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『冬の小鳥』の前に、つるとんたんでお昼を食べたのよ。いっつも100人くらい並んでるから、それ見ただけでげんなりしちゃってたんだけど、この日は11時の開店からがんばって入りました(笑)おいしいおうどん つるとんたん BIS TOKYO ページはこちら。TOKIAの前の、はとバス乗り場のところに、キティちゃんバスが!これって浅草に行くの?DSC04295 posted by (C)rose_chocolatはとバスって乗ったことないんだけど、1度くらい乗ってもいいかな? 楽だし。そしてつるとんたんに着きました。さすがに開店と同時に入る人はいないよね・・・ と思ったら結構いた(笑)12時回るとオフィス街から人がこれでもかこれでもかって集まってくるんで、その前に食べちゃおう! って人も多そうですね。この日頼んだのは、カルボナーラのおうどん。DSC04296 posted by (C)rose_chocolatクリーム系のおうどん好き~。これ、ベーコンが超分厚くて、食べ応えある。太麺にしたけど、それでもしっかりクリームが絡んできます。そして友人が頼んだのは、カレー三昧のおうどん。カツ、海老フライ、牛すじが入ってる!DSC04302 posted by (C)rose_chocolatすっごいボリューム!これは細麺だったんだけど、麺がスープを吸ってしまって、最後は量が増えた? 感じになってしまったかな。シェアしながら食べましたが、牛すじが一番よかったかも。でも両方とも美味でございました。今度は、あっさり系のおうどんもチャレンジしたいですね。
2010.11.30
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原題: A BRAND NEW LIFE監督・脚本 : ウニー・ルコント出演 : キム・セロン 、 パク・ドヨン 、 コ・アソン 、 パク・ミョンシン 、 ソル・ギョング鑑賞劇場 : 岩波ホール公式サイトはこちら。<Story>1975年、ソウル近郊。9歳のジニ(キム・セロン)は状況もわからないまま父親に連れられて、カトリックの児童養護施設に預けられる。父(ソル・ギョング)のもとに帰りたいと願うジニは、院内の人々に反発を繰り返し、脱走も試みる。そんなジニを気にかけるのは年上のスッキ(パク・ドヨン)だった。2人は庭で傷ついた小鳥の世話を始める。スッキはアメリカや遠い国への憧れをジニに語り、一緒に外国へ行こうと誘う。かたくなだったジニの心も、少しずつ和らいでいくが…。冬の小鳥?-?goo?映画<感想>前売り券を持っていたのに、いろいろと忙しく、岩波ホールはロングランだからいつでも行ける・・・ と思っていたらもう終わりなんですね。慌てて駆け込み鑑賞です。これはほぼウニー・ルコント監督の自伝のようです。監督自身がこの体験をして、実際に渡仏しています。そこで幸せになれたから、今があるし、この映画を作ることにもなったのでしょうね。この作品の1番の魅力は何と言っても主演のキム・セロンちゃん。撮影開始2週間前に決まった主役の彼女、他メディアで演技はしているものの、映画は本作が初めて。黙っていても、どこか周りを惹きつける存在感は抜群でした。そして透明感があるんですね。2000年生まれだから現在10歳ですが、幼いながらにも自分の立ち位置をよくわかっている、勘のいい子役さん。成長したら韓国美人のいいところを取った感じの顔立ちになりそうです。親に捨てられる子は韓国では多いのかどうかわかりませんが、キリスト教が根付いている国ですから、日本よりは養子制度がしっかりしているのかもしれません。児童養護施設というと、日本では施設内の虐待やいじめといったマイナスイメージが大きいですが、この映画の中の施設では、事情があって養育できない家庭が、子どもを連れてきて、しかるべき人のところに貰われて幸せになってほしいという目的があって、運営されているような気がします。それでも親に捨てられるということはもちろん大変な衝撃で、ジニもそのことに絶望していきます。こんなことを子どもが感じないといけないのは観ていて辛い。ようやくその環境をジニが受け入れようと思えたのは、やはりスッキのせいでしょう。ですけど、人は自分が幸せになりたいという気持ちが根底にあり、それが人の幸せを願う気持ちよりもどうしても優先になる。そうして裏切られてきたジニだから、父を恋しいと思いながら生きてきたけど、スッキとの出来事や、寮母さんの様子などを垣間見て、自分の心をいったん「葬り去った」のかもしれません。あの儀式によって、彼女はそれまでの優しいだけの自分に区切りをつけて、自分がどっちに行かないといけないのかを悟ったのでしょう。施設から去っていく時に、残る人たちが歌う歌。あの歌を歌っている時のみんなの胸中には一体何があるのでしょうか。ただ単に、別れを惜しんではいなさそうです。歌詞とは全く裏腹に、心にもないことを考えている子もいるだろうし、去っていく方は去っていく方で、名残惜しいなどとはこれっぽっちも思わないでしょう。その門を出て、どんな人生が待っているかはそれぞれですが、幸せになれたからこそ、こうして振り返ることができるのではないでしょうか。ルコント監督は、自伝でこれだけ出しきってしまった分、次回作はどうなるのでしょう。 と思わなくもないですが、それほど何もかもが自然だったように思いました。今日の評価 : ★★★★ 4/5点
2010.11.30
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原題: LEONIE監督・脚本・制作 : 松井久子出演 : エミリー・モーティマー 、 中村獅童 、 原田美枝子 、 竹下景子 、 クリスティーナ・ヘンドリックス 、 メアリー・ケイ・プレイス 、 柏原崇 、 山野海 、 大地康雄公式サイトはこちら。(TOHOシネマズ1か月フリーパス鑑賞 2本目)<Story>1901年、米国の名門女子大学を卒業し教職に就いていたレオニー・ギルモア(エミリー・モーティマー)は、ニューヨークで新進気鋭の日本人詩人ヨネ・ノグチこと野口米次郎(中村獅童)に雇われ念願の編集者になる。文学上のパートナーだった2人の関係はやがて恋愛へと発展しレオニーは妊娠するが、ヨネは逃げるように帰国してしまう。意を決して男子を出産したレオニーは、日露戦争を経て日本人への差別が激しくなると幼い息子と共に日本へ旅立つのだった。レオニー?-?goo?映画<感想>これも東京国際映画祭特別招待作品でしたが、フリーパスに回しました^^イサム・ノグチは知っていますが、その誕生にまつわるお話ですよね。アメリカ人のレオニーには、当然ながら明治時代の日本の風習っていうのは馴染まなかったのだろうなと。「日本では女は男の後を歩く。黙ってだ」なんて、納得できるわけがない。愛したはずのヨネなのに、待っていたのは予想もしない冷遇と過酷な子育ての日々でしかありませんでした。ですが明治だったら、ヨネの言うことや津田梅子の感覚も、社会通念としてはごく当たり前だったんでしょうね。男性が優位で体面を保つ社会。それにレオニーは敢然と反旗を翻します。だけど当時の日本で、何の庇護もなく異国人が生計を立てていくということの想像を絶する困難さ・・・ 考えると絶望的なんですが、それでもレオニーは自分の道を押しとおすんですね。通せる環境、庇護者が現れてくれるというか。 それは彼女にとっては幸運だったと言えるでしょう。しかしながら、子供に対しての彼女の方針が、果たして子供たちに正確に伝わっていたのか?親心はわかってもらえていたのでしょうか。わかってもらえてないとやっぱり切なくなるでしょうしね。ヨネを演じる中村獅童。 まさに彼しかいない? のかもしれないようなハマり役。 と言ったら怒られそうですが、どうもイメージ的にそっちを考えますよね。そこを抜いたとしてもやっぱり適任かも。。。レオニーの3人のお弟子さんたち、3人ともどこかミステリアスな部分があって。アイリスの父親については何も記述がないですが、この中の誰かなのかな。川田道彦は柏原くんがやってましたね。 あの彼が一番近くにいたようにも思うけど。 でもあくまでも不明みたいです。主役のエミリー・モーティマーは、強く堂々とした、誇り高いレオニーを演じていました。芯の通った強い女性ですね。原田さんの津田梅子も、幅広い年齢を演じることが出来て、上品なイメージということでよかったと思います。ただ、作品は全体的にレオニーの生涯をサラっと描きました・・・ という印象だけが残ってしまいました。駆け足でなぞった感じです。それで彼女の強さを浮き彫りにしていくのが目的なのかな?当時の時代背景もあったでしょうが、孤独に慣れてしまうレオニーが少し哀れでもありました。それだからイサム・ノグチが生まれたんだろうけど、彼女にとっては少々気の毒な人生のようにも思う。 レオニーは幸せだったのでしょうか。そのあたりのことを掘り下げていただいても良かったかもしれません。今日の評価 : ★★★ 3/5点
2010.11.28
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原題: NUOVO CINEMA PARADISO監督: ジュゼッペ・トルナトーレ 出演: フィリップ・ノワレ 、ジャック・ペラン 、アニェーゼ・ナーノTOHOシネマズ午前十時の映画祭『ニュー・シネマ・パラダイス』ページはこちら。<Story>現在のローマ。夜遅く帰宅した映画監督のサルヴァトーレ・ディ・ヴィータ(ジャック・ペラン)は、留守中に母(プペラ・マッジョ)からアルフレードが死んだという電話がかかっていたことを知らされる。その名を耳にした途端、サルヴァトーレの脳裏には、シチリアのジャンカルド村での少年時代の思い出が甦るのだった--。ニュー・シネマ・パラダイス?-?goo?映画<感想>散々話題になっている作品ですが、実はこのころって映画鑑賞空白期間。 未見なのでここで押さえたかった。トルナトーレ監督の映画も好きなので。。。よく、「映画に対しての愛があふれている」って評されてますよね。まさにその通りでした。(それだけでくくっちゃうともう何も書けないのですが。。。)トトの映画に対する愛、アルフレードの映画に対する愛、アルフレードが、トトに対して抱く、同志のような、親のような包み込むような愛。いろんな愛が交差しています。映画や自分の人生を大切にするからこそ、選択した人生のなかでもまた、トトは映画を選んだんですね。アルフレードがトトに遺したメッセージも、人生は愛で満ち溢れている、そして映画で培った愛を、人生の中で体現させていってほしいということだと思いました。キスはその入口ですよね。今日の評価 : ★★★★☆ 4.5/5点
2010.11.28
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原題: MACHETE監督 : ロバート・ロドリゲス 、 イーサン・マニキス製作 : クエンティン・タランティーノ出演 : ダニー・トレホ 、 ロバート・デ・ニーロ 、 リンジー・ローハン 、 ジェシカ・アルバ 、 スティーヴン・セガール公式サイトはこちら。(TOHOシネマズ6000マイル1カ月フリーパスポート1本目)<Story>どこの街角にもいるごく普通の日雇い労働者風の男。彼こそが伝説的な辣腕下連邦捜査官マチェーテ(ダニー・トレホ)だった。メキシコの麻薬王トーレス(スティーヴン・セガール)に恐喝され、不法移民嫌いの米政治家(ロバート・デ・ニーロ)の暗殺を依頼されるが、それは政治家とトーレスの仕組んだ罠で、マチェーテは暗殺犯として追われる身となってしまう。無実を証明し、彼らの陰謀を暴くべく、マチェーテは復讐の鬼となって立ち上がる。そんな彼の前に立ちはだかるのは、次から次へと殺し屋を雇う非情なビジネスマンのブース(ジェフ・フェイヒー)、国境自警団を率いるひねくれ者のヴォン(ドン・ジョンソン)、そして法の執行と正義との間で葛藤する美しい移民局職員サータナ(ジェシカ・アルバ)だ。一方、反逆精神と革命的な心を持ったセクシーなトラック運転手ルース(ミシェル・ロドリゲス)と、祈ること以上に銃の扱いに長けている牧師のパードレ(チーチ・マリン)が、マチェーテに加勢する。銃弾、流血、傷心の嵐を巻き起こしながら、マチェーテは最終的に、復讐と贖罪の壮大な戦いが待つトーレスの街へと戻ってゆく……。マチェーテ?-?goo?映画<感想>いよいよこの日からTOHOシネマズ6000マイル1カ月フリーパスポートです。去年は22本観たけど今年はそんなに行かないだろうなあーと。他のシアターの作品も観たいので、そんなにTOHOばかり行ってられないけど(!)、まあ頑張ります(笑)記念すべき1本目は、もうすぐ○マトの余波で終了してしまいそうな『マチェーテ』。 これ、予告がめちゃくちゃ面白そうで興味あった。この前に観た、こちらの作品があまりにもどんより、どよーんとしてたんで、お口直しに・・・ と思ったんですが、予告で感じたコメディーっぽさがほとんどなく。。。(笑)これほぼ全編殺人三昧だった。ダニー・トレホはハッキリ言って「役得」っぽかったですね。だって美女との絡みシーン多かったし。。。どう考えても、致命的な場所に傷を負っているんだけど、何故か復活しているっていうのもお約束? 笑女性陣はセクシーだったりヌードだったりと、男性サービス満点でしたけど(笑)、その中でもミシェル・ロドリゲスはやっぱりカッコよかったなあ。最後の衣装なんてかなりいい感じ。 腹筋も素敵だし!ジェシカちゃんは全体的にどこかスベっている感じもしましたが。。。wB級映画の傑作? って感じがしましたよね。バタバタ人が死んでく感じはさすが制作にタラちゃん入ってるからだろうし、笑えたりラブがすぐ出てきたりとか。 考えようによっては「おバカ映画」のカテゴリにも入りそう(笑)こういうの好きですー。今日の評価 : ★★★★ 4/5点
2010.11.27
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原題: COLDFISH監督 : 園子温脚本 : 園子温 、 高橋ヨシキ出演 : 吹越満 、 でんでん 、 黒沢あすか 、 神楽坂恵 、 梶原ひかり映画公式サイトはこちら。第11回東京フィルメックス 『冷たい熱帯魚』ページはこちら。<Story>家庭不和の中、熱帯魚屋を営む主人公が、ある日出会った同業者の手伝いを行ううちに、想像を絶する猟奇殺人事件に巻き込まれていく…。冷たい熱帯魚?-?goo?映画<感想>フィルメックスは、韓国映画ショーケースは昨年初めて行きましたけど、本体は初めての参加です。スケジュール的に合わなかったのと、どうもサイトを見て、興味ある作品が少なかったこと、それと観たいのが早々に売り切れてしまったこと、などもあり、本作品1本だけの鑑賞になってしまいました。『愛のむきだし』は好きだったんで、これ興味ありました。来年はちゃんと考えよう(笑)場内は9割くらいの入り。有楽町朝日の本来の座席の前に、パイプ椅子が数列並んでるのを見ました。これはプレス用? ってことらしいですが、お客さんは最前列を期待して買ったのに、行ってみるとその前にいきなり人がいて、しかもガタイのいい感じのおっさんが多かったら見えないんじゃ? などと思ったりしますけど。こういうところに一般客軽視っぽさを微妙に感じる。一般とプレスが混在の上映なら、プレスは脇で観るべきではないでしょうか。一般客はお金払ってるんだからさ。。。私は後方だったんでノンストレスでしたが(笑)、来年からは段差のない前方ブロックは買わないようにしようと思いました。うーん・・・予想はしていましたけど、この作品の元ネタの事件がわかっちゃったら、もうそのまんまなんですよね。なので元ネタがわかっちゃって、それが苦手な人ならば、これは鑑賞しない方がよいかもしれません。 途中退席したくなります。私もどっちかというと好きな方じゃないけど、予備知識一切入れてないんで逃げられなかったよ(笑)確かに凄味はありますし、黒沢さん、神楽坂さんの脱ぎっぷり女優魂はお見事だったんだけど、何と言うか・・・ それ以上の、心をつかむ感じじゃなかったかな。でんでんさんのキャラも、異常さはよかったし、吹越さんの変貌ぶりもお見事。。。。 なんだけど。なあんか、どっか、チープなんですよね。 全体的に。 悪いんだけど。【注意】ここから先、空白部分はネタばれの可能性あり。 読みたい人はマウス反転させて下さい。私としては、何と表現したらいいかわかんないですが、気持ち悪さは『ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う』で慣れてるとは言え、ちょっと見てるのは辛い。事件で人間の異常さをあぶり出すのが目的だとすれば、それはもう十分すぎるほど果たしている訳なんだけど、いかんせんここまでやってくれるともう救いようがない。冷凍食品ばかりが並ぶ食卓などは、現実にもありそうな殺伐感だったりするし、また村田のような人間が現実に存在したってこともありますけど。こういう目に遭われた方には、お気の毒というしかないです。ここまで徹底的に再現したんだから、どうせやるなら遊び感覚で、例えば『美しい夜、残酷な朝』の、"dumplings"くらい徹底的に、視覚だけじゃなくて聴覚に訴えることまでやってくれちゃってもよかったんじゃ? なんて思ったり。(これ相当グロかった思い出があります)事件をなぞるのはいいんだけど、それ以上のものが感じられなかったかな、と。残虐性があった、そのことを言いたかったのだろうとは思いますが、そこをグロで覆いつくしてしまった感もありました。園子温監督のファンの方、あるいは「猟奇事件マニア」の方には喜ばれるかもしれませんけど、一般の方が単に「園子温監督作品だから」という理由で観に行くことは、覚悟してから行って下さいとしか言えないですね。あくまでも自己責任でお願いします。見ていて決して好感持てるとは言えず、またこの日の舞台挨拶で、出演者のトーク中に、個人的にちょっと疑問を持った発言もありましたので、残念ながらあまりいい印象は持てなかった作品となってしまいました。この映画の場合、絶賛のコメントはあちこちに現れると思いますので、どうぞそちらを参考になさってください。今日の評価 : ★★ 2/5点
2010.11.27
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原題: GAMER監督 : ネヴェルダイン&テイラー出演 : ジェラルド・バトラー 、 マイケル・C・ホール 、 アンバー・ヴァレッタ 、 ローガン・ラーマン 、 アリソン・ローマン 、 テリー・クルーズ試写会場 : 一ツ橋ホール公式サイトはこちら。<Story>2034年、天才クリエイターが開発したオンライン・ゲーム“スレイヤー”では、脳手術を受けた生身の人間が遠隔操作され、激しい戦闘を繰り広げている。無実の罪で投獄されたケーブル(ジェラルド・バトラー)は、“30回勝ち抜けば釈放”という条件にあと1回と迫り、熱い注目を集めていた。プレイヤーは17歳の高校生。だがケーブルは愛する妻と娘に再会するため、ゲームの世界から一人で抜け出し、最後の戦いに挑んでいく…。GAMER?-?goo?映画<感想>これと、『SPACE BATTLESHIP ヤマト』の試写が重なってしまいまして~(一気に当たるときはかぶるんだよねえ)仕方がないので、ヤマトは友人に譲ってこっちにしました。予告で結構面白そうだったこの作品。実際に人間を操作してゲームしちゃうっていう発想がもう、凄すぎっていうか。。。ただ、すごい!と思うのはその設定部分だけでした。あとは細かいところが後日になればなるほど辻褄が合わなくなってきます。最後がねえ。。そこを止めれば全部止まるの? っていうくらいあっけなかったんですよね。ナノなんとかについてもあんまり説明がなかったし。頭に入れられたというのはわかるんですけど、その削除とかがどうも曖昧な感じになってたような気がする(私だけ?)あとはやっぱり設定が悪趣味過ぎちゃって。。。人間が人間を殺しても何とも思わないというか、その観念、これからもそうなって行きそうなのが恐ろしい。ゲームの中だと感覚が鈍りますからね。殺しても何とも思わない、「別に」って感じの人間が増えていくのはやりきれないなー。『300』って未見なんですけど、あれほど血は出なかった感じ。バトラーくんは、戦闘系の方がカッコ良かったですけどね。こういう残虐系は公開されてから1人で行く自信がなかったんで、試写会でよかったです。今日の評価 : ★★ 2/5点
2010.11.25
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女子会しません? ってお誘いが来まして、前に使った、ローストチキンハウスでまた飲むことになりました(笑)ぐるなび ローストチキンハウスのページはこちら。この日は3人で集まりました。3人くらいだと日にち決めやすいですよね。まずは乾杯~。白ワインと、ピクルスです。DSC04271 posted by (C)rose_chocolat左は鶏の軟骨揚げ。 これ美味しかったなー。DSC04273 posted by (C)rose_chocolatフランスパンに添えて、つぶ貝だったっけ?ガーリックバターだったような気がした。 (忘れちゃった)DSC04274 posted by (C)rose_chocolatそしてお待ちかね、メインのローストチキンです。今日は3人なのでハーフでお願いしました。DSC04277 posted by (C)rose_chocolatワイン、早くも2本目(笑)DSC04281 posted by (C)rose_chocolatDSC04279 posted by (C)rose_chocolatDSC04280 posted by (C)rose_chocolatもう、しゃべるしゃべる。。。私はもういいかなと思ったんですが(ホントだよ)、あとのお2人がいつの間にか3本目をオーダー(爆)これ、何故かタコがエチケットになってるのも大ウケ。検索したら、Pulpo azul(青いタコ)っていう名前のワインだそうです。DSC04290 posted by (C)rose_chocolat最後にデザート。パンナコッタとNYチーズケーキです。さすが別腹、ぺろっと入っちゃいました(笑)DSC04291 posted by (C)rose_chocolatDSC04292 posted by (C)rose_chocolat結構酔っぱらっちゃいました~♪あとのお2人もいつもクールなのに、かなーり、かなーり、酔ってます(爆)DSC04270 posted by (C)rose_chocolatもうすっかり有楽町は冬ですよね。あ~女子会楽しかった。 また行きたい!
2010.11.24
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原題: 苔/MOSS監督 : カン・ウソク原作 : ユン・テホ脚本 : チョン・ジウ出演 : パク・ヘイル 、 チョン・ジェヨン 、 ユ・ジュンサン 、 ユ・ヘジン 、 ユ・ソン 、 キム・サンホ 、 キム・ジュンベ 、 ホ・ジュノ公式サイトはこちら。<Story>長年、音信不通だった父(ホ・ジュノ)の死の知らせを受けて、ヘグク(パク・ヘイル)は山奥の村へとやって来た。突然のヘグクの登場に、村人たちは困惑を隠せない。死因が不明な事に納得できないヘグクはしばらく村にいる事にする。やがて、父所有の土地の名義が書き換えられ、財産も全額が引き出されている事を知る。秘密を探っていくヘグクだが、次々に事件が起き、死人が出ていく。そして30年前に起きたある事件に、父や村長(チョン・ジェヨン)が深く関わっていたことを知る。黒く濁る村?-?goo?映画<感想>これすごく楽しみにしてました。パク・ヘイルくんは『10億』で初めて見て、いい役者さんだと思ったし(彼いろいろ出てるんですね。今度観てみよう)、ホ・ジュノも「オールイン」以来の好きな役者さんだし。そしてチョン・ジェヨンも『トンマッコルへようこそ』以来かな? 変装がすごそうだったし。10月の東京国際映画祭で観たかったんですが、この日は行けなくて。 なので一般公開は絶対に行こう!って思っていました。原作は漫画なんですね。職場に韓国の方がいるので、ネットからマンガを見せてもらったんだけど、この画像も凄いよ(笑)韓国では、漫画と言えば、web漫画が一般的だそうです。 日本のようなコミックの単行本はあまり売れないんだとか。 これには驚きました。 ネットが発達している韓国ならではですね。とにかく凄味があるんですよね。人物たちの風貌も、ストーリーも。「八つ墓村」を思い出してしまったわ。。。1人1人のトラウマや罪が明らかにされて、それ相応の報いを受けていく。 そのシーンがまたお化けやしきみたいで緊迫感あるんだよね。人間の欲望というか、支配欲には限りがない。自分よりも優れた人間をつぶして、自分がのし上がりたい、影響力を広げたいという欲望ってキリがないなと。他人の弱みを握って支配し、コントロールして、逃げ出せないようにするのは、今で言うならモラハラですよね。そこから自分を取り戻す作業も勇気がいるけど、自分の命と引き換えだったから。 でもあれだけ悪いことしてたら同情もできないけど。あの村の人間はほんと気持ち悪かったな。。。そして、「これは私の戦い」と言いきったあの人の、最後の最後に投げかける目線ですよね。これにはやられました。最後はほんわかと、お茶を濁して終わるのかと思ったら。。。職場の韓国の方もこの映画は鑑賞済みで、「この場面ってどう思う?」って訊いたら、「あれは、自分を支配していた人に取って代わって、自分が支配者になりたかった、そのために工作したことなんじゃないか」とのご意見でした。そうだねえ・・・結局人間はその程度のものだし、歴史だってそういう事実がある。恐ろしいけどどうしようもなく引き込まれてしまった作品でした。パク・ヘイルくんの、始めは恐る恐るだけど、父に対して行った罪は絶対に許さない青年の姿。チョン・ジェヨンの鬼気迫る変装。 剃髪した変装も迫力あったし。腰ぎんちゃくの3名の異様さも、らしかったし。そしてユソンですよね。 やってくれました。これ今年の韓国映画じゃ自分は一番かも。今日の評価 : ★★★★☆ 4.5/5点
2010.11.24
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原題: SECRET REUNION監督・脚本 : チャン・フン原作 : チャン・ミンソク脚本 : キム・ジュホ 、 チェ・クァンヨン出演 : ソン・ガンホ 、 カン・ドンウォン 、 チョン・グックァン 、 パク・ヒョックォン 、 チェ・ジョンウ公式サイトはこちら。<Story>ソウル市内で起きた、北朝鮮工作員との銃撃事件で犯人を取り逃がした責任を問われ、国家情報員のイ・ハンギュ(ソン・ガンホ)は免職を余儀なくされる。それから6年、逃げた妻や外国人妻を捜す探偵まがいの家業で食いつないでいた彼は、工事現場で韓国に潜入していた工作員のジウォン(カン・ドンウォン)に偶然出くわす。ジウォンはこの6年間、パク・ギジュンという偽名を使って潜伏生活を送っていた…。義兄弟~SECRET REUNION?-?goo?映画<感想>奇しくも今、朝鮮半島が緊張状態にある中、この映画の公開なんだなあ・・・と、感慨深かった。朝鮮戦争は終結ではなく、「休止状態」な訳ですから。もっとも、北の工作員の話だったら『シュリ』みたいなほうがたぶんリアルなんでしょうけど。(本作は非情に殺す部場面はありますが、それ以上の細かい裏指示みたいなのはあまり出てきませんから)実際はもっと水面下で動くだろうし(あれじゃ見つかるって)、残酷なもんなんじゃないかな?そうではなくて、これは主演2名の交流を見る映画ですよね。まあ実際は、このシチュエーションはあり得ないんですよね・・・たぶん。そうなる前にどっちかが死んでないとおかしいです(笑)それをさせなかったのは、もしかしたらファンサービス?かもしれませんし、そこのあたりは分からないけど、あれだけ緊迫感あるファイトシーンだったなら、ラストはああいう風にするべきじゃなかった感じがします。あくまでも、リアル感を貫いて欲しかったんですけどねえ・・・。2人とも好きな俳優さんだし、何だかこれだけ揃えたのにもったいない感じでした。今日の評価 : ★★☆ 2.5/5点
2010.11.24
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原題: HERB & DOROTHY監督 : 佐々木芽生出演 : クリスト&ジャンヌ=クロード 、 リチャード・タトル 、 チャック・クロース 、 ロバート・マンゴールド鑑賞劇場 : シアターイメージフォーラム公式サイトはこちら。<Story>マンハッタンの質素なアパートに暮らすヴォーゲル夫妻は、日々美術展を巡り、気に入った作品を愛で、熱心にアーティストと語らう。家に帰れば1LDKの間取りを所狭しと埋め尽くした4000点ものアートの数々が待っていた。元郵便局員のハーブと元図書館司書のドロシーが、慎ましい生活を送りながら40年の歳月をかけて買い集めた現代アートの膨大で貴重なコレクションは、国立美術館に寄贈されることになる。ハーブ&ドロシー?-?goo?映画<感想>この映画、art-Link 上野-谷中 2010の時にも上映プログラムがあったの。アートリンクがバックアップ&宣伝もしていました。でも時間が合わなくてここでは鑑賞できなかったので、イメフォにて。すごい混雑してましたよ。。。 この作品。評判いいんでしょうね。そんなわけで観始めて、やっぱりこれ好きです。 こういう作品。とにかく、この夫妻の生き方が素敵。 つましい、身の丈に合った暮らしの中で、自分たちの好きなように暮らす生活。いいなあ。。。本当に無理せず。肩の力を抜いて、ですがアートに対しての審美眼だけは一切妥協しない2人。・自分たちのお給料で買える値段・アパートに入る大きさ彼らがアートを購入する根拠はそれだけ。 あとは、気に入ったものを買う。彼らがアートを気に入るとき、それは、単にその作品だけじゃなく、アーティストたちのバックグラウンドまで見ていく。その方法がすごく好きです。自分も、好きな映画に出会った時は、その映画のバックグラウンドなどを調べたくなりますし、その監督の他の作品も観たくなったり、俳優さんたちのキャリアなんかも調べたくなったり・・・いろいろ、知りたくなるんです。 だから彼らの買い方がすごく好き。そのアーティストさんご本人とも親交を深めていくんです。彼ら、夫婦仲が良いのですね。 きっと。お互いに尊重して寄り添い、無理なく過ごす生き方。 憧れますね。売れてない時代の駆け出しのアーティストさんにとっては、作品を買ってくれる方、ましてや、自分のキャリアにまで関心を持ち、心から知りたいという姿勢でいてくれる方というのは、たぶん「神様」のように見えるんじゃないでしょうか。実際にお金に困っている方だったら尚更です。インタビューでも、「買ってくれたことが有難かった」という証言がかなりありましたし。そして、その後も彼らと交流を持ち続ける人たちの多いこと・・・ハーブ&ドロシー夫妻は、人を虜にする魅力があるんですよね。もっと芸術のことを話してみたい、そうでないと週に1回のテレフォンタイムなんてないと思います。アートと聞くと、投機や転売の対象として買いあさるイメージが先行していたので、こうして私利私欲に走らずに、純粋にコレクターとして存在する人もいるんだ・・ というのが素直な感想です。ハーブ&ドロシー夫妻には、邪念がないのですね。コレクションの行く末まで決めている。 それも、社会に還元できるような方法を考えているのがとても好感持てます。いつだったか「俺が死んだらゴッホとルノアールの絵も一緒に荼毘に伏してくれ」とのたまい、世界中から批判された日本の企業家(企業屋? 笑)がいましたね。そういう、金に取り憑かれて醜態を晒している人たちに見習ってほしいです。アート=金、しか考えない人たちが、アートを荒らす行為は、見ている方が不愉快。しかしながらそういう輩が跋扈している世の中です。そのなかにあって、如何に「アート通」を気取る人々が非難しようとも、ハーブ&ドロシー夫妻の信念は揺らぐことはなく、そして、本当にアートを愛する人たちに受け入れられていくでしょう。真実は受け継がれるのですから。佐々木監督(監督が日本人っていうところにも親近感を覚えます)が、彼らのコレクションの後日談として、続編の映画「Vogel 50×50」を制作しているとのこと。こちらも楽しみです。いつまでも長生きしていただきたい、素敵なご夫妻でした。今日の評価 : ★★★★★ 5/5点
2010.11.23
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原題: SPRING FEVER/春風沈酔的晩上監督 : ロウ・イエ出演 : チン・ハオ 、 チェン・スーチョン 、 タン・ジュオ 、 ウー・ウェイ 、 ジャン・ジャーチー 、 チャン・ソンウェン鑑賞劇場 : シネマライズ公式サイトはこちら。<Story>現代の南京。夫ワン・ピンの浮気を疑う女性教師リン・シュエは、その調査を探偵に依頼し、夫の行動を調査させる。やがて浮気の相手がジャン・チェンというゲイの青年であることを突き止める。夫婦関係は破綻し、ワンはジャンのからも距離を置かれ始める。その一方、探偵とジャンは惹かれ合い始め……。スプリング・フィーバー?-?goo?映画<感想>ロウ・イエ監督作品は、中国当局から映画制作禁止処分を受けた前作、『天安門、恋人たち』が結構好きだっただけに、本作もかなり期待していました。スタンスとしては前作と同じように感じました。すなわち現在の中国という、外向けと内向けの顔が違う国家に生きることイコール、思うがままに自己表現することが難しい社会において、漂いながら自分探しをしていく人間の姿を、激しい性愛に乗せて描く、ということです。本作はその性愛部分がさらに深化したというか、到底中国社会では受け入れられないであろうケースばかりを並べてきたところに、監督の深い想いを感じる。話の元となっているのは、中国の作家・郁達夫(ユイ・ダーフ)の『春風沈酔の夜』。中国では教科書に載っているくらい有名な作家さんだそうです。戦前に留学生として来日、帝大を卒業し、日中戦争では救国運動に携わった後、終戦後スマトラで日本憲兵に殺害されたという経歴の方です。中国文学は正直門外漢なのですが、春の宵を漂い・・・ といった感じだったと記憶しています。彼自身、戦前戦中の日中の動乱を体験しているだけに、身の置き所や自身のアイデンティティを作品に盛り込んでいるようにも感じます。ロウ・イエ監督はそれをテーマにして、現在の中国のみならず、自分自身の境遇にも置き換えて表現したのでしょうか。どうあがいても、どっちに行こうとしても結局元の繰り返しになってしまう。それはジャン・チョンの愛しかり。どこにも持って行きようのない結末だけが、登場人物の彼らには重くのしかかる。出来ることと言えば、今のまま、ひたすら流れに身を任せ、漂うしかないのか・・・。そんな行き詰まりのような、明日の見えない苦しさと同時に、束縛を一切破り捨てて自由に生きる道を行く彼らの、唯一の方向性としてこの詩が選ばれているのではないかと感じました。今日の評価 : ★★★ 3/5点
2010.11.23
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原題: THE VINTNER'S LUCK監督・脚本 : ニキ・カーロ原作 : エリザベス・ノックス脚本 : ジョーン・シュッケル出演 : ジェレミー・レニエ 、 ギャスパー・ウリエル 、 ヴェラ・ファミーガ 、 ケイシャ・キャッスル=ヒューズ鑑賞劇場 : ル・シネマ公式サイトはこちら。<Story>1808年、ナポレオン統治下のフランス、ブルゴーニュ地方。若い葡萄農夫、ソブランは自分のワイナリーを持ち、最高のワインを造ることを夢見ていた。父親の反対を押し切って、村娘のセレスト(ケイシャ・キャッスル=ヒューズ)と結婚したソブラン(ジェレミー・レニエ)は、ワイン醸造家になる野心に燃えていた。しかし、ソブランの情熱は誰にも理解されない。悔しさを持て余していたある夜、ソブランの前に、白い翼をつけた天使(ギャスパー・ウリエル)が現れる…。約束の葡萄畑~あるワイン醸造家の物語?-?goo?映画<感想>ル・シネマつながりでこちらの鑑賞券ももちろん同日消化です。この日は祝日&ル・シネマサービスデーで混んでましたね。。。かなり人が入ってました。この映画、フランスなのにどうして英語? っていうのも不思議だったんですけど、監督とケイシャ・キャッスル=ヒューズがニュージーランド人、ヴェラ・ファーミガもアメリカ人だったら、やっぱり英語で作るのが自然なんでしょうか。葡萄畑があまりにもフランスそのものなので、そこは考えちゃうんです。これを見てて思ったのは、ワインとはかなり官能的な飲み物なんだろうなということ。人の手を経て丁寧に作られる。 摘まれて足で踏みつぶされる葡萄。。。紅く染まった足先や指先で、そのまま愛し合う人たち。という光景がとても自然で、ワインってこういう空気の中で作られるものなんだなと。そして乾杯やお祝いや、事あるごとに持ち出されて使われる飲み物というのもなんか納得できる。ソブランは、当時の経営者としては先進的な考えを持ち、またぶどうやワインに関しても知識を受け継いでいる。自分がすることに絶対の自信を持つ彼にしても、時に不安だとか拠り所だとかが欲しくなる。 そこに現れたのが天使。(この天使の設定が何となく笑えてしまうのですが。。。)その天使が完全なる拠り所とも限らない訳です。そして彼自身、いわば貪欲な生き方なのは、ワインにしても女性にしても同じ。ずっと秘めていた想いを遂げるところなどはエロティックでした。ヴェラ・ファーミガ演じる女領主と、ソブランの妻セレストとの間の、目に見えない火花が散る関係や、ギャスパー・ウリエルくんの天使の存在などにも宗教的な要素が入っています。昔はワインの出来なども、そういったことが重要視されていて、それを知識で克服しようとしたのがソブランの試みだったんだと思います。この話を一言で言うならば、「禍福は糾える縄の如し」なのかな。。。豊作もあれば凶作もあり、そして人生にも山あり谷あり。ワインの歴史と、その陰で思い悩みながら生きていく人々のドラマがうまく連動していました。今日の評価 : ★★★☆ 3.5/5点
2010.11.23
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原題: CHERI監督: スティーブン・フリアーズ 原作: コレット出演: ミシェル・ファイファー 、 (Lea de Lonval)ルパート・フレンド 、 (Cheri)フェリシティ・ジョーンズ 、 (Edmee)キャシー・ベイツ 、 (Madame Peloux)イーベン・ヤイレ (Marie Laure)観賞劇場 : ル・シネマ公式サイトはこちら。<Story>1906年、ベル・エポックのパリ。時代の空気が20世紀へと移り、パリはヨーロッパで最も栄えた都市として謳歌していた。当時は、ココット(高級娼婦)が栄えた時代でもあり、彼女たちは国王、政治家、文化人を自分の意思で選ぶことのできる裕福なセレブとして君臨。ココットの中の最たる成功者の一人が、その優れた経営センスのおかげで富をも手にしたレア・ド・ロンバル(ミシェル・ファイファー)であった。レアは40代になった今もその美貌を保ちながらココットをリタイアして、優雅なアール・ヌーヴォーの屋敷で自分の力で築いた富と自由の日々を満喫していたが、ある日、レアの友人で元同僚のマダム・ブルー(キャシー・ベイツ)が一人息子フレッド(ルパート・フレンド)との仲を取り持ってきた。わたしの可愛い人 シェリ?-?goo?映画<感想>ずーっと前に鑑賞券買ってたんですけど、なかなか時間が取れず。ル・シネマは今週で終わっちゃうようなので、またまたギリギリ鑑賞でした。この日はずーっと渋谷でミニシアターデイになってしまった(笑)ミシェル・ファイファーは『ヘアスプレー』の、いやーなステージママくらいしか観たことなかったなあ。。対するルパート・フレンドくんはこれで4作目。『プライドと偏見』、『縞模様のパジャマの少年』、『ヴィクトリア女王 世紀の愛』、割と最近観たのばかりですね。 正統派というか、古典的な映画に出てる美男子くんっていう印象があります。でもこの作品で最も印象深いのはやはりミシェル・ファイファー。「40代過ぎてもなお衰えない美貌」という設定ですが、実年齢52歳の彼女でも十分に行ける役、納得ですね。ココット(高級娼婦)が活躍していた時代というのは、想像でしかないけど、政治的にもそんなに動乱がなくて、人々が暇だったんじゃないかな。そうじゃなきゃ、こういうことにお金は使わないはずだし。映画の中での「ココットの馴れの果て」らしき、怪物みたい(本当にそうなんです)なご婦人方には、そうして生きるしかなかった彼女たちの境遇(貧乏とかね)もあっただろうし、また華やかなりしころの栄光も、崩れた横顔に垣間見ることもできます。それぞれ苦労したのかな・・・などと考えてしまったり。それでもやっぱり、頽廃的と言われた時代を生きただけあって、発想としては、まず普通の感覚ではありえないことも多く(笑)だって・・・ 自分の息子を、友達と引き合わせる(単に紹介するってことだけじゃなくて、男女の関係を前提としてでしょ?)ことなんて、ありえん。 笑そして、息子をさせたら孫が見れるから・・・という大変自分勝手な理由で、その関係を取り上げる母! まるで鬼婆(笑)ココットってこんなに変人ばっかり? って。 だって周りもそれを笑って見てるだけだもんね。唯一まともなのがレアだったり。そんな境遇に追い込まれて、年上だからみっともないところも見せられなくて、強がってるレア。 だけど、恋しいのですよね。 シェリが。シェリもシェリで、やっぱりレアじゃないとだめ。どんなにかっこよかったり、若く美しかったりするひとと付き合ったとしても、あくまでそれはそれ、代用品でしかなくて。お互いじゃないと・・・ っていう結びつきがいいんですよね~。齢の差なんて関係ない。その2人の想いが光ってました。・・・ とは言っても、これ、レアだから起こったことなんだろうな(笑)やっぱり「美魔女」クラスじゃないと無理か!?今日の評価 : ★★★☆ 3.5/5点
2010.11.23
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原題:RAIN MAN監督 : バリー・レヴィンソン出演 : ダスティン・ホフマン 、 トム・クルーズ 、 ヴァレリア・ゴリノTOHOシネマズ午前十時の映画祭『レインマン』ページはこちら。<Story>26歳の中古車ディーラー、チャーリー・バビット(トム・クルーズ)は、恋人スザンナ(ヴァレリア・ゴリノ)とのパーム・スプリングスへの旅の途中、幼い頃から憎み合っていた父の急逝の訃報を耳にし、葬儀に出席するため、一路シンシナティへと向かうのだった。そしてその席で、チャーリーは父の遺言書を開封し、自分に遺されたものが車1台と薔薇の木だけという事実に衝撃をうける。同時に300ドルの財産を与えられたという匿名の受益者の存在を知った彼は、父の管財人であるウォルター・ブルーナー医師(ジェリー・モレン)を訪ね受益者の正体を聞き出そうとするが、医師はそれを明かそうとはしなかった。諦めて帰ろうとするチャーリーは、スザンナの待つ車の中にいたレイモンド(ダスティン・ホフマン)という自閉症の男と出会い、やがて彼こそが受益者であり、自分の兄であることを知るのだった。記憶力に優れたレイモンドをホームから連れ出したチャーリーは、スザンナも含めて3人でロスヘ旅することにした。レインマン?-?goo?映画<感想>どうしても、朝10が後回しになってしまいますね。 これだけ鑑賞していると。ということでいつも関東終了のギリギリです。公開当時これは観てなかった。 いろいろと忙しかったのを思い出します。まずはダスティン・ホフマンの演技でしょうね。ここまで徹しているともう何も言うことないです。自閉症についてはあまり知識がないので違うかもしれませんけど、特定の分野について凄まじい記憶力を発揮したり、ある物事にこだわったりというのも、その一種なのでしょうね。記憶力のすごさもちゃんとエピソードに生かされていました。レイモンドとチャーリーの間には、完全なる意思の疎通があったかどうかはこの映画のなかではハッキリとは指摘されてないですが、「チャーリーがふざけた」という場面、ほんの少しでも心が通じたという事実は、お互いにとってもうれしいものだと思います。いくらお世話をすると言っても、心がつながらないと思っているとつい、「何のためにこの人の世話をしているのだろう」と考えてしまうことも多そうです。ほんの少しでもいい、つながっているとわかれば、それだけでもうお世話のし甲斐があるように感じます。果たしてちゃんと意思の疎通があるかわからないレイモンド。最初はその独特の「こだわり」に、周囲は戸惑い、苛立ったりもする。だけど次第にレイモンドに対して、真剣に向き合おうとする心が出てきた。初めは金目当て、そして次第に「情」が出てきたんだと思います。「家族なんだから・・・」と言うチャーリー。 彼の、レイモンドに対する接し方はあくまでも「自分流」。 何も参考にせず、その時の雰囲気でどんどん推し進めていくのは、チャーリーが若い設定だからなんだろうな。トム・クルーズの、ちょっとキザな部分がうまく設定に使われていました。いいことをしているのに、仕草とかセリフとか音楽なんかがいかにも流行というギャップが面白かったです。当時の流行なんかも懐かしかったですね。若者が真っ当なことをすることへの照れ隠しというか、いきがってる感じを、流行に載せることで隠す効果もありますね。そしてベガスのシーンは、この2人の関係を縮めるのには最適だったし、レイモンドにも素敵なことを経験してもらおうというスザンナの心遣いもよかったです。突然現れた兄を通じて、自分勝手なチャーリーが成長していく。そしてレイモンドも心を分かち合うことを知っていく。その方法はあくまでも手探りで見つけ出されたものという設定もよかったです。今日の評価 : ★★★★ 4/5点
2010.11.21
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Swing Out Sister のライブに行って来ました。Billboard LIVE HPはこちら。Image225 posted by (C)rose_chocolatライブの前にはミッドタウンでイルミの写真撮りました。やっぱり綺麗ですよね。 この時期。こういう時に携帯しか持ってなくて鮮明じゃないんだけど(汗)Image221 posted by (C)rose_chocolat今回の座席は、ボビー・コールドウェルの時と対称のところ。こんな眺めでした。Image224 posted by (C)rose_chocolatSwing Out Sisterはもう高校くらいから聴いてるんで、ほんと懐かしいし、1度ライブに行ってみたくて。今回は本当にいいチャンスでした。Billboard Liveではセットリストを公開していないので(ぜひお願いしたい!)、曲順がちゃんとわからないんですけど、おなじみの "Breakout" "Not Gonna Change" "Now You're Not Here" などは、原曲とは違ったアレンジ。原曲ももちろんいいけど、これはこれで、テーブル席があるBillboard Liveには合ってるんですよね。Image223 posted by (C)rose_chocolatコリーン・ドリュリーは、この日は黒と赤のロングドレスで登場。赤が微妙に蛍光入ってて、ライトによく映えてカッコいい。それで彼女も全然変わってないんですよね。 昔から。 あのまんま。確かモデルからスタートしたキャリアでしたよね。 昔とは容姿が変わってしまう'80s artistも多いだけに、彼女はさすが決まってます。彼女は、ライブでは手を駆使するんですね。独特の手の動きが(それがまた綺麗だし合ってるし)なんかよいのよー。今回のバンドメンバーの中で目を引いたのは、パーカッショニストと、コリーンの横で歌っていた2人の女性。お名前が分からないんだけど(忘れちゃった)、このライブ、オールアコースティックでやってたのに、このパーカッショニストさんの動きがもうハンパなくすごいよ。遠くの席からでも筋肉がくっきり見えるくらいの凄腕なんだなあと。そしてボーカルの彼女も、ソロ曲では声が伸びてたし、最後はパーカッションに加わったり大活躍。もちろん他のメンバーさんもきっちりしっかりされてました。割と彼らの曲は落ち着いたもが多いだけに、日本のお客さんたちは最初どうやっていいのかがわかんない感じでしたけど、アンコールの前にコリーンが3階の客席を全部回って、お客さんたちとハグしたり、大サービス!これでみんなすっかり盛り上がってきました。"Breakout" (だったと思う)もほぼ原曲に近い感じでやってくれたし、その前の "Am I the Same Girl" もお気に入りなのですっかり満足。最後は汗かいちゃいました(笑)よかった~~ライブがはねた後、ミッドタウン地下の、ベトナム料理なんだけどカフェ風のお店、PHO NAMさんでお食事してきました。Image227 posted by (C)rose_chocolatベトナムカレーは、タイカレーと違ってマイルドな優しい味です。これとフォーがついて、こちらも結構好きな感じ。楽しい夜でした。
2010.11.19
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原題: TAKE OFF監督 : キム・ヨンファ 字幕監修 : いとうせいこう 出演 : ハ・ジョンウ 、 ソン・ドンイル 、 キム・ドンウク 、 キム・ジソク 、 チェ・ジェファン 、 イ・ジェウン 鑑賞劇場 : シネマート六本木公式サイトはこちら。<Story>1990年代の韓国。冬季オリンピック誘致のためスキージャンプ競技の代表チームが急遽結成される事になり、地方都市ムジュで国家代表チームが結成される。コーチに任命されたスキー教室の講師パン(ソン・ドンイル)は早速選手集めを開始するが、ジャンプ競技が盛んではない韓国に良い選手がいるはずがない。まず白羽の矢を立てたのは、幼いころ養子としてアメリカに渡り、実母を捜しに来たボブ(ハ・ジョンウ)。次に薬物使用でメダルを剥奪された元スキー選手フンチョル(キム・ドンウク)をスカウトする。国家代表!? - goo 映画<感想>シネコンでの上映がどんどん終わってしまい、シネマートだけになってしまいました。ハ・ジョンウくん好きなんで、もっと早く行きたかったけど。。。ミッドタウンのライブの前に鑑賞しました。もともとオリンピック、それもどっちかというと冬季オリンピックが大好きなので、一体どんな映画? ってことで興味津々でした。懐かしいですよねー、長野オリンピック。子どもが小さかったので、あのころはあんまり外に出れなかったな。(今じゃ嘘みたいだけどw)日本勢も大活躍だったし、観ていて楽しかったんですけど、本作には、そういう日本勢の活躍は一切出てきません(笑)一体どこへ行ったのやら・・・各国の選手も出てきますけど、たぶんみんな架空の名前で、日本の選手は確か「Etoy」→ えとい(いといしげさとみたいだった)、とか書かれてて(笑)、こういういい加減なところが韓国映画っぽくて面白い~しかしながら上映時間146分は少々長いかも。前半がちょっとテンポがもたっとしてるんですよね。実際に韓国のスキージャンプ競技のことを参考にはしているけど、個人個人の選手のことは全くのフィクションなので、それぞれのバックグラウンドを説明しています。いいんだけど長いのよね。2時間くらいで作った方がよかったかな。韓国では子どもを海外に養子に出すことはよくあるのでしょうか? この話の背景になっていますが、ここから韓国人としてのアイデンティティを確認するという運びになっています。そしてここに出てくる5人の選手+コーチのそれぞれの生き方も織り交ぜちゃってます。設定としてはほんとにあり得ない(子どもスキー教室のコーチが、ナショナルチームのコーチになることはまずないよ)し、選手の集め方とか、本当にツッコミどころだらけなんですけどね。上に書いた、養子の件でも、そんなことあるかいな・・・というべきご都合の良さがありますね。。まあ、細かいことは気にしない、笑ってもらえれば。 くらいなノリなんだとは思いますけど。競技シーンも、リアルな長野五輪の選手の設定は一切出さずに、あくまでもこの映画の設定での韓国のスキージャンプ競技の様子を、実際の競技成績に当てはまるように設定しています。ジャンプ競技につきもののいろんなこと、例えば団体戦でも個人個人の成績の出し方が違ったり、風の影響を受ける、失速する、緊張する、大ジャンプ、K点越え、テレマーク、などなど、あああるある・・・という用語がいっぱい出てきて結構観てて楽しめますね。ここでたぶん失速するだろうなっていうところでちゃんと失敗させる脚本っていうのも、かなり笑えました。韓国のスキージャンプ競技の現状っていうか、そういうことも垣間見ることができました。何でも、韓国のスキージャンプ競技に登録している選手はたったの7人しかいないんだそうです(日本では500人くらいが登録しているそうです)。この競技人口の幅の狭さは深刻ですよね。長野五輪の時と、2009年現在の韓国ジャンプ選手の顔触れが同じという説明を読んで、「え?」って思いましたが、世代交代をしたくても、自分たちを入れてたったの7人じゃできないですし、下が育ってないから無理なんでしょうね。日本よりも韓国の方が、国家としてはスポーツに予算を取ってそうな気がするんですが、登録する人がいないのでしょうか・・・?このことについて、船木和喜さんが、「日本ではオリンピックで勝っても国からの報酬はなく、名誉のみだけ。外国は日本よりもずっとスポーツ選手育成に予算を取っている。国家としての取り組み方が違います」と言及していて、なるほどと思わせます。とまあ、映画を見ながらあれこれと考えたりしましたけど、難しいこと、ホンモノは置いといて、とりあえず観客を映画に乗っけちゃおう!という考え自体がもう、韓国映画だったり。そういう視点ではかなり面白かったです。音楽とかもウィンタースポーツに合ってましたし、競技映像なんかも3DやCGを駆使して工夫してました。今日の評価 : ★★★ 3/5点
2010.11.19
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監督 : 森田芳光 原作 : 磯田道史 出演 : 堺雅人 、 仲間由紀恵 、 松坂慶子 、 西村雅彦 、 草笛光子 、 中村雅俊 試写会場 : 有楽町朝日ホール公式サイトはこちら。<Story>古本屋で偶然見つけられた、ある古文書。それは、武士の手で精密に綴られた家計簿だった。鮮やかによみがえる下級武士の暮らしぶり。幕末から明治へ、世の中の秩序も価値観も大きく変わっていく時代、代々加賀藩の御算用者(経理係)として仕えた猪山家の跡取り息子として、猪山直之(堺雅人)は家業のそろばんの腕を磨き、才能を買われて出世する。しかし、当時の武家の慣習によって出世する度に出費が増え続け、ついには家計が窮地にあることを知った直之は、ある“家計立て直し計画”を宣言する。それは、家財を売り払い、家族全員で質素倹約して膨大な借金の返済に充てることだった。体面を重んじる武士の世にあって、世間の嘲笑を浴びながらも、知恵と工夫で日々の暮らしを前向きに乗り越えようとする猪山家の人々。見栄や世間体を捨てても直之が守りたかったもの、そしてわが子に伝えようとした思いとは…。武士の家計簿 - goo 映画<感想>久々に自力で当ててました。 というか最近は応募をほとんどしなかったんで、ネットで当たるのはほんと珍しくて。これも東京国際映画祭で特別招待作品でした。 舞台挨拶チケットは即完売でしたね。 堺さんがもともと好きな俳優さんなんで楽しみにしてました。原作は、磯田道史氏による教養書「武士の家計簿 『加賀藩御算用者』の幕末維新」です。ここからイマジネーションを膨らませて脚本化したのでしょうね。武士の体面を保つためにかかる費用。 そんなに大事なんでしょうか? とも今に暮らす私たちは思うのですが、当時は武家の存続にも関わることでした。武家が破産すると「長屋送り」になるというのも初めて知りましたし。家督関係の費用、自分たちが仕える大名との関係で生じる費用、交際費的なものが多かったんだと思いますが、今からすればすごく無駄が多い。それに追随して、家族のそれぞれが「体面を保つ」という名目で使う費用は、完全に無駄というか、ただの贅沢に過ぎないのに、それこそが全てと思う世界。 今じゃ笑い話ですが当時は真剣でした。その猪山家の「無駄な出費」廃止に着手する直之。彼の行動は周囲には奇妙に思われたり、習慣とは違うと横やりを入れられたりしますが、それには一切取り合わないで断行していく。武士が家財を売り払うなど当時は言語道断だったと思います。家族の無駄な習慣を洗い出していくシーンは面白いですね。そして、貧困ではあるけどそれを恥としないで生きることを身を持って示した直之の姿勢ですよね。ユーモラスかつ合理的な発想は、今の時代にも見習うべき点があります。消費して飾ることだけが生きる道ではない、ということです。そんな直之に仕える妻のお駒。控えめで美しく気が効いて夫を立てる。すごい、昔の武士の妻の鏡ですね。そのお駒も、直之が一粒種の直吉(後の成之)に行う厳しい指導に断固として立ち向かう姿などは、やっぱり母親なんだなあと思います。直之が成之に行う教育、これは猪山家が御算用者として代々生きてきた家柄であることを思っても、ただ単に「お家芸」を仕込むものではなかった。直之はそこに、自分たちがやって来てしまった失敗を子どもたちにはさせたくないという願いを込めたのではないだろうか。武士の体面だけ保てばいい、無難に務めて適当に楽しめばいい、あとはどうにかなるだろう。それではいけないと直之は成之に伝えたかったのではないだろうか。親が言ういいつけを、子どもながらにご無体と思いながらも、実はその記憶や、口伝されたことが全て、成之の身を助けている訳である。それがなかったらとうの昔に、成之は維新の陰の犠牲者となって露と消えたかもしれないと考えた時、「芸は身を助く」という言葉の真の意味が沁みてくる。成長した成之役の俳優さんに見覚えがあったので調べたら、『ぼくはうみがみたくなりました』に出てきた伊藤祐輝さんでした。今回の成之役は、かなり演技力を必要とされていて、『ぼくうみ』でも見せてくれた彼の実力が、ここでも発揮されてたことが何だか嬉しいです。こういう難しい役ができる力量があるんだなーと感じました。堺さんは老年期に差し掛かった時の表情とかが、やっぱり相変わらずうまいなと。仲間さんも女の一代記を演じ切ったというか、老境になっても違和感がなかったです。両親役の中村雅俊さん・松坂慶子さんもうまい。草笛さんはさすがベテランの味、西村さんもとぼけててよかったですね。少々詰め込んだ感もなくもなかったですが、1つの家に代々伝わることの大切さ、そして受け継いでいくことの重みや尊さ、親子の情愛などが伝わってきた作品です。ラストに出てくる、一族の顛末の説明文なども、彼らが遺した証として貴重なものだと思いました。今日の評価 : ★★★★ 4/5点
2010.11.16
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原題: HARRY POTTER AND THE DEATHLY HALLOWS: PART I監督 : デイビッド・イェーツ 出演 : ダニエル・ラドクリフ 、 ルパート・グリント 、 エマ・ワトソン 、 ヘレナ・ボナム=カーター 、 ロビー・コルトレーン 、 トム・フェルトン 、 レイフ・ファインズ 試写会場 : 東京国際フォーラムホールA公式サイトはこちら。<Story>ハリー・ポッター(ダニエル・ラドクリフ)は、17歳に成長。遂にホグワーツ魔法魔術学校の最終学年7年生となったハリーは、親友であるロン・ウィーズリー(ルパート・グリント)とハーマイオニー・グレンジャー(エマ・ワトソン)と共に、宿敵ヴォルデモート卿(レイフ・ファインズ)の不死と抹殺の鍵である“分霊箱”を探す旅に出る。誰からの指導も保護もない中、今まで以上に3人には互いに信頼し合うことが必要だったが、彼ら自身の中に潜む闇の力が3人を引き裂こうとしていた。次々に起こる試練に耐えながらも、ハリーはヴォルデモートとの最終的な戦いに、かつてないほど近づいていく。ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 - goo 映画<日記&感想>まず最初にこのシリーズに対してのスタンスを述べておきますと、そんなにすごく好き!とか、興味がいっぱい、っていう訳ではないです。原作は読んでませんし、映画も過去には4と6しか見てないです(ぉい)6作目『ハリー・ポッターと謎のプリンス』感想はこちら。4作目日記もありますけどいい加減なんで省略。 笑そんな感じですが、何となく話の大筋はわかってる・・・ というか、ついては行っています。むしろ今は子どもの方が夢中で、1から映画観て原作読み始めてますんで、彼らに訊く方が詳しいかも!?そんな私なので、今回のプレミアにはほぼ応募してませんでしたのに、ご都合が悪くなった友人が試写状を下さるということで、ご厚意に感謝して有難く行って参りました。今回は、ひろちゃんとご一緒。 全て今までご覧になっているということで助かります(笑)子どもに言ったら「何でおかんがプレミアに行くんだよ! 俺も行きてぇー」ということなんですが、あんたたち試験だからだめ(笑)ということでひろちゃんと合流ー。夏以来なので結構話がはずむはずむ・・・ 笑この日は雨で結構寒くて、もう、どっかでじっとしてようね! ってことで、引き換えから上映まで3時間くらいあったし、お茶&ご飯でしゃべりまくりました(笑)DSC04264 posted by (C)rose_chocolat寒いから温まりたいけどあっさり系のご飯・・・ということで、いつもの有楽町のSoup Stock Tokyoへ速攻でGO!プレミアは終了時間が遅いから何か食べていかないと身体持たない・・・この日食べたのは、いつものオマール海老のビスクと、白海老つみれと冬野菜の西京味噌スープ。どっちも美味しい~。 &身体ぽかぽか。何でこうも話が尽きないのでしょうってくらいしゃべりまくって、映画行かないと(笑)ということでフォーラムに入ると、引いた座席が何と右前方・・・スクリーンは見えるけど、ほぼ平行四辺形なんですよね(笑)「近すぎ・・・」って周りの人はみんな言ってた。 このポジションは両サイド座席を取っ払ったほうがいいと思うんですけど。最初に3名からのメッセージビデオレターがありましたが、途中まで3人とも話していることが同じなんです。 これは場内の失笑を買ってました。それでもこの映画を撮るにあたっての苦労や、楽しかったことなんかを話してましたけどね。この日は舞台挨拶はありません。 このシリーズはだんだん重たくなってきちゃってて、6なんかは観てて暗くて(映像は好きなんですけどね)。暗黒作品の方向ですよね。 ・・・って、本を読んでる方はわかっておられるでしょうけど。まだこれから観る方たくさんおられるのであっさりと結論だけ言いますと、当たり前なんですけどあくまでもこれは「Part1」でしかなく。上映時間2時間半、ちょうどPart2との半分のところだろうなって場面で終わります。ふむふむって感じ。「死の秘宝」の意味も本作で説明がありますので、上映時間が長いけど途中で寝ないでくださいね(笑)ちゃんと起きてないとPart2もついていけませんよ^^シリーズ自体が複雑で長いから前作の復習とかできてなくて覚えていないんですが、分霊箱のこととかをもう1回おさらいするといいかもです。この箱結構ポイント。もう、ほんわかする場面は全編通じてほぼなくて、どうかすると外に出ただけで何かが襲ってくることの連続なので、観ている方もあんまり気が抜けない。周りの展開も早いです。 ナレーションの中だけで誰かが死んでたりしますから。その中で3人の関係にひびが入るようなことを仕掛けられてきます。このあたりはもう、Part1でばらばらになったら2がないので、いつものパターンみたいな感じになってしまうんですけどね。エマのキスが話題になってましたけど、それもなるほどなーというところで出てきます。ある意味彼女の成長ぶりを思わせるかもしれませんけど(笑) 本当に彼女は綺麗になりましたもんね。レイフ・ファインズは、レイフ・ファインズとはわからない顔ですが、何となく陰鬱な雰囲気はこの役に合ってますよね。そしてヘレナは相変わらずこういう役は上手いです。赤の女王とかが最近多いから、先日観た『眺めのいい部屋』みたいなのが逆にぶっ飛ぶというか・・・あらかじめ3D化を予測して作られた画面だけに、ああ、この場面なんかは3Dにしたかったんだろうなーという「名残」は各所に見られます。オープニングなんかはこれで引き込む予定だったのかな。それででしょうか、画面が全体的に暗いですね。動きも激しいから、人によってはスクリーンに酔うかもしれません。でも2Dでも十分に楽しめます。キャラクターはあんまりわからないんですけど、それでも最終のクライマックスに向けて、今までのキャラ達にも決着をつけるように持って行ってます。あくまでも7の半分の位置ですので、あとは来年のPart2に乞うご期待といったところです。今日の評価 : ★★★ 3/5点
2010.11.15
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原題: EASTERN PLAYS監督 : カメン・カレフ 出演 : フリスト・フリストフ 、 オヴァネス・ドゥロシャン 、 サーデット・ウシュル・アクソイ 、 ニコリナ・ヤンチェヴァ 、 ハティジェ・アスラン 鑑賞劇場 : シアターイメージフォーラム公式サイトはこちら。<Story>ブルガリアの首都ソフィア。38歳のイツォ(フリスト・フリストフ)はドラッグ中毒を克服すべくメタドン治療を続けている。仕事は木工技師だ。恋人ニキ(ニコリナ・ヤンチェヴァ)の誕生日の晩、レストランに出かけるが、そっけない態度をとって喧嘩別れになってしまう。帰り道、観光客のトルコ人一家がネオナチの集団に襲われている現場に遭遇し、スキンヘッドの弟ゲオルギ(オヴァネス・ドゥロシャン)の姿を見つける。助けに入って怪我をしたイツォは一家の美しい娘ウシュル(サーデット・ウシュル・アクソイ)と親しくなるのだった。ソフィアの夜明け - goo 映画<感想>昨年の東京国際映画祭サクラグランプリ、監督賞、主演男優賞受賞作品です。一般公開ということで行って来ました。TIFFでは未見。今年のサクラグランプリの、『僕の心の奥の文法』でもそうだったんですけど、これも、一際私の心に響いたっていう感じではなかったんですね。そういう意味ではサクラグランプリの傾向は自分には合っていないのかも。内容としては、今年観た『そして、地に平和を』に似ているんですよね。はびこる悪に対して、どう立ち向かって、捉えていくかということがテーマです。『そして、地に平和を』では、その結論が示されていたり、あるいは決着のつけ方がくっきりしていたり、そういう意味ではいろいろ挑戦している作品だったと思うのですが、本作は、主人公が撮影終了間際に急逝したという事実もあり、結論が先送りになってしまったというか、観客に委ねざるを得ない部分でかえってそれがサクラグランプリの要素にもなったかもしれませんが、逆に考えると損をしてしまった感じもしました。結局、委ねられたら、最後は好みの問題なんでしょうね。ブルガリアも歴史に翻弄されてきた国であり、世界でも経済的に豊かとは言えない事実が、この映画の大きな構成要素となっている。貧しい国だと、収入を得る手段として非合法な組織が多く存在したり、政治結社と政治家が癒着しているケースもあるし、それがさらに社会の歪みを生む要因になるから。その中では人々の希望というものはことごとく実現されず打ち砕かれ、楽な方へ、日銭が稼げる方へと流されていく。一見流されているように見えて、でも根底にはしっかりと信念を持っているイツォが、方針が決まらないゲオルギに手本を見せているのは、この状況下ではなかなかできないことだと感じます。自分の背中を見せるということです。そしてウシュルや、トルコ人等の他民族に対してのイツォの考えというものも1本筋が通ったものがあり、それを彼は貫く訳ですね。貫いたところで自分にとっては辛かったり過酷だったり、徒労に終わることがあるかもしれないのに、それをしていく。ウシュルの問いかけに対して彼は、「悪くなっていくことを止めることはできない」と答えているけど、その中でも、ではどうしたら悪くならないのか、そのシチュエーションにとっては何がベストなのかを考えて、自分の方針としてやっていく姿勢ですよね。 そこがこの映画が評価された所以でしょうか。荒廃しているけれど、恐らくは美しいのだろうなという自然の名残も時々見えたソフィアの街。邦題の夜明けの風景が印象的です。「イースタン・プレイ」の原題のままのほうがよかったかもと思っていたけど、夜明けも確かにいい。ですが最も言いたかったことは、「東欧で今何が起こっているか」なのでしょうね。イツォはほぼフリスト・フリストフだそうですし、彼そのものなのに完成を観ることなくこの世を去ったことに対しては、無念と言う他はないでしょう。今日の評価 : ★★★ 3/5点
2010.11.15
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原題: STONE監督 : ジョン・カラン 出演 : ロバート・デ・ニーロ 、 エドワード・ノートン 、 ミラ・ジョヴォヴィッチ 、 フランシス・コンロイ公式サイトはこちら。<Story>もうすぐ定年を迎える仮釈放管理官のジャック(ロバート・デ・ニーロ)は、放火と祖父母殺しの受刑者、ストーン(エドワード・ノートン)を最後に担当することになる。ストーンはジャックの心象を良くするため、天使のように無邪気な妻のルセッタ(ミラ・ジョヴォヴィッチ)を使ってジャックを操ろうと画策する。その作戦が成功、ジャックがルセッタに夢中になっていく一方で、ストーン自身の内面にも変化が起こり始める。ストーン - goo 映画<感想>先日のTIFFでも、特別招待作品に入っていた本作。上映が1回しかなくて、特別招待はチケットがやたら高いので(苦笑)、直後に公開になるから・・・ と思って映画祭では観るのやめたんですが、あれ? もう終了だなんて(笑)ということでこれも駆け込み鑑賞。主役3名は好きなので押さえたいですもんねー。まず、デ・ニーロとフランシス・コンロイの若かりし頃の役の2人が似てる!こういう回顧シーンの場面でよく、似ても似つかない人が役を割り振られていることがあるんですが(笑)、それは流れを削ぐので、細かいことですが似てた方が絶対にいいんですよね。この最初の場面、何気に伏線(なのかなあ・・・?)らしきものが。「仮釈放管理官」という役職があるのですね。刑期が長いアメリカだとこういうポジションもありなのか。仮釈放を申請する受刑者を面談し、報告書を書いて審査会に出すのがジャックの仕事。 当然ながら公平性が求められ、受刑者関係者との接触は一切禁止・・・ なはずなのですが、そこは映画(笑)接触するから話が展開します。ここでガツンと断れば、それまでの日々が続くのですが・・・でもできなかったっていうところに、ジャックが信仰してやまないキリスト教の「原罪」の概念が出てきます。「どんなに立派でも人は皆、罪深い」と繰り返し流れるラジオの言葉だけが空々しく響く。 それは彼の胸中にもこだましていたはず。わかっていたのに抗えなかった弱さ、そして自分が利用されたと分かったあとの、自分への不甲斐なさ。あんなに意固地なくらい厳密に生きていたジャックが狂わされていく過程は、結果だけ見るとどうして? と思うけど、そこに行くまでに周到に仕掛けられてしまっているのです。そして仕掛ける側のストーン。彼は彼で、あんなに最初は挙動不審で自分中心だったのに、次第に観念的な発想に変わっていく。ジャックの根底を揺るがすような発言を繰り返す彼は、一種不気味に思える。彼が操っていた妻のルセッタも、途中から彼女自身が狂ったかのように、自分の計画にのめり込んでいく。夫婦で狂信的な様相、こうなってくると人間が変わること自体がい恐ろしいのかもしれません。ストーンのエドワード・ノートンがドレッド・ヘアで登場するのも、これはこれでいつもと違ってよく似合ってるし。そしてミラの脱ぎっぷり!惜しげもなく脱いでます(巨乳じゃないけどエロい。。。)。 それでも、こんな感じに誘惑されたら男は参っちゃうだろうなと。 そういう役どころがピタリと決まってました。また妻を冷遇したジャックが、これまたすっかり変わってしまった妻から冷酷な言葉をかけられるのも、因果応報のようでした。フランシス・コンロイの、ずっと黙って耐えていた感情を出す場面も、この年代の、頑固な人間を見てきた人ならうなずけるはずです。本作の映像の感覚は結構自分の好みでした。ラストの終わり方なんかも、平凡ですけどこの映画らしかった。主役3人の心理的な変化も面白かったし。ただ、キリスト教の概念が入ってくるので、そこが知らない人には分かりにくかったかもしれません。 その主張がちゃんと消化できれば、もっと味わえたかもしれないけど。。。今日の評価 : ★★★☆ 3.5/5点
2010.11.14
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「パン、UPしてー!」というリクエストが、Louiseさんからありましたので、忘れないうちに書いておきたいと思います(笑)ごらんのとおりバタバタな日々ですので、なかなかパンまで手が回りませぬ。。。。 涙ABCのサイト見たら、1dayにいい感じのがあるから、それでも行こうかなーと思っていたところでした。そうでもしないとパン焼きテンションが上がらないってば・・・ 笑ということで、重い腰を上げて作った、おいもパンです f^^;秋だからねえ・・・DSC00200 posted by (C)rose_chocolatさつまいもはあらかじめ鍋で煮て、味付けしました。成形の時に、おいもが崩れないようにするのが大変~。 笑これ、子どもには不評。ああいう人たちはチョコとかチーズとかの方がよいらしいよね。そして、休日の昼御飯用に作ったピザ画像もあったので載せます。DSC04241 posted by (C)rose_chocolat確か赤パプリカ入れたんですよね。真っ赤っ赤だけど、これはこれでいーんでないかい?クラストが焦げっぽくて、膨らんでて、こういうのは好みなんです^^なかなかパンギャラリー埋まりませんが、こんなところですね(笑)
2010.11.11
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毎年誕生日にはblogを書こうと思っていたのですが、今年は初めてすっ飛ばしました(笑) 昨日書けなかったわ。まだまだ映画感想も残ってるし。でもいいや。 後から書くから。なあんか、1つ終わると次が・・・ って感じで、次々と何かが押し寄せてくる1年でした。暇じゃないのは相変わらずです(笑)でも暇よりはいい。こう景気が悪いとなかなかうまく行くことの方が少なかったりもするけど、それでも自分なりに手を打ってきた、という感じで。これからもその方向で行くでしょう。もう昔のように若くはないし(苦笑)、ちゃんと考えていかないといけないよね。DSC04252 posted by (C)rose_chocolat昨日誕生日にもらったお花です。あと知人からは牛タンジャーキーをもらった(笑)これうま過ぎー。・・・ 今楽天で見たら「ペットのおやつ」って書いてありましたが、山形みやげの人間用ですから(笑)誕生日はお約束のお寿司。ちゃんと1人前づつ盛りつけてはある。DSC04245 posted by (C)rose_chocolatあるのですが・・・・。DSC04247 posted by (C)rose_chocolat↑ これは1人前プラスエキストラ分のお寿司(爆)これがないとうち、大変なのです。男3人で倍くらい食べちゃいますからねえ。。。カレーとかなんて、いっぱい作っても、ちょっと出遅れて食べようものなら、具が残ってないからさ(笑)お寿司とかはもう、おやつ感覚で食べてるから、いっぱい用意するのも大変っす。。。ケーキは今年はどこにしよう? と思ったけど、結局GRAMERCY NEWYORKのにしちゃった。DSC04257 posted by (C)rose_chocolatチョコレートケーキに目がない天然に取られてしまいました・・・でも、本当はこっちが私のお目当てでしたのでー。DSC04253 posted by (C)rose_chocolatちょうど焼き上がるところで、これは買うっきゃないってことです。普段はここの行列見ると買う気なくしちゃってたんですけど、昨日はちょうど人も少なめでよかったし。 整理券が必要です。さらにこれは今だけ限定?情報がネットにないのでお店で詳細を見てほしいんですけど、TVにも最近出たみたい。いつものじゃなくて、中からとろーっと、チーズが出てくるみたい。・・・・ ということでお約束の断面!DSC04259 posted by (C)rose_chocolatこれ・・・ とっても柔らかい。 柔らかすぎて、フォークじゃなくてスプーンじゃないとうまく食べられないかな?とにかくこの食感を楽しむようです。行列にはあまり並ばないのですが、珍しく買ってしまったので、十分味わいました~。
2010.11.11
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原題: GOING THE DISTANCE監督 : ナネット・バーンスタイン 出演 : ドリュー・バリモア 、 ジャスティン・ロング 、 クリスティナ・アップルゲイト 、 ジェイソン・サダイキス 、 チャーリー・デイ 、 ジム・ガフィガン 鑑賞劇場 : 109シネマズMM横浜公式サイトはこちら。<Story>ニューヨークの新聞社へ研修に来たジャーナリスト志望の女子大生・エリン(ドリュー・バリモア)は、ギャレット(ジャスティン・ロング)と出会う。二人は付き合い始めるが、研修が終わったエリンが地元のサンフランシスコに戻ったため、遠距離恋愛の関係に。大学卒業後、ニューヨークでギャレットと暮らす予定だったエリンに、サンフランシスコの新聞社から内定が出た。ニューヨークの新聞社に就職できる見込みはなく、内定を蹴ればジャーナリストへの道は断たれてしまう…。遠距離恋愛 彼女の決断 - goo 映画<感想>これもぼんやりしていたら終了間際で、慌てて行って来ました。『そんな彼なら捨てちゃえば?』がもう好きなんで、ここに出てた俳優さんはみんな好き。この2人好きなんですよね。付き合って破局したけど、結局元鞘に収まってこの映画ができたそうです。すごーく現実的ですよね。 この映画。 遠距離恋愛って逢えない分、テンションを保つのが本当に難しいです。相手が今、何をしているのか?そんなこと考えだしたら絶対に続きませんって。。。嫉妬深かったり、短気な人には向いていません。で、真剣に成就させようと思ったら、「どっちかが何かを妥協しないと成立しない恋」ですので、誰かが何かをあきらめざるを得ないもんね。どっちが、何を折れる? というところで大抵揉めちゃう。折れないでそっくりそのまま続けられればいいのにね・・・。この映画、下ネタが苦手な方にはちょっと・・・かもしれませんが、私は全然OK(笑) というか、そんなもんじゃないですかね!?ギャレットの友人たちの下ネタギャグ、あれも独身男だったらあんなもんでしょうね。 『ハングオーバー!』みたいなノリだと思えば。エリンの姉夫婦のお茶目さ、ギャレットの友人たちのハチャメチャさも笑えますが、根底にあるのは2人を本当に心配する気持ちなのです。だから時にはシビアなセリフも言ってしまう。 けど基本的には愛すべき人たちですね。彼の元へ、NYへ行きたいけど、そうすると自分が望むことは叶わない。全く今あるものを捨てて、相手のところに行って一からやりなおし、その中で暮らしたとしても、結局自分が不遇なのを相手のせいにしてしまってうまくいかなくなるのは目に見えています。自分が、エリンだったら? ギャレットだったらどうする? って、身につまされますね。それでも相手が好き、離したくない、離れたくないって思えれば、その恋は成就していくんだと思います。そのために手段も考えるし努力もするから。そんな健気な部分がすごく好きな作品でした。*********************************今日の評価 : ★★★☆ 3.5/5点
2010.11.10
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原題: OSCAR ET LA DAME ROSE/OSCAR AND THE LADY IN PINK監督・脚本 : エリック=エマニュエル・シュミット 音楽 : ミシェル・ルグラン 出演 : ミシェル・ラロック 、 アミール 、 アミラ・カサール 、 ミレーヌ・ドモンジョ 、 マックス・フォン・シドー 鑑賞劇場 : TOHOシネマズシャンテ公式サイトはこちら。<Story>わずか10歳で余命宣告をされた少年オスカー(アミール)。医師はおろか両親までもが彼に気を遣い、真実を語ろうとしない中、病院内で偶然出会ったデリバリーピザの女主人ローズ(ミシェル・ラロック)だけは、口は悪いが唯一正直に彼に接してくれる大人だった。オスカーたっての希望で、病院側とピザの宅配を条件に12日間、毎日彼の元を訪れる約束をするローズ。だが、12日間が自分に残された時間と察し落ち込む少年に、ローズは1日を10年間と考え日々を過ごすこと、また毎日神様に宛て手紙を書くよう勧める。初めての恋、結婚、試練、最愛の妻との別離…その日からオスカーの毎日は、病院を舞台に目まぐるしく展開していく。そして彼と過ごした日々は、過去に囚われていたローズの頑なな心をも溶かしていくのだった。100歳の少年と12通の手紙 - goo 映画<感想>日比谷ついでにこの日はもう1本鑑賞。病気ものと動物ものは苦手な私にとって、予告でもしかしたらこれは合わないかなと思っていたのですが、やっぱり的中してしまいました。オスカーくんが、『エアベンダー』の彼にどうしても似ているようで・・・ 笑それはまあいいとしても、いたずらが多いせいか、病人としてはすごく元気なように見えたんですよね。「12日間で一生を生きる」ことも、励ますローズの存在も素敵だったのですが、どうも今一つこの話の世界に入りきれませんでした。何ででしょうね。。。? と考えたのですが、恐らく、「死ぬ」ということがあまりリアルな感じがしなかったからかもしれないかなと。最後に、医師と看護師が取った行動もちょっとよくわからなくて・・・。いくら愛情表現は希薄だったとしても、ご両親なのだから、彼らの想いも尊重してあげて欲しかったです。子どもが難病にかかって、闘病するということ自体が切ないだけに、いろいろなものでオブラートで包んで、少しでも観る側にその辛さを軽減してほしいようにも感じました。その1つが「色づかい」。この監督の作品は初めてなのですが、色にこだわる方なのでしょうか。「ローズ」という役名からもわかるように、彼女の服はとてもポップで可愛らしく、ピザ屋や小物ともコラボしていたのが素敵。雪景色に原色はとても映えます。あとは、ブルーの女の子なども。原色がかえって哀しみを際立たせているようにも思いました。今日の評価 ; ★★☆ 2.5/5点
2010.11.08
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原題: NOWHERE BOY監督 : サム・テイラー=ウッド 脚本 : マット・グリーンハルシュ 出演 : アーロン・ジョンソン 、 クリスティン・スコット・トーマス 、 アンヌ=マリー・ダフ 鑑賞劇場 : TOHOシネマズみゆき座公式サイトはこちら。<Story>1950年代のリバプール。青年ジョン・レノン(アーロン・ジョンソン)は幼い頃から伯父と伯母に育てられていた。反抗期真っ最中のジョンは、伯母のミミ(クリスティン・スコット・トーマス)に厳しく躾けられていた。やがて、優しい伯父が心臓発作で急死する。葬儀の後、ひょんなことから本当の母親ジュリア(アンヌ=マリー・ダフ)が歩いて行ける距離に住んでいることを知ったジョンは、恐る恐る実母の家を訪ねてみることに…。ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ - goo 映画<感想>ジョン・レノンが、ジョン・レノンになる前の映画、一言で言えばそんな感じです。主役のアーロン・ジョンソンというよりも、彼を巡る「2人の母」の方が断然面白かったですね。2人の母の間で、思いっきり自分をさらけ出せないことへのジレンマと、青年期にある反抗とが混じり合って、ジョンの人となりを作り、頭をもたげてくる音楽の才能を開花させることに焦点を合わせていく過程が描かれていました。ただしそれよりも、2人の母の駆け引きの方が見どころで、ずっと育ててきた自負があるミミは、ジョンを小さい頃のままの扱いで縛ろうとし、いきなり成長したジョンと対面したジュリアは、奔放な魅力でジョンとの間の時間の溝を埋めていくけれど、彼女の新しい家族との橋渡しには苦労してしまうのですね。どっちがよりジョンを愛しているのかなんて、比べようがない。 比較する対象が違いすぎるから。だけど女性たちは、自分が息子の一番でありたいという願望もあるから、難しい問題です。表面上は仲良くしていたとしても、心の底では相手を許せなかったかもしれません。ミミ役のクリスティン・スコット・トーマス、最初わからなかったんですよね。あまりにも雰囲気違ってて。おでこのシワ、あれは特殊メイクだよね? 笑ちょっと老け役のクリスティンでしたけど、厳格なミミが板についてました。『サラの鍵』が先日のTIFFでも素晴らしかったし、大好きな女優さんです。そして対照的なジュリアのアンヌ=マリー・ダフも、最近『終着駅』で鑑賞したばかり。華やかで賑やかなことが好き、そしてジョンを愛しているジュリアらしかったです。アーロンくんも、この監督との間に子どもを設けるなど、なかなか話題作りには事欠かない映画のようです。雰囲気も、若いころのジョンに似せていますし。ただしポールの若いころの役のコは少々可愛すぎ? かなと。 細面で涼しげなイケメンくんであることは間違いないけど。ビートルズ好きさんなら観ておいてもいいかなと感じる作品でした。今日の評価 : ★★★ 3/5点
2010.11.08
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監督 : 下村優 出演 : 浅利陽介 、 大塚ちひろ 、 村田雄浩 、 川上麻衣子 、 近藤里沙 、 根岸季衣 、 熊谷真実 、 夏八木勲 鑑賞劇場 : ヒューマントラストシネマ有楽町公式サイトはこちら。<Story>19歳の剛(浅利陽介)は知人の死をきっかけに、盲導犬訓練士学校に入学し、准訓練士となる。初めて担当する盲導犬はラブラドール・レトリバーのチエ。パピーウォーカーの長谷川家での生活を終え、訓練センターに戻って来たのだった。しかし、チエは長谷川家の長女で10歳の美羽(近藤里沙)のことが忘れられない。美羽に相談に行くと、「それは、私がチエを好きなったから」。その言葉で、剛は、犬に愛情を感じていない自分に気がつくのだった。パートナーズ - goo 映画<感想>関係者の方から劇場鑑賞券をいただいたので、観てきました。自分ではたぶん選ばない作品なので、ちょうどいい機会でした。(どちらかというと、動物ものの映画は苦手なので。。。)わんこものの映画ですと、『クイール』『きな子』は鑑賞しています。『クイール』が、盲導犬の一生をざっとなぞったのに対して、本作は盲導犬が誕生して活躍するまでの過程と、その周辺に関わる出来事を中心に描いています。簡単に言うと、・誕生 → パピーウォーカー宅へ。・パピーウォーカー宅を出る → 盲導犬訓練センターへ。・目の不自由な方(盲導犬ユーザー)とマッチングした場合、盲導犬として活躍する。・10歳(人間で言うと60歳くらい)くらいになると引退して余生を送る。のが盲導犬の生涯です。上のあらすじの中には出てないですが、もう1人、真琴(大塚ちひろ)がこの話に深く関わっています。これ、文科省推薦の映画なのですよね・・・。なので当然として観ていて安心できる結末になっています。そして剛と美羽とちひろが別立てでストーリーが出てきても、結びついてしまうかなというのがわかってしまいます。それは経緯から言って仕方ないと言えばそうなのですが。で、おおよそ展開などがわかってしまう。真琴自体がもともととてもスレた感じなんですね。盲導犬ユーザーになってからも、自分とチエの安全よりも体裁を優先してしまったことが悲劇につながる・・・というのも、何となく共感ができにくいポイントでした。彼女と熊谷さんはとてもよく似ていたので、母と娘役に持ってきたのはいいと思います。川上麻衣子さんもなつかしい~。美羽役の近藤里沙ちゃんはとても上手だったと思いますね。あと夏八木勲さんの、ベテランの引き締めもよかったです。主役の浅利くんは、劇団東俳生え抜きキャリアの持ち主で、実直な剛役を丁寧に演じていました。この映画に出てくるエピソード自体は、実際にあったことを映画のヒントに持っていているんだろうなという感じがします。根岸季衣さんの吐露する本音とか、パピーウォーカーの気持ち、処分される犬たちの話など。ダンカンが出る場面のことなども、実際にありそうな話ですね。 哀しいですが。ただ、そのあたりが少々盛りだくさん過ぎた感じがありました。大切なことなのですが、登場人物が多い分、話を絞り込んだ方が、シンプルでよかったようにも感じます。**********************************今日の評価 : ★★☆ 2.5/5点
2010.11.07
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原題: BABETTE'S FEAST/BABETTES GASTEBUD監督 : ガブリエル・アクセル 出演 : ステファーヌ・オードラン 、 ジャン・フィリップ・ラフォン 、 グドマール・ヴィーヴェソン TOHOシネマズ午前十時の映画祭『バベットの晩餐会』ページはこちら。<Story>19世紀後半、デンマークの辺境の小さな漁村に、厳格なプロテスタント牧師の美しい娘、マーチーネとフィリパは住んでいた。やがてマーチーネには謹慎中の若い士官ローレンスが、フィリッパには休暇中の著名なオペラ歌手アシール・パパンがそれぞれ求愛するが、二人は父の仕事を生涯手伝ってゆく決心をし、歳月がたち父が亡くなった後も未婚のままその仕事を献身的に続けていた。そんなある嵐の夜、マーチーネとフィリパのもとにパパンからの紹介状を持ったバベットという女性が訪ねてきた。バベットの晩餐会 - goo 映画<感想>オリジナル公開時は全然この映画の存在すら知らなかったんですけど、食事のシーンが出てくるということで(名場面らしい)鑑賞してみました。全然聴いたことのない言語だなと思っていたら、デンマークでの話でした。道理でわからないはずです。娘たちを、伝道の支えにしていた父親というのは、どんなものかと思うんですよね。小さいころからそれしか生きる道がないと思わせることは、子どもにとって非常に選択肢が狭まり、気の毒なことのように思えるのですが。でもそれがその家族が考える幸せであり、絶対の価値観であるならば、それに従わざるを得ませんね。いろいろなものをあきらめて、それでも十分人生は満たされる・・・ と思ってきた姉妹でも、寄る年波には不安を覚えるのでしょうか。バベットとの予期せぬ出会いもまた、見えぬ糸で繋がっていたかのようなものでした。バベットもまた、苦悩を抱えながら、しかしそれを一切見せずに自分を救ってくれた姉妹のために懸命に働いています。波乱万丈、一寸先は闇の時代だからこそできることでしょう。とても今のように物質的に恵まれていては、このようなことはできないに違いありません。そしてこの映画のクライマックスとなる晩餐会のシーン。贅を尽くした食材、そして料理の数々にはため息が出ます。正統派のフランス料理とはこういうもの、そして準備の様子も観れるのは興味深いですし面白かった。思うようにならない、複雑な気持ちを抱えて生きるのが人間だと思うのです。最初はこうあってほしいと思った、こうなりたかった、それが叶うこととそうでないことがあります。それを最後に神の御心を持って昇華させていくのが、何故か胸に迫ってきました。それは決してあきらめではなく、かと言って主張とか願望でもないということです。この世で自分にしかできないこと、それをやっていくことで来世に繋がっていくという考え、何となく普遍的な気がします。自身の方向性に悩む時、鑑賞してみるといいのかもしれません。そんなテーマが清々しく思える作品でした。**********************************今日の評価 : ★★★★★ 5/5点
2010.11.06
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監督・脚本 : 日向朝子 原作 : 八木沢里志 出演 : 菊池亜希子 、 内藤剛志 、 田中麗奈 、 奥村知史 、 きたろう 、 松尾敏伸 、 吉沢悠 、 岩松了 鑑賞劇場 : シネセゾン渋谷公式サイトはこちら。<Story>失恋の痛手から会社を辞め、ひたすら眠って毎日をやり過ごしていた貴子(菊池亜希子)は、神保町で古書専門の森崎書店を経営する叔父のサトル(内藤剛志)に誘われ、小さな書店の2階で暮らし始める。ふさぎ込みがちな自分を何くれとなく気遣い励ましてくれるサトルやユニークな常連客、近所の喫茶店で働くトモコ(田中麗奈)らと触れ合ううちに、生まれて初めて貴子は本の世界に引き込まれてゆく。そして、最低最悪の失恋に決着をつける時がやってくる。森崎書店の日々 - goo 映画<感想>『ふたたび』の試写のあとに行ってしまいました。時間遅くなったけど・・・上映館が少ないので、観れる時に観ておかないとまた逃してしまうのです。本が好き。 で、神保町も馴染みがあるので、これは絶対に外せません!この映像の感じが、とても神保町っていう街に似合ってました。落ち着いた色調で、まさに古書店街でのお話という感じがします。そしてこれは、自分の人生に迷い込んでしまった女性が、自分を取り戻していくお話です。期せずして辛い扱いを受けてしまう。 しかも、自分が好きだった人に。それは本当に耐えがたいと思うんです。それが本を通じて、いろいろな世界と触れ合って、貴子は癒されていきます。このように表現すると、ではまるでこの話はまるまる夢物語のようなのか? とも思えるかもしれませんが、決してそうではなく、むしろ貴子は現実の心の痛みと闘って行きます。恋人が突然去って行った後の、心の、身体の空洞を埋める痛み。そして心の傷をさらけ出して、対決しようとする痛み。全部貴子は抱えながらも、どうしていいか分からずにいたところを、叔父のサトルに背中を押されます。必ずしも納得がいく結果でなくてもいい、それが前進するきっかけになるのなら。しかし、その一歩を踏み出すことがどれほど勇気がいることなのだろうか。自分を変えたい、今までの自分から脱却したいと思うことも生きている上では出てくると思います。その作業は実は困難を伴うようにも感じます。何故なら、それまで自分が過ごしてきた「居心地のいい自分」を止めないといけないから。いきなりできるものでもないです。貴子は、彼女をよく知る人も、そうでない人も含めて、周りの支えがよかったのでしょうね。これからの彼女の行く末を想わせるような、透明感のあるラストシーンも素敵でした。菊池亜希子さんの雰囲気もぴったりです。**********************************今日の評価 : ★★★★☆ 4.5/5点
2010.11.01
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監督 : 塩屋俊 出演 : 鈴木亮平 、 MINJI 、 財津一郎 、 青柳翔 、 藤村俊二 、 犬塚弘 、 佐川満男 、 渡辺貞夫 、 古手川祐子 、 陣内孝則 試写会場 : 九段会館公式サイトはこちら。<Story>神戸。50年前ジャズバンドに青春を賭けていた男たちは、今やそれぞれの人生の最終コーナーを曲がろうとしていた。78歳になった貴島健三郎(財津一郎)は、かつてのバンド仲間を探すために、思うように動かなくなった手に杖を握らせ立ち上がった。彼の願いは、何も言えないまま姿を消したあの日の許しを請うこと。そして、あの日果たすはずだった、憧れのジャズクラブ “ソネ” でのセッションを実現させることだった。それは、彼にとってやり残した人生を取り戻す最後の旅でもあった…。ふたたび swing me again - goo 映画<感想>TIFFの特別招待作品ですが一般公開まで待とう・・・と思ってたら、試写を譲っていただきました。 ありがとうございます。原作は、フリーの助監督でもある矢城潤一(やぎ・じゅんいち)氏の小説。第5回日本ラブストーリー大賞エンタテインメント特別賞を受賞しています。この主役の鈴木亮平くんが、めちゃくちゃよさそうな人っぽくて、気になった作品です。で、その通り。調べてみたら、外語大卒業、英検1級(!)持ってるんだって。 すんごいです。 ハンパない経歴の持ち主ー。 おまけにモデルだとか。『シュアリー・サムデイ』にも出てたんですね。 観ておけばよかった。 何気に他にもいっぱい出ているようですけど、私は今回が初鑑賞。予告でも流れていますが、ジャズの話と、ハンセン病の話を両輪で進んていきます。日本のハンセン病問題について(wiki)病気がテーマですと、そちらがメインになってしまう映画が多く、これもそうだったらどうしようかなと思ったんですが、要所要所で引き締める役割にしていました。 これはいい入れ方だと思います。長い間、病気への偏見で御苦労されてきた人たちの想いをそっと折り込んでいます。ある日突然、今までいなかったはずの人が血縁として目の前に現れたら・・・そんな戸惑いも、私たちにとっては考えさせられるポイントでしょう。健三郎自身は、例えば、自分の病気がいろいろなことを阻害する要因となったとしても、「もう、ええ。」と、さらりと受け流して生きていっています。それが長年彼が苦労の末に身につけてきた処世術でもあるのでしょう。うまくいかない。 ですが立ち向かってもどうなるものでもない。偏見が容易に取り除かれる訳でもない。であれば、その結果を受け入れて、前に進む。そんな身の処し方です。観ている方としては哀しくなってしまいますが、それしか生きる術がなかったのかもしれません。子や孫の世代は、彼のそんな想いを知ってか知らずか、健三郎を思いやる気持ちは十分にあれども、自分たちにも偏見の波が来てしまうと、考えが変わったりする。それも全て健三郎はお見通しです。全部わかっていて、それでも絶対に彼らを責めたり、卑屈になったりしない。何故なら彼にはジャズがあったからです。ジャズが彼の生きる支えであり、夢だったから。その夢に向かって彼は進み、それを周囲も支えます。現実問題としての不況、ハンセン病を取り巻く諸問題、それらを効果的に取り込んでいました。そして孫の鈴木くんが、自然でいいんだなー。「いい子になってます」じゃなく、逆にスレてもいなくて、自然に祖父を気遣っているのがよかった。しょーがない・・・ と言いながらも、祖父を心配しているし、できるだけのことはしてあげたいと思ってる。財津一郎さんも、金八先生の時のイメージが強いんだけど、お齢を召されてもいい役者さんだなあと改めて思います。健三郎の過去の話も、ほんわかしてくる感じで私は好きですね。メンバーもいいじゃないですか・・・。おひょいさんも、何だか彼らしい役で、観ててホッとするのよ。あとは渡辺貞夫さんの演奏が聴けるところもお得感ありますね。「さりげなく、人を支える」って、こういうことなのかと、じわーっと来る映画でした。こういう映画は時々観た方がいいですよね。 心があったかくなってきます。*********************************今日の評価 : ★★★★ 4/5点
2010.11.01
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原題: BROOKLYN'S FINEST監督 : アントワン・フークア 出演 : リチャード・ギア 、 イーサン・ホーク 、 ドン・チードル 、 ウェズリー・スナイプス 、 ウィル・パットン 、 エレン・バーキン 鑑賞劇場 : TOHOシネマズシャンテ公式サイトはこちら。<Story>ニューヨーク、犯罪多発地区ブルックリン。退職を1週間後に控えたベテラン警官エディ(リチャード・ギア)は、血気盛んな新人の教育係に抜擢され辟易する。一方、安い給料で子だくさんの上に病気の妻を抱えた麻薬捜査官のサル(イーサン・ホーク)は、広い家に引っ越すために是が非でも現金が必要だった。そして、昇進する日を信じ結婚生活をも犠牲にしてきた覆面捜査官のタンゴ(ドン・チードル)は、潜入組織のボスで今では友情すら感じているキャズ(ウェズリー・スナイプス)を罠に掛ける命令に苦しむ。クロッシング - goo 映画<感想>ドンチーが好きなので楽しみにしてました。公開が10月30日でしたので、東京国際映画祭の特別招待作品でしたが、TIFFでは鑑賞せず一般上映で観ました。そうですねえ・・・。3人の警察官が似たような感じになるラストが面白そうで観たんだけど、誰もちゃんと「クロッシング」してない。たまにすれ違ったり、サルの友人(→ この人はいい人、いちばんマトモでした)とタンゴが関わったりとかね。 ちらちらと交わるだけ。そして題材が何とも救いようがないものが多くて。。アメリカの警察は多かれ少なかれこんなもんか、と、大幅イメージダウンを引き起こしそうな内容でした。どこの国でもそんなもんかもしれませんけどね。ギアさまも、定年なのにそんなに技量がないのか? と思ってしまうくらいな役でして。あとの2人は、「身から出た錆」ですね。何と言うか、3人揃えたのにもったいない描き方でした。久々に「早く帰りたい」と思ってしまったよ。。。今年公開の同じクロッシングでも、こちらの方が断然内容が濃かったねー。**********************************今日の評価 : ★☆ 1.5/5点
2010.11.01
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原題: SINGULARIDADES DE UMA RAPARIGA LOURA/ECCENTRICITIES OF A BLONDE-HAIRED GIRL監督・脚本 : マノエル・デ・オリヴェイラ 原作 : エサ・デ・ケイロス 出演 : リカルド・トレパ 、 カタリナ・ヴァレンシュタイン 、 ディオゴ・ドリア 、 レオノール・シルヴェイラ 、 ルイス=ミゲル・シントラ 鑑賞劇場 : TOHOシネマズシャンテ公式サイトはこちら。<Story>リスボンから南の保養地へ向かう列車の車内。マカリオ(リカルド・トレパ)は隣の席に座った見知らぬ婦人に、自分に起きた事件を語り始める。マカリオは会計士として叔父の高級洋品店で働いていた。そんな中、マカリオは仕事場から見える、向かいの家の窓辺に現れるブロンドの少女(カタリナ・ヴァレンシュタイン)に恋をしてしまう。マカリオは何とか彼女と知り合うが、叔父は結婚に反対し、彼をクビに。職がなくなり、求婚できなくなったマカリオは、海外で仕事をすることになり…。ブロンド少女は過激に美しく - goo 映画<感想>TIFF感想は終わって、ここからふつーの日記になります(笑)とはいってもまたまた溜まってますが・・・シャンテの公開終了直前に慌てて行きました。ちなみに同時上映の短編は、白黒だったのと、男のセリフが回りくどかったのも災いして綺麗に寝落ちしました・・・ 苦笑オリヴェイラ監督作品はこれが実は初めてです。100歳の感性・・・ それだけで、もうすごい。場面展開が早くて、行間に意味を込めるタイプの作品のようです。主役のリカルド・トレパは、福山くんに何となく似てる・・・ と思うんですけどねー。細面のイケメンくん。対するヒロインのカタリナ・ヴァレンシュタインは、若く肉感的な女優さん。窓辺で美女が扇を手に佇んでいる。 それだけで絵になる女性をキャスティングしたのでしょう。 話としては、彼女と結婚したいのにそれがなかなか上手くいかない。→ なんでここで叔父さんが反対するのかっていう理由がわからないんだけどーーー。単に一人前じゃないから?それとも他の理由はありましたっけ。 ちょっと不明。。。もしかして話を引っ張るための理由? 笑まあそれは引っ張った訳だからしょうがないとして、オチをラストに一気に持ってきました。でも、それまでの経過として、順調ながらも何度となく妨害が入り、うまくいきそうになるけど、それがどこかで壊れてしまいそうな予感というか、大丈夫? と観客に不確実性を与えるような要素はありました。ラストの彼女の様子は、それまでとは真逆のイメージを提供していましたが、言われてみれば、それがやっぱり彼女の素なんだと合点がいきます。そんな危うさも映画の中に秘められています。**********************************今日の評価 : ★★★☆ 3.5/5点
2010.11.01
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