飛ぶように進出する(飛び石型:ミドルリスク、ミドルリターン)、そして全然新たな分野や未経験な分野にいきなり真上から降りて進出(パラシュート型:ハイリスクハイリターン)。どれも簡単ではないが、素人のパラシュート型での失敗が如何に多いかは、親戚、知人友人で僕もイヤと言うほど事例を知ってる。大して差別力がないのに「お店を出しました」・・・半年後には「閉店」とかである。この点「羅かん」は飛び石型で、成功を狙ってるところのようだ。先を注目したいね。
Dec 20, 2004
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ちと高いが工夫がされた「天ぱち」の「江戸前穴子丼」¥1480@キッチン・ストリートいやぁ、参った、忙しすぎるのである。えぇー、あまり大きな声では言えないが、自分の心の中では一日の活動の中心をランチにおいて仕事していたのが、最近はどうだろう。あちこち不規則に出張、明日何を申しつかるかも解らない、しがないサラリーマンではなく、一見有能なサラリーマンみたいに仕事をさばきまくっているのだ。そんな訳で昔嘆いていた生活に戻りつつある。間に合わせのランチで美味しくないとか、せっかく上等なランチでも仕事の話をしながらでは美味しいと思ってるヒマもない。要は味わえないのである。出て来るものに興味深々と行きたいところだが、つい疑問の究明も後回しになる。このBLOGにとっては危機状態なのである。この危機状態も反省せず、今日もあまり「C級ランチ食べ歩き」にはふさわしくないランチだ。また前回と同様「キッチン・ストリート」に出かけた。例によって商品券がまだあるので、C級に相応しくないものも食べられるのである(本当はこのチャンスにB級に昇級すべく神経を集中して味わうべきなのだが・・・)。行ったところは「天ぱち」であるが、前に銀座が付くから本当は銀座に本店はあるのだろう。銀座で天婦羅と言うと「天一」「天国」が有名か・・・新宿は「つな八」「船橋屋」が有名だが・・・両方合わせたような名前で、これが渋谷辺りにあったらニセ物扱いにし兼ねないw。ていうか「天ぱち」って「江戸前天丼」を強調する有名店とは知らなかった。話が脇にそれるが、バブルの頃に偶然出会った友人と銀座「天一」い入ろうとしたことがある。ところが、さっと見えたお品書きのようなもの、なんと最低2万円からだった。どちらともなく引き返した苦い思い出がある。今でも天一ってそんな高級なんだろうか・・・いまだに入ったことがないが。天ぱちの方に戻って、取り敢えず¥980の平凡な天丼にしようと思ったのだが、ずっと天丼を食べていなかったこともあって「江戸前穴子丼」にしたくなってしまった。¥1480と¥500も上なんでちと考えてしまった。店先で迷っているのも後から考えるとみっともないものだが、結構考えてから店に入った。こう言う時も人によって振る舞いは異なる。取り敢えず入ってやたらと店員に聞きたがる人がいるが、僕はどうもそういうの苦手なのである。もっとも最近は食べた後、よくいろいろ聞くようになった。このBLOGを始めたせいではあるが、大変良いことと自画自賛している。同じ¥1000でも¥1000に値する中身を知ろうと、味わって食べると新しい発見がある気がする。いきなり感想だが、取り敢えず高いけど美味いことは美味い。特に店にある「能書き」が気に入った。北海道産茅部産の昆布と枕崎産の裸節で作ったダシに、十分に寝かせた「かえし」を使っているとある。僕は本当にグルメでないことをこれでまた思い知らされた。僕が蕎麦に少し凝り出したのは最近で、その過程で何となく「かえし」と言う言葉も覚えたが、蕎麦の用語かと思っていた。たかが(と言ったら怒られるが)天丼の汁に「かえし」なんて言うとは思わなかったのである。吉野家の牛丼なら出汁はなくて「かえし」のみなのか・・・下らない疑問は止めておこう。このお店「出汁」「かえし」に凝るだけあって、汁にはうるさい?。一風変った味噌汁のお代わりが自由と来ているだ。「変った」というのは使っている海藻がコンブやワカメでなくて赤色の天草みたいに見える海藻なのだ。よく刺身のつまに付いてる海藻に見えるが・・・。これがこりこりしてこの種の感触が好きな僕は結構お代わりに満足してしまったのだ。店を出る前に考えたのであるが、この店なんで「江戸前」を強調しているんだろうか・・・嫌味だがちょっと聞いたら「江戸でよく取れて新鮮な野菜、魚介・・・」ということであった。確かに東京湾はバブルまでのよごれにもめげず穴子はよく取れるみたいだ。もっともそれならハゼとかシャコとかが相応しい気もするが・・・。あと、キッチン・ストリート共通の面白いことに気が付いた。「VIP」とか表示してある札みたいのに気が付いた。最初は予約かなんかと思ったが、どうもキッチン・ストリートにある有料RestRoomを使えるKey?かなんかのようだ。先日、キッチン・ストリートは遠距離恋愛の場所?って書いたが、そういう人にはぴったりの企画かもしれない。
Dec 16, 2004
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和牛カレー¥1000@ドンピエール東京駅KitchenStreet、ルーをお代わり、得したwこのところ出張で和歌山とか・・・井出商店のラーメンは食えなかったけど、梅干をお土産に・・・全然、書きたいものも、書くヒマもなかった感じである。今日はまた手許の商品券を使って、少し高級なランチをと思って、KitchenStreetに出かけた。残念ながらどうも高いのが目に付いて、どの店にも入る気があまりしない。その中でまぁカレーなら大したお値段ではなかろうとと思って入ったのが、京橋ドンピエールである。実は名前の通り京橋が本店で、そちらの方がオフィスから近いのだが、いつも高そうで敬遠して来た。まさに商品券のお陰で入ったようなもんである。このお店、KitchenStreetの中ではラーメン屋、ピザ屋、親子丼屋と並んで比較的易いお店のせいもあって、いつも人気で待ち行列ができている。それにしてもみなさん余裕があるなぁ・・・一説ではこの一角は遠距離恋愛の人が食事をするために(?)作られたとか。まぁそれはウソだろうが、確かに遠距離恋愛者には便利な場所で、高級感があって、値段は手頃だろう。しかし僕には相手がいるわけではないから全然その種の役得はないわけだ。とまぁ否定的な気分で入ったんで、最初から批判的な気分である。注文は和牛カレー¥1000である。何となく「和牛」に「ビーフカレー」とは違った美味しさを期待しての注文である。食べ初めて気が付いたのはルーが結構甘口なことである。ただ野菜の酸味が利いているので、僕にはfavourableな味だ。願わくばもう少し甘味は減らして欲しい。ビーフの方は期待通り、固くも無く柔らかすぎず、そして味がしっとりとした感じで伝わってきて美味い。まぁそうだわなぁ、¥1000だから、たとえ東京駅でもこれぐらいの味は保証してもらわないと・・・。このお店、席が変っていて、大衆食堂みたいな形だ。ヒマなんで数えたらテーブル+椅子型の席が16ぐらい、僕の食べている方はなんと長~~~いテーブルを両側から挟んで9人:9人ですわる、集団見合いみたいな席なのだ。目の前のカプル遠距離恋愛かいな・・・なんて思って見ていたら、会話は今日の午前中の仕事で客の悪口をさんざん。迫力ある関西弁でこきおろしていたから、どうもこれから本拠地に帰る前に食事といったところである。このお二人、商売の客をこきおろしていたが、カレーのことは「結構美味いじゃないか」「うん、美味しいわ」と褒めていて、関西の人も東京の味を褒めることがあるんだと、こちらは偉く感心した。僕が食べてる最中に彼らは終了、別に急ぐ仕草でもないのに「こりゃ、飛び乗りしなきゃ間に合わんわ」とか言ってる。僕だったら時間が気になってイライラするところだ。そしてそういう時は大抵「慌ててたんで、味もよく解らなかった」と言う結果になるのだ。その点このお二人、味わってたようで大したもんだ、見習わないと。そして最後に切り札が出た。「飛び乗りだ」に対してすかさず「飛び降りんといてな」と来た。「そな、あほな」と言ったか聞こえなかったが、まるで漫才である。いやぁ、関西の方のしたたかさには何時も感心させられる。ところで京橋ドンピエールの和牛カレー、値段は高いがまぁ行ける味で、一応後悔なしと言うところだが、最後に超嬉しいことがあった。前のお二人もいなくなって、店も空き始めたせいかも知れないが、店員がいきなり声を掛けて来た。このお店サービスはよく、絶えず水が無くなってないかとかのチェックをしていて、気遣いが行き届いている。僕はぼんやり考え事をしていたが、店員の声で残りのルーの量の割りには、確かにライスが多いことに気がついた。「お願いします」と答えたが、店員は「ルーを少しお持ちしましょうか?」と聞いたのだった。内心は「えっー!そんなのありなの?どこにもそんなの書いてなかったけどなぁ・・・」である。ひょっとして追加でチャージされるのか、心の貧しい心配までしてしまった。追加のルー、なんと和牛は最初よりは少なめだが、そう・・・7分目ぐらいは入っているのである。結構美味いお肉だったから「得した!」って感じである。もったいないからまた十分に味わって食べた。こう言うときは更に「味があるw」気がするものである。勘定の時に聞いてみた、「こちらはルーがお代わりできるんですか?」。そしたらまた答えが憎い、YesともNoとも言わないのである。「お客様のルーは少なめだったようですので、お足ししました」と来た。僕は家でも太りすぎを警戒してライスは少な目のカレーだ。その影響で食べているうちに自然とライスが余ってきたようだ。確かにルーとライスの量的バランスは人それぞれ、カレーの量もいろいろ♪であろう。そこにまで気を使ってくれるお店の態度に取り敢えず「参った」と素直に受け止めることにした。誰ですか?次回もご飯を残して食べるんでしょう?って言ってる人は、聞こえますよw
Dec 10, 2004
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富山でラーメン「まるたかや」のラーメン+おでんセット¥850、なかなかやるじゃん今週は富山出張である。先月も一回来たのだが、全然一人でランチの雰囲気がなく、書き物にはならなかったw。今回もそういう意味では3日間あるのにかなり危ない感じだったが、遂に今日、夜ではあるが、書く気になる食事にありつけた。まずは出張先ではご当地ラーメンを食べたいのが僕の本音、そんな訳でネットで少し調べたのと、周囲の人にそれとなく聞いてみた。そしたら断トツで「まるたかや」なのである。これは迷い無く決定である。その前に富山の夜の魚介類中心の飲み会のことを簡単に・・・本当に安くて楽しい。東京じゃ行けないような立派なお店でブリ始めいろいろな美味しい魚を、食べても食べても次の魚がまた立派で、暫く滞在したい気になった。しかし富山の街並みは県庁所在地にしてはかなりさみしく、もっと観光にでも力を入れたらと言う感じであった。立山に行く前日に富山で美味しい魚をなんてツアは流行らないのかなぁ・・・。さて「まるたかや」であるが、デスクワークばかりなので歩いて運動不足対策をしつつ・・・なんて思ったのが誤りの元。近くに来てるのは解るのだが見つからない。しょうがないので電話、しかしである、お互い日本語話してるのは解るのだが、さっぱり土地感との関係で話が通じないのである。そりゃそうだ、XXビルとか言われてもこちらは解らない、こちらがビル名を言うと解るのだが、ガイドが下手で(ご免)さっぱり歩く方向が解らない。そして決め手は「まるたかって言えば誰でも解る!近くにいる人に聞いてくれ!」と来た。結局これが適切なアドバイスで、たかがラーメンだが無事辿り着いたって感じである。本当に誰でも知ってるほど有名なようなのである。このラーメン屋、ちょっと変わっている。ラーメン屋なのだが、おでんがかなりの人気商品でおでん屋なのかラーメン屋なのか解らないくらいである。それも見ていた感じでは「串」おでんが人気でかなり脂っぽい豚肉(スジ?)のおでんである。当然おでんの汁自体もかなり豚肉味が出てる感じである。僕は「おでん+ラーメン」セットを頼んだが、これは半ライス付きで立派な夕食になる。ラーメン単体なら¥550でまぁまぁ安い、そしてこのセットは¥850でこれもかなり安い感じである。取り敢えず出て来た順で、おでんから楽しんだ。おでんは玉子、串(豚肉)、だいこん2切れの組み合わせで、結構面白い。というのは先日テレビでもやっていたし、日経の土曜日版にもあったが、東京のおでんは人気はだいこん、玉子が根強いのである。しかし豚の串というのは東京ではまずお目に掛かれない。豚が威張ってるのには、関東じゃない雰囲気を感じたが、あとの二つは関東型・・・これが富山流?しかし豚が強いんでおでん汁は豚っぽいので、「だいこん」てこんな味なんだと感心しきりの僕ではあったのだ。さて¥550の方のラーメンだが、これがビックリするような醤油ラーメンなのである。麺も柔らかめで具もメンマ中心で昔風関東型ラーメンに見えてしまうのだ。しかしである、醤油の味が少し違う気がするのである。かなり強い醤油味であって、調味を間違えたんではないかと思うぐらいであった。ひょっとしたら醤油もいろいろあるんで、「醤油味スープもいろいろ」のせいかと最初は思ったのであるが、何となく謎が解けた。まずカウンターの調味料を見ていて気がついたのは、「当店秘伝のタレ」なる物があり、「濃い味がお好きな方は・・・」とある。これを追加したらやはりこってり系にだんだんなって醤油が濃すぎるのが気にならなくなった。脂がスープの上面に浮くような感じは全く無いが、やはり豚の味が入り込んでいるのだろう。そしてダメ押しが店員から来た。「お客様、濃い味がお好きでしたら、こちらを」と僕のやってることを見ていて追加のアドバイスに来たのである。「こちらは一見天カスに見えますが、豚の背脂でして、当店独自のものです」と来た。早速これを追加、不思議なことに(?)かなりの量を入れて掻き混ぜても脂が表面に目立って浮いてきたりはしない。それでも味はかなり豚スープ系に変わり、こってり系である。札幌の「すみれ」を思い出しつつ、全然また違う組み合わせに感心してしまった。何となく醤油系=あっさりであるが、ここは自分でこってり系に直してもいいのである。いや、そのままでは醤油が強すぎる気がする。ということで、これが富山ラーメンなのか知らないが、今回はまた新しいタイプのラーメンを楽しませてもらった。やはり僕はまだラーメンの初心者である。ワインよりはいいかも知れないがw
Dec 1, 2004
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札幌で別の味噌ラーメンも試してみました、麺工房千寿¥650、なかなか洗練された味な気がします少し書くのが遅くなったが、札幌では4杯ラーメンを試みた。これはその一つである。ちょっと意地みたいな感じだが、忙しいとは言え、札幌に4日も滞在した以上、味噌ラーメンを「すみれ」以外にも試したくなったのである。「欅(けやき)」「てつや」「五丈原」「山桜桃(ゆすら)」とんでるかずくん推薦の「玄咲」等を候補にしていたが、今日書くのは「麺工房千寿」である。寡黙な感じのご主人とサービスが丁寧な好印象の奥様の夫婦?二人でやってる感じのよいお店である。場所は北一条西8丁目ぐらいで、飲食店の場所としては少し淋しいかなって感じのところである。その前に昔懐かしい「ラーメン横丁」に行ってみた。しかし閑散としていて、どこも殆ど客がいない、何故か「ひぐま」だけに行列ができていたが、これも何か団体の観光客が偶然に来ていた感じである。以前パリの「ひぐま」のことを誰かへのレスで書いた憶えがあるが、ラーメン横丁自身、ネットなどで見ても、全然話題になっていない。他のお店でも「・・・時計台ラーメン」とか味噌ラーメンの元祖とか言われる「味の三平」なども、ネット情報ではあっても酷評されているだけである。時代は変ったのだろう。 その点この「麺工房千寿」は新しい店で、人気急上昇中のようである。タクシーの運転手さんの話では、最近の札幌の人気は(僕は始めてでビックリしたが)「すみれ」「てつや」のようなこってり系味噌味のようで、その運転手さんも言ってたが「こってり系が苦手だと、(札幌ラーメンでなく)あっさりした醤油ラーメンや塩ラーメンに反動で行ってしまいます」と言った状況のようである。「千寿」はその点、結論的な言い方をすると、味噌ラーメンで、脂味(ラード?)を使ってはいるが、不思議とあっさり味なのである。以前も「あじさい」の時書いた「あっさりだけどコクはある(矛盾?)」のタイプで、「あじさい」は塩ラーメンが有名なので、全く別の「あっさり&コク」があるタイプでもある。やはりラーメンは広い・・・。 このお店「すみれ」系と言うか、「すみれ」で修行した後にオープンしたらしい。それを知ると確かにそんな気がするが、前回の「すみれ」は強烈過ぎて、普通には同じ系列とは思えないスープ味である。味噌も脂も両方とも均等に薄くしたと言えばよいだろうか?でもそれにしてはコクがあるというか、結構主張を感じるスープ味である。よく言えば、「すみれ」が素人向けに誰でも解るように強調してあるのに対し、悪戯な強調はやめて、本質は変えずに全体でさりげなく良い部分を表現している気がするのである。スープを飲んでいて、そんな感じがした、なかなか美味いではないか・・・と。ついでながら東京の味噌ラーメンの「みそ膳」などはラーメンの中に味噌を突っ込んだような、如何にも味噌ラーメンて言う感じであるが、ここのは意外と直接には味噌を感じないのである。これも好み次第だが、なかなか面白いと思ったものである。スープの話に偏り過ぎたが、ラーメン全体としての特徴は、まずネギがしっかり入ってることだ。ねぎラーメンとまでは言わないが、普通のラーメンよりネギが量が多く、生っぽいまま入っている。これは人によって好みは異なるだろうが、僕は好きなタイプである。そしてチャーシュウだが、とろけるように柔らかく美味いだけでなく、これも相当の量である。申し訳程度の量ではない、チャーシュウだけでも結構楽しめる量だ。そして味付け玉子、これも半熟型で絶品だった。何が絶品か・・・ちょっとサイズが小さいのである。推測だが、小さいけどいい玉子を使っている気がする。黄身がしっかりした味で「中身が濃い」って感じである。そして麺はさほど個性はないが、平均的な北海道味噌ラーメンの黄色で中太のしっかり麺である。こうやって総合的に書くと¥650ではかなり行けてるのではないだろうか。東京でもオープンして欲しいようなお店である。 ということで、「すみれ」ほどの強烈な印象は残らなかったが、「千寿」もきっとずっと記憶に残りそうなお店であった。ついでながら「欅」に行った時の事件について書いておく。「欅」は南六条3丁目仲通りと、場所的にすすき野で環境が悪いことは覚悟していた。各種呼び込みが多すぎる。用心はしていたのだが、最後の場所確認で地図をポケットから取り出した直後だった。若い茶髪の男が「もっといい地図が・・・(不明)」と言いながら、走って近づいてきた。「いや結構」と言う仕草をしようと思った瞬間、別の男にぶつかられた。危うく転ぶところだったが、無事だったのと、何もすられたりしなかったが、男らは「(失敗・・・)」みたいなセリフを吐きながら、急ぎ足で去っていった。本当に不愉快極まりない。観光立地の北海道、その中心の札幌、その一番賑やかな場所でこんな目に遭うと印象が悪いことこの上ないのである。近くの「すすき野交番」は「・・・に気をつけましょう」とスピーカーで流しているだけで、これがまた不愉快、そんなことはとっくに知っている。それでも事件が起こる根本を考えて欲しい。多分、今後の僕の札幌像には強く影響しそうな事件であった。
Nov 25, 2004
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また札幌出張、オープンしたての「純連(すみれ)」中央区店の味噌ラーメン¥750、今更ながらビックリまた札幌出張となった。でもあまり期待感は無い・・・どうせ祝日も含めて仕事で不味い飯しか食えないに決まってる。こうして日記も書けないだろうと思っていた。ところがラッキーなこともあるもんだ。なぜかお客さんの方が他のことで忙しそう。肝腎の宿題は我々でなくてお客さんになってしまった。ほんとにラッキー!勤労感謝の日は正にそのまま来てくれた。札幌での一日を過ごせることになったのだ。ただ一つ失敗をしてしまった。前日ジンギスカンを楽しみに行った。「ひげのうし」と言う店だったが、なかなかよかった。この店の情報は僕のお気に入りを見て頂きたい。ここでたっぷり飲んでしまったのだ。しかもその後名前は忘れたがディスコみたいなコーヒーショップでエスプレッソ(たった¥550で生演奏とか楽しんだ)をたっぷり飲んで夜更かししてしまった。目がさめたらもう午前10時、バスツアーとかはする気にならない。「今日はラーメン」とここではっきり決めた。目標は3食全部ラーメン、それも厳選して行こう!ちょこちょこっとネットして選んだのが「純連(すみれ)」である。以前から横浜のラーメン館とか、高田の馬場にもあるとかは聞いてたが、ここ10年ぐらい味噌ラーメンがあまり好きでなかった僕にはあまり大きな存在でなかったのだ。ネットしていて始めて点と点が結びついて線になった。どうも超有名なラーメン屋らしいのだ。行列覚悟だけど、地下鉄で「中の島」まで行かねばならないので、おそるおそる店まで電話をした。祝日でもやってるか、半端な時間帯でもやってるかの確認である。そしたら感じのいい女性の対応、最後に「中央店もオープンしましたので、是非そちらも・・・」と来たのだ。こういう新規オープン店に行くのは冒険だが、先週の土曜にオープンしたばかりで、場所も南3条、東5丁目と散歩には丁度いい距離だ。行ってみると他に何もないようなさみしい場所だけど、Chinese・・・museum annexとか言う結構カッコいい建物で、まぁ古い歴史のある店で食べるのも楽しいが、僕は気に入った。新規オープンのせいか、店員も気持ちがいい。早速「みなさん最初は味噌ラーメンを・・・」と言うことで、味噌ラーメン¥750を注文。しかししばらく待って食べたラーメン・・・ビックリである。こんなラーメンは始めて食べた。3強というか4強かもしれないが、自己主張の激しい4種のラーメン要素がぶつかり合い、しかもスープが火傷必死の熱さなのである。まずスープだが、味噌ラーメンなので当然凄い味噌辛味である・・・しかしそれを打ち消しかねないこってり脂味なのである。こんなラーメン正直初めてだ。僕が知ってる味噌ラーメンは大抵味噌味が全体を支配し、太っとくて固い麺がそれに対抗するのだが、このラーメンこってりしていて、うっかりすると辛さを感じるものの、味噌を忘れさせるぐらいこってりさを強調していているのだ。実際そうなってしまったが、これを食べるとその日は他のものは食べる気がしないくらいである。正直、唇周りがベタベタするのには辟易したが、確かに美味い。盲点をついた味だ。つまりこってり系ラーメンに味噌系の別の強い味を加えた「こってり^2」ラーメンなのだ。麺は味噌ラーメンとしては普通のまっ黄色な鮮やかな色の固めの麺で、スープの勢いを支えきれない感があるものの、やはりしっかり麺であって、歯応えがいい。まぁどちらかというとスープの美味さを強調してくれるいい麺である。さすが、人気のある店のコンビネーションは一味違うと感心したもんである。この3強に更にもう一つチャーシューが加わっている。ここのチャーシュウ、これも盲点だが、角煮じゃないけど、細かい四角形型に切ってあるのだ。そのせいで、毎回スープと麺とチャーシューが三つ巴で口に入って来る。ただでもこってり系なのに、更に毎回チャーシュウが加わるので、これはもう「こってり^3」かもしれない。ともかく今日は新しい経験をした感じである。ラーメンはとても広いが、こんなラーメンがあるとは・・・それでも確かに美味い。あんなにこってりしていて、後までお腹に残ったが、不快なゲップ出たりする残り方でないのが素晴らしい。このお店中の島には「じゅんれん」と「すみれ」があってどちらも漢字は「純連」らしい。親と子の店で、今は長男、三男とからしいが、一部のラーメンファンには見逃せない存在なのでは。
Nov 23, 2004
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「南国酒家@八重洲KitchenStreetの野菜いっぱい茸焼きそば¥1100にトライ、やはり高いなぁ先日の筑紫楼のふかひれ麺に続いて、八重洲北のKitchenStreetに商品券を持って出かけた。目移りしてお目当てと言うほどの本命はなし。なにしろその後「リストランテ・ヒロ」のランチ用パスタ店もあることに気が付いたし、地下の「黒塀横丁」には牛筋のおでん売りものの「羅かん」という店も発見。値段はともかく、行きたくてうずうずしていたのだ。でもいろいろ迷った挙句、以前から気にしてる焼そばの「南国酒家」にした。ここは基本的に焼そば、それも「XX炒麺」と書いてある焼そばなのである。以前から書いているが、焼そばには固いのと柔らかいのとあって、僕は柔らかい方が好きなんだが、これも僕流に言うと「焼麺」と「炒麺(ツォーメン)」がある。僕なりの差は前者はいろいろな具と麺を一緒に炒めたような焼そばで、よく見かけるし、縁日のソース焼そばもこの類だ。後者はあくまで生麺型で、麺の一部はこげているがあくまで生麺の感じが残っていて、それにあんかけが乗っている。勝手な解釈だが固いヤキソバは揚げ麺、焼そばは強く炒めたもの、炒麺(ツォーメン)は生麺の風味を残したものだ。今日は「南国酒家」がどんな「炒麺」か試すため、肉類が入っていない野菜がいっぱいの茸麺にしてみた。本当は一番高い(¥1300)海産物入りが美味しそうだとは思いつつ、炒麺その物の焼き具合を確かめたかったのだ。他にもいろいろ炒麺があって、全部で5種類ぐらいある。これに適宜点心を追加してみなさん食べているようであった。食べてみての感想・・・ちょっと残念なのだ。僕の期待感は炒麺は限りなく生麺に近い、蒸したような独特の柔らかさがあって、かつ表面は焦げていて、こちらも楽しめる・・・そんな感じが好きなのである。麺だけでもばっちり味わえる感じがするのだ。しかしここのはかなり「固い焼そば」寄りなのである。半分近くがバリバリ音を立てて食べるような感じで、最初は固い焼そばかと思ったぐらいだ。でもよく選別して食べると、本当の柔らかい麺もあって、これがあんかけと合って美味い。原因はどうも麺の太さではないかと思える。僕の好きな炒麺はもっと太い、そして炒めるというより蒸してあり、それを温度の高い所において表面は軽く焦がしてある感じだ。それが麺が細いので全体に焦げている感じで、僕の好みではない。でもこういう方が好きな人も明らかにいるし、どうしようもないなぁ。昔の「モーリ飯店」が懐かしいのである。今はどうなってるのだろう・・・。ところで、悪口みたいなことばかり書いているようだが、あんかけの野菜いっぱいのキノコ、これはやはり南国酒家のレベルの高さを感じた。しめじ、椎茸、マイタケに白菜基調のいろいろな野菜が入って薄塩味のあんかけなのだが、独特の味の部分はオイスターソースのようだ(微かにしか感じないが、メニューにそう書いてあったw)。このあたりはさすがで、行列も絶えない店の混み様であった。前回も書いたが、いつまで人気は続くか・・・同じレベルで横浜中華街なら¥300、400ぐらい安い気がする。東京の他所で食べても最低¥200は安いだろう。東京駅の宿命だからしょうがないで済ませるだろうか?その後、思ったことだが、この名店のランチコーナーの類、ひょっとしたらディナー人気が衰えてるせいではないだろうか?僕自身、最近さっぱり高級店のディナーなんてやってない。値段は高いし(とびきり安くした店も多いようだが)第一わざわざ行くのが面倒臭い気がするのだ。それは店にとっては、大打撃だろう。結果としてランチとかで顧客ニーズを吸収する。そんな現象じゃないかと思ったのだが、いかがなものだろうか?
Nov 18, 2004
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「筑紫楼ふかひれ麺専門店」の「頂上麺」¥1300大変仕事が忙しくなりました。どうも日記の更新もままならぬようです。しばらくは書ける時だけ簡単に書く、そんな感じでやらせてもらいます。多分巡回とレスはできないと思いますが、時々日記だけ書きます。ここで日記を書くことによって、以前より美味しくランチを食べられるようになりました。そんなこともあって、できれば日記だけはたまにでもいいから続けたい、そんな感じです。仕事が忙しくなると、ランチもいい加減なランチになります。慌てて食べる、他人と同じ物で間に合わせる。味わう気にならない・・・等々、碌なことがありません。ここ一週間大手町の一室に詰め込まれたのですが、ある日八重洲南のオフィスに帰る時、新しい店の開店を見つけました。なんとあの有名な筑紫楼があるのです。しかもランチ専門のような、ふかひれ麺のみで格安のお店なのです。いわゆる高級店のランチ特別メニュータイプなのです。これは是非行かなくてはと思ってから5日目の今日、やっと実現しました。それも頂きものの商品券が使える場所なので、気分は「安くて美味い」に近い状態で、うきうきって感じです。でかけてみてビックリ、以前からリニューアル用の工事をしていたのは知っていたのですが、北口グルメ街が本当にグルメらしい店が出店する形に変っていたのです。「イタリアンのアルポルト」「カレーのドンピエール」「南国酒家の焼蕎麦専門店・広東炒麺」など、そうそうたる店がランチサービス型でひしめいているのだ。オープンは10/28と書いてあったから、もう結構経っているが、筑紫楼以外は奥にあって気がつかなかったのである。大体のお店がランチ¥1000~¥1500でC級には相応しくないが、少し高いが美味しいものの安売りと考えれば、そんなに腹が立たない。僕の注文は何故そういう名前か知らないが、ふかひれ麺で「頂上麺」¥1300である。ふかひれ麺のスープがコラーゲンたっぷりの独特の光る茶色で美しい。この種のふかひれラーメンに近いのは新宿高島屋にある「天厨菜館」に定常メニューであって、あれも中々いけるのだが、筑紫楼は気仙沼のふかひれで純日本型・・・そんな気分で比較しながら食べるのも楽しいものである。結果は甲乙つけ難しってところだったが、筑紫楼は僕には場所的にも不便であったんで、東京駅にできて、しかもランチ特別メニューってのは嬉しい限りであった。ふかひれはやはり満足感が高いが、ちょっと時間を取っていろいろ歩いてみた。そしたら、明石焼の「にしむら日和」なんて面白い店もある。銀座が元らしいがあの辺りでは「たこ八」しか知らない僕には新鮮な気分だ。是非次回来てみたい。実は僕はたこ焼が大好きなのだが、あのソースとかマヨネーズが苦手と言う変わり者なのである。それもあって明石焼きは大好物なのだが、あまりお店がなくて困っていた。いい店見つけた~って感じである。更に地下に降りてビックリ、こちらは一部しか工事はしていなかったのだが、一部のお店が変ってリニューアル、しかも「黒塀横丁」なんて洒落た名前になっている。確かに以前から少し普通の店と違った佇まいの店が多かったのだが、それが更に進んで、落ち着いた大人の感じである。そして沖縄料理や稲庭うどんのお店など、いぜんよりバライティに富んでいる。ここもいろいろ来てみなくては・・・忙しいけどねぇ。ところで最後はやはり値段が気になった。幸い、今日は頂き物のビュー商品券があってお釣りまでもらってしまったので、「高いなぁ」の気分にはならずに済んだがw、こんな値段で長持ちするのだろうか?場所が東京駅なんで、一見の客は多いだろう・・・でもそれに甘えていると必ず衰退する。やはり近くのサラリーマンに優しくしてもらいたいなぁ。
Nov 16, 2004
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北海道・Foodistの「ジンギス丼」¥700@八重洲・駅前、ともかく懐かしいが、君は変ったw今日もいい天気で昼休みはぶらぶらと散歩となった。たまには気分を変えて銀座方向でなく、日本橋方向へと宛も無く歩き始めた。そしたら、何故今まで気がつかなったんだろう。「北海道専科」みたいなセルフサービスレストラン兼物産市場みたいなお店がある。そしてメニューの「ジンギス丼¥700」が眼に飛び込んできた。これぞ数日前「めっしー」さんと会話した、正に?北海道のジンギスカン料理ではないか。「めっしー」さんからは最近の北海道の状況を聞かされ、一方で「そうだよなぁ」と納得すると共に、少しは淋しい気もしていたのである。僕と北海道の人との縁は結構昔から長く、幅が広い。と言うのも勤めていた幾つかの会社に北海道支店があったり、たまたま上司が北海道出身だったことが関係している。特に最初の上司とその仲間の人達が北海道出身で、「向こうで飲んだ時は、不思議とジンギスカンだった」「飲んだら締めは、札幌味噌ラーメン」と言った典型的な古いタイプの北海道話をした。ラーメンはともかくとして、ジンギスカンの方は当時でも首をひねった印象がある。敵もさる者、時々ジンギスカン料理屋のランチメニューに連れて行ってくれて、その存在感を強調してくれた。でもその時でも八重洲の竜名館ホテルの少し南に一軒ジンギスカン料理屋があったぐらいで、他には僕は同種の店を知らない。今も新宿御苑の「新宿源」と言うラーメン屋が、すぐ近くにジンギスカン料理をやってる以外は、僕の知ってる店はない。こんな存在だが、北海道出身の何人かが「飲むとジンギスカン焼いて、もやしと一緒に食べる」って言うんで、北海道はさすが本土でなくて、大陸に近いのかもなんて半分マジで思ったものである。そんなジンギスカン料理が「北海道メニュー3品」の一つに入っていたのでビックリである。いきなり「ジンギスカン料理の店は?」と聞いて「めっしー」さんには変に思われたかもしれないが、「蟹イクラ丼」「スープカレー」と並んで堂々のメニュー「ジンギス丼」があるのだ。ちなみに「蟹イクラ」は「海の幸丼」、ジンギスは「山の幸丼」で堂々東西横綱である。突然話が飛ぶがテレビで「桃太郎」「浦島太郎」「金太郎」の3話のあらすじを知ってるか否かで、精度高い調査をしたら、この3横綱は前の二人が90%、70%以上だったのに、金太郎は1.4%であったのを見た。この金太郎が北海道のジンギスカン料理じゃないかと思ったものである。このお店イートインと書いてあって、セルフサービスが基本であってこの辺では変った店だ・・・と思って今ネットで調べたら、なんと10/16オープンしたばかりらしい。道理で気が付かない存在のはずだ。自動販売機でチケット買って料理を待つことにしたが「山の幸丼は丁寧に焼きますので、時間がかかります、お席でお待ちくださればお持ちします」と言われ、なんとなくマクドナルドみたいな気分である。待つこと5分、結構丁寧だ・・・しかしこれは当然だった。出て来たジンギス丼の羊肉、柔らかくてとても昔食べた羊肉と同じように思えないのである。説明書に拠れば、丁寧に筋を一本づつ取り去ってあるそうで、歯が悪くなりつつある僕には、よかったのかも知れない。味付けは僕の知ってるジンギスカンより甘辛い、昔は?もっと辛かった。それに殆ど羊肉独特の臭みもないのである。これは少し残して欲しかったなぁ・・・。こんな上品だとジンギスカンてスーツを着てたんじゃないかと思うようなw でもさすがジンギスカン、歯ごたえのある肉と独特の脂味はちゃんと感じる。懐かしい味である、社会人なりたての頃の・・・。このお肉が5切れぐらいと野菜はもちろん、モヤシが入っているが、後は玉ねぎ、ピーマンである。ここでもちょっと昔との差に気が付いた。玉ねぎは明らかにニンニクの代わりだ。あの頃のジンギスカンは匂いを消すためかやたらとニンニクを使っていた。お陰で強情な僕の上司とジンギスカン・ランチを食べに行った後は、周囲から非難ごうごうであった。僕は気が引けたが、いつも上司がかばってくれた・・・あぁ懐かしい。でもひょっとして、それが原因でジンギスカン君は、店先から消えたのだろうか?最近は餃子も大抵ニンニクを抜いてあるが、さすが格の違いか、餃子は残っているが、ジンギス君にはちと役が重すぎたのかもしれない。てなわけで、本日は懐かしいものに久しぶりにご対~面!であった。ところでどうなんだろう、「めっしー」さんは若い女性なんでともかくとして、やはり焼肉スタイルのジンギスカン料理は今でも北海道には多くあるのではないだろうか?東京でも単なる焼肉は根強い人気がある、僕には重過ぎるが。だからビールでやる羊焼肉も美味いのでは・・・美味くて安ければ生き残る、これが市場原理だが。ないとすれば、コストのせい、やはり大陸は遠すぎるのかwちなみにメニューであるが、海の幸丼=蟹イクラ丼が¥980、スープカレー¥880、山の幸丼=ジンギス丼¥700であり、他にはアイスクリーム、ヨーグルトなどが北海道らしい品であった。
Nov 5, 2004
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新ソバだぁ!「恵み蕎麦」の「更科」&「恵み盛り」¥409、うーん、いい香り、あと味も良い以前から話題にしていた京橋の「恵み蕎麦」ずっと行ってなかった。一番の理由は横浜や一泊型の出張が多く、近所で食べられなかったことにあるが、天候が悪くてランチ外出も近所のみ、それも大きなビルばかりだったせいもある。それと11月ぐらいになれば、「新蕎麦」になるんではないかと思って少し待っていたこともある。以前新潟旅行をしたことがあって、丁度お米が黄金色だった時期だが、当時始めてネット友達になった方から、その直後ぐらいに「蕎麦の花が一面に咲いてます」と季節の便りが来た。僕自身は新潟の「へぎそば」を楽しみに行ったのだが、「小嶋屋」が長岡、十日町、川西、魚沼とかにあって、皆別々に独立してるんでビックリしたのだが、今回の大地震が丁度この地域である。僕のメル友は奇しくも小千谷におられるのである。今回連絡もとれてほっとしたが、あの時の蕎麦の花の便りが妙に今でも新鮮である。「へぎそば」の話はまたいつか書けると思うので、今回は「恵み屋」の十割新蕎麦の話である。恵み屋の詳細は以前の日記を読んで頂きたいが、3種の蕎麦が全て十割蕎麦で美味い、前日挽いた岩手産蕎麦粉使用で美味い、切るのと茹でるのを除けば殆ど手打ちの価値があるので美味い、並みの量が普通言う大盛りに引けを取らないので腹は満足、値段は回数券を使うと¥409相当だから安い・・・正にこのC級ランチにはもってこいなのである。先日も蕎麦仲間で「室町砂場」に出かけた。と言っても一人を除いて大したことはなく、ただ飲み会みたいなもんで、蕎麦を最後に食べる時は出来上がってしまうので、味もくそもないのだが、僕はそんな時ぐらいしか、高級な蕎麦は食べたことがない。それも量的には最低二枚は必要なんで、とても高くつく。室町砂場は「天せいろ」とかの発祥地だそうだが、天婦羅がついていて、既にいろいろつまみに食べていても、やはり一枚では物足りなかった。そんな訳でこの「恵み屋」は僕にとっては正に天の恵みみたいなお店なのだ。火曜日と今日(木曜)、天気は上々でまさに蕎麦日和(?)である。少し近辺を散歩して、混んでない時間を見定めて入店、火曜は「更科」今日は「恵み盛り」である。出て来た蕎麦、相変わらず豪快な盛り方で気分が良いし美しいが、新蕎麦のせいかぐっと香りが違う気がした。今日は最初手掴みにしてみようと思い、予め手を洗って来たが、念のため再度グラスの水で指先を洗って、適量掴んで何も付けずに食べてみた。これは別に僕が考えたわけでなく、例の「江戸ソバリエ」の中に蕎麦は元々本当の食事でなく、作業しながら小腹が空くと摘んだりするようなことから始まったような部分もあるとのことで、そのくだりからやってみたかったのだ。一口食べる時、ぐっと香りが鼻に来た。また表現が難しいのだが、例えれば木を切った時の匂いかなぁ・・・。まだ初心者の僕はあまり蕎麦の香りを意識して来てないのだ。蕎麦湯を注ぐ時等、少し香りがして楽しいのは以前からだが、まともに蕎麦の匂いを嗅いだのは初めてかもしれない。周囲の人はどう思ったか知らないが、この蕎麦汁無しの蕎麦は結構行けるのである。もちろん、味が単調になって来るんで、ずっと続けるわけには行かないだろうが、少なくとも最初は美味い!と思った。今度からは蕎麦は少し汁を少なめにやろうと思ったもんだ。この辺り落語の枕にある話しみたいだが、如何にちょいとだけ付けて食べるか・・・今後の課題であるw恵み屋の話し、以前別の日記でトラックバックしてくれたTOMさん(LivedoorのBlog)が、新たにトラックバックをしてくれた。その中で蕎麦で心地よい喉越しの香りを楽しんでいるようなことを書いていたが、僕もその種の香りは感じたことがあるものの、今日初めて意識してそれを感じることが出来た。ランチ後もしばらく、味で言えば蕎麦湯みたいな感じの香りを喉に感じて、これが何ともいいのである。ラーメンなどは時折全く逆の効果のケースがある。食後にもたれて、脂っぽいあと味が残るやつである。脂はほぼゼロの蕎麦ならばこその喉越しの後味かもしれない。そう言えば、「蕎麦は喉越しに楽しむ」ものらしいが、未だにそんな器用な楽しみ方はできていない。アルコールもよく「喉越しにキュっとやる」タイプがある。少なくともビールはゆっくり口の中で時間をかけて楽しむものではないし、逆にブランディは舌先で転がすようにして楽しむものだろうから、ビールは「喉越しでキュッ」のタイプなのだろうが、残念ながら蕎麦ではそこまで行かない僕である。P.S. 今日気がついたのだが、「恵み蕎麦」虎の門支店が今月できるらしい。いい場所を選んだかもしれない。公務員が多い、そういう意味ではある程度平均年齢も高く、僕みたいな不粋でなく、蕎麦を十分楽しめる人が多そうだからである。虎ノ門の方々、是非行ってみて下さい。
Nov 2, 2004
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横浜中華街第14弾、「牡丹園」の「蟹と玉子炒め」定食¥600、but ここは牛バラだぁ!だんだん、ランチを食べた日と、日記を書くのがずれて来ている。ずれると印象が薄れるので、3日が限度かなと以前から思っているが、一方で一度書き始めると、精神統一して、ちゃんと自分なりに重要そうなことを選んで書きたい気持ちになるので、忙しい日や休日(別の意味で忙しくて落ち着かない)には書けないことになる。これまでも横浜中華街は火、金に行ったことが多いのだが、金曜分は何とか金曜の夜に書いて来た。ところが、今回は月曜で限度ぎりぎりである。この日東京地区は晴れて、気温・湿度も快適な秋の気分のいい日である。時間的にも11時半過ぎに中華街に行き、会議は1時なんで、余裕がある。それで今日のテーマはゆっくり歩き回って、その場で安くて美味そうなランチに決めることにした。上海通り、市場通り、香港通りと蛇行型で歩いて、ランチメニューをジロジロ。他人がみたらホームレスかなんかwそんな行動である。しかしこれまでの経験でそう思ったのだが、やはり香港通りは人気があるだけに、実際粒揃いでどの店も安い、美味い感じである。そんな訳で香港通りの3店のどれかにしようと決めた。一つは以前書いた「順海閣」が今日は「エビチリソース炒め」¥750なのである。前回「芝エビの玉子炒めで15尾も美味しい芝エビが入っていた。あれからすると、今回のエビチリは絶対行けるのである・・・しかし一応同一店は今回は行かない原則にしていたので、本当に泣く泣くであるが諦めることにした。「謝謝」の「マーボー豆腐」定食¥500も、今回一回も麻婆豆腐をやってないので魅力的、しかもここは「四川料理」と来ているから、益々である。しかしこれもこれまでの経験では、この店が四川料理なる故にか、固定メニュー化してるので、何時でも食べられる。と言うことでカットし、凄い行列の「海員閣」を尻目に、その少し先の「牡丹園」に入った。「牡丹園」に入った理由は「蟹と玉子炒め」定食¥600が魅力的だったからである。前日、北海道で蟹は満喫したが、長いこと「蟹玉」とか食べてないなぁ。「炒め」となっていて、蟹玉とは微妙に違うんだろうけど、蟹も玉子も好きな僕には、もうストップ不可能w慌てて入った。行列はできていないが結構な混み方で、初めて二階に追いやられた。二階にいると厨房の様子とか、店全体の雰囲気が感じられなくて僕は嫌なのだが止むを得ない。折りしも斜め前のテーブルで、黒人と日本人の女性がメニューを英訳したりして会話して、品決めをしているところだった。僕はあっさり蟹玉相当で決めて、中々決まらない二人の遣り取りを見ていたが、メニュー1行づつを英訳しているので、僕もメニューを見ながら黒人の外人がどう反応するか眺めていた。ちょっと視線があった瞬間、ニコっと笑った。この感じアメリカ西海岸から来た人の感じだ(独断)。知らない人でも、道端で微笑んで会釈するのは、僕が以前住んだカルフォルニアの感じである。それはともかくとして、この外人さん、さんざん悩んで「牛バラのカレー+ミニワンタン」¥700を選択。やはり得体の知れない物より、beef curry で決まったのだろうか。主題からどんどん離れているが元に戻って、出て来た「蟹と玉子炒め」なかなか行けたのである。定食は「メイン+漬物+スープ+デザート+お代わりありのライス」であるが、スープがコーン味の玉子スープで、どの店でも同じような感じであることを除くと、結構店独自の工夫がされていて、¥600では安い!って感じである。漬物が自家製の大根や人参+アルファの漬物なのもいいが、デザートが先日書いた僕が好きな方のタイプの杏仁豆腐であった。僕はどうもあの無造作に切ったゼラチンを使ったクリーミーな方が好きなようだ。そしてメインの「蟹と玉子炒め」であるが、蟹玉とは明らかに違うが蟹と玉子が入っているので味的には、本質は同じである。蟹で非常に高級感に浸れるのが嬉しい、玉子も蟹味の脇役としては絶品な気がする。残念ながら蟹の赤色は目立たなかったが、この炒めにはニラやその他少量づつの野菜が入っていて、黄色、緑、ほのかな赤と美しいし、味も野菜炒め味も合わさってgood!と思った。意外だったのは炒め野菜の一番下層に結構キャベツ炒めが入っていて、これが相当の量なのである。これはオリジナルの中華+日本での工夫みたいな経緯を経てできたのかも知れない。まぁそれはともかくとして、やはりこの店も工夫されて、香港通りで人気の店であろうと、太鼓判を押せるのが食後の印象であった。ちなみにこの店、異常にスポーツ選手の色紙が多い、壁中色紙だらけで(僕の好みでないが)、どうも地元ベイスターズとサッカー(マリノス?)関係の人が中心のようだ。さていつもならここで日記は終わりだが、今日はオマケがある。例の「牛バラカレー+ミニワンタン」¥700が気になっていた。と言うのも、後からどんどん入って来る人の大半が「牛バラご飯」か「牛バラ麺」を注文するのだ。どうもここは「牛バラ」で有名なようだ。ひょっとするとスポーツ選手が多いのもそのせいかも知れない。昔、江川がワインを始めた理由を読んだことがあるが、その前段で「スポーツ選手の闘争心に肉は必要、絶対止められません」と医者に言うくだりがあったが、これかもしれない。それと面白いのは、大体カレーって中華のメニューにあるものだろうか?確かに他の店でもみたことはあるが、家庭料理ってっことなのだろうか?それとも中華独特のカレー風味とかで、僕とが食べるカレーとはおよそ違う見掛けの物なのだろうか?でも出て来たカレーを見てビックリである。山と盛られたカレーだが、その殆どが見事な牛バラのように見えた。凄い!普通のビーフカレーの5倍以上ビーフがあるw うーん、あれは美味そうそうだなぁ・・・今度来て一回食べないと絶対後悔が残るw
Oct 29, 2004
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北海道出張、空港「ラーメン道場」で食べたのは「あじさい」の「塩函館拉麺」、あっさりで一日二食も可能?せっかく北海道にきたのだが、ランチの部は残念ながら落ち着きがなく、味わう時間が少なすぎた。その未練もあって、帰りの千歳空港でもラーメンとあいなった。最近ラーメン屋が集まってるラーメン横丁型の場所が大流行だが、この空港にも「ラーメン道場」がある。7,8店の出店で北海道各地のラーメンがお好みで食べられる。僕のチョイスは「函館ラーメン」であるが、これは札幌はまた来るけど、函館はもう行かないかもしれないと言う単純な理由と、先日僕のBBSで「あじさいが絶対いい」のお奨めのせいでもある。実は食べてみて記憶が正しかったことが解ったが、僕は数年前このラーメンを同じ場所で食べている。それと、ひょっとしたら東京大丸の北海道物産市場で「あじさい」が臨時出店でもして、その時食べたような気がするのだ。なんしろ、塩ラーメンと言ったら、僕はこれしか経験がない気がするのと、味もさっぱりだが、見た目までさっぱりな透き通ったスープが強烈なアイデンティティを主張している(大分異なるかもしれないが、四ツ谷の「こうや」のラーメンが親戚みたいな気がする)。最初からメニューで言う「塩函館拉麺」に決めていたのだが、メニューを眺めていたら「お奨めは塩ラーメンです」と奨められた。実はメニューで一番安いのがこの「塩函館拉麺」¥700で、それを奨めるのはかなり良心的な気がした。まぁそれくらい有名なんであろう。スープがまず他所では見られないスープだ。これ以上ないほどのあっさり系で、多分昆布とかの出し汁の塩味に軽く鶏がらとか、動物系を加えた感じである・・・迂闊に知ったようなことは言えないが。と言うのも、店内に張ってある新聞記事では、「あじさい」は60年の歴史を誇るらしく、現在の店主も若い頃から、スープの灰汁取りばかりやって来たとある。これは思った以上にいろいろ手をかけたスープなのだろう。見かけは他のスープにない透明感で器の中が全て見えてしまう感じなので、誰でもできそうなスープに見える。でも実際は何とも言えないコクというか、クセになりそうな味があり、日に二回食べても飽きが来ないような、あっさり味なのである。コクがあって、あっさりと言うのは矛盾してるのかも知れないが、ボキャ貧だとこんな表現になってしまう。こう言うスープはネギは必須だが、それを重視したような、新鮮な感じのするネギが丁寧に盛られている。ふと思ったのだが、函館は日本が開国した時の3つの外国領事館の一つだ、それが影響してこんな(受け止め方によっては)洋風なスープが生まれたのではないか・・・考えすぎだろうが、そんな気すら起きる、他にはない塩味スープである。そう思うと、60年の歴史もむしろ短かくて、もっと前からスープだけは工夫されていたのでは、そしてどこかでラーメンと結びついたのでは・・・なんて想像が広がって行く。麺は細めで素直な感じの麺で、食べやすい。これとスープを合わせて考えると、何杯食っても飽きない感じだ。少なくとも、ラーメンでよくある現象「後で腹がもたれた」って感じには無縁な感じである。チャーシューも長年の研究なのか、他店とは大分感じが異なる。ラーメンなのに3,4枚もチャーシューが入っているが、かなり薄切りで、眼が悪いとハムに見えてしまうかも知れない感じである。あまり僕好みではないが、これもまた「あっさり」で主張を通してる意味があるのかもしれない。時々ある厚過ぎるチャーシューは確かに、食べるてるとげんなりして来ることがあるからだ。と言うことで、今回は再度「あじさいの塩ラーメン」の独特の美味さを確認した結果になった。またいつか食べる時も、これぞ函館塩ラーメンと思うに違いない。ただ一つ気になったのは、このラーメン地元でも¥700なのだろうか・・・。ちょっと高い気がするのである。張り紙の新聞記事では、「あじさい」の暖簾わけの店で「青龍軒」だか忘れたが、そこが函館では¥430のラーメンを出しているとあった。「あじさい」も¥600ぐらいで楽しませてくれると嬉しいのだが。
Oct 28, 2004
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札幌出張、束の間のランチは「えびす」の味噌ラーメン¥700、何となく東京風「拘り系」仕事が忙しくなって横浜中心から、札幌とか富山も。残念ながら富山の「ます寿司」弁当は書いてるヒマがなかった(先週)。今週は札幌なので、是非書きたいと思ったが、仕事中ネットしたりwするヒマはあるものの、体は自由にならない。そしてランチ時間は殆どなし、みなコンビニとか間に合わせだ・・・こう言うの嫌いだなぁ、何となく損した気がする。それで意を決して別行動、「短時間で食べて帰ってきます」と宣言してビルを出る。しかしここは敵地?勝手がさっぱり解らない。それである決断を・・・札幌なんだから、店がありそうな方向に取り敢えず歩いて、最初のラーメン屋に決める。当るか外れるか、運次第で歩き始めた。そして二つ目の道路ぐらいで、洋風レストランの隣にラーメン屋を発見。どうも開店し間もない感じである。よく見たら宣伝のビラも配っている。そして入り口に「加藤ラーメン」から寄贈の開店記念幕があり、これで「きーめた」となった。開店して10日眼ぐらいで、大盛り、ご飯付き、味玉付きのいずれかがサービスである。メニューを睨んで「うーん、予想より少し高いなぁ・・・」と思いつつ、北海道なんで「味噌ラーメン¥700」にした。このラーメン屋、醤油ラーメン等、基本は¥700であって、上はいろいろある。結構強気な値段設定である。例えば武蔵、青葉でも一番シンプルなのは、同じぐらいだと思う。しかし店員が全員制服姿で鉢巻(でなくてバンダラみたいな感じ、帯?僕はボキャ貧)をして、整った顔の店主が、真剣な眼差しで指揮を取っている。なんとなく武蔵と雰囲気が似てる感じだ。こう言うラーメン屋が最近の東京は多い。僕流に言えば「拘りラーメン屋」だ。自己主張のあるラーメンを売り物にする。スープ、麺、チャーシュー・・・全てに自分流の考えがある店だ。案の定ラーメンが仕上がるのに時間がかった。15分は待たされたように思う。開店したばかりなのも影響してるかもしれないが、一回の作業で6人前分ぐらいのラーメンをきちんと計画した順番、時間で処理して作っているようだ。出て来たラーメン、麺は有名な「加藤ラーメン」なんで、黄色の細めの麺で、見た目も美しく美味そう。トッピングはネギ、メンマ、チャーシュウでこれはよくあるタイプだが、スープを始めにゆっくりとトライ・・・。「うーん、鶏がら系で、野菜がいろいろ煮込まれた感じかな、でもそれにしては、少し鶏独特の味とあっさりさが目立たないなぁ」と思ったが、店を出る時もらったパンフレットによると、むしろ豚骨が主体で、鶏ガラ、アジの煮干、その他海産物、いろいろな野菜のスープらしい。確かに鶏ガラオンリーより僕好みの味で、パンフの情報のみで判断すると青葉なんかと同じような系統な感じがした。まぁやはり「拘りラーメン系」だが、味噌を選んだせいもあって、スープの狙いを十分には味わえなかった感がある。いつも思うのだが、新しい店を味噌ラーメンで試すのはあまりいい作戦ではない。味噌ラーメンは味噌の自己主張が強すぎて、他の味が薄れるのである。今回は更に結構ピリ辛系の味噌ラーメンだったので、坦々麺みたいになり、舌が麻痺した感じであった。多分、味噌でなければ、「拘り系」がはっきり感じられたのではないか・・・ちょっとミスをした感じだ。麺は加藤ラーメンで案の定歯ごたえがあり、腰の強い麺で美味い。東京でも旭川ラーメン系は結構加藤ラーメンが多いが、もう少し太麺が多く、縮れ麺が普通だが、これもパンフで謎が解けた。特注なのである、中細麺を狙ったようである。確かに太麺でかつ腰が強く歯ごたえがあるのは行く過ぎで、もう少し柔らかいか、細ければと思うことがある。その辺を狙ったのかも知れない。ということで、行き当たりばったりにしては、まぁまぁのラーメン・ランチであった。でもお値段が¥700はどうだろう・・・、大通りの交叉点から近いが、少し外れたところで、観光客がうろつく所ではない。かと言って、やみつきになりそうな美味さを今日は感じられなかった。拘り系らしいきめ細かい配慮の美味さは感じたが、ブレークするほどの強烈さはない。札幌の人が幾らラーメン好きでも、このお値段でずっと行けるようには、どうも思えなかったのである。
Oct 27, 2004
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お奨めもあり「満珠園」の「餃子」ランチ¥630をトライ、個性があり楽しめました:横浜中華街第13弾前回の「龍龍」の時に「満珠園」の餃子は欠かせないとコメントがあり、それをサポートする方もいて、善は急げで早速本日トライしました。場所は香港路で龍龍の隣の隣、間は「保昌」でこれまた有名な店らしい。「満珠園」のランチ、他店の表示はA、B、Cとかが多いが、その1,2,3,4と面白い表示、危うくそれとは別の「餃子」ランチを見落とすところだった。なんせ店内に入ると、もうランチのメニューはないし、店外もランチと他のものはごちゃ混ぜで表示なんでうっかり?できない。多分この5種しかランチ・メニューはないと思うが。これまでいろいろな店に行ったが、日本風の焼き餃子定食に出会ったのは、ここだけだ(他にもあるだろうが)。他のメニューで鶏肉のカシューナッツ炒めが気になって(長いこと食べてないなぁ)少し迷ったが、ここは「中華街での焼餃子ライス」の方を選ぶことにした。ランチはメインの焼餃子4個、シュウマイ2個、スープ、漬物、お代わりありのライスであるが、デザートがない代わりにシュウマイも食えるのが嬉しい組合せである。出て来た餃子、普通より大ぶりのものなので、これにシュウマイを合わせると相当な量で、ちょっと心配していた値段から来る量の問題は片付いたw この餃子、皮が変っているのである。少なくとも僕はこのような皮は初めてな気がする。時々自宅でも餃子の具を乗せて、皮を摘みながら曲げて半月状の形を作ることはするが、この餃子、通常は平たい焦げた部分も、皮を摘んだような凹凸が出来ているのだ。例えは悪いが饅頭を網で焼いて縞模様ができたみたいに焼けている。多分僕の周りのスーパーなどでは売ってない、店独自の皮なんであろう。実際に食べても、この皮結構厚みがあり、自己主張が強くて、皮だけでも一つの料理みたいな感じである。僕自身はどちらかと言うと、皮は薄めで野菜一杯のジューシーな具を楽しむタイプだが、これはこれで一つの形なんだろう。その具だが、お肉以外はニラと白菜に加えて結構な量のキクラゲ(だったかな・・・)が入っていて、バライティがあり中々美味しい。これもあまりこれまで食べた餃子の美味しさと違う美味しさな気がした。(白菜はひょっとしたら、違う菜かもしれない、下品に取り出して単体で食べたのだが、白菜とちょっと違う気が・・・僕は後は菜っ葉とかしか言えないボキャ貧、C級舌なんで、情けないです)これに合わせたかのように、シュウマイも少し普通のと違う。餃子の皮が結構自己主張していたが、シュウマイも蒸し方が弱いんではないかと思うような外の皮の感じである。味も片栗粉のような感触が少しあって、普通のシュウマイと違う気がする。でも一口頬ばれば、これはこれで美味しいから、この店流の作り方なんだろう。スープは鮮やかな黄色の玉子と、それに色を添える少量のトマトで、見た目鮮やか、玉子の好きな僕は大満足であった。と言うことで、ちょっと意外な結果であったが、まぁ中華はいろいろな楽しみ方があるもんだと思ったし、実際そろそろ何となく画一的なメニューに飽きつつある僕には、いい刺激になった今回のランチであった。お勘定をしていたら、ここは金さん銀さんが来たお店だそうである。確かにこのお値段でランチを提供するにしては、上品な作りのレストランだ。どのテーブルもフルに真ん丸状態にはなっていないが、中華風に角のないテーブルになっているし、個室用の壁も美しい。更に前々回の日記のコメントにあったように、2階でキムタク主演のドラマが撮影されたらしいが、2階は大広間とかがあるようだ。ところでそうそうさっきの餃子、シュウマイの解説だが、後から気が付いたのは餃子が熱くて火傷しそうな状態でなかったし、シュウマイもそうだった。このお店独特の焼き方、蒸し方なんだろうか。ひょっとして餃子の皮の皺々も火に接する面積を大きくするためなのだろうか。
Oct 26, 2004
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一風変わった「牛筋辛口スープ定食」¥650@伊吹(津の守坂)、僕のFavoriteDishなのです本日は仕事の関係で新宿というか、新宿御苑方面に用事があり、ランチは昔勤めていた曙橋の会社の近くで取った。この辺り5年ぐらい前は四谷三丁目、四谷、曙橋の3点を結ぶ三角地帯で、散々ランチを取ったことがあるので、いろいろなお店を知ってる。しかも荒木町とかの料亭街でもあるので、僕には全然関係ないレベルの超有名店も多いところである。にも係わらず僕が一番行きたいのは、初めから決まっていて「伊吹」と言う店であった。外苑東通りと並行した津の守坂の通りが靖国通りと合わさる寸前辺りである。このお店、夜はただの居酒屋だし、大して人気があるわけではない。曙橋もフジテレビがお台場に移って、最初の頃はまだ関連会社等があって賑わっていたが、金融機関の衰退で銀行は殆どATMに変ってしまうなど、最近は様変わりの感がある。伊吹だって例外ではなく厳しいはずだが、今日も昼飯は混んでいたし、今も夜は行ってみたい店の一つなのだ。この店、第一の特徴は「奄美大島」の「高倉」だったか黒糖のお酒で、南国らしくつまみなども、鶏などがかなり変った形で料理されて来る。あのビワみたいに鮮やかな橙色の結構大きな真ん丸の玉は、鶏のどこの肝だか知らないが、ちょっとタイ料理とかと通じるような、エキゾチックな感じのする家庭料理型のメニューが多い。第二の特長はシェフが密かにタイ料理に惚れていて、メニューに必ずタイ料理っぽい品があるのである。ある時そのことを聞いてみたが、この方、普段から謙虚だし、シャイな感じの人で、「いえ、ちょっと研究してるだけです」と答えが。でも時々食べる生春巻きなんぞ、生半かの腕ではない。そんなところが僕が気に入っている理由だ。前置きが長くなったが、ランチメニューは¥600~¥900ぐらいなのであるが、一見洋食屋みたいなメニューである。例えば「豚生姜焼き定食」「チキンカツ&スープ」とか・・・でも「豚角煮・・・」とかなると奄美大島を感じるし、大抵は一、二品タイ料理っぽいメニューが入っている。そこで定番の大人気なのが、「牛筋辛口スープ」なのである。実は「辛口」を「タイ風」と読み替えると、シェフの意気込みを感じる。また「牛筋」は僕のような関東者には、昔は「気持ち悪い」ぐらいの存在であったので、本場は大阪かどうか知らないが、いずれにしても「西の方の日本」を感じてしまう。というわけで、僕にはこの「牛筋辛口スープ」はなんとなく「奄美風牛筋煮込みのタイ風スープ」なのだ。そんな訳で、僕にはぐっとエキゾチックで最初は抵抗を感じたのだが、何度か食べるうちにやみつきになってしまった一品なのである。ここはランチは味噌汁、海苔、お新香一品、大盛りライス+メインの形なのだが、先ほどのスープは大人気なので、これを半分¥200で追加する通称「XXXXとハーフ」の注文が多い。僕の場合はハーフでなくてフルである。なにしろフルはスープがご飯と同じサイズの丼で来るので、相当の量なのだ。これで大盛りご飯を食べれば、普通は満腹である。まぁいずれにしてもハーフも存在するほどの人気なのだ。牛筋スープだが、ネギと冬瓜でシンプルにしあげ、他は全てよく煮込んだ牛筋とそのスープなので、牛筋の量は生半かではない。これが熱々状態で、超(まではいかないか)辛口で来るので、体がポカポカになる。冬などはカイロ代わりに、牛筋スープ定食であった。食べてる間に真冬でも汗が出てくる。あっそうそう、最初少量づつたべないと火傷必至である。僕も久しぶりなんで、今日は口の上側の皮が後でペラペラはがれてしまった。肝心の味を書くの忘れているが、これが僕にとても合っているのだ。以前シェフの方に聞いた話では、牛筋独特の臭みをとる処理をしているとのことだ。この処理をした牛筋をお土産型でも買えるようだ。それはさておき、この処理後の牛筋に塩味をつけて基本的に辛いスープにしてあるのだが、更に香辛料で別のhotな辛味を加えていて、このバランスが絶妙なのである。中華街の「順海閣」でも気がついたが、こう言う美味いスープは冬瓜がいいなぁ。スープダイレクトと染み込んだスープを冬瓜で食べる二種の味わい方ができる。あと気が付いたのは、牛筋といいながらも、その辺で売ってる牛筋は本当の牛筋部分のみな気がするが、このスープには筋近辺の肉もプラス・アルファで入っているような感じである。この肉は細かく枝状に切れているので、筋っぽいはずだが、よく煮込まれていて、実に無理せず、柔らかく、美味く食べられるのだ。まぁかなりの人がハーフを追加で頼む一品だから、顧客の保証付きの名料理だろう。ところでさっきも書いたように、牛筋は関東ではあまり食べないので、大阪とかではどんな感じで食べているか、僕には全然実感がない。「伊吹」の牛筋、僕に合うと言ったが、実は最近僕は結構牛筋を自宅でも食べる。そうすると「伊吹」のような処理をしてないからか、かなり強いクセのある味、匂いがある。しかしこれに慣れたいま、「伊吹ももっと処理を軽くして出せばよいのに」とか勝手なことを考えるまでになっている。大阪辺りでは、どんな味がするんだろう。
Oct 25, 2004
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龍龍(ロンロン)さん、中々工夫されてます、食べてよかった「海老と茄子のチリソース」定食¥600だんだん、横浜も最後に近づいている。どうせ高級店には行く気がないので、安いランチは余裕を持って決める自信みたいなものが出て来た。それで今日もテーマを決めた。それはエビチリを\500近辺で食べることである。エビチリって例えば僕が普通に行く中華レストランでは、どこでも¥1000以上する。例えば結構名の通ったお店で、例えば\800ぐらいのメニューがいろいろあって喜んでしまうことがある。でもそんな場合でもエビチリが¥1000以下と言うことはまずない。少し量を減らしてそういうメニューを作ればとか思うのだが。そう言えば、「台南坦々麺」というとこは¥700ぐらいでエビチリが食べられたと思うが、それぐらいだ、例外は。それはさておき、このところ中華街を歩いていて、時々エビチリも入って¥700ぐらいのメニューは時々見かけていた。でも思うに、どうせがっくり来るようなみすぼらしいエビチリで、結果として反省になると最初から覚悟していた。それでもしばらく歩きまわり探して、香港路に「龍龍」(ロンロン)の「海老と茄子のチリソース」¥600(定食なんでスープ、ザーサイ、杏仁豆腐がつきご飯お代わり自由である)を見つけた。ともかく後悔しないことに決めて入店。このお店、名前を始めて聞いたというか、僕は始めてである。隣に「謝謝」(シェーシェー?)があって、ここはランチが¥500であり、結構以前から名前は憶えていた。龍龍と謝謝が隣り合わせで¥600と¥500のランチというのも作ったみたいな話で面白い。出て来た「海老と茄子のチリソース」、やはりそんなに甘くはないのだ、名前の通り辛口の結果である。海老はたった5尾で、先日の「順海閣」で15尾入っていたのに比べると1/3ではないか・・・割高、これは海老 茄子 チリソース って感じなのだ。しかし安いんだから後悔しないと決めていたんで、あまりがっくりはせずに食べ始めた。メインのエビチリはそれなりに美味しくて、海老が少ないことを除けば文句ない。茄子の大好きな僕は茄子独特の脂っぽいような味とチリソースの合わせ味も楽しませてもらった。ご飯もチリソースだと先日も書いたように美味い、どんどん食べてしまう。そして感心したのはザーサイ、これまでは画一的なものが多くて飽きて来そうだったが、今回は梅ザーサイなのだ。これが美味い、梅の酸っぱい味が感じられるザーサイ、不覚にも僕は始めての経験・・・他の店でもチョイスさせてくれないかなぁ。本当に僕好みだ。そしてスープもいい。鶏がらスープ系だと思うが、極めてあっさりした味で、具は超細切りのネギ、豆腐に筍なのだ。これが絶妙、特に筍がスープにとても合う。これまで、スープもどちらかというとパターンが決まっていたが、ここは独自の感じが強い。そして杏仁豆腐、これがいつもと、ちと違う。これは以前からそう思いながら、全然調べていないのだが杏仁豆腐って、二種類あるような気がするのだ。簡単に言うと規格品みたいのと自家製みたいな感じである。ヨーグルトじゃないが、どこでも売ってるのと、自家製である。なんでこんなこと書いたかと言うと、東京のあちこちに「香港飯店」と言うチェーン店がありデザートは杏仁豆腐、それから赤坂見附の「茂助」と言うラーメン屋はデザートがあって杏仁豆腐なのだ。この二店の杏仁豆腐はサイズが揃ってない。手で切ったように、斜め切りで、サイズが様々、大きいのは5cmとかあると思う。そのサイズのせいか、小さく直方体型に切った杏仁豆腐はどちらかと言うとプリプリして寒天タイプだが、不揃い型の方は柔らかく、色彩も透明感があり、味もなんとなく違う気がする。今日のランチの杏仁豆腐もこの不揃いタイプなのだ。と言うことで、エビチリそのものは大したことないに決まってると思ってたのだが、スープ、梅ザーサイ、杏仁豆腐のお陰で、何時もと違った味わいを経験できたのである。¥600も安いが、他店にない経験をさせてくれるこのお店、大変気に入った。例によって夜のメニューも眺めてみたが、やはりそれなりにちゃんとした店らしく、ランチは特別サービス型のように感じた。余計なことだが、店の入り口の色紙、香取慎吾と吉永小百合(他は忘れたが、有名人)と何ともアンバランスな感じで面白かった。P.S. 杏仁豆腐のこと、舌がC級の僕なんで、さっぱり解らないのですが、「それはこう言うことですよ」ってご説明願えると幸いです。
Oct 22, 2004
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海員閣、何にしようか・・・豚ばら飯¥850、うーん、リッチ過ぎるが美味いw今日で横浜中華街も11回目となったが、そろそろ終わりも近づいている。それで一度は行っとくべき海員閣にした。ここは昔から行列の代表みたいなところで、僕もこれまで何回も諦めている。それでも10年前ぐらいに一回行ってるが、人間の記憶はいい加減で全然これと言った記憶がないのである。ただ長蛇列にしては大したことがないと言う印象だけである。今日だってどうなるか解らない。もし10人とか並んでいたら、またの機会にと思ってやって来た。実は僕が横浜に行くようになってから、台風だのなんだので、半分は雨、今日もだ、本当にしつこい。しかしこれが幸いしたか、運良く待ちはなしであった。ラッキー。ところで何を注文しようか、シューマイが美味いらしいことと、牛バラか豚バラか忘れたが、その辺りが他店にはない特徴だとか、その程度の情報は掴んでいたのだが・・・。このお店はっきり言って汚らしい感じで普通なら入る気がしない。その点、10年前も同じであった。しかも店の外にメニューがないのである。まぁ固定メニューで「今日のランチ」なんてことしない自信があるのだろう。取り敢えず、牛バラ飯¥900と、豚バラ飯¥850、牛バラ麺¥800、豚バラ麺¥750に辿り着いた。このお店、以前も愛想が悪かった気がしたが、最近図々しくなった僕は、忙しく動く店員(と言っても家族みたいなラフな格好の老年の女性3人+α)に、メニューの内容を聞いてみた。そしたら、意外と親切だし、愛想もいいのである。人は見かけに拠らぬ物、店も見かけに拠らぬ物である。「牛と豚でどっちが人気ありますか?」「人により違いますけど、牛の方は香草とか入って味に工夫がしてあります、豚はちょっと脂っぽ過ぎるとこもありますが、美味しく煮込んでありますよ・・・」なんとなく雰囲気は豚なのだ(その後の実際の注文も豚バラの方がリードしてたが、いい勝負)。更に突っ込んで「えぇー!麺の方が安いんですか?ただの飯なのに高いの?」とわざとビックリして聞くと「麺の方が100円安いんですよ、その代わりご飯ならお肉たっぷりです」と来た。あっと、言い忘れたが、海員閣超人気なので、一人の僕は当然相席である。同じテーブルの真ん前には、先日とは違って面と向かって女性が二人である。でも高校生って感じで、何しろ先日の超美人が頭にあるので、全然女性の意識がなかった。彼女らは僕と店員の遣り取りを見ていて、思わず笑ったりしてるのである。というのは結局僕は「豚バラご飯」を選択、「私たちも同じなんですよ」ってことになった。しかし反省を先に言うと、豚バラ肉の量はもう若くないんだから減らせばよかった・・・つまり麺にしとけばよかったのである。そして待つこと20分以上である、海員閣は行列ができるはずである。ネック工程がはっきりしているのだ。よく言えばシェフがきっと他の人が料理をするのを許さないのである。品質には責任を持つというヤツである。話は変わるが赤坂見附に「天茂」という天婦羅屋があって、ここは夜はちゃんとした割烹並みの店だが、昼の時間帯「掻揚丼」一品のみやってくれるので有名だ。このお店11:30までに列ができて、一斉に店に入るが座る席順が決まっている。25人ぐらいが座れると思うが、その他は行列である。そして店主は黙々と一人前づつ揚げて行くのだ。この間殆ど前処理したものはないんで、料理にかかる時間は物凄い。眺めていると食べてる人は一人か二人である。その状態が1:30ぐらいまで続く。途中で諦めてオフィスに戻る人も多い。話がそれたが、海員閣もこの点かなり上級wである。やっと出て来た「豚バラご飯」やはり美味い。全体としては丼でそこに大きな豚バラ煮込みが10枚弱、その他はチンゲン菜かな、野菜が一種だけで、それらが独特の色合い(茶色だが)のあんかけ(スープとの中間ぐらいの感じで、あんかけというほどネタネタしてない)に包まれているのである。僕は豚バラの状態もいろいろ見たかったので、下品に掻き混ぜ、おじや状態にして食べたが、全体の味のバランスはなかなかなものであった。うーん、ちょっと違うが、最初に書いた台湾家庭料理の「秀美園」の丼を思い出した。あれは角煮の豚だが、全体の感じがとても煮ている。オリジナルは家庭料理かもしれない。肝腎の豚バラだが、よーく煮込んであり柔らかくてとろけるような美味さである。表面だけ焼いてあって少し固いだけで、後は本当に柔らかく美味い。最近ラーメン屋のチャーシューがだんだん柔らかくなってるが、美味さならこっちの方がいいなぁ。煮込み方が違うようだ。ただやはり豚独特の脂の固まりに行き当たると、ちょっと不健康って感じはある。ということで最終的な結論だが、肉の量は凄い!そして美味いんで¥850は安い!butこれは僕より若向きだなぁ。僕は豚バラ麺¥750にすべきだった。相席の一人も言っていた、「クセになりそうだけど、こんなことしてたら太る・・・」、他の会話と合わすと、どうも彼女らは高校は卒業してるようだ。
Oct 19, 2004
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アメ横ガード下「昇竜」の「ジャンボ餃子ライス」¥600、隣は有名な「大統領」、共に庶民的今日はちょっと上野方面に所用ができた。これを幸いに昔よく行った「昇竜」のジャンボ餃子を食べることにした。以前はかなり頻繁にビールと餃子を楽しんだものだが、上野方面はとんと縁がなくなった。場所は上野方面からアメヤ横丁に入って、道が二股に分かれる寸前を山手線のガード下の方に左折したところである。この「昇竜」の隣は焼鳥というかモツ焼の「大統領」である。どちらも店と言っても屋台に近いような店だ(ただし昇竜はリニューアルしてカウンターが素晴らしく上品になっていた・・・似合わないねぇ)。昇竜はカウンターで8席ぐらいのお店で、中華はなんでも揃っているが、大半の人はメインかサイドかは別として、名物のジャンボ餃子を食べている。このジャンボ餃子は4つで¥450で、大きさにして幅と厚みは通常の餃子の5割増はある。長さは2割増ぐらいなので、以前書いた「天龍」の餃子が全て1.5倍に拡大したようなのに比べて、太っちょって感じである。まぁ天龍の餃子まで行かないが、それでも重量にして普通の餃子の2.5倍はあると思うので、普通サイズ10個相当以上と思えばいい。これにライス・・・正に若かりし頃の充実メニューだ。ジャンボ餃子はなんと言ってもその「大きいのを思い切り食う」と言う一種の醍醐味であって、量的にトータルで同じだけの餃子を食うのとは全く違った満足感があるのだ。反対も言えて、「亀戸餃子」が有名だが、あれは5皿ぐらいは平らげられそうだ。最近はこの傾向がむしろ人気で、女性向のミニ餃子で、ニンニク抜きオプションとかをよく耳にする。ところで今日「昇竜」に行って、なんと僕がよく知ってるジャンボ餃子は、「登龍」「天龍」「昇竜」と全て龍なことに気が付いた。でかいと龍の発想かどうかは知らないが・・・ちなみにこの順で高級と言うか、値段、店の作り等が違っているのが面白い。肝腎の味だが、まぁジャンボはそれ独特の醍醐味が主で、やはり味の確保は難しいのではないかな。この昇竜のは、野菜は白菜中心で、肉より野菜味が目立つタイプだが、キャベツに比べると甘いジューシーさが欠ける気がする。しかしそんな欠点もなんのその、火傷しそうな熱々の野菜が口の中にたくさん入って来たら、大慌てで口を動かしわっ、わっ、わっと言いながら食べるような感じが堪らない。まぁそんなところで味は満点とはいえないが、ジャンボの醍醐味+¥600のリーズナブルな価格で納得と言うところかなぁ。ちなみに混んでることが多い人気のお店である。餃子の話はこれで終わりとして、隣の「大統領」は「昇竜」以上の人気と知名度だ。昼間からモツ焼食べながらの酔っ払いの集団である。これまでの経験では何時行ってもそれなりに満員である。例えば午後3時、4時とかの中途半端な時間でも賑わってる。夜とはお互い椅子を詰めたり、道路にはみ出したりしてまで飲んでるが、昼は若干スペースに余裕があるだけで、空いてる感じは全くない。これは昔からである、今度ブッシュ(ケリー?)が来たら、権八でなく、文字通り「大統領」はどうだろう・・・「よっ!大統領!」なんていいなぁ。P.S. これまで上野は僕の日記には出て来ませんが、今日改めてC級と言えば、少なくともお値段では上野は注目しなきゃと思った。やはり一言で言って庶民的である。「大統領」の雰囲気は新宿思い出横丁の一番流行ってる焼鳥屋(名前忘れた)に勝るとも劣らない庶民感覚である・・・でも昼からあんなヨッパでどうなっちゃうんだろう。
Oct 18, 2004
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中華街第10弾なのだが「特製Asianカレー」¥500となりました、何料理か?@龍月食房今日は馬さんのお店の時と同じ状態になってしまった。時間があまりない。石川町側からのアプローチである。地理感の無い方のために補足すると、僕の横浜へのアプローチは2種類あって、渋谷から東横線、そのまま地下鉄の「みなとみらい線」となる場合が大半なのだが、時々東京駅からJRで一本で根岸線石川町になるのだ。これによってチャイナタウンの入り口が異なるんで、時間が無い時は入り口近辺で済まさざるを得ないのだ。前置きが長くなったが、そういうわけで、本当の中華街に入る寸前に20軒ぐらいあるお店の一つにした。¥500と¥600のランチが4種づつと、C級ランチには持って来いと思われる「龍月食房」(なんか格好いい名前だし)を選んだ。¥500はチャーハン、ナシゴレン、バジル炒めご飯、特製Asianカレー、¥600はオムレツカレー、フォー、ミーゴレン、蒸鶏とたっぷり・・・とある。フォーでこの店が中華じゃなくてベトナム料理ではないかと気が付いた。よっぽど、隣にでも移ろうと思ったのだが、中華街今日で3日連続である。時間もない。カレーも長いこと食ってない。中華街で食うのが目的であって、美味けりゃ中華料理に拘るこたぁないと思い、「特製Asianカレーにすることにした。ちなみに後悔するといけないんで、店員に¥500メニューの内容を聞いてみた。チャーハンは普通のチャーハンです(=中華の意味か)、ナシゴレンはチャーハンの一種です(実はインドネシア?のチャーハン)、と何とも締まりのない説明で後は聞くのを止めた。だが、どうも次のバジル炒めご飯とナシゴレンは、先日ワンタイで食べたと同じ炒め混ぜご飯系みたいなので、カレーの選択でOKとした。前金なのにはビックリ、食券ならともかくとして・・・パブにでも来た感じだ。出て来た特製Asianカレー、基本はチキンカレーでかなり細かく鶏肉を切ってある。僕はどちらかと言うと、鶏がら付きぐらいの方がAsianて感じがするのだが、意外と上品。味も東南アジア型の辛口系であることを除けば大して特徴はない。野菜もニンジンが確認できるぐらいで、後は極めて細かくすり潰したようなカレーで、具は細かい鶏肉だけみたいに思えちゃうのだ。食べ終わる頃ハタと気が付いた、これは我が家のカレーと全く同じ系統ではないか。我が家もチキンの回数が多いし、子供の野菜の好き嫌いを考えて殆どの野菜を(ミキサーにはかけないが)微塵切りにして食べる。どちらかというと甘口のことを除けば、我が家のカレーがそのまま使えるw いやぁ「特製でAsian」のカレーだって言うから、何かサプライズを期待していたが、我が家と同じか・・・。まぁでも¥500だし、不味いわけでなく、僕はむしろ我が家のカレーはかなり美味しいと思ってるので、不満はないのだが・・・って感じである。ここ¥500だが、サービスで「アイスコーヒー」がついて来て、これはちゃんとしたwものである。あとデザートとまで言えないが、おまけで外見が八つ橋みたいなタイプのクッキーがついてて、中におみくじが入ってるやつが付く。ちなみに中吉であった。このお店も大外れではないかwこれからは全くランチと関係ない話である。このお店、スペースの関係で入って右側と左側で椅子の向きが異なる。僕は左に入ったんで正面は右側の席で、店の奥は視界に入らない。逆に右に入った人は奥の方向を正面に見れるが、店の左サイドは見難い構造だ。僕が食べ始めた頃、僕の正面の席に女性が二人来た。いま説明したように、僕からは彼女らが正面に見えるが、彼女らは僕の方向を見ることはたまにしかない。そしてラッキーなことに、この二人、超美人なのである。食事中美人を眺めながら食するのは得した気分である。特製Asianとはこのことだったのかwついでながら、更にしつこく想像したことを書いておくと、この二人は会話は聞こえないが、お水の世界のじゃないかと思えた。タバコの吸い方とか・・・それとわざわざ中華街に行かないで、こんな場末?の店でこんな綺麗な人が二人も話してるのはおかしいw これからお店に出ますと行ったけばい姿ではなかったが、後でちょっと追加でw化ければ立派に石川町から横浜のクラブに行きそうな雰囲気だった。以上いまいち¥500でも満足できなかった僕の腹いせ談義である。
Oct 15, 2004
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中華街、思い切り安そうなのを選んでみました。「金福楼」イカチリソース・ランチ¥580、goodです。中華街も、もう第9弾だ。今日は初めて連続2日横浜と言うことなった。これまでの経験で大体中華街にはどんな店があるのかとか、値段がどれくらいなのかとか、解るようになって来た。それで今日は、品質的には多分あるレベルを越えてるだろうと思われる店で、かなり安そうなのを選んでみた。行き先は「金福楼」と言う店で、行ってみると解るが、店先に「峰竜太の番組で2位」とか「小宮悦子の番組で取り上げられた」とか、よく意味が解らないが「香港の観光ツアガイドで唯一取り上げられた店」(多分香港の人が横浜に行った時に推奨される店の一覧?)とか、あまり僕の好きでないタイプの広告が表に貼り付けてある。今日はたまたま電車の接続がよくて、11:30前に中華街へ。殆どの店が「準備中」である。どういうわけか列を作ってる店もない。中華街のランチも中々厳しい状態のようだ。みんな!頑張れ!って感じだ。その中で超有名なおかゆの店「謝甜記」はオープンしていて、結構客が居る。ここで、待たされないのは珍しいから、よっぽどこっちに入ろうかと思ったが、お粥は他にも行きたいところがあるし、今後の楽しみに取って置くことにした。「金福楼」も待ち行列はないものの、11:30ですぐ、全席が埋まった。みな近くの「関帝廟」辺りで時間を潰していたようだ。ランチは A.大根と牛肉の煮込み B.鶏唐揚げ・・・ C.イカチリソース D.マーボ豆腐 でそれもスープ、ザーサイ、ライスお代わり自由(ご丁寧に「あきたこまち」と書いてある)で¥580である。最初はAランチに引かれた。何とも美味そうなメニューの響き・・・どうも僕は煮込みに弱いなぁ(実際、後で脇で食べてる人のを見たが、うまそう!じっくり煮込まれて、おでんの牛筋と大根を思い出した、どうも意地汚いなぁ)。マーボ豆腐も引かれたが、これはいずれまた別の場所で食べる機会が多いだろうと思い、Cのイカチリソースに決定である。香港で推薦云々の割りには四川料理的な辛いのが多い・・・まぁそれは後で聞くとして、取り敢えず味わうことにした。メインのイカチリソース中々美味い。人によってはもっとコリコリしたような噛み切れないぐらい自己主張するイカの方がいいのかもしれないが、ここのイカは比較的柔らかく、最近歯を放ってある僕には向いている。かといって不味いわけでなく、イカの甘味?みたいな新鮮な味がちゃんと伝わって来る。イカにはかなり丁寧にクロスの切れ目をいれてあるので、チリソースが染み渡って、丁度いい味じゃないかなと思った。先日の「順海楼」ではメインは芝エビ+玉子炒めで、物凄い量だったんで、出来上がったメインを運んで来る時、黄色とピンクが混じって、こんもりと山ができてるのを、遠くからも確認できたのが印象的だったが、ここのイカチリも色では赤+白の鮮やかさで負けはしないがw量は大分少ない(といっても平均的)。これを補うのが、あきたこまちのお代わり自由のご飯であった。お代わりはしなかったが、相当の量で、イカチリの余ったチリソースとザーサイでご飯を食べてると、日本風の漬物や佃煮でご飯を楽しんでいる感じであった。スープとザーサイ、両方とも見栄えがよく、美味しそう。スープはとろみのあるコーンスープのような、よくあるタイプである。中華のコースでよく最初にサーブされる、あのタイプである。コーン味がする気がしたが、実際には何だろう?ザーサイも見た目よく、ご飯に合う。でもふと思ったのは、この二つ、どうもどこに行っても同じ感じである。C級舌の僕には、どれも美味いが均一的・・・まるでどこかで共同で作ってる感じだ、金福楼に限らずであるが。¥580だから止むを得ないかなぁ。そんな訳で、先に書いた馬さんのお店とかより安定感があり、満足感があるサービス・ランチって感じである。実際、メニューを眺めていたが、夜の部は相当のお店である感じを受けた。この¥580、中華街として特に安くて、それなりの美味さか?・・・うーん、「このレベルの店がたくさんありそうだ」と言うのが結論である。¥630の店が多くて、どこもそれなりに揃った定食型のランチである。金福楼は¥50安いよ!を強調してるのかもしれないが、他店ではデザートで杏仁豆腐が付きそうなので、まぁ差し引きは同じレベルではないかなぁ。ただ言えるのは、夜のメニューなどからして、フレンチとかでよくある昼の特別サービス型ランチと僕には思えた。美味かったし、やはりお得なんである。最後に勘定をしながら「ここは広東料理なんですか?」と疑問をぶつけてみた。「ベースは広東料理でございます」・・・うふふ、何とも上手なお答えである。そりゃそうさ、横浜中華街の歴史からすれば、横浜風広東料理も生まれし、ポジティブな姿勢のシェフが入ってれば、思い切り変えたかもしれない。だから伝統のあるところは面白いのだ。
Oct 14, 2004
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行列が出来るのが解った気がします:順海閣で芝エビと玉子炒め定食¥750を楽しみました横浜中華街第8弾にもなりました。もっともランチとしては第6弾です。今日は13時半ぐらいになってしまったこともあって、いつもは行列で入れない店にた。これまでの経験で一番行列が出来る「順海閣」にしてみた。言ってみると特に行列なんて出来てない。やはり時間帯で全然違うのだ。ふと思ったんですが、中華街も大変だなぁ、値段も上げようが無いなぁと。人は多いんです。でも大半がグループの観光客や修学旅行です。ある時間帯に昼飯を済ませば、あとは単なる観光客・・・ひょっとしたらお土産屋さんの方が割がいいのではないかと思うぐらいだ。ランチメニューは¥650が白身魚のチリソース炒め、レバニラ炒めの2種、¥750が芝エビと玉子の炒め、豚のスペアリブ・・・忘れたあまり好きでないので・・・の2種、それに特別ランチ¥900がチャーハン+エビワンタン。困ってしまった。先日のエビワンタンで¥900ランチは魅力的に響く、でもC級らしくないなぁ、一番上を選ぶのは。C級ならこれも大好きなレバニラ、でも学生時代の日本流中華料理を連想してしまう。それで結局、芝エビと玉子炒め定食を選択。香港などのあの美味しいエビに比べると、ここはどうかなと心配しつつである。出て来た定食、メイン+ライス+スープ+漬物+デザートである。まずビックリしたのは、メインの芝エビと玉子の量の多いことであった。プリプリした大き目(かな?)の芝エビが、意地汚く数えたら15尾も、そして玉子の量もそれに負けないように多いのである。味の方もさっき心配したように、若干本場のエビの味より薄い味な気がしたが、玉子も含めて満足の行く美味さである。次に感心したのは、スープのあっさり系の味が何とも言えないのである。このスープ、ライスと同じ丼型の容器で量的には相当なものである。中身はコンブ(ワカメみたいな薄い感じのコンブ)+冬瓜なのだが、あっさりスープが冬瓜にうまく吸い込まれ、スープ単独と固体化したスープをしゃぶるような(うーん、あまりいい表現でないなぁw)感じの二通りの楽しみ方をできるのである。僕はこれまで冬瓜を馬鹿にしていた。でもこんな感じで食べると生きてくると思ったのである。このメインの芝エビと玉子の量、スープの量が多いせいで、本当にお腹一杯である。味も平均的なレベルより随分高い気がした。値段も含めて満足感レベルが高い。一番人気の店であるのが解る気がしたものである。そして嬉しいことに、デザートは2種から選べるのだ。杏仁豆腐かコーヒーw・・・変な選択だが、妙に嬉しい。でも結局w杏仁豆腐を選んで最後の仕上げである。このお店その他のことも素晴らしい。例えば since 1945 である、メニューの隅に小さい字でさりげなく書いてある。もう来年は60周年ですと、お勘定の時に嬉しそうに話してくれた。終戦と同時に在日の中国人の方が始めたのだろうか・・・そういえば、メニューにエピソードが書いてあって「シウマイの始まりは当店にあり」のような内容である。あの崎陽軒のシウマイ(シューマイ、シュウマイじゃない・・・)は、崎陽軒から依頼があって、このお店で考案したとかである。このお店古くからあるせいか、レストランの内装等の設計も余裕がある。綺麗にワックスがけされた床とそこの傷が歴史を語るし、商談をしてもおかしくないほど、限りなく個室化されたような十分なスペース取りである。しかも周囲にまだ順海閣と書いた建物があるし、きっと昔からの財産なんでコスト的にもやっていけるのだろう。実は前回このお店に来たのは10年ほど前で、しかも道路を隔てて反対側の「海員閣」が目当てだったのだが、凄い行列で諦め、スカスカの順海閣に来たのだった。勝手なものでその時は立派なレストランだが、流行ってなくて潰れるのではないかとか思っていた。でも老舗の強みかいまや一番人気的存在でただ拍手である。おまけだが、ここも広東料理、メニューを見ていたが、一人でなければ、点心もぐっと楽しめそうな品揃い、値段である。一皿¥500台のものが多い。フカヒレスープ一人前¥3500ぐらいはどう評価すればいいのかな・・・P.S. C級の僕が行くようなお店はコスト削減型なんで、例えば食事が終了して口の周りを拭こうとしても、自分のハンカチしか使えないことが暫しである。ところがこのお店ちゃんと、ペイパーがあるだけでなく、お店の名前、絵柄がちゃんと入っていて高級レストランの風格がある。これも長年いい場所に広い土地を持ってやって来た一種の余裕なのかもしれない。
Oct 13, 2004
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物凄い人気です、ワンタイ、久しぶりに行きました、豚挽肉の辛口炒め¥770、やはり美味いワンタイは前回焼きそばを書いた。その時も書いたが、「またすぐにでも来たい」と。でも混んでるのだ、何時来ても行列、行列。今日は先日の「中華料理でハムエッグはおかしい」にいろいろコメントがあって、その中に「半熟玉子をご飯にまぶして・・・」って書かれてるとこで、「今日はワンタイの混ぜご飯?」と決めたのである。でも13時丁度ぐらいに出かけたのに、まだ行列である。凄い人気だ、11:45には完全に並んでいるから、1時間は行列があることになる。たまたま銀行振込の用事があって、先にそれを済ませに行くことにした。その後はスムーズに入れたが、食べたいものが見つからない。ここは入り口にメニューがあって、そんな複雑じゃない。1.日替わりランチ(ライス+当日のメイン型)2.チャーハン3.焼きそば4.カレー(3種から選ぶ)5.コンビネーション(日替わりランチ相当のメインを2個追加できる)と至って簡単。もちろん、どれにもスープ、サラダ、デザートが付くのである。でもあれれぇー、僕の食べたい目玉焼きが載った混ぜご飯みたいのは?いつも一番人気みたいに、いろいろな人が食べてるのに・・・。丁度来たマスターに(だと思う、風格からして)聞いたら、日替わりランチは2週間ぐらいで繰り返すようにメニューではなっているが、僕の食べたいのは毎日でもOKとのこと。つまり僕の食べたいのは例外的に「日変らずランチ」なのだそうである。道理でこれまでも食べてる人が多いはずだ、納得である・・・が、変なシステムだなぁ、それなら最初から固定メニューにしておけばよいのに。文句はさておいてこのメニュー正式には「豚挽肉辛口炒め・丼スタイル・ランチ」であり、野菜スープと少量のサラダとデザート付きである。メインは丼スタイルの名前のように、ご飯の上に豚挽肉炒めがかけてあり、更に半熟目玉焼きがトッピングされている。人それぞれ好みがあるが、多かれ少なかれこれを掻き混ぜて食べる。人によっては半熟の黄身を特別扱いにして、一部のみ玉子の黄身の濃い味で食し、変化を楽しんでるようだ。特徴的なのは、豚挽肉は結構粗い挽き方で、粒々が大小様々なのだが、平均的には大きいのである。食する時は、この大きさで結構よく噛む感じが出て、早食いをしがちな僕にはgoodである。この豚挽きは若干の野菜や香辛料と一緒に炒められているのだが、タイ料理によくある甘辛味でなくて、本当の辛口である。掻き混ぜると玉子がこの辛味とバランスして、とても美味しさを増してるように思った。やはり人気メニューであるだけあって美味いなぁ。デザートの果物、ライチだか、マンゴスチンだか、ランブータンであるか、C級の僕には解らなくなった。マンゴスチンの気がしたが、それにしては味がちょっと単調な気もしたんで、マスターに聞いたらランブータンとのこと。昔香港で観光旅行をして、よく憶えていないのだが、映画「慕情」の舞台の場所の近辺に行った。その時、ランブータンの木があって、その近くで売ってるのを入手して、ホテルに帰ってからお腹一杯食べた思い出がある。現地での取立てはまた格別の味だったと記憶してるが、今となっては思い出せない。この店、更に特筆すべきことがある。12:30以降だか忘れたが、ランチの遅い時間帯に行くと、コーヒーがただで付くのだ。そのせいで13時を過ぎても並んでいたのかもしれないが、以上のメニュー¥770はやはり東京では格別安い気がする。あまり大した味じゃないタイ料理ならいざ知らず、確かに美味いと思うので、買いだと思う。ワンタイは京橋の交叉点から日本橋方面に歩き最初の角を右に入ったところにある。P.S. ワンタイはタイ料理です。前回焼きそばを書いたのが頭にあったのと、その時すぐまた来て次の料理を書くと書きました。でもいつも行列で諦めてました。そんな経緯もあって、タイ料理だと言うのをうっかりしてました。
Oct 12, 2004
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仕事抜きのランチがいいなぁ、仕事の話もするディナーは台無しです、萬珍楼@国慶節の日これもランチの話ではないけど、関係してる話である。さっき書いたばかりの双十節で思い出したんで、それも交えて、続きのような、そうでないような話である。10月1日に横浜中華街の「接延」を書いた。そしてその最後に、ハプニングで夜は「萬珍楼」に繰り出すことになったと書いた。ちょっとその辺りを軽く書いておこうと思ったのと、当日は丁度「国慶節」で天気が冴えないとは言え、夜の中華街でお祭りを見たからである。その日仕事が一段落したとこで「それがさん、今日の飲み会どうします?」と一番若手から聞かれた。(・・・むむむ、どうしますかって、何も事前に話が無かったではないか・・・)「どんなメンバーなの?」と切り返したら、かなり上の方まで出るらしい、僕自身はサラリーマンと書いてあるが、「サラリーマンは気楽なもの・・・」ではないのである。事実上サラリーマン的な活動パターンをしてるだけで、実は個人事業主なのだ。(・・・ここは出とかないと、付き合いが悪いことにされるなぁ・・・)「今日は特に予定はないから、出ますよ」で何となく出ることに。しかし場所が萬珍楼と聞いてビックリ、実際行ってみたら、中華街でも有数の大手?って感じのお店である。参加したのは「自己責任」だから、結果として超高級な食事を自腹で食べたことになる。そんな後悔みたいなものを感じながら中華街に向かったのである。当日の日記に書いたように雨であったが、お祭りをやっている・・・あぁ、そう言えば「国慶節」ってポスターがあちこちにあったなぁと思いながら、しばしお祭りを眺めた。宴会が始まっていろいろなビールをまず楽しんだ(実はそれほど楽しんでない)。いろいろと言うのはキリン、asahiとかが、中国風にラベルとかが化けているのである。そしてその後は、出て来る美味い料理を平らげながら、紹興酒をいやというほど飲んだ。しかしこんな場所でも仕事の話は続くし、紹興酒で無理矢理酔わされながらも、発言にも気をつけたりしながらで、料理を楽しんだと言う気がしないのであった。萬珍楼は広東料理だと思うが、憶えているのはフカヒレスープが美味かったこと、広東料理だけにアワビが美味くて量も多かったこと、後は鰻が出て来てビックリしたが、上海で食べたぶつ切りの鰻に比べたら、日本風の切り方、味付けで結構行けたこと、この三つぐらいである。その場でメモでも取らないと、こう言うケースではとても味わった感じはないと決まったもんである。と言うことで、表題の通り、価格比の満足度で言うと、こう言うディナーは非常に低い。損したなぁって感じである。一人のランチなら満足度を上げる工夫もできるが、こう言うディナーは止めて欲しいなぁ・・・。個室でやらないとまずいような話は別だが、そうでないなら飲み会も立ち飲みぐらいの気分でやりたいものである。第一もったいない。ところで当日は国慶節だと言ったが、僕の印象ではやはり双十節に比べると、ポスターの数も少ないし、お祭りの賑わいもネットの情報などから判断して大分違うようだ。国慶節は1949年10月1日に毛沢東主席が天安門で建国宣言をしたのを記念にした建国記念日であると言う。双十節は大陸側ではそう呼ばないが、お祭りは盛大だと言う。ここ1ヶ月たまたま仕事で中華街に来たりしてるうちに、いろいろ別の意味でも勉強させてもらったようだ。
Oct 11, 2004
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ランチではないけど、中華街第6弾・・・BBSのカキコから日記にしてみましたcookieyouさん、カキコありがとうございます>私のHPに訪問有難うございました。>またお時間のある時にでも遊びに来てくださいね。>>「マーさん台風」ネタ、ホントですか?>中国の山「馬X山」って「馬鞍山」ですか?>>ステキなHP作り、頑張って下さいね。-----マーさん台風のネタは本当です。そして言われる通り「馬鞍山」です。台風の名前は昔はジェーン台風とかヨーロッパ系の女性名だったり、伊勢湾台風のような、その時々の名前だったようですが、今回の様に単に22号とか言うようになって久しい気がします。でもアジア・パシフィック地域での正式のニックネームはあるんです。日本、中国、韓国とかで名前を用意しておいて、発生順に名前を付けて行く。そして今回の22号は中国の番で、中国が用意してあった名前が「馬鞍山」だとテレビで話題にしてました。「馬さんのお店・龍仙」に行ったのは金曜日、その時気が付いたのは、雙十節(双十節)のポスターがあちこちに張ってあったことです。そのポスターは↓ですので、見て頂けたらと思います。双十節のポスターその時お店で聞いた話では結構なお祭りだそうで、僕も行ってみたいなと思ってました。実際には所用があり、僕は台風の影響が出る少し前に東京から千葉に行き、台風が通過した後、東京に戻りました。その間この双十節が台風の餌食になったら不運だなぁと心配してました。特に名前が中国の番で「馬鞍山」台風で双十節中止なんてことになったら・・・と。でも結果はOKだったようですね。ところで双十節が10月10日と言うことを忘れていましたが、昔もこの双十節については苦い経験があります。当時アメリカにいた私は通称タイガーと言う台湾からの友達ができました。タイガーとは日本の防衛費などを巡って結構論争したものですが、何と言っても僕が問題を起こしたのは孫文を忘れていたことでした。ポスターの男性は多分孫文だと思います。辛亥革命で清王朝を倒し、始めて立憲民主主義国家を作った功績者で、この事実は台湾・中国本土両方の人にとって、民主国家の実現と言う意味で極めて大きな出来事なわけです。にも係わらず僕はその後の蒋介石と毛沢東の対立、なかでも毛沢東で中国本土が共産化したことに知識が偏り過ぎてタイガーをがっかりさせてしまったのです。タイガーは過去の日本をあまり責めたりしませんでした。でも孫文をうっかり忘れていた僕には、かなり失望したようでした。彼らにとって新しい中国の始まりは辛亥革命(1911年)なのです。でなければ、中華街でも1年で最大の大きなお祭りにはなりません。その後台湾に旅行した僕は台湾ににある中国文化の遺産のコレクションを見てビックリしました。歴史で習った中国古代文化の遺産みたいなものは、かなりのものが台湾にあるのです。蒋介石が持ち運んだものらしいですが、双十節が何のお祝いか、そしてそれがその後どうなったのかを考えないと理解できないとことだと、その時思ったものです。
Oct 10, 2004
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馬さんのお店、定食A¥600、安さが勝負:横浜中華街第5弾横浜中華街第5弾は、面白い名前の「馬さんのお店」になってしまった。その後の漢字2文字は忘れてしまったので、後で追加で書く。「馬さんのお店」なんてタイトルだけで面白く、それが印象強すぎたのだが、これは「バーさんのお店」でなく、「マーさんのお店」のはずである。只今日本に接近中の台風は中国にある山の名前で「馬X山」から取っていて、マーさん台風である。確か中国語を覚える時、最初にマーからやるが、四韻だか四音といのがある。マーの音階が4種もあるわけで、その一つが「馬」だった気がする。今日はランチタイムがサンドイッチ状態(前後にミーティング有り)で慌てていたのと、JRだったせいもあって、石川町で降りてなるべく、そこから近いお店ということで、このお店に決めたのだが、決定打は「馬さんの呼び込み?である」。店の前に呼び込み専任の人がいて、「安いよ、美味しいよ、いろいろあるよ」ってやってる。僕は看板を見ながらこの人を「マーさん」にすることにしたw 決めた、面白そうってことで。入ると定食¥600(消費税コミ)がA(豚肉とモヤシ炒め)B(ハムエッグ)C(白身魚のから揚げ)これらは全てワンタンとザーサイ、杏仁豆腐付きで、ご飯お代わり自由!なのだ。何と言う安さ・・・東京駅近辺じゃ無理だなぁ。同じ¥600でチャーハン+ラーメンまたはワンタン、これも安いなぁ。ここはお粥も自慢らしく、珍しくお店のおばさんが向こうから話し掛けて来た。「地元ですか?」「いや東京から仕事で」「この辺は安いよ、¥200ぐらい安いよ、うちのお粥は美味しいよ」と来た。お粥定食¥700で、普通の定食のご飯とワンタンの代わりにお粥なのである。長く書いたが、結局A定食で豚肉モヤシ炒め+ライス+ワンタン+ザーサイ+杏仁豆腐である。ワンタンと言ってもちゃんと丼飯と同じ器で、かなりのボリュームで、ご飯のお代わりは権利であっても行使する気になれないぐらい、お腹一杯である。味?先日美味いエビワンタンを食べたんで、どうもワンタンに感激はしないし、モヤシ炒めも僕の好物ななんで、ここのが特に美味しいとは思えない。でもこの値段でこれだけバライティがある定食が身近にあれば愛用することは確かである。なんせ、安いし、いろいろ食えて、平均的な美味さであるんだから。食べる前にいろいろ店内をじろじろみてしまった。一つ興味を持ったのは「フカヒレ姿煮2枚」が入ってる¥1050のメニューである。3種あって、ラーメン、定食型(ご飯、ワンタン、杏仁豆腐・・・)、お粥である。フカヒレの姿煮がどれくらい価値があるか解らないけど、フカヒレスープとかを頭に置くと、めちゃ安い気もして、今度食べに来たくなった。もう一つは「鴨の舌唐上げ¥7xx」である。これは今度は逆に僕からおばさんに聞いた「酒のつまみに美味しいんですよ」との応え。壁の棚にたくさんの紹興酒が・・・まるでボトルキープのように置いてある。そうか、ここは夜の居酒屋が中心のお店なんだ。ランチメニューも少し変だしなぁ、B定食のハムエッグは中華じゃないよな、まいいか。
Oct 8, 2004
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例の回数券で「恵み屋」ですが、まだまだ感想が追加であります、手打十割・恵み蕎麦・超大盛り¥509今日は天気もいいし、寒くはないし、絶好の盛り蕎麦日和ですw ていうか回数券を使う絶好の日和です、今日は。てな訳で、オフィスから5分弱の恵み屋へ。相変わらず「田舎蕎麦」は売り切れのようです。蕎麦も上品ぽく食べたい時と、荒々しくw食べたい時とあります。前回は上品そうな更科の並盛り(と言っても他所では大盛り相当)と縄文稲荷をこっそりwプラスアルファでやりました。で、今日は荒々しく、超大盛りの恵み蕎麦です。この大盛り、本当に超大盛りです。前々回これをやりましたが、途中で休む気になりましたが、今回も同じです。お腹一杯だなぁと言う気分でも、まだ少し残ってるのです。更科の方は別にふにゃふにゃではなくて、きちんと絞まっているのですが、やはり柔らかい感じがするし、色も白い。でも恵みの方は、しっかりしていて、蕎麦と言えども、しっかり食べる気になる固さで、色もそれなりに濃い。今日も蕎麦だけなのに食ったー!って気になった。周りの連中も蕎麦を食うにしては、おしとやかな感じが全然しない人wばかりだった。新しく発見したこと、蕎麦湯がセルフサービスであった。何故か前回は気が付かなかった。ところが最初に余りに山葵が緑深く綺麗に見えたんで、入れ過ぎ。蕎麦を食べてる最中は加減できるが、蕎麦湯となると加減できない。それで止むを得ず、少し蕎麦汁をセイロの隅に捨てて、蕎麦湯を楽しんだ。蕎麦粉がいいと聞いてるが、そのせいか蕎麦湯も中々と思った。この蕎麦屋夜は立ち飲みの酒場だが、前回の日記にURL無しの人が「夜も素晴らしい」とコメントしてくれた。R&BなどBGMで雰囲気はいいし、酒もどうやら蕎麦屋が選んだ自家製の米で作ってるとこの酒をご推薦してるらしい(もちろん、他の酒も飲めるが)。ところで大盛りを注文する時、回数券の仕組みに意外と盲点があることに気が付いた。回数券には「本券は¥450の金券として本店で使えますが、釣り銭はお払いしません」とある。それで前回「更級¥450」と書いたのだが、これは勘違いであった。回数券は¥4500で11枚来るのだ。つまり並盛り蕎麦一枚は4500/11=¥409.0909・・・なのである。まぁ¥409と思えばいい。これに大盛りを頼む場合は差額(大盛り¥630-並盛り¥480=¥150)を払えばいい。つまり今回は手打ちの十割蕎麦が超大盛りで額は¥559と安いなぁって感じである。しつこいが更に書くと元々¥480の蕎麦11枚分(=¥5280なのだ!)を¥4500で買えるので並盛りばかりやる人にはナント割引率は780/5280≒15%もの値引き率なのである。ついでにしつこく書くと並蕎麦は15%の値引きだが、金券として酒、そのつまみとかに使えるので、蕎麦以外には普通の回数券と同じで11枚分が10枚の値段になるわけで約9%の値引きである。なんのことはない、夜酒を飲みに来る人も、蕎麦の回数券を買えば9%値引きなのである。どうだ!参ったかw 更についでだが話は飛躍して営団地下鉄の回数券の話になる。この回数券非常に便利で、そのうち廃止されるのを世界一恐れているのは僕だw 何故便利か?他の鉄道は回数券は基本的に駅名指定なのである。ところが営団地下鉄はどこで乗ってどこで降りてもいい。精算まで可能なのである。しかしさしもの営団も恵み屋には敵うまい、名前からして庶民に恵んでくれるのだ、どうだ参ったかw たくさん食った後は少し散歩、オフィスから恵み屋とは反対側に5分弱の新しい明治生命ビルへ行ってみた。ご存知の方は多いだろうが、一回にティファニーが入っている。驚いたのはその後である。昨日「大手町に行くとクラムチャウダー食べたくなる、それは他所にいいのがないから」と書いたが、ナント「チャウダーズ」がこのビルに入っているのにビックリ。うーん、こんな近くで食べられるとは・・・これは商売繁盛でいいことか、それとも僕のお腹が更に出て来る象徴か・・・こっちのチャウダーズに行くのは何時になるだろう。
Oct 7, 2004
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大手町、C級ランチを目指すには厳しいです、またクラムチャウダー¥800を・・・安くないね、体にも悪そう確かこの日記の最初はチャウダーズのクラムチャウダーで始めたんで、2回目になる。何故大手町だとチャウダーズになるか、それは最近大手町での仕事が少ないせいで、行くと懐かしくなるせいであるが、同時にクラムチャウダーを気軽に食べられるとこが日本にはwあまりないせいでもある。大手町が中心の生活の頃は、身近すぎて数回行った程度なのに。前回はP.S.で書いたが、僕のクラムチャウダー好きには歴史があるw、場所はサンフランシスコのFisherman's Warfである。ところが僕はシスコ近辺で生活したことがあるのに、その時はここのクラムチャウダーを食べたことがないのである。帰国して転職もして殆ど別の人間みたいになった。仕事も農耕型のじっくり仕事するのから、狩猟型であちこちの獲物を(お客さんなのだ、済みません、この表現)探して歩く職種に変った。そんな中で米国出張があった。以前と異なって仕事での勝負で滞在10日間は苦しい気分の連続だったのだ。そして米国滞在の最後の仕事の前日、仲間とFisherman's Warfに来た。その日はシスコ独特のどんよりした日で、視界も悪いし、寒くて堪らない日だった。気分的にも大分疲れていたと思う。そんな中で一人が「寒いなぁ、中に入って、茹でたてのワタリガニと、火傷しそうなクラムチャウダーでも食べて、元気つけよう」と言った。たったその一言で始まって、以来ワタリガニもクラムチャウダーも大好きな人間になってしまった。単純と言えば単純、笑ってください。ワタリガニ、単に茹でただけで、しょっぱい味がついてるだけだけど、美味かった。夢中になって殻を裂いては中身を貪った。そしてクラムチャウダー、寒い日だけどふうふう息をかけながら食べた。きちんとしたスプーンもついてなくて、飲む感じだ。あるいはワタリガニの身もついでに入れて、手足の殻部分ですくって食べる感じである。無言に近い状態で、全員暫くは貪り続けた感じである。不思議なことに皆さん元気が出て来た。そして翌日の仕事は活発な発言が続き、予想に反して帰国後には良い評価がされる結果になった。因果関係は全然ないと思うが、あのカニとスープのせいで、何か変わったような気分は、今でもそんな気がするのである。ワタリガニの方は今でも大好物でよく食べるし、パスタなどはワタリガニがあれば、それにする(食べにくいけどね、なんであんなに食べにくいんだろう)。もう一方のクラムチャウダー、キャンベルの缶詰を買ってきて作ってみた。これはアメリカにいようとも同じであろう・・・と思ったのだが、どうもいまいちなのである。そして唯一気楽で美味しく食べられるとこが、ファストフード店と言ってもいいような大手町のチャウダーズである。今日はセットメニューは特別サービス日でラッキーって感じである。大盛りクラムチャウダー+長いフランスパンで¥900のセットが¥800である。大小様々?のクラムとセロリ、焼いた?トマト、じゃがいも?等が入った濃厚なスープは本当に美味いけど、やはり太目の僕には不健康だなぁと思いつつ一気に食べてしまった。このお店、サンドイッチ等で若い女性に人気があるようだが、示し合わせた如く、僕みたいな一人孤独にクラムチャウダーをやってる男が3人もいた。彼らもFisherman's Warfで味を覚えたか・・・。
Oct 6, 2004
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慶華飯店の「エビワンタン」美味い!安い¥630:横浜中華街、早くも第4弾横浜勤めが加速中である。とは言え普段はあまりチャンスはないので、この際行けるだけ行かなくちゃってわけで、暴風雨の中を(本当に傘が意味無いくらいの風雨)慶華飯店に。今日はもうここと決めていたのだが、幾ら探しても見つからない。近くに重慶って店がやたらとあってその「慶」ばかり目に付いてしまう。ずぶ濡れでくじけそうになったが、やっと発見した。大体電柱にわずかに判る程度に名前を書いてあるのと、店のガラスに地味に名前が書いてあるだけで、何度も近くを通過していたのだ。店に入ってビックリ、上品な西洋風レストランの感じで、BGMもクラシック、それもピアノとチェロかなんかで落ち着いた雰囲気である。店主と思われる女性も、客が来てもにこりともしないで、「冷たく上品なご婦人」て感じである。この時点では「ひょっとしたら失敗かなぁ」と思った。何しろC級ランチなんで、少々雰囲気が悪くても美味くて、安ければいい。特に横浜中華街はその種の店が多いので、殆ど心配してなかったのだが、今度は危ないか・・・って感じであった。そもそもこの店に決めたのは、この日記である方が奨めてくれたのと、これまでの僕の収集データでは、是非とも5番以内には行くべきと思っていたからだ。これまで、秀美園、梅蘭、接延とやって、美味さは素晴らしい、値段もまぁまぁで来てるが、この慶華飯店も同じぐらいは行ける筈だ。メニューを見るとランチは消費税前で¥500、¥550、¥600が殆どで¥800ぐらいまでである。店の雰囲気からして本当かいなって感じである。先に言ってしまうが、デートとかする方でも、安くて気分はまずまずだから、かなりお勧めな気がする。注文は¥600(この店、メニューを消費税表示用に直してない、別の紙を貼り付けてあるw)のエビワンタンに最初から決めていて、後は後日の参考に眺めた・・・例えばチャーハン¥500で安い。ところが思わぬ伏兵がいた。エビワンタンなのだけど、エビワンタン麺はメニューにないのである。格好悪くライスを追加するのは、どうも気になる。それで暫く悩んでから、にこりともしない貴婦人に「エビワンタン麺はないのですか?」と聞いてみた。「ございます、麺をお入れしますので、エビワンタンの量は半分になります」の答えにまたビックリ。要は値段は同じ、お腹に来る程度も同じ、麺で変化をつけるか、それともワンタンで徹底するかの差らしいのである。決めた、今日は徹底してエビワンタンだ!。そしてそれは当り!であった。美味しいエビワンタンが12個も入っていて、お腹一杯で大満足である。僕はこの日記で既に何回も書いているが、中華の美味しいエビが大好きである。それはとてもプリプリした新鮮さだけでなく、ただのエビでなく香港料理系の味の濃い、いかにもエビを食べたと言う気になれるエビである。この店のエビはその点では平均点以上で合格かな、もっと美味い店はある、先日話題にした麻布十番CoxTopとかである。でもエビとのコンビの豚肉が美味いのである。エビに助けられてか、豚肉まで味が絞まって感じられる。これだけ美味しい豚肉のワンタンはあまり経験がない。たかが、ワンタンの中身の豚肉だが美味い点心、特にこれぞと言ったシュウマイを思い出す味である。そしてそれよりビックリしたのはスープである。これが醤油系ラーメンの汁ではないかと思うぐらい中華的でないあっさりさなのである。もちろん人により好みは異なるであろう。ただ中華のスープは鶏肉系+野菜汁の軽い味が多いと思うが、この種の軽さは初めてで、僕にはピッタリなのである。ひょっとしたら、日本向けの中華なのかもしれない。しかしあっさり系で中身は美味しい中華を望む場合、特に女性とかはそういうケースが多いけど、そういう場合にはぴったりなのではないかと思った。うちのwife殿とは是非一度来ないといけない店だ。最後はちょっと余計なことでしたw
Oct 5, 2004
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十割蕎麦の「恵み屋」に入れ込んでます・・・回数券を買い、立ち食いを続けますw以前書いたまま気になっていた恵み屋に行った。お店のリニューアルとやらで、暫く閉店していたのだが、その間ずっと気になっていた。雨で気温も低いのに、盛り蕎麦を食べに行くんだから相当の入れ込みと自覚している。覚悟を行動にするため回数券を買った。これは¥480の並盛り蕎麦を¥450で食べられる11枚で¥4500の回数券である。これから秋とは言え、それぐらいは食べる積りだ。今日のメニューは「並盛り更科」¥450+「縄文稲荷」¥160に決めていた。ここの並盛りは、他の店の大盛りに近いので、それでかなりの量だが、大食いの僕は変化をつけて「縄文米のお稲荷さん」2個で¥160を追加した。このコンビネーションも最初から計画済みである。少し荒っぽい「縄文米」を食べるので蕎麦の方は一番お上品な更科でバランスを取る作戦だ。前回は蕎麦は多分二番粉までを使った「恵み蕎麦」だったが、今回は一番粉の「更科」で十割である。さすがに高級な蕎麦らしい上品な味で満足である。立ち食いなのに、高級な日本料理の最後に出て来るお蕎麦の味って感じである。次はまた少し荒々しい「恵み蕎麦」に戻るかもしれないが、これはこれで一つの完成された世界な気がする。縄文米のお稲荷さんも美味しくたべさせてもらった。僕は子供の頃から、麦飯とか、玄米はともかく七部搗きの米とか好きだったし、最近も健康を意識して五穀米、十穀米とかもよく食べる。もちろん真っ白な柔らかい米を、漬物とか、白子とかで好きなだけ食べるなんて言うのも至福の時ではあるが、こうして縄文時代からの自然な食事を(オーガニックだか言葉はどうでもいいのだが)食べるのは、また別の意味で楽しいものである。店が薄暗くてよく見えないのだが、赤米+黒米が中心のように見えた。舌がA級なら他にあわ、ひえ・・・とか入ってるとか解るんだろうけど。ここは明らかに常連の人が中心である。隣から常連の人が友人を連れて来た感じの会話が聞こえた。「半年に11回は絶対食べに来るからね」「でも寒くなるけど」「そしたら空いて却っていい」・・・この会話からすると、この方も回数券を買ったらしい。友人にも勧めているのかも知れない。そして「ここで大盛り頼んだら普通の人は最初はビックリするよ、だから並でいいんだよ」「・・・(経験無しで返答できずか)」場所は京橋、首都高速のガード沿いで権八のすぐ近くである。
Oct 4, 2004
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横浜中華街第三弾、待望の「接延」スープ・チャーハン¥1050、ちと変わった体験でした今日も横浜でした。行き先は前回逃した「接延(せつえん、延は本当は竹冠が付く)」。何でもチャーハンの周りをスープが囲んでるとのことで興味深々である。話はそれるが香港でフカヒレスープを食べた時の経験を思い出しながら出かけたのである。日本ではフカヒレスープとか言っても、フカヒレは少し、昔なんて味はフカヒレスープかもしれないけど、どこにもフカヒレないよ・・・なんてフカヒレスープがあった。ところが香港で食したフカヒレスープはところてんみたいに見えるほどフカヒレがあるスープであった。あれならコラーゲンたっぷりの粘っぽいとろみでチャーハンの周囲に置いても様になるかなと思ったのである。到着、まず一つ夢が崩れたwフカヒレスープの方は¥1890なのだ。これは僕なりのC級ランチには相応しくない。もっとも昔々銀座の「福臨門(だったかな、高級な中華料理店)」に社用で行ったことがあって、その時のメニューではフカヒレスープは¥10000ちょっと手前だった気がする。これに比べれば量の問題を考慮しても¥1890は高くはない。しかしそんな邪念は振り切って、周囲の人も食している普通の「高菜スープチャーハン」とした。それと内心であるが、夜のお二人メニュー¥5250はフカヒレスープ+美味しそうな3品+デザートで、これは割り得かなとも思ったのである。夜食べに来ればよい。出てきた高菜スープチャーハン、当然の企業秘密の作り方なのだろうが、とろみたっぷりで、(僕が心配してたようなw)チャーハンが崩れてしまいスープチャーハンならぬ、チャーハンスープにはなっていない。かと言って「あん」状態ではないから、粘っこいスープで、これに辛い高菜が入っていてなかなかいいバランスである。みなさん美味そうにたべておられる、中華街でも上位に位置する名物なのだろう。でもちょっと違和感がないでもない。一つは高菜が多すぎるのである。色合いからすると高菜の黒ずんだ緑が見た目にはいいバランスになっている。チャーハンは黄色っぽいし、スープも白っぽい半透明なわけだから、高菜の役割は重要かもしれない。僕自身高菜は好きで九十九ラーメンの時も書いた。でもそれは自分で高菜量をコントロールするんであって、色合いのために辛くしすぎるのはどうだろう。食べ終わっても高菜→スープ→チャーハンの順で味が口に残ってる感じでチャーハンの美味さは他と比較できない気がした。このスープチャーハンて他では見たことが無い。もちろんとろみの無いスープだったらチャーハンが崩れて意味をなさないから、それができるのは一つの特長であろう。でも見た目の美しさ、意外性のみが目立ち、チャーハンそのものは悪く言えばおじや状態になるんで、美味いとは言いがたい。僕は美味さだけなら、別々の方が美味いのではないかと思うのだが。他店に見かけない理由は単純にそれだけなのではないか・・・ここまで書くとひねてるかなぁ。このお店メニューを見回したのだが、\840がランチの基準になってるようだ。多くのチャーハン、焼きそば、汁麺類・・・そして特別メニューがこのスープチャーハン等で+\200感覚である。お店は綺麗だし、サービスもよいし、高いとはとは思わないのだが、他との比較で言うと¥100高い気がする。スープチャーハンも¥100値下げして欲しいなぁ。P.S. この日はハップニングが起こった。機会があったら書くが、夜も中華街の「萬珍楼」でディナーと言うか、大宴会に巻き込まれることになった。中華街行き過ぎかw
Oct 1, 2004
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山形だー!田舎板そば¥600+ゲソ天¥100=田舎下足板蕎麦、醍醐味満点ですね以前から食べようと思いながらそのまま来てしまってた「山形田」に出かけた。京橋の交叉点からすぐなのだが、まず山形銀行の看板が見える。さくらんぼ二つのローカル色豊かな看板で東京とは思えないが(失礼)、一応目立たせるためか、さくらんぼそのものは白色で、看板が赤(ピンク)なのである。この近くには常陽銀行もあるし、以前は大分銀行もあったし、地銀の大手町って感じである。山形銀行からすぐ、同じ色合いの看板で「山形田」がある。京橋交叉点から歩くと殆ど並んで出てくるので、まるで銀行の職員のために作った蕎麦屋みたいである。入り口の自動販売機でお品選定、カウンターとそれに背を向けた壁沿いの席のみで(あっと二階があったかな・・・)立ち食い蕎麦屋、立ち飲み居酒屋的雰囲気である。接客が明るくていいのと、食べてる人が殆ど常連て感じで、とても気軽に楽しめるお店だ。狭苦しい割りには女性客も多い。そもそもここに来たかったのは、山形の板蕎麦とやらを試したかったである。オフィスからすぐなのに今まで気がつかなかった。この板蕎麦、横30cm、奥行き15cmぐらいかな、ともかく横幅のある板作りの容器で中は普通のせいろと言うか割竹だが、そこに蕎麦を盛って供されるので、何しろ豪勢な感じである。見かけは新潟の「へぎそば」の方が綺麗だが、そんなの構わずどんと来る感じで、あの豪快な「へぎそば」がむしろ女性的で、山形板蕎麦の方が男性的に感じた。こんな大きな板なんで、当然普通盛りでも相当の量である。その点「へぎそば」は最低でも二、三人前からの注文だ。メニューはいろいろ書いてあって解りにくいのだが、それは夜の飲兵衛用で、要するに「十割蕎麦¥800」「外一¥750」「田舎¥600」で使ってる粉、つなぎで決まって来てるようだ。特に十割は限定で僕が食べてる時間・・・まだ12時前になくなった。トッピングが幾つかあって、蕎麦だけではちょっと変化に乏しいと感じる僕には持って来いのメニューである。ゲソ天¥100・・・これに一発で決めた、こうなると最も男性的な気がする「田舎蕎麦」で決まりである。締めて¥700で蕎麦にしてはお腹の膨らみ具合、バライティ度とお金の関係が効率いい。出て来た蕎麦は本当に豪快、醍醐味がある。盛り方も悪く言えば雑、へぎそばのあのくねった美しさからは程遠い。そばつゆが東京者には甘すぎる感じだが、まぁ蕎麦の量も多いし、いいだろう。蕎麦は喉越しの美味さとか言うけれど、田舎蕎麦のせいもあって、結構ゆっくり食べてしまった。ゲソも結構筋っぽいとことかあって自己主張が強い食べ物なんで、丁度いいんではないかな。隣で十割やってた人はあっと言う間だったけど。それにしても田舎蕎麦はこんなに黒いかなと思うほどで、色の方も男性的だ。ふと壁のお品書きを見ると、例えば「国産蕎麦粉石臼挽き十割・・・」みたいな長い表現で面白いのだが、僕が食べてるのは「田舎下足板蕎麦¥700」となっていた。不覚にもゲソはゲソであって下足と書くことがあるとは知らなかった。信長の下足番の秀吉、あの下足かいな、確かに形は似てるなぁ。今日もいいランチであったが(自画自賛)、帰りに「恵み屋」を覗いてみた。と言うのは、前回食べた後、一週間のリニューアル期間があり気になっていたからだ。しかし心配は無用であった。相変わらずの立ち席で、多分調理場をより作業し易く直したのだろう。近々また「恵み屋」にも来るぞ。今度は蕎麦だけでなく「縄文おにぎり」を試みたいからだ。縄文時代がそうだったのか知らないが、お赤飯みたいに赤い米である。楽しみだ。P.S. 後から気が着いたのですが、蕎麦を入れる容器が下足箱みたいで「下足板蕎麦」なのかしら・・・。そんなことないなぁ、板蕎麦は板蕎麦で意味があるから、でも解らない。
Sep 30, 2004
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横浜中華街第二弾、超有名な「梅蘭」の焼そば¥893、やはり名物だけに存在感がありますね今日から時々横浜に行くことになった。行き先は「接園」で名物「スープ・チャーハン」と決めていた。それもできればフカヒレスープでと思っていたのに、なんと水曜は定休日!会議との関係で横浜には13時過ぎ、また雨にやられてダブルパンチで悔しい思いでした。でも天下の横浜中華街ですから、他に幾らでも・・・それも13時を回ってる。と言うことである意味横浜で一番有名な「梅蘭」の焼そば¥893にした。この焼そばぐらいテレビに登場するの回数が多いのは中華街には無いんではないでしょうか。僕も5年ぐらい前に一度行ってるのですが、もう10回ぐらい行った気分になってる。ぱっと見、お好み焼きorホットケーキみたいな鮮明な黄色のお菓子みたいに見える。それだけに何度かテレビで見てるうちに何度も食した気になっているのである。5年前は虫の居所が悪かったのか良い印象が残っていない。でも食べてみてさすがと思った。そもそもこの焼そばどうやって作るのか不思議である。単なる黄色いお菓子みたいに見えるのは、卵とそばが混じって焦げている皮部分なのである。これを中央から箸で崩して食べると、中は豚肉のニラ・モヤシ炒めを元にしたような「あんかけそば」なのである。まぁ中身に「あん」があるので正確には「あんかけ」ではない。あん入りw焼そばだ。そしてそばは固い焼きそばでなく、柔らかい焼きそばなのだ。以前日記に書いたが僕は炒麺と呼ばれる類の柔らかい焼そばが好きなのである。ソース焼きそばみたいな柔らかい焼きそばでなく、本格派?の焼そばだ。詳しくは8/27の日記を見て欲しい。いい加減なものでこのタイプの焼そばが好きなのに、どうして5年前は美味いと思わなかったのか・・・詮索してもしょうがないですね。今日はモヤシとニラと豚肉は学生時代を思い出させるし、柔らかい焼そばは好みの炒麺だし、皮部分の焦げたのがパリパリして美味しいだけでなく、あんと一緒に食べると固い焼そばも兼ねていて得した気分である。いやぁ先入観は怖いです。「接園」の次の候補にも入れてなかったのですが、接園が定休で他の店が思い出せず行っただけなのに。ところで先ほども書いたように、この焼そばどうやって作るのか不思議なのである。皮部分と中身が分離しているなら、単に皮をあとから乗せれば終わりな気がするのですが、ちゃんと皮部分からくらげの足じゃないけど、そばが中に入り込んでいてあんと混じっているのである。いろいろ考えたんですが(下らない人間です僕はw)次のように考えたんですがいかがでしょうか?まず普通に柔らかい焼そばをある程度作り上げてある程度密度高く厚地状態にする。そしてあんかけしてから上の方を軽く掻き混ぜて、後は暫く底が焦げるように置いておきながら少しずつ押して広げて行く。どこかのタイミングでやおらこれをひっくり返し、卵をかけて(塗って)卵が固まったら完成。どこか無理があるなぁ。どうでもいいこと書きましたが、名物なりの価値はあるなぁと思いました。特に炒麺が好きな方は多分美味しいと思います。あと最初の一撃の時(皮を破った時)柔らかい中身が出てきて、なんか「もんじゃ焼」を連想しました。僕は「もんじゃ」あまり好きでなく一回しか食べたこと無いのですが、妙にその時のことを思い出しました。P.S. ここ有名過ぎるのか、店員の態度あまりよくないです。「酒がまずくなる」って言葉はあっても「そばがまずくなる」とは言わないでしょうが、「梅蘭の焼そばでも不味くなる」ぐらいの態度であった。P.S. 梅蘭はどっちが本店か解らない、昔からある方は古いのに「新館」と書いてある。そして僕が食した方の中心部から外れた方は何も書いてないようだった。ネット上でも情報が曖昧で間違い易いんでご注意を。せっかく行っても店が見つからないのは馬鹿げてます。
Sep 29, 2004
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どうしてこんなに好きなんだろう、ブルーベルのオリエンタル¥820、CoxTopを思い出す今日もちょっとランチに余裕がない気分であった。13時頃やっと食べに出かけたが、こう言う時は完全に近所で済ますってことになる。何度も登場のブルーベル(BlueBell)へ、それも既に一度書いてるオリエンタルを試みました。誰にでも毎日とは言わないが、結構な頻度で食べてるMyFavoriteDishはあると思うのですが、僕の場合それがこのオリエンタルなのである。ブルーベルはかなりの歴史の洋食屋なんで、メニューもちょっと変ってる。このオリエンタル・ライスもその一つで、要するに洋食屋なのに東洋の料理なのでオリエンタルなわけだ・・・早い話がチャーハンてことです。前も書いたのですが、このオリエンタル、オイスターソースが決め手になっていて、それが僕の口に合うようだ。この店はオムライスが一番人気だが、このオリエンタルも密かなファンが多い。多分その理由はオイスターソースにあるんではないかと思う。どう美味いか、なかなかうまく書けないが、味が重厚と言うか、濃い・・・コクがあるとかワインでは言うが、ワインならやはりカベルネって感じで重厚。味は抜群だからボルドーの上級のビニヤードで出来た感じだ。少し甘味も感じるが、中心は醤油並みの辛さが濃さを感じさせるとこにある。そして色も焦茶と言ってもいい色合いで、軽くない。オープンキッチンなんで作る過程を眺めていた。まずオムレツ相当を作って若干スクランブルエッグ状態にする。ここで予め用意したオリエンタル用のご飯をその上に乗せ、すぐ塩胡椒。物凄い筋肉の腕でこれを強火ですばやく炒める、途中また塩胡椒とタマネギのみじん切り相当を混ぜる。そしてまたしばし芸術的に炒めて、最後にオイスターソースをかけて、仕上げの炒めに入る。この間三度ぐらい試食するのだが、その時は後ろ向きになって客には顔を見せないのが面白い。そして一丁出来上がり状態で親父さんの手に移ってグリーンピースをパラパラ。ぼくのとこにはマカロニサラダと一緒にサーブされる・・・馬鹿みたいだなぁ、再現放送みたいなの。まぁ料理の鉄人の実況放送でも想像して下さい。ところで今日改めて気が付いたのは、このオリエンタル、昔麻布十番のCoxTopという香港料理屋で食べたチャーハンの味とそっくりなのだ。CoxTopは更に自己主張のある強い味の海老がたくさん入っていたんで、あっちの方が上だとは思うが、ご飯の味、色合いがそっくりなのだ。CoxTopに行ったのは10年ぐらい前なのだが、有名な赤表紙の「東京美味い店」みたいな本でも絶賛されていた点心の店である。そのCoxTopも今はない。一部の方にはBBSに書いたが、このCoxTop、実はある日突然料理人が殆ど全員、消えてしまったのである。たまたま経営者を個人的に知っていたので聞いた話だが、代わりでは勤まらないと聞いた。やはりあの美味さは料理する人のものなのだろう。あのうまい海老とオイスターソースがあれば大丈夫な気もするが・・・。実はCoxTopの青山が潰れて、麻布十番は暫く残っていた。でもどんどん味も客数も落ちていって閉鎖した。聞いたら赤坂見附に移ったと言う。しつこく追っていったが、変らないのは注文を取るボーイ頭だけ・・・メニューも変ってしまった。うーん、縁起でもないが、ブルーベルのシェフにはしばらく生きていて欲しい。¥820はそのままにしておいてネ。
Sep 28, 2004
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五湯道(おたんどん)の石焼ビビンバ¥850、他との比較が難しいなぁ雨が降ってますランチ時、さすがの僕も面倒なことがあります。普通なら雨にもめげずに傘を持って美味しいもの探しはするんですが、今日は夜も昔の仲間の蕎麦の会があって夜は外食なんで、ランチは近所で食べることに決定。前回「席から一番近い店」と書いて笑われてしまったが、今回もオフィスのあるビルの地下へと・・・あら、なんと「席から一番近い店」が閉店している。日記にも二回取り上げたDragonDiningである。¥500ライス付きの焦げネギラーメンはよかったのでこれからもと思っていたのに・・・残念。この店この値段で続けられるかは見ものと一回目の日記には書いておいたが、悪い方に当ってしまった。代わりにタイ料理「沌」にしようとした、ここは絶対美味いの解ってるし、まだ試みてないメニューもあるからである。でもちょっと行ってない店も見てみるか・・・いつも子供の冒険みたいな気分である。そして「おたんどん」と読むらしいが「五湯道」と言うかっこいい名前の朝鮮料理に挑戦wすることにした。入り口の「石焼ビビンバ¥850」につられてすぐ注文してしまったが、この五湯道、なかなか面白いメニューである。通常の朝鮮料理以外に韓国ラーメン各種(ユッケジャンラーメン、タッケジャンラーメン・・・)とビビンバ各種(鰻ビビンバ、うにビビンバ・・・)があるのである。どれも健康的な感じがするメニューであり、次は是非別のものを注文しよう。結局平凡に我が愛する石焼ビビンバにしてしまったわけだが、以前も書いたように石焼ビビンバって美味しすぎて、使ってるものも健康的だし、よっぽど質の悪い材料か、よっぽど下手な調理をしない限り、美味しいに決まってるのである。今回もやはり美味いなぁと思いながら食べ続けたが、途中で前回の「びびんば」の¥490と比較したくなった。確かに全体にはこっちの方が美味しい。でもどこがどう美味しいと中々簡単には言えない、ご飯は明らかにこっちの方がいい米使ってる気がするが、他はspecificには言えないのである・・・でも石焼ビビンバは美味しいに決まってるwんだから当然である。量も「びびんば」の大盛り分はあると思うが、それでも¥850と¥550では随分差がある。場所が違う、そう当然その差はある。サービスレベルこれも違うだろう。そうやってコストの積み上げでは差は解るのだが、ランチとして食べる庶民wには歴然とした価格差がある気がする。だんだん話が理屈っぽくなって来たので、ここらへんで止めておくが、僕なりにはランチはメリハリをつけて楽しむことにしてる。例えば石焼ビビンバが好きな僕はC級を強調して「びびんば」の¥490でコストパフォーマンスに満足感を覚えると共に、3回に一回は「五湯道」で僕なりに高級なw¥850の石焼を楽しむ。「びびんば」の方は大盛りも交えると3回で合計¥1890で一回平均¥630になる。こんな遣り方で広く(大袈裟w)ランチを捉えたいと思っているのだが、いかがなものだろう。
Sep 27, 2004
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八重洲地下街の「サンマルコ」で間に合わせランチ、でも卵・ほうれん草カレーで結構好感を持ちました「ランチは仲間と楽しく」が普通でしょうが、仕事に縛られ安易なランチをするのは不本意です。よくあるのが客先で13時から会議、12時ごろ客先周辺に集合しランチしながら事前打ち合わせ、なんてタイプの仕事です。これじゃランチなんて食った気がしない。今日は客先が大崎で、時間は13時、運悪くワースト・パターンに近い形になった。東京駅で「うーん、大崎まで行って食べるよりこの辺がいいか?」と言われて「いいですよ、僕はなんでも」と心にもないことを言ってしまった。結果として手早く食えるもの(これもこう言う場合の嫌な選択、でも僕は気が弱くて「僕はどうでもいいですよ」)と言うことでカレーになった。行ったのは「サンマルコ」と言う店である。ちなみに大崎についたら「サンマルク」と言うベーカリー・レストランがあった・・・こちらの方がよかったかな。カレーにはなったものの、他の方は「ビーフカレー」「チキンカレー」「僕もビーフ」と平凡だが、僕は変化をしなきゃ後悔するwと思い「卵とほうれん草のカレー」ってのにしてみた。こんなカレーは初めてである。ちょっと戸惑ったのは先にライスに半熟目玉焼き2個と軽く炒めたほうれん草が出てきて、「カレー、すぐにお持ちします」と言われたのだ。これは先に卵とほうれん草を混ぜご飯状態にするのかなと思ったのだが、やはり思い留まってカレーを待った・・・後で混ぜてもいいし。全部揃っていよいよ(大袈裟)食事開始、付属して付いてきたコールスローがなかなかカレーのしつこさとあってgoodであったが、その他のトッピングはあまり僕好みでない。ラッキョウの方がいいんだけどなぁ(ぼやき)しかし実際には結構楽しめたのである。特にほうれん草がよかった。子供の頃にはほうれん草を炒めたのが大好きであったが、最近はお浸しでぐらいしか、食べてない。ここのほうれん草、先にお浸しみたな処理をしたのか、とても柔らかい。そして適度な脂で炒めた状態で、カレーでなくても立派な一品である。これに半熟卵の黄身を軽くつけて、カレーライスと一緒に食べた時は、「なかなか美味い、今日も一応ランチに後悔なし」の気分になれた。他の人と違うのにしてよかった、よかった。よくあるじゃないですか「僕も同じの」ってセリフ、あれで結果後悔するのは馬鹿げてる。ところで「サンマルコ」のカレー、何かカレーにまたカレーを入れたような(またなんと言う変な表現)少し濃い味がした。あるいは少し焦げたような味と言う方が正しいだろうか?これが結構僕には新鮮だった。そしていま書いていて思ったのだが、ひょっとして軽くシナモンが入っていたのかな・・・こう言うの判定するの苦手なC級舌の窓主です。P.S. やはり八重洲の地下は一見の客狙いか高いなぁ、このカレー¥770でした・・・
Sep 24, 2004
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「竈(かまど)」の燻玉ラーメン楽しんできました、やはり武蔵といい勝負でしょうか本当にラッキーと言うか、偶然、でも今日も暑いんで不運かなぁ。昨晩電話がかかってきて急に渋谷へ行くことになった。話はヘッドハンティングが絡む微妙な内容。ランチのことなんて考えてるヒマは無いはずなんだが、最近の僕は拘り状態。ちょっと考えて決めた!「麺食王国」の「竈(かまど)」に行くことを決めた。ここが最近話題のラーメンファンドの対象なのか知らないが、極最近できたラーメン街だ。竈は昔新宿店が開店したばかりの頃数回出かけた。武蔵で修行(間違い?)して独立し、新宿と言うより新大久保のごちゃごちゃしたとこに店を出した時である。当時から前評判も十分であったが、清水店長は今から信じられないほど謙虚だったことが印象的だった。確か奥さんらしい人と二人でやってた感じだが、僕が出かけた時、この道の評論のプロみたいのが来ていて、いろいろいちゃもんをつけていた。独り言みたいに「何だこの腰の抜けたようなスープは」とかその種のことを言う。でも店長は丁寧に応対し、「改善して行きます」とまで言った。それから1年もしないうちに清水店長はテレビにもよく出る有名人になり、当然ながら自信から来る対人態度も別人のように思われた(これは同席したwife殿との一致した印象である)。そして去年にはアイドルファンドが話題になったが、ラーメンファンドも話題になり、清水さんはアジア、世界にラーメンを広めるファンドの実行部隊の中心みたいな存在に感じられた。いいことだと思う反面最初の人と同一人?と思ったほどである。これほどの人だから当然ラーメンは美味いはずw不味かったらマスコミも含めて詐欺だwしかし半分は安心していた。それは開店時のラーメンはとても美味かったことを憶えているからだ。ただよくある話でラーメンは途中から美味くなくなることが多いので必ずしも安心できない。注文は人気らしい「特選ラーメン」¥800のあっさり味にした。これはこの店独特の燻玉半切りと同じく独特のチャーシューが数切れ入った豪華版だ。出て来た特製ラーメン、スープは武蔵同様に魚系の味がするが、鶏、豚系の動物系味も加わり、武蔵に比べると濃いというかしつこい。僕も知らなかったのだが、この種のスープはダブルスープと言う言葉が定着しつつあるようだ。楽天のアフィリエイトの「青葉」の解説にこの言葉が出て来る(すみません、僕は青葉が一番好きなんです)。武蔵の魚味がぐっと強いラーメンの方が僕は好みなのだが、逆に一番好きな「青葉」は竈以上に動物系かもしれない。僕もその辺りいい加減で勝手に順位を決めたりしているが、今日の感じでは「竈」の魚味+動物系はとてもいいバランスではないだろうかと思った今日は説明が長すぎるが我慢、我慢w 次に麺だが、これは僕は武蔵の太くて男性的な感じの麺の方が好きである。ザルラーメンにできそうな美観がある。しかし「竈」も少し細い麺が縮れ気味な分、腰はしっかりしていて美味いのである。見た目の好みは武蔵が上だが、麺の美味しさは甲乙つけ難い。これで同じ¥800で竈は燻製玉子が半分だが、柔らかくて竈処理した美味いチャーシューが数切れついているので、武蔵の味玉一個のみより、値段的にはこっちの方がいいかなぁ・・・やはりどちらも凄いと言うことで、実は先入観で武蔵>竈と思っていたが、かなりいい勝負な気がして来た。今後のネット上の比較情報等を楽しみたい気分である。P.S. 竈の新宿店は外に置いてある竈があり、実際そこに一時的だろうが、最後の保存をしていて、そこから取り出す醍醐味があったが、渋谷にはそれは見当たらないようだった。まぁどうでもいいことだが。それから竈は何時もながら小綺麗にしていて、好印象だが、店内の広告が多すぎるかなぁ・・・。P.S. 渋谷といえばプライムのラーメン街が昔あり、げんこつラーメンが一日800杯とか隆盛を極めたが、今はなく、こちらの麺喰王国に移ったのには感無量(大袈裟w)な面がある・・・あの行列のデビも今はないし・・・
Sep 22, 2004
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有名な銀座「天龍」のジャンボ餃子ライス¥1020をやりました、下向けないです。ここに行くと毎回後悔する、食べすぎで健康に悪いなぁって感じだからである。でも前回行ったのは3年ぐらい前なんで健康の神様にも許してもらえるのではないか等と下らない言い訳心で出かけた。本当は今のオフィスからかなり近い銀座一丁目にあるにも係わらず、一度もまだ新オフィスからは行ってないのが理由である。毎回後悔する理由はそのボリュームである。この餃子8ケで¥920で+¥100のライスは本当に形を整えるだけのためである。もっともライスに付いてくる高菜漬けがなんとも餃子に合うけれど。この巨大餃子の大きさであるが、どう見ても普通サイズの餃子の1.5倍はある・・・もちろん、長さ、幅、厚みの全てに関してである。食いながら大きさを確認しつつざっと計算すると、普通の餃子の3.4倍もあることになる。まぁ皮が厚いんで少し中身は割引いても3倍はあるのではないかと思う。ということは普通サイズを25個ぐらい食べていることになる。実際毎回下を向けないくらい腹一杯で後悔するのだ。今日も途中で水を飲むのを制限したぐらいである。と言うことで巨大餃子の対策を練って臨んだ。まず行儀は悪いが出て来た餃子の脂分をティッシュで拭いて絞り取った。多分残った脂だけでも普通の餃子定食で食べる分はあるだろう。焼くために必要な脂だろうから、食う方では減らす作戦である。次に醤油、辣油、酢を小皿?に入れる時に、お酢100%に近い状態にした。お酢で脂に対抗しないととても食べきれないと思ったからである。周囲の人も殆ど全員同じメニューであるが、見ているとやはりだんだん食べるスピードが落ちて行く。これは決して気のせいではない。さて餃子の出来栄えだが、今回の作戦のせいか、かなり美味しく食べられた。主体は大量の白菜挽肉であるが、この白菜は練ったと言っては大袈裟だが、細かく切ってあってジューシーだ。もしかしたら大きい餃子が崩れないように、白菜は練ったに近い状態にして、挽肉と一緒に繋ぎに役立ててるのかも知れない(僕は素人で全然解ってないが)。大きい餃子は美味くないとよく他人に言われたが、まぁかなり美味しいと感じた。確かに普通の餃子で美味いと定評のあるものに比べると味は劣るかもしれないが、大きいのを頬張る醍醐味はジャンボ餃子ならではの楽しみである。同じ大きな餃子では麻布十番の登龍が有名だが、美味いが高いんでC級自認の僕としてはこっちの方がいい。それにしても普通サイズで二、三十個分の餃子は多いんで、二人できてライスだけ二人前(可能かどうかは保証できず)取れば、一応一人当りは¥560だ。これなら安い、大きな餃子の醍醐味も味わえる。食べ終わってそんなことを考えてる僕はちょっとおかしいかなwP.S. あぁそうそう、書き忘れたが、ここの餃子の皮は厚い、形が崩れないために止むを得ないのかもしれないが、餃子そのものとしては中身のジューシーな野菜味が負けてしまいそうでジレンマがあるかも知れない。ただ思ったのであるが、ライスは少量である。代わりにこの皮が結構ご飯の役目を果たしてる気がする。そう考えると結構うまいやり方かも知れない。今度は餃子のみで行ってみるのも手かも知れない。
Sep 21, 2004
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久しぶりに麺屋・武蔵@青山の味玉ラーメン¥800をやってみました、やはり僕好みだなぁ月一回ぐらいのペースで青山一丁目の診療所に薬を貰いに行く。僕も不精と言うか、もう3つも前の会社の時に行ってた診療所なのだ。まぁでもこれぐらい長く行ってると、本来の問診以外にもいろいろ専門家(医者)に気軽に聞けてよい面もあるのだ。相手だって最近は競争が激しいから、遠くからであろうと何であろうと、来てくれる人は大歓迎なのだ。実はこんなことはこれまで書いたことはないが、僕はこれまでの人生で精神安定剤を飲んで無い時期は、高校以降はたった3年しかないのである。今もこのクリニックで問診して4週間分の薬を貰っている。更に原因が重なると言うと、ちょっと変に思うかも知れないが、高血圧で降圧剤も貰っている。今回は書かないが、子供の頃からの「てんかん」的症状、大学まで続いた泣き叫ぶほど痛い「偏頭痛」etcは皆何か繋がりがあり、現在貰ってる薬に繋がっている。大分脇道にそれたが、実は青山一丁目に来ると「麺屋・武蔵」のラーメンが食べられるんで、クリニックを変えていないのかも知れないw。武蔵が外苑東通りの青山墓地北側入り口の直前に出来たのはもう8年ぐらい前である。できたばかりの頃は割烹かと思うぐらい立派な外見だった。今でもあるが、立派な「武蔵」の看板と暖簾、今はもうないが提灯があった気がする。ビルの外装や入り口も全て黒塗りだった気がする。更に決定的なのは今は「ここはラーメン屋だよ」って感じの赤い蛍光灯があることだ。ここまでラーメン屋らしく見せなくても、武蔵は武蔵なのに。僕が食べたのは何時もと同じ「味玉付きラーメンあっさりタイプ」だ。今日は暑いんで漬け麺の人が多く、実際武蔵の麺は本当に立派(太めで、固めなのでしっかり食べないとお腹を壊しそう)なので、美味そうだったが、僕は相変わらずスープに拘って、いつものメニューだ。ここのスープは醤油系で利尻の秋刀魚の煮干だったか忘れたが、出汁に魚を強く感じるタイプである。子供の頃、春木屋でラーメン食ってるのか、鰹節の出し汁飲んでるのか解らない気がしたが、武蔵のこのスープも相当のものである。これにはいろいろ意見があって嫌いな人も多いんで、これ以上は薀蓄は話さない。ただ関東者のせいか、あるいは他の理由か、僕はこれが大好きなのだ。麺屋・武蔵はこの青山店からスタートしその後西新宿でブレークしテレビやらなんやらで、凄い行列。僕は最初の頃二回行ったきりである。確か「思い出横丁」の火事の日に武蔵に行こうとしていたのだが、火事で前に進めない。そうこうしているうちにタイミングを失した。それ以来一回も行ってない。でもいろいろな評価の時は何らかの形で上位入賞してるし、僕はその価値がある味だと思う。今日感じたのは僕は武蔵のスープに着目してきたが、やはり麺も美味いなぁと言う、武蔵ファンが聞いたらバカじゃないかと思う感想である。今度は漬け麺を試みる必要があるなぁ。それからもう一点気が付いた。それは何故昔なかった「こってり」「あっさり」の区別をしたのだろう。あのスープからして、あっさりに決まってるような気がするのだが、若い人の大半はやはり「こってり」のようだ。いろいろな食べ物における主役と対抗みたいなお互い味を活かす工夫なのだろうか、聞いてみたいものである。ところで「C級ランチの窓主」としては¥100いや¥50でいいから値段を下げてもらえないだろうか、自慢するには気が引ける・・・「武蔵が美味いって?そりゃそうだろう、高いもんな」と言われそうである。
Sep 17, 2004
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予告通りメンチカツトッピングの¥300カレーが今日のランチでした「恵み屋」の道を隔てた反対側にも、立ち飲み一杯飲み屋があり、「ランチ」「カレー」「メンチカツ」「¥300」が一瞬で僕の目に見えた。そこで今日はそのお店へ。ちなみにこのお店夜は店名が「本日開店」である。昔のパチンコ屋を連想させ笑っちゃいました。夜のメニューは「恵み屋」並みのつまみの種類と値段で、アルコールは殆どビール中心のようだ。僕はあまりカレー専門店に食べに行かないし、特に価格破壊型のカレー屋は行ったことがないが、観察する限り東京近辺では「C&Cカレー」と「CoCo壱番館」が多いのではないだろうか。あとは松屋・・・ここ最近「タイカレー」のキャンペーンやってるみたいで、是非行こうと思ったままになってるのだが。話を戻して例えば新宿駅でJRから京王線に行く途中のC&C(壱番館だっけ、どちらも黄色で混同してるかも)、ここなんか凄い人気で行列作ってる。値段は専門店に比べたら安いが、松屋よりは高い。それでも行列ができる。あれは特別メニューが安いせいかな?まぁいずれにしても毎日カレーは食えないので、たまに気分転換である。「本日開店」のメンチカツカレーだが、目の前で可愛い(=余り大きくない)メンチカツを揚げてくれて、サーブされる。カレーの味は最初少し酸っぱいような酸味を感じてから辛く感じるんで、野菜系なのかな?なにしろ大きな具なんて見つからないから、何系かも解らない。でもメンチカツは美味しいし、カレーだってそれなりの味なのだから、¥300は上出来なんだろうな。ただやはりC&Cとかに比べたら規模が違うから、この値段での勝負は厳しい気がした。例えばC&Cならビーフ系、ポーク系、チキン系、野菜系、シーフード系とかいろいろあるのではないかな。「本日開店」は一種類で後はトッピング勝負である。まぁ善戦してるってとこか。ここのお店、店員はみなマジメで仕事熱心な感じだ・・・どうやら一家でやってる感じがしたが当ってるかなぁ。次に来るのは大分先になりそうだが、またメンチカツがいいかなぁ。ついでながら貧乏学生だった頃、学食で一番安いメニューはカレーであった。僕は節約のために毎日、毎日授業をサボることはあってもランチはカレーであった。そして・・・「ある日突然、二人黙るの」ならいいのだが、ある日突然カレーを食えなくなったのである。見るのも嫌になった、理由は解らない。そしてメンタルケアを母親にしてもらい、1年後に目出度く食えるようになったことがある。それ以来、安いカレーは日にちを置いて食べることにしてる最後の話しは決して「本日開店」とは関係ないです・・・メンチ大好きな僕ですし、カレーも大好きな僕ですから。むしろいろいろ工夫して頑張ってる昨今のランチ屋さんには拍手を送りたい気持ちである。¥300じゃ殆ど儲かり代はないんもんね。
Sep 16, 2004
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見掛けはC級、中身はA級か、「恵み屋」の立ち食い手打ち十割蕎麦こんな身近に本格的十割蕎麦があるとは知らなかった。それも洒落た蕎麦屋なんてものではない。立ち食いなのである。昨晩帰りがけに覗いてみたら、夜は立ち飲み屋で、OLが堂々と立ち飲みしてるのには、驚きであった。狭い道の反対側にも立ち飲み屋があり、昼間は¥300でメンチカツ入りのカレーライスが食えるらしい(明日が楽しみ)。場所であるが、銀座と京橋の境界が首都高速のガードであるが、その京橋側の脇道である。実は「江戸ソバリエ」の本を買って、僕は蕎麦の勉強中なのだが、先日の「権八」で「田舎せいろ」を食べて、少し勉強になったところである。それがすぐにこんな本格的な蕎麦を、しかも立ち食いで新たに経験できるとは思わなかった。メニューは「恵み盛り」と「さらしな」が並¥480大盛り¥650で、「石打ち」が並¥650、大盛り¥790だった気がする。僕は取り敢えず「恵み」の大盛りにした。店内にも書いてあるが「当店ではご注文後製麺し茹でますので少々お待ち頂きます」とあり、立ち食いだが手打ちなのである。そして「当店ではつなぎに一切小麦粉は使用しておりません、全て蕎麦粉と水で・・・」とあり十割蕎麦なのである。なんかこのコントラスト(本格的そばと立ち食い)が堪らない僕流C級ランチの最上品の雰囲気を作っている。究極のC級ランチではないかの期待感だ。出て来た大盛り「恵み」は極めて男性的な味である上、大盛りの前に「超」が付くぐらい量がある。いつもなら一気に食べてもおかしくない僕でも途中でお休みと言う感じである。途中での注文状況を見てると「並」が多く、量的には並が他店での大盛りぐらいなのかも知れない。「さらしな」を注文する人も多いが、僕のより色合いといい、上品である。「恵み」の方が名前からして蕎麦殻に近い部分が多く使われ、荒っぽいが蕎麦固有の風味があるのだろう。ともかくしっかり噛んでしっかり食べたと言う気がした。多分であるが、「石打ち」は更に醍醐味のある荒っぽい「田舎せいろ」なのだろう。次回はそれにしてみたい。それと夜も魅力的である。うまそうなつまみがみな¥300台で、日本酒がたくさん揃っている。新宿とかにロンドンのパブとかを真似て、テーブルに寄りかかりながらギネスとfish&chipsを楽しめる店が結構あるが、こう言う日本版の立ち飲み一杯飲み屋も楽しそうである。P.S. 「手打ち」と書いたが、最後は機械で切り茹でているらしいので、本当の手打ちではない。しかし挽き立ての粉で直前までは手打ちであり、最後のみ機械で処理するらしいので、殆ど手打ちと言うことらしい(ネット情報)。P.S. あまりに蕎麦が強烈で、汁を書き忘れたが、僕には丁度いい辛さだった。通常はもっと辛い汁が多いと思うが。あと緊張wして唐辛子を使うのを忘れてしまった。P.S.蕎麦屋は気に入ったら1月に10日ぐらい通って、その後は月に2度ぐらい行くのがよいとか(江戸ソバリエ)。ここはこんな価格でかつ回数券がある。しばらく通うか・・・。P.S. 夜であるが一杯飲み屋らしく、一品ごとに精算するのかは、今度調べてみる。
Sep 15, 2004
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また中華シブヤになりました、チャーハン¥550、一風変わってます今日も暑いのにブラブラ鍛冶橋通りを歩いてしまった。途中で「山形田」と言う蕎麦屋が気になったのだが、昨日田舎せいろを食べたばかりだし、取り敢えず通過することにした。しかし明日辺りは行きたくなりそうである。そしてブラブラ、h-anakoさんお勧めの「あさだ」にまで来てしまった。案の定、ここも古い佇まいの蕎麦屋らしい蕎麦屋である。よっぽどここでランチと思ったのだが、「今日も蕎麦」と言うことで諦めた。どうも明日からは反動で蕎麦屋続きになりそうである。ということで結局金曜にも行った「中華シブヤ」にした。メニュー選択もh-anakoさん愛用のチャーハン¥550としてみた。前回同様サービス抜群である。お茶を出す時、スープを持ってくると時、チャーハンを持ってくる時、全て気持ちよく声が出る。おまけに「チャーハンいまやってます」と僕は急いでいないのだが、わざわざ報告しに来る。そして僕より一人後の人のタンメンが先に出来てしまったら、「申し訳ありません」と来て、後でスープを+1杯サービスしてくれた。どうも「遅れてスープだけ先に飲んでしまったでしょ、お代わりです」の意味のようだった。ところで注文したチャーハンだが、一風変わっている。玉ねぎの量が異常に?多いのだ。そしてチャーハンの色が独特・・・なんと言ったらいいのだろう、普通チャーハンは黄色っぽい。あるいはオイスターソースなどでは茶色ぽいが、ご飯そのままの白さでもなく、少し赤い、いや紫っぽい色なのである。チャーハンの卵は別口で作った卵焼きを小さく切ってかけてあるので、卵の黄色さがご飯に混じってないせいだろうか。味はgoodである。前回野菜炒めではあとで胡椒をと思ったが、今回は塩、胡椒がうまく効いている。まぁこれで¥550と言うのはなかなか東京じゃ食べられないのではないかと思う。スープのお代わりももらったし・・・。帰りがけにご飯の色の秘密を聞いてみたが「企業秘密」だそうだ。もっとも笑っていたので、大した話ではないと思うが。ただ一風変わったチャーハンであることは確かである。そして途中での注文も一番多かったので人気があることも確かである。
Sep 14, 2004
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ブッシュ、小泉ならずとも・・・権八の「田舎せいろ」¥800を楽しみました権八が西麻布に格好いい店をオープンしたのは3年前の11月ぐらいだった。NYのテロは先日3周年だったわけだから、その直後ぐらいである。当時は物凄い予約で全然行けなかったのだが、ある日午後3,4時ぐらいにふらっとと行ってみたら、さすがその時間帯は空いていて始めて権八を楽しんだ。小泉が来日したブッシュを連れてお忍びで権八に出かけたのが翌年の1月ぐらいだと思うが、それでまた権八は有名に成り過ぎ、予約が大変でしばらくは行く気にならなかった。今日行った権八は1年ちょっと前に銀座一丁目にできたブッシュ・小泉とは違う店である。高速京橋のガード下を利用した形で西麻布に比べると外見ではかなりハンディキャップがあるが、中は素晴らしい。このグループの経営はいつも感心する。権八、モンスーンカフェ、Zest、ラボエームであるが(銀座はスペース十分で一箇所に全てある)、まず内装とか綺麗でセンスがとてもいい気がする。権八にしても高級レストランの雰囲気がある。銀座も似ているが、西麻布の権八は大きな吹き抜けで長方形のスペースの長い辺の真中が厨房で、スペクタクルと言う表現がぴったしな設計である。奇をてらいすぎるとの批判もあるかも知れないが、僕は好きである。次に店員のしつけが素晴らしい、皆ポジティブ(仕事に意欲的で)礼儀正しい。この辺りの秘密は以前和田社長が朝日のBeに載っていた時にいろいろ経営のやり方として書いてあった。意識レベルの高い人を採用し互いに切磋琢磨させるシステムがうまく動いているらしい。そして肝腎の料理だが、これも奇をてらい過ぎるとの批判があると思われるぐらい、一工夫、二工夫した素材が多い。よく飲み屋ではXX産のXXみたいなお品書きがあるが、あれだけでなくもう一工夫している・・・例えば健康に気を配った食材であるとかである。女性に人気があるのはこの辺りが効いていると思う。このような総合力の中でお値段もリーズナブルでバライティ的にも楽しめる点が素晴らしい。特に夜は居酒屋の扱いだが、平均的居酒屋とく比べたら、高級感のある内装、気持ちよいサービス、そして結構いろいろな料理を少しづつ楽しめる感じがあって、僕は気に入っている。多分満足感で言うとレベルが高いお店だ。さて今日のメニュー選択だがあっさり「田舎せいろ」にした。出て来た蕎麦はもちろん手打ちなのだが、かなり腰があって美味しい。腰があればいいと言うものではないが、蕎麦全体がべしゃっと寝てしまってる蕎麦がよくあるが、ここのは一本一本がそれぞれ盛り上がってるような気分である。田舎せいろとはそばの実をカラごと手挽きの石臼で挽いた粉で打つらしい。そのせいだろう、そばに黒い粒々模様がある感じで、これがまた新鮮な感じである。今日は権八が蕎麦屋であることを認識した気がする。そして夜、美味い日本酒を飲んで、最後に占めたい気もした。P.S. 田舎せいろ¥800一枚だけではやはりランチにはならないのだが(僕のお腹の大きさからして)、今日は夜に仕事関係の食事があり、懐石料理を味わえる。昼は控えめにしたいとの作戦でもあった。P.S. その代わりと言ってはなんだが、権八のそば湯を堪能した、田舎せいろの蕎麦湯はやはり一味違う感じがした。P.S. この銀座の権八+αだが、夜も含めてさほど混んでる感じがしない。昔の西麻布のブレークが夢のようだが、何か問題でもあるのだろうか・・・。
Sep 13, 2004
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中華シブヤ、いいです、安くて美味い、サービスがいい:h-anakoさん紹介h-anakoさんに「中華シブヤは制覇しましたか?」と聞かれた。その時はちょっと勘違いしてて、シブヤはもっと八丁堀寄りと思っていたのだが、少し涼しくなった今日、鍛冶橋通りを歩いて、京橋、昭和通りと過ぎたら首都高(弾上橋と言う方がいいのかな)の先に中華シブヤが見えるではないか。早速入ってみた。係りのオバサンが気持ちいいサービスをするお店だ。仕事は草臥れるに決まってるが、注文、お茶だし、スープ、ご飯、メインのオーダーの全てのタイミングで明るい声で振舞ってくれる。今日が始めてとは思えない、常連みたいな気分である。ここはなんと言っても安くてメニューが豊富なのが特徴だ。ラーメン類多種と焼そば、チャーハンが450~550円、他のメニュー、例えば野菜炒め、チンジャオルースー、ニラ玉・・・等が500~600円+ライス150円だ。大雑把に言えば、まぁライス無しで550円均一で30種ぐらいの選択ができる。これだから人気は凄いようで、僕が注文した後6,7人のグループが来て満員になった。僕は迷った挙句「野菜炒め」にした。¥550+¥150で¥700だ。野菜炒めだから若干の脂は気になるが、美味い。学生時代に戻った感じだ。あの頃はレバニラとか野菜炒めを日本型中華料理屋でよく食べたもんだ。店によって炒める時に使うタレが微妙に違って、どっちが美味いかとか話したもんだが、今日も気が付いたけど、やはり基本は野菜から出る汁が美味いのだ。そして大きな中華フライパンを使い強火で炒めたのを、そのまま火傷するような熱さで食べる、至福の時である。最近この種の中華にはとんとお目にかかっていない。ビジネス街には少ない。あってもラーメン屋が極限られた範囲でやってるか、本格的中華の店の野菜炒めで、どっちも昔懐かしい雰囲気ではない気がする。オフィスから少し歩くけど10分ぐらいだろう、これからはどんどん来るぞ。
Sep 10, 2004
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絶対お勧め「銀ムツ照焼定食」@飯田橋・三洲屋、ちょっと値がはるけどネ本当は魚好きの僕が絶対推奨するのがこの飯田橋にある三洲屋の焼魚、煮魚、刺身定食である。今日はたまたま仕事の合間に飯田橋に行けたので昔懐かしい三洲屋に行けたのだ、ラッキーー、ラッキー。ちなみに先にランチメニューを書いておくと、にしん塩焼きor照焼が¥830、ぶり照焼、さば塩焼、めだい西京焼が¥930、銀ムツ照焼、刺身定食が¥980である。どれも美味いし、絶対満足感があること保証であるが、僕は銀ムツ、にしん、さばを贔屓にしている。もし刺身定食が好きな人は、ここは堪らないよ、普通の3倍ぐらいの大きさのある刺身が盛りだくさんだから。魚の好きな僕が普段どうしてランチに魚を選ばないか、それは簡単である。例えば東京駅近辺のXX魚定食の類は、¥800~¥1200ぐらいで、¥700代もあるが、大抵論外である。まず他のものに比べて値段の割に貧弱だ。こう言う定食の切り身って食べた気がしないくらい小さい。これでご飯をたくさん食べるのも一つの手かもしれないが、侘しい。そんな訳で僕は晩飯に自宅で魚をたくさん食べる生活にしている。なんであんなに小さくて、味もいわゆる「脂が乗った」感じがない魚ばかりなのだろう、定食屋は・・・。ところが、飯田橋・三洲屋の魚はでっかい、でっかい、多分見かけ長さで他の定食屋の1.3倍はある、そして厚さも三割増ぐらいの厚みがあり、焼いてるの見ると火を通すが大変な様である。縦・横・厚のそれぞれが1.3倍なら重量は2倍以上になる。多分ここの魚は普通の2倍以上の量なのではないだろうか?そうだとすると丼山盛りの美味しいご飯と、なみなみと注がれた火傷しそうに熱い味噌汁と、お新香、これで↑の値段は東京では安いのだ。僕の一番は銀ムツだが、この脂の乗った身の美味さは格別、ともかくいつもゆっくり味わう。また何時来れるか解らないからだ。不思議なことに三洲屋は銀座1丁目辺りに2軒、日本橋にも一軒あり、僕のランチテリトリーw範囲内だが、全然行く気がしない。これらはぶり照り焼きぐらいで、それも飯田橋に比べて味が悪い。店の名前は単なる暖簾貸しで仕入れルートも全く違うとしか思えない。他にも三洲屋と限らずいろいろ魚定食は食べたが、多分都心を少し外れたところでしか、飯田橋・三洲屋以上の魚は食えない気がする。実際、その種の会話が食べてる時も周囲から聞こえることがあるのだ。ちょっと褒め過ぎかもしれないが、東京であることでお許し願いたい。美味いのだ、腹一杯になるのだwP.S. 銀ムツは正式には名前を変更する必要があるのだが、この店無視している。「うちで名づけた名前だからね」と言ってるが如く、平然と「銀ムツ」と言っている。そう言えば、こう言う名物店では例の略称が飛び交う。僕が食べている間にも「ムツ・ナメ・抜き納豆!追加」とか一発来た。これは銀ムツ照り焼き定食で味噌汁は豆腐(標準)でなくなめこ汁で、納豆を付けるけど、納豆は玉子有りが標準なのが、玉子は要らない(抜き)の意味なのだ。昔のコマーシャルで中山美穂が「おん玉、くん玉」とか言ってほっとしてる場面があるが、あれである。
Sep 9, 2004
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¥500焼きネギラーメン、ご飯お代わり自由をやってみましたDragonDiningの2回目は500円ラーメンとなりました。でもこれは一種のアクシデントでした。またまた急に会議が入って、今日は僕の席から一番近い食い物屋に行ったんです。それで気が付いたのですが、一番近い店はDragonDiningなのです。既に一回坦々麺で書いてますが、その時は近いより美味いを意識して書いていた。ところが今日は一番近い店が500円のラーメンも提供してることを再認識したのである。C級らしい値段の店が一番近いとは皮肉というか、ピッタリというか・・・そうは言うものの、このビル、東京駅南側では一番立派なオフィスビルで「HotelFourSeasons」も入っているし、決してC級ランチ向きの場所ではないのである。従って僕としてはその辺りの評価が楽しみでもあった。どうやって500円を実現してるのかである。ラーメンは醤油系のスープを選んだが、これは平均的な感じで不味くはない。麺は僕好みで中太でしっかりした腰の麺で、これも合格である。具は見かけの綺麗な海苔でデザインしネギ中心である。しかし焼豚が細切れの申し訳程度のものしかない。最近ラーメン屋で焼豚は必ずしも必須ではないらしい。いい例は高円寺の「味噌一」で自動販売機でもトッピング扱いである。しかし昔は焼豚の入ってないラーメンはなかったよなぁ。しかしである、この点を除けば味はいいし、もう一つ気に入ったのは普通のネギ以外に、茶色の焦げネギがかなり入っていることである。一部のラーメン通はこれが堪らなく好きで、焦げネギラーメンばかり食べていると聞いている。僕もたまに焦げネギ狙いで行くことがある。名前は忘れたが西新宿のラーメン街の一店である。この焦げネギのスープを吸いつつ、フリーのご飯を食べるのがいかにも日本的でいいのである。何の味もないご飯が焦げネギ入りのスープでとても美味しい。ということで、あの場所で¥500はやはり安い、早い話が汚らしいラーメン屋には女性は入り難いらしいが、ここなら堂々入れて値段は格安なわけだ。いつまで続けられるのか、興味がある。P.S. これは僕の直感だが、DragonDiningってどこかで別の店が繁盛してるのではないだろうか?じゃないとここまで大胆に立派なビルで商売できない気がするのだが。
Sep 8, 2004
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豚肉煮込丼¥500@横浜中華街-秀美園、かなりいけるなぁ今日はやったぜ、C級ランチに相応しいのを、しかも僕の苦手の横浜で。ほぼ定期的に横浜に仕事(出稼ぎだなぁ)にでかけることになった。である以上、やはり横浜でのC級ランチもトライしないと・・・てなわけで、ちょっとネットでの検索もしてみた。第一候補「梅蘭」の焼きそば・・・名物らしいが、以前試みてるし、ちといい気になって高いのでは。で、第二候補の「秀美園」の「豚肉煮込丼¥500!!!」にした・・・名前からして美味そうだ。言い訳をして少し早めに中華街へ、順海閣とやらだけ行列ができている・・・どうもバイキングのようだ。以前は反対側の海員閣の方が人気があった気がするが、まぁ僕は横浜は弱いんで理由とかは解らない。他の有名な店も見た後、目的に「秀美園」へ。中へ入ると四人がけのテーブルが二つだけで、お世辞にも綺麗とは言えない。「秀美園」の名前に反してるwまぁいいけどさ、と思ってたら奥には綺麗なテーブルがあった結構広そうだ。あれならグループで来ても威張って自慢できる、関係ないけどほっとした。「豚肉煮込丼」だが、今まで食べた物の何に例えればいいだろうか・・・うーん、いやかなり美味いのだが、大衆的な美味さ。まず大きな角煮風の煮込み豚肉が3切ある。これでトッピングで言えば丼の1/3は占めているかな。ともかく食べ応えがある大きさだ。それに煮込んだような味付け玉子、僕は前も書いたが子供の頃からの玉子好きなんでやはり嬉しいね。そして味のバランスを取る高菜漬け、これもラーメン屋で好きなトッピングだ。更に豚挽肉のあんかけみたいのが入っていて、全部で丼を埋め尽くしている。煮込豚肉はメインだけに量も味も相当なものである。この店独自の味付けだろうが、僕の舌では表現不可能。更に感心したのが、挽肉あんかけみたいなやつ・・・なんか焦げたような心地よい味がして高菜と共に味のバランスを取っている。とても気になって店内にある雑誌に掲載された時の記事を読みに行った(好奇心旺盛な僕です)。そしたら赤ネギ(だったかな?)を元にしてるらしい、ここは台湾家庭料理だと言うことを忘れていた。これが焦げたような味で、ラーメンでもよくあるネギの焦げたやつ、あれと似たようないい味を作っているのである。うーん、500円にしてここまで工夫している、大したもんだ。食べてる途中で結構「つゆだく」であることに気が付いた。当たり前だ、丼なのだから・・・きっとあの煮込豚肉の汁を使っているのだろう。そして先ほど書いた疑問の謎が解けた。早い話が牛丼とかと同じ感触だ。でもそこらの牛丼、豚肉丼と比べるとやはりかなり美味しいと思う。結論:このまま吉野家のメニューに入れる。業績改善間違いなし!w
Sep 7, 2004
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C級らしい「ビビンバ」の「石焼ビビンバ」¥490、いつも愛用してますこのところ少し贅沢な物食いすぎで、C級の舌しか持ってない僕には浪費かも知れないんで、今日は「ビビンバ」の「石焼ビビンバ@490円」にしてみた。僕のオフィスは鍛冶橋交叉点近辺なので、近くには「ビビンバ」がない。少し歩いて八重洲のやや北側の店に行ったが、「ビビンバ」はかってはよく行ったが今回は「おひさ」って感じである。そもそも最初に「ビビンバ」に出会ったのは5,6年前で新宿行苑の「随苑」の隣の店であった、当時新宿に出向いて仕事をしていたので、少し遠いがよく通ったものである。そのうち、どんどんあちこちで黄色(橙色)の看板を見るようになり、「成功してるんだなぁ」と思ったものである。¥490の石焼ビビンバってそれだけで安い!って気になる。あれだけのトッピング(じゃないなぁ・・・なんて言うんだろう)で、熱々の焼き混ぜご飯がをサーブするんだから、¥500を割るのは考えにくいのだ(比較はどうしてもチャーハンになってしまう)。御苑店の5年前はもっと上の値段だった気がするが記憶違いなんだろうね。他のメニューもそれなりの値段と美味しさだが(マヨは苦手だが)、やはり定番メニューのお店は略称で注文が行き交うのは面白いものである。石焼ビビンバはこの店では「いし」だけのようである。「並、つゆだく」と同じ感じである。肝腎の「美味しさ度」だが、やはり値段からすると評価は高いのでは。そもそも僕はよっぽどのことがないと「石焼ビビンバ」をまずいと言う気がしないのだから当たり前かと思う。健康的な野菜の組合せで、焼き方も自己流でゆっくり楽しめるのが中々いいし・・・そうそう、お米さえ変なお米でなければ美味いに決まってる気がする。僕は韓国料理が大好きなんだが、憶えたのが比較的最近なこともあって料理名が苦手である。しかし「ユッケ」とかの食わず嫌いを除けば韓国料理はどれも「世界にこんな美味しい料理があるんだ」と感激することが多い。新大久保とかよく行くが、特に海の物系はその新鮮さ等、日本料理のお店も顔負けなのでは・・・。まだまだ未開拓の分野が多いが、それがまた広がりを感じて楽しい。P.S. 大盛りが+60円で合わせても¥550は泣かせるw
Sep 6, 2004
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今日(9月8日)水上勉が死去された。まだ残暑が続く東京、あちこちで百日紅(さるすべり)が咲いている。名前の通り長い期間咲くこの花、僕は密かに好んでいる。そしてこの花を見ると「五番町夕霧楼」の中のじりじり暑い夏の日の場面が思い出され、同時に水上勉はいまはどうしているのだろうなどと思ったりする。これはここ数年の僕の夏の行事みたいなものである。水上勉は「第二の松本清張」と言われたぐらいで、普通の小説の中でも場面により意外な展開がされたりする。そしてそれが安っぽい推理小説型でないとこが僕は好きだったようだ。僕が一番好きな「越前竹人形」でも、もう絶体絶命のような苦境に追い込まれた時に、流産と言う形で主人公達は難を脱する。この作家独特の暗い雰囲気の中で、この意外性が読者には涙を伴うような感動を与えてくれる気がする。「飢餓海峡」は本当の意味での推理作家としての小説なのかも知れないし、実際セミドキュメンタリー的な話の構成だが、刑事と犯人の間の確執の後ろに水上勉の人間を感じるのは僕だけではないと思う。ここ十数年、小説以外では結構テレビなどで活動は報じられていたが、やはり昔書いた傑作の数々は僕には大切な思い出になっている。あの独特な暗い世界の人間に影響された僕としては水上勉のご冥福をただ祈るばかりである。日記のスペースがないので別の日の場所にかかせてもらった。
Sep 4, 2004
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穴子二尾がはみ出る天丼¥950、1ヶ月にしてとうとう全くメニューw今日は急に仕事が忙しくなり「XX時までに昼食済ませて、横浜へ行け」って感じで言われて慌ててしまった。いつも仕事中に楽天で遊んでる罰wってやつかも知れない。何時もは捜し歩くのも楽しみの一つなのだが、今日はさっと考えて後悔しない店にしようと思った。「やはりあの穴子天丼が食べたいな、このところ麺類ばかりだし」で決めた。焼鳥横丁の「栄一」と「伊勢廣」の間にある「秀」である。3週間ぐらい前、全く同じメニューで感想を書いたから、今日は間単に書くしかないだろうw。この「秀」では僕は以前はいろいろ食べたが、今は行く時は必ず「穴子丼」だ。なんてたって、丼をはみ出す大きさの穴子二尾が豪快だ。丼の池を渡す橋のように君臨している。まぁ穴子が大して好きでない方は魅力は無いかも知れない。でも僕のように穴子好きにはこの天丼を食うのは至福の時だ。いそがされて不本意なランチを食うのはごめんだ。忙しい時ほど、取って置きのメニューで楽しまなくちゃ。¥950は僕は安いと思うのだ、この場合。「天や」だって穴子+海老丼は確か¥700以上のはず。それがでっかい穴子二尾なんだから。ここは夜の飲み屋が中心みたいなので、昼はサービスメニュー型なのかも知れないなどと思いながら、「うーん、米もいいの使ってるな」等と味わってると、外人3人を含む4人組が来た。みな常連さんらしく、店主とツーカーで話していた。うん、確かに外人さん案内にはいいかも知れない。ここの店のメニューはちゃんとした天婦羅屋なら+¥500の感じだからだ。僕も常連になってやるwP.S. その後の会議中に油でいやなゲップが出たりもしなかった。お腹にもたれず、これも買えるね。
Sep 3, 2004
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