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原題: FLAMMEN & CITRONEN/FLAME & CITRON監督 : オーレ・クリスチャン・マセン 出演 : トゥーレ・リントハート 、 マッツ・ミケルセン 、 スティーネ・スティーンゲーゼ 、 ピーター・ミュウギン 、 クリスチャン・ベルケル 、 ハンス・ツィッシュラー 観賞劇場 : シネマライズ公式サイトはこちら。<Story>1944年のデンマーク。ナチス・ドイツの占領下で、地下抵抗組織に所属する通称フラメン(トゥーレ・リントハート)と相棒のシトロン(マッツ・ミケルセン)は、ゲシュタポとナチスに協力する売国奴の暗殺を任されていた。自由を取り戻すため次々にターゲットを射止めてゆく大胆不敵なフラメンにはゲシュタポから莫大な懸賞金がかけられ、一方、温厚な家庭人のシトロンは人を殺すことに苦悩していた。やがて、ある暗殺指令によって2人は組織への疑念を抱き始める。誰がため - goo 映画<感想>重たそうですが、こういう戦時中の不条理を扱った作品はやはり見過ごせなくて、公開終了日の前日にようやく行くことができました。マッツ・ミケルセンは、先日観賞した『シャネル&ストラヴィンスキー』でもおなじみだったので、本作とどんな違いがあるのかも観賞のポイントでした。大戦中のナチスへのレジスタンス活動は枚挙に暇がなかったようにも思える。陸続きのヨーロッパでは、戦線拡大に伴って占領地域が増えていったので、ナチスに加担した者、反抗した者、接点を持たないように過ごした者、様々なケースがあったと予想される。本作のフラメンとシトロンはレジスタンス側。そしてナチスに与する者たちを次々と殺していくのだけど、この時代、メディアも発達していなくて、その上情報が錯綜する中、目指す相手を仕留めるのはかなり難しいと思われる。それを上層部からの命令でしないといけない、というか本人たちもそれが使命と感じているからできること。だがそれが正義ではなくて、私見で発令されているとしたら。そんなケースも恐らくではあるが、たくさん存在したようにも思う。見ていて思ったのは、フラメンとシトロンの一途さ、そして未熟さでした。若さゆえのこと、そして経験が足りなかったこと、それが彼らにとってはまさに致命傷となりました。若気の至り・・・ 実際にこんな形で見せられると実に痛いものがある。もしも彼らのうち、どちらか1人でも熟練者であったなら、情報を確認すればすぐに分かったことなのに・・・とも思います。ですが、それを承知で敢えて上層部は彼らを指名したということも考えられる。特にシトロンの家族想いなところなど、利用されやすそう。戦時中は、化かし合いなんだから、正義を装って利用するなんてことは当たり前だと思わないといけないけど、それを見抜く経験が彼らには不足していた。 それは純粋の裏返しでもあるのだけど。化かすと言えば、ケティがまさにそうでした。ああでもしないと戦時中は生き残れなかったかもしれないし、彼女自身も脅されていたかもしれない。そしてボーディルも。彼女もまた、変わってしまった女でした。この2人の女性たちの変化も、フラメンとシトロンに大きな影響をもたらしている。 直接か心理的かという違いですが。いずれにせよ、戦時中ならではの切なさ、酷さがたくさんあり、観ている方がちょっと辛いかも。マッツ・ミケルセンは、もともと純粋な役者さんかなと思っていたのですが、これはさらに『シャネル・・』よりも純粋。彼の野暮ったさが、いい意味で生きていました。トゥーレ・リントハートは『青い棘』は未見ですが、これからも出てきそう。2人ともデンマーク出身なんですね。 クリスチャン・ベルケルは、ナチス映画には出てくる確率高しと見ました。映像はノアール風で、これも戦時中によく合っていました。**********************************今日の評価 : ★★★☆ 3.5/5点
2010.01.28
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原題: INVICTUS監督・製作 : クリント・イーストウッド 原作 : ジョン・カーリン 出演 : モーガン・フリーマン 、 マット・デイモン 、 トニー・キゴロギ 、 パトリック・モフォケン 、 マット・スターン 試写会場 : 科学技術館サイエンスホール公式サイトはこちら。<Story>1994年、南アフリカ共和国初の黒人大統領に就任したネルソン・マンデラ(モーガン・フリーマン)だが、新生国家の船出には多くの問題があった。ある日、ラグビー南ア代表の試合を観戦したマンデラの頭の中で何かが閃いた。南アではラグビーは白人が愛好するスポーツで、黒人にとってはアパルトヘイトの象徴。しかし、1年後に南アで開催されるラグビーのワールドカップで南アのチームが勝てば、それが人種間の和解につながるかもしれない…と。[ 2010年2月5日公開 ]インビクタス/負けざる者たち - goo 映画<感想>昨年は『チェンジリング』、『グラン・トリノ』の2作品を公開して話題をさらったクリント・イーストウッド監督作品30作目とくれば、これはいやが上でも期待値高まります。しかも前評判もよさそうですし、ヒューマン系らしいし。アパルトヘイトを取り扱った映画で最近観たものは、『マンデラの名もなき看守』 。マンデラがロベン島で過ごした日々や苦悩、当時の社会情勢が織り込まれています。そして本作は、『マンデラの名もなき看守』 の少し後を描いていて、マンデラが大統領になった後の南アが舞台です。ようやく黒人大統領が誕生したと言えども、白人と黒人の間の、根深い日常的な対立や偏見がすぐになくなる訳はなく。当時の人たちの意識レベルでの差別というものが、随所に表れています。約50年間にわたったアパルトヘイトの爪跡はそうそう簡単になくなるものではなく、マンデラが大統領になった直後も様々な混乱が見られた。今まで虐げられていた黒人たちが、白人やアフリカーナーに対して、反撃したいと思うのは致し方のないところだろう。 政治のような表だけではなくて、日常生活の裏側や細部に至るまでそれは存在した。 白人が好むものの正反対を黒人は応援する。 その1つが南ア代表ラグビーチーム。 自国代表なのに選手は白人が大多数、それは最早代表ではないと、黒人たちは自分たちの国の代表を応援せず、敵国を応援する習慣すらついていた。 「国の恥」と言われたチームを、新政府の委員会ではすっかり別の組織に変えてしまおうとした時、マンデラがそれに敢然と反対した。 憎しみのシンボルであるはずのチームなど、この世から抹殺したいくらい憎いはずなのに。 だがマンデラは違った。彼の心にあったのは「赦し」。立場が逆転したからといって、それまでの支配者と同じことをしていては、それまでと何も変わらない。先にこちらから赦すのだ、と。赦すことができれば悩まないに決まっている。それをしなさいとマンデラは説く。「我々から変わろう」と。彼の側近たちにも、肌の色で躊躇することなく力を貸してほしいと懇願し、まずは自分の身近から「赦し」を実践させる姿勢。人々はそんなマンデラの姿勢に心打たれるのだろう。ロベン島の過酷な日々の中で、彼が支えにした言葉が「インビクタス」。「私が我が魂の指揮官」・・・ 自分の自由な心を支配できるのは、自分だけという発想は、『潜水服は蝶の夢を見る』を思い出させる。どうしようもない状態、希望も見出せない現実であったとしても、心だけは唯一想いのままになるものだから。その信念で投獄時代を生き抜いたマンデラにとっては、自分たちがされてきた時代を立場を変えて再現することは絶対にしたくなかったのだろう。そんなことができる彼だからこそ人が集まるような気がしてならない。対するラグビーチームの選手たち。彼らの対応に、当時の白人たちの観念も表れている。黒人との垣根を取り払おうなどとは考えたこともなく、またそれは不可能だと頭から決めていた。 だがしかしマンデラの考えに触れているうちに、彼らの中にも変革への自覚が生まれてくる。ほんの些細なこと。 そこを一歩進んでいくきっかけや勇気があるならば、困難に思われていても、小さなことから変革は可能なのである。1995年のラグビーW杯については検索すれば結果が出てきてしまうが、本作を観る前にはこれはしないほうが楽しめる。史実である以上そこはフィクションは挟みにくいし、筋書きが決まっているのでどうしてもそこから逸脱はしにくい部分がある。テーマがオリジナルなのか実話ベースなのか、昨年の2作品と違うのはそこ。 どうしても事実なので、昨年2作品と比べると、小さめにまとまってしまった印象が残る。それを差し引いてもテーマとしては素晴らしいし、余分な説明や場面もあまりない。 シンプルにまとめているけど、2作品を超える印象がないのはそのせいだろうか。映画としてのレベルも高く、感動を観客に与える役割は十分しているものの、イーストウッド監督が自分で設定したハードルがあまりにも高過ぎるが故の現象だろう。随所にイーストウッド監督らしく、温かみのあるエピソードがある。 SPたちの変化、ピナール家族とお手伝いさんの交流、ラグビーを教わる子どもたちの反応など、微笑ましくなる要素は多い。*********************************今日の評価 : ★★★★
2010.01.27
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原題: YUKI & NINA監督・脚本 : 諏訪敦彦 監督・脚本・出演 : イポリット・ジラルド 出演 : ノエ・サンピ 、 アリエル・ムーテル 、 マリリン・カント 、 ツユ 観賞劇場 : 恵比寿ガーデンシネマ公式サイトはこちら。<Story>ユキ(ノエ・サンピ)とニナ(アリエル・ムーテル)はパリに住む9歳の女の子。ユキはフランス人のパパ(イポリット・ジラルド)と日本人のママ(ツユ)と暮らしている。夏休み初日、ユキはママから「パパと別れて日本に帰ろう」と告げられる。ショックを受けたユキは、親友のニナとそのママ(マリリン・カント)に相談。ニナの両親も離婚していたからだ。仲直りしてもらいたいユキは「愛の妖精からの手紙」を書くが、ママはそれを見て悲しむだけ。やがてユキとニナは、両親を仲直りさせる作戦の一つとして家出を提案するが…。ユキとニナ - goo 映画<感想>諏訪監督作品は2本観ています。『PARIS, JE T'AIME』と、『不完全なふたり』。 前者はオムニバス(5分くらい)で、後者はフランスのカップルの日常を描いたものです。今回の『ユキとニナ』は、どちらかというと作風的にはファンタジーですので、前者に近い。実際、予告とかスチール写真が可愛らしいんですよね。2人の美少女が遊んでいるなんて、絶対に絵になりますもん。その可愛らしさに惹かれて観に行くと、あれ? ちょっと違うぞ・・・ な展開です。ママはもう、パパとはやっていけないから・・・。 冒頭からシュールな場面の連続。9歳の子でも、きちんと大人の理由を説明して、納得してもらいたいという、フランス的な大人な目線の接し方です。そしてその大人の問いかけに対して、はっきりとユキが拒絶しているところもまた、子どもが自立している文化なんだなと思う。「日本には、行きたくない」そう答えるものの、ユキの心は揺れている。単にそれは子どもだからということも大いにある。深刻な話をした後で、ケロっとして遊ぶという事は、子どもには日常。 しかし、心配事はちゃんと心にこびりついたままなのだけど。現実を現実として対処できる力がないのが子どもである以上、浮世離れした考えが出てきてしまうのは当然のこと。しかしながら、根底にはちゃんと意志を持っていることが伝わってくる。それにしても・・・そうなんだ! そういう展開なの!? と、大いに驚いてしまう。ここはネタばれになるので劇場で観ていただきたいのだけど、フランスと日本の2つの文化に対峙している、諏訪監督自身のアイデンティティも大いに関係しているのだろう。少し意外に思ったのは、ここからちょっとずつ着地点がずれてきてしまっているように思えたこと。「ユキとニナ」なんだけど、後半はニナがほぼ登場しなくなってしまう。 ニナとの関係が中心? と思いきや、そうではなくなっていってしまう。結局は、子どもは状況には抗えないということなのかもしれないし、それが逆に自分の原点を追いかけていく旅になったとも言えよう。後半の登場人物に若干ぎこちなさとか、浮世離れした部分があったり、エンドロールの曲が状況とはまるで違う場所に関するものであったり、ユキがドライになってしまっている部分があったり(まだ子どもだから、すぐに忘れるのかな?)、諸々の条件が、この映画の軸をぶれさせてしまっているのは非常に残念でした。 自分としてはこういうテーマって好きなんですけどね。。。**********************************今日の評価 : ★★★
2010.01.27
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監督 : 富永まい 原作 : 小川糸 脚本 : 高井浩子 出演 : 柴咲コウ 、 余貴美子 、 ブラザートム 、 田中哲司 、 志田未来 、 満島ひかり 、 江波杏子 、 三浦友和 試写会場 : 東宝試写室公式サイトはこちら。本「食堂かたつむり」の読後感想はこちら。<Story>失恋のショックで声を失った倫子(柴咲コウ)は、子供の頃から馴染めなかった自由奔放な母・ルリコ(余貴美子)が暮らす田舎へ戻り、小さな食堂を始めることにする。お客様は一日一組だけ。決まったメニューはなく、お客様との事前のやりとりからイメージを膨らませて料理を作るのだった。訪れるお客様の想いを大切にして作る倫子の料理は、食べた人の人生に小さな奇跡を起こしていく。そして、いつしか“食堂かたつむり”で食事をすると願いが叶うという噂が広まっていった。そんなある日、倫子はルリコからあること告白される。倫子は衝撃を受けながらも、母のための料理を作ろうと決意する。料理を通して倫子とルリコの距離が縮まろうとしていた……。[ 2010年2月6日公開 ]<感想>Yahoo!ユーザーレビュアー試写会に行ってきました。実はこのメール当選に気がついたのは前夜。 久しぶりにメール開けたら何と当選してる!あれま。。。このアドレスは滅多に開けないのでそういう事が起こる。 富永まい監督のティーチ・インもあるので、これは行かないともったいない。実は偶然だけどこの原作を先週購入して、読んでいる途中だった。この原作は読みやすく、また作者の小川糸さんの見解も細かく描かれているのでわかりやすい。予告でもお料理がおいしそうですし、女性監督なので、どんな描写か期待度めちゃ高いまま試写に参加。冒頭、倫子の生い立ちのダイジェストがざっと説明される。ここ、実は小説の肝となる部分なのだけど、紙芝居調というか、ファンタジックなイラストと監督作詞の曲に乗せて、ささーっと流れるように終わってしまった。倫子が祖母から、どのようなことを伝えられたのか。 それを彼女はどのように感じたのかが後の展開に大きく関わってくるだけに、この短時間の描写で、果たして原作未読の観客にこの原作者の想いが伝わるのかどうか。 少々ここは疑問が残る。原作ではかなり料理の内容が詳しく書かれているのだけど、その説明はほとんどない。何の料理をだれに出すのかはもちろん分かるが、どのような想いを込めて作るのかという事はあまり触れられない。正直、この描写がかなり原作を理解する上では重要な部分を占めていただけに、これを音声無しで映像だけで表現しているのは非常にもったいないと感じる。これは倫子が「声を失った」設定であることと大いに関係があるからであり、このために柴咲コウさんはほとんどセリフはなくなっている。ここでナレーションのように、彼女が感じていることを付け加えて説明してもいいのかもと思ったけど、それはほとんどない。 あるとしても、エルメスの本音が語られるくらい。ティーチ・インの際に、富永監督は、「ナレーションを入れるという設定は初め考えたけど、倫子は声を失ったことに困っていないという設定なので、ここで敢えて声を入れてしまうと、観客はこの人が話せないという風に思えなくなるので、無言でのシーンにしている」と語っていた。ただ、これは無声映画ではないので、黙って食材を見つめて調理するだけでは、細かい心理は伝わりにくいように感じた。例えば、亡くなった祖母を回想シーンでキャストとして入れて、その人の声を要所要所でくどくならない程度にナレーションとして入れてもよかったのではないかとも後で思った。 あの原作の深みを丸ごと取り去ってしまうのか、あるいは現実の倫子の人柄を重要視するのか、ここは難しい選択であったことは類推されるところである。あと、この小説は食べ物の描写が非常に細かく書かれていたので楽しみにしていたのだけど、これも映画では、一部のシーンを除いてはほとんど説明がなかった。文庫本収録の短編「チョコムーン」には、食べ物は官能的であるという小川氏の見解がある。「チョコムーン」自体が、「食堂かたつむり」の1組の客をモチーフにしているため、この見解があまり反映されていないのはとてももったいない気がする。結婚式の料理や、エルメスに別れを告げる時なども、かなり細かく料理の説明があり、それに倫子のおかんへの渾身の想いが込められていただけに、ここは1つずつ説明を加えた方がよかったような気がした。 桃ちゃんがささっと紹介するだけでは何とももったいないくらい、このシーンの料理は見事なものであるはずだから。そして何も伏線がないと、どうして倫子が生ハムを知己に配って歩くのかということの意味が全く伝わらない。 この意味は本作の根本的なものなので、そこがスルーされてしまっているのもどうなんだろう。。どれもこれも、倫子が声が出ないということがネックになっているからであり、大変厳しい選択を強いられたことは想像がつく。そこを補っているのが、登場人物のキャラクターである。特によかったのはお妾さん(江波杏子)。 彼女が食べている過程でどんどん生気が蘇ってくるシーンは素晴らしかった。「枯れた花を、シャキシャキさせるように」という監督の指示の細かさが生きている。あとは熊さん(ブラザートム)。 ワイルドな風貌でザクロカレーを4~5杯お代わりしていたそうです。 彼もピッタリの役でした。1つ分からなかったのが満島ひかりの使い方。 今回彼女は、『プライド』のような役どころなんですが、最後はいつの間にかいい人になっちゃってる。 これはファンタジー要素があるから、とことんつきつめないということなのだろうか。監督曰く、この映画に登場した人たちは、いろいろなシーンでどのように食を考えていくのかを熟考することが多かったということで、その結果1つ1つの場面において、じっくりと演じている様子がうかがえた。 俳優さんがそれぞれの役に真剣に取り組んでいた跡をきちんとスクリーンにとらえることができる。監督自身が「現実とファンタジーの中間地点を取った」と仰せで、現実に傾くのか、ファンタジーに傾くのか、少しでもどちらかに傾いたらきっと全く違うテイストになっていたであろうことは想像できる。ファンタジー色を出していたのが、ロケ地の形状で、これは私が原作を読んで思い描いていた通りの場所だった。監督はこのロケ地について、「周りが囲まれ、周囲から隔絶され、外が見えない空間。 土着のものを感じられ、精神的な面で俳優さんたちに影響を与えた場所」と語っている。アムールがあって、同じ敷地に食堂かたつむりがあるというのが条件だが、そこそこ広くてうってつけの場所がやはりあるのだなと感じる。そして食堂かたつむりのセットも可愛らしい。 ここは、「倫子のキャラクターが感じられる空間を意識して作った」ということでした。食堂でそれぞれの食事を摂るシーンなども、ある時は陽光が差し込み、またある時は夜の帳とともに・・・と、自然の持ち味を生かせる素材で作られた空間だった。 映画製作の題材としては難しい作品だったと思うが、まだ若く、気さくなCM畑出身の監督で、これからが楽しみな雰囲気の方でした。**********************************今日の評価 : ★★★☆ 3.5/5点
2010.01.24
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たまたま、この本を購入して読み始めたところ、試写会にも当選し、行ってきました。まず、自分が外さない「食」の系統の映画ですので、公開されたら絶対に観に行こうと思ってましたし、うれしい^^後ほど書きますが・・・。とても読みやすい本です。倫子がどうして「食堂かたつむり」を開くことになったのか。祖母の言い伝えごと、そこから派生する「食」への想い、恋人とのこと、母との葛藤。全部が全部、倫子のバックグラウンドとなって、彼女を後押ししている。ここで、この土地で食堂を開くことは、彼女にとっては天命のようなものだったに違いない。声を失うことは、それ相応のショックが表れているから。では、どうしたら声を取り戻せるのか? と、普通の人なら右往左往していると思うのだけど、倫子は、それをしていない。つまり、「声が出なくても、困らない」という概念で、このお話は進んでいく。声が出ないことを、どうにかして、躍起になって治したい。通常ならその感覚だと思うが、彼女はそのことを受け入れている。受け入れたうえで、自分が生きていく場所を探していく。祖母からの言い伝え、祖母と暮らした日々。それが倫子に、自分の生きる道をもたらした。料理、である。祖母からのレシピは全て身体に染みついている。受け継いだことの全てを生かして、1日1組のお客様方の身体が、心が、欲している食事を、最高の状態で提供するお仕事。だから、食に関しての記述も、実に詳細に描かれています。これを読んで、作ってみたいと思うお料理もいくつかありました。そして何と、パンレシピも!後日作りたいと思います。これってすごいうれしいことで、実際、食関係のことに少し携わらせていただいていた身としては、こうして、何か作ろうというインスピレーションを掻き立ててくれる映画だとか芸術だとかに出会えるのは、貴重なことなんです。この映画から、料理本も出ているそうですので、今度本屋さんで見てみたいと思いますが。。。。食事作り、おもてなし、お店の経営を通じて倫子が出会った人、物、そして心。それらがみずみずしい感覚で描かれています。祖母の言い伝えのいきさつ、そしておかんとのいきさつ、エルメスとのこと、そして、「食」に関すること。どれもが生き生きと本音で書いてありました。映画をご覧になる前にこちらをご一読いただくと、より、映画の世界が深くわかると思います。同時収録の短編「チョコムーン」。実はこれは、「食堂かたつむり」に来た1組の客がモチーフとなった短編です。こちらの方がより、小川さんの「食」への想いがあらわれているようにも思いました。食とは、官能的なもの。これは以前に『eatrip』や、『ジュリー&ジュリア』でも引用しましたが、ここにもこの概念がありました。美味しいものを好きな人と一緒に食べる。ただ単に食べるだけではなくて、味覚、嗅覚、視覚、そして流れる時間の感覚を共有するという事が、こんなにもいろいろなものをもたらしてくれる。好きな人と一緒に、美味しいものが食べられる。その時間が全ての人にあるならば、この世のたいがいのことは解決できるのかもしれないという仮定は、案外、正しいのかもしれません。そのことが、あくまでもさらりと、流れるように表わされている本書、読みやすいので、お気軽にご覧ください。映画は2月6日(土)公開です。
2010.01.24
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原題: WHERE THE WILD THINGS ARE監督 : スパイク・ジョーンズ 出演 : マックス・レコーズ 、 キャサリン・キーナー 、 マーク・ラファロ 声の出演 : ローレン・アンブローズ 、 クリス・クーパー 、 ジェイムズ・ガンドルフィーニ 公式サイトはこちら。<Story>空想が大好きな8歳の少年マックス(マックス・レコーズ)は、母(キャサリン・キーナー)と姉との3人暮らし。しかし、近頃母も姉も自分をあまり構ってくれず、それに怒ったマックスは母とケンカし家出。浜辺にあった船に乗って海に出てしまった。そうしてたどり着いたのは、見たこともないかいじゅうたちが棲む島。マックスはかいじゅうたちの中へと入っていくが、彼らはマックスを食べようとする。そこでマックスは「僕は王様だ!」と空想の物語を語りはじめ…。かいじゅうたちのいるところ - goo 映画<感想>ファンタジーは当たり外れが自分の中では激しいんですが、可愛い感じなので一応押さえておこうかなと。冒頭の家族のシーンが切ない。みんな自分のことだけで忙しくて、誰もかまってくれない。 ぼくなんてどうでもいいんだ!いきなり飛び出しちゃうこのマックスくん、何やらうちの天然に似てます。性格とか行動とか、突然何かやりだすのがそっくり。そして船に乗ってついた先にかいじゅうがいて・・・ってお話です。何でいるの? というツッコミはこの際置いといて。そこで出会うかいじゅうたちは、人間よりもずっと大きいし、やたら力も強いですが、自分には、彼らの関係が人間界のそれに見えて仕方なかったです。ひときわ力が強くて大柄なのに、一番繊細な神経を持つ、キャロル。自立心旺盛なKW。余計なおせっかいが好きなアイラ。他にも名前忘れちゃったしないけど、臆病だったり理論家だったりするかいじゅうたち。思いっきり何も考えないで、自分たちの思うままに動きたい! っていう衝動、そういうの昔あったなあと思い起こしました。赤ちゃんくらいですよね。 そういうのが許されるのは。壊しても何しても、「いいよいいよ」って言ってもらえるのは。あと大きくなってからは、「~~しなさい」ばかりな人生が待っている。「~~しなさい」「~~してていいから」こればかりでは子どもだって限界が来ます。ちゃんと自分と向き合ってくれないといやだ!マックスはかいじゅうたちにそれを見出します。ただし、「誰かとちゃんと向き合う」ということは、実はそんなにたやすいことじゃない。むしろ、面倒だったり気を遣ったりすることの方が、全然多い。そして、希望をかなえてあげたいと思っても、相手のリクエストに耐えられなくなって、立ち去る者もいる。おかしなものですね。向き合ってほしいのに、心配してほしいのに、放っておいてもほしい。自分が関係する何かと、どこかに区切りをつけないと、生きてはいけないということが、かいじゅうたちとの交流を通じて、たった8歳のマックスにも実感として残ったのではないでしょうか。1度飛び出した、帰りたくないと思っていた家に帰ること。 そこが彼が選んだ結論でした。かいじゅうたちに再び会えるのかどうかは分からないけど、マックスの心の中に、彼らは生き続けて、そして彼自身の心の支えになりながら、生きていくんだろうと思いました。そんな支えがあるといいなあ。かわいらしく、またシュールな物語でした。思いっきり森で遊ぶマックスたちはかわいかったし、一緒に寝る部分の絆も素敵です。音楽もその場面場面で効果的に使われていました。************************************今日の評価 : ★★★★ 4/5点
2010.01.23
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原題: THE IMAGINARIUM OF DOCTOR PARNASSUS監督 : テリー・ギリアム 出演 : ヒース・レジャー 、 クリストファー・プラマー 、 ヴァーン・トロイヤー 、 アンドリュー・ガーフィールド 、 ジョニー・デップ 、 コリン・ファレル 、 ジュード・ロウ 公式サイトはこちら。<Story>現代のロンドンに奇妙な舞台と旅芸人の一座が現れる。1000歳以上という老人のパルナサス博士(クリストファー・プラマー)、娘のヴァレンティナ(リリー・コール)、曲芸師のアントン(アンドリュー・ガーフィールド)、そして小人のパーシー(ヴァーン・トロイヤー)が一座のメンバーだ。ある晩、博士の前に悪魔のニック(トム・ウェイツ)が現れる。博士はかつて悪魔と不死と引き換えに、「娘が16歳になったら差し出す」取引をしていた。一方、ヴァレンティナは橋で若い男トニー(ヒース・レジャー)を助ける。記憶喪失の彼はそのまま一座に加わるが、それは悪魔の企みだった。Dr.パルナサスの鏡 - goo 映画<感想>とりあえず、ヒース・レジャーの未完の遺作ということ、あとジュード・ロウ様ご出演という事で観てきました。主演が撮影途中で降板とか死去ということになったら、普通はお蔵入りになってしまうけど、その場面をどうにか日の目を見させたいという一心で仕上がった本作。ですが当然ながら、ヒースの出演部分は途中までしかありません。これをどうやってつなげていくのか。苦心のあとが窺えます。鏡の中と外という二面性をうまく利用して、他の俳優たちの助けを借りて完成した本作でした。ですので、場面が進むに連れて、いつの間にかヒースではなくて別の俳優になっていたり、鏡の外と中はさらにまた別の俳優だったり、ということが起きてきます。ですが、ヒースの場面が意外と多かったのにはちょっとホッとしたり。 やっぱり主役なのでたくさん出てもらいたいですよね。鏡の中の世界は、飛び込んだその人の内面を映し出すもの。 願望とでも言ったらいいのでしょうか。想像力に因るところも大きいのでしょう。楽しめる人もいれば二度と帰れない人もいる。差し出された選択肢を決める時、どこかに人間は願望が入ってしまいがちなのかな。博士だって、悪魔との元々の取引をしてしまうのも、ひとえに家族を思ってのことでしたが、そこに弱さのようなものもあったのかもしれない。いつでもそこに付け込んでくる悪魔が、あの手この手で誘惑してきて、それに乗ってしまうのも、人の世の常。そんなこと聞かされたって、娘はただ混乱するしかないのでしょうね。そうですねえ・・・。正直この映画、人物の立ち位置がくるくると変わるので、着地点(というか内容そのもの)が混乱してしまって、何がどのオマージュなのか、メタファーなのかという事の整理ができていない状態です。ですので、これがはっきりしないのに感想は書けません。 自分でも何を書いたらいいのかが分からない状態です。よって、これでおしまいにします。 自分にはかなり難解でした。
2010.01.23
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監督・プロデュース・音楽 : 小林武史 原作・脚本 : 菅知香 プロデュース・脚本 : 岩井俊二 出演 : 赤西仁 、 北乃きい 、 高良健吾 、 柴本幸 、 金子ノブアキ 、 笠原秀幸 、 杏 、 伊藤歩 、 財津和夫 公式サイトはこちら。<Story>90年代、空前のバンドブームが巻き起こっていた。そんなバンドの1つ、LANDS(ランズ)のCDを聴いたアサコ(北乃きい)は天才的な音楽センスを持つユキヤ(高良健吾)に惹かれ、LANDSのファンに。ミハル(杏)とLANDSのライブに行ったアサコは楽屋に忍び込み、LANDSのメンバーでボーカルのナツ(赤西仁)に気に入られる。ナツによってLANDSの練習場に連れて行かれたアサコはこれを機にLANDSと深く関わっていく。そして、アサコとLANDSの運命は大きく変わっていった…。BANDAGE バンデイジ - goo 映画<感想>気にはなってたんですが日にちが経っちゃって、ようやく1週間後の観賞。岩井作品は、『ハルフウェイ』が今1つ取り残されちゃった感じで乗れなかったから、これもどうかなあと若干不安ながらも、でも予告の音楽がよさげだし、北乃きいちゃん高良健吾くん出るしーと、惹かれる要素満載なんで、これは観ないとわからん! ということで行ってきました。90年代初めって、その頃は私事忙しくて音楽観賞からちょっと離れた時期でもあったけど、バンドブームでもあったのはなんとなく覚えてます。インディーズとかいっぱいいましたね。このLANDS、見てる感じでは結構スレてなくて、ピュアな部類に入りそうな気がする。 まあ映画なんであまりにもダークにはできないのもあると思うが。ナツの設定って、ちゃらちゃらさせようと思えばいくらだってできちゃうのに、敢えてそれをしてなくて、方向性が定まってない、くらいに抑えているのがこの映画にとっては効果的。そしてユキヤは天才、アルミ(→ この役名が柴本さんにピッタリ)はこだわり派、ケンジは自信喪失、リュージは職人肌と、キャラが微妙にバランス取れてるのが共感持てます。私知らなかったんですが、金子ノブアキさんはもともとドラマーなんですね。 道理でうまいわけです。『クローズZERO II』 が印象的なんで、役者だけだと思ってました。 天晴れ!それで、感想としてはすごくよかった。 これは期待通りで本当にうれしいところ。これから俺たちどうなるの? っていう焦燥感。 それは自分たちの感覚の違いとか、レコード会社やプロダクションの思惑なんかにも左右されちゃう。その危うさみたいなのがしっかり描かれていましたね。何となくバンドしてるようなナツに対して、スタイルを持つユキヤとアルミ。 ここでもう大体LANDSがどういう道をたどるかは見えるんだけど、でも見えてても彼らのとんがった表情にぐいぐいと惹かれてしまう。(C)2010「BANDAGE」製作委員会高良くんも柴本さんもまさにこれしかない!ってキャスティングで、惚れ惚れしちゃったな。。。彼らのもがき方もハンパじゃないし、才能があるものならではのジレンマも、出演時間は主役に比べると短いながらも伝わってくる。 ユキヤ@高良くんのサウンドのシーンとかも最高にカッコよかったし。 そして柴本さんやっぱり好きー。 彼女は基本、男っぽい役が似合うのかもしれません。金子くんも、その経歴から漂ってくる刹那をうまく出していたし、笠原さんも、一歩後から付いていく立場のやるせなさが何か見てて切なかった。脇も何だか、ジャストフィットな感じの場面がたくさんありすぎちゃいました。 たとえば伊藤歩さん。 ちょっとスカート丈短すぎとも思いましたが(笑)、ユカリの持っている怒りだとかブチギレとかが、最後に形を変えてこちらに返ってくるのはいいなあーと思った。 あとお久しぶりに観た財津さん! 最初どなたかと思いました。 お元気な姿拝見できてうれしい~~。 ギョーカイ人の脱力感がほとんど素なんじゃないかって思うくらい(笑彼らに対峙する、というか、この気流を作ってしまうアサコ。 この出会いも、そうそううまくある訳じゃないでしょ! とツッコめばそれまでなんですが(笑)、まあ映画なんでそこは目をつぶるとして。ギョーカイ入りするきっかけって、案外どうでもいいところから生まれるものなのかもしれないですね。それでも全然ギョーカイ人らしくならないアサコちゃん、という感じなんですが、彼女もまたLANDSを通じて成長していくんだなあ。。。って感じるのは、私がママ役の斉藤由貴さん的目線だからだろうか(→ 彼女もよかったよねえ。 笑)「おまえがLANDS壊したから」って言われたって、それも壊したくて壊そうとしたわけじゃない。 大体壊れてないし壊したくなんかない! もがくアサコの心中がわかる。人の心はいつも、ひとつところになんてとどまる訳はない。 永遠にそのままだなんてことは絶対にない。 その中で自分の立ち位置を見つけていく。 そして人は孤独。 だから、同じように孤独を語るものに共鳴していく。 ユキヤはサウンドの中に自分の孤独を吐き出していく。 私たちがアーティストに惹かれるときってそんなものじゃないだろうか。 アサコもミハルも自分の代弁者を見つけた。 そしてそこからさらに表現者、創造者として立ち上がった。 見てて清々しいしまぶしい。素直にそんなきらめきを感じました。ジャニーズ!? って思い込みはこの際なしで、真っ白にして観てみると、何かが浮かび上がってくるような作品でした。*********************************今日の評価 : ★★★★☆
2010.01.22
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原題: OCEANS監督 : ジャック・ペラン 、 ジャック・クルーゾーナビゲーター : 宮沢りえ 公式サイトはこちら。<Story>画期的な映像システム(猛スピードで泳ぐ魚たちをまったくブレずに撮影できる、世界に一台しかないステディカム)を駆使して、北極海から南極海、サンゴ礁に彩られる美しい海に、冷たい氷で覆われた海など、世界各地の海にいる生物たちの姿をとらえる。猛スピードで泳ぎ、ジャンプするイルカ、ゆっくりと海の底へと沈んでいくマンタ。光のない海底にまで、そこで生きる命は存在している。オーシャンズ - goo 映画<感想>お子様は500円で鑑賞できるとあり、これは土日に行ったらとんでもないことになると予測し、公開日に観賞することに。スクリーンはまあまあ客層は落ち着いていました。『WATARIDORI』の監督であるジャック・ペランが制作ということで、映像はさすがに美しいです。冒頭のシーンなんかは、ずーっと追いかけて行くところなども、よくこれを追えるんだなといつも感心します。ただこれ眠かった。。。この前にもう1本観ているのもあるんですが(あとで書きます)、やっぱりヒーリング効果? 眠気との闘いですね。印象に残ったシーンは、・蟹が山盛りになって脱皮するところ・ウミガメの赤ちゃん・イルカとアジ、クジラのコラボシーンなどですね。大群で織りなす世界はさすがに美しい。ただ・・・帰宅して読んだ、平成22年1月22日付読売新聞夕刊(2版13面)に、このようなことが書かれていました。「高級食材フカヒレにするヒレを切り取られるヨシキリザメは、撮影用のロボット。全てが本物でない点にご留意を。」そーだったのか!それはねえ。。。ロボットとは興醒めです。道理で、たたみかけるようなまとめ方への納得がいきました。そして私、エンドロールを見ていると、ちょっと恐ろしい文字を発見してしまいました。ここでは書きませんが。もしかしたらこれはプロパガンダかも、と思った瞬間です。これからご覧になる皆さんは、それぞれ捉え方があると思うのですが、その可能性があることは念頭に置いた方がいいのかもしれませんね。とりあえず、環境系の映画では繰り返し言われていることがテーマではあります。『アース』でも十分に見せていただきましたので、多少かぶっているというのは残念ながら否定はできませんが、海に特化するのなら悪くはないのでは?**********************************今日の評価 : ★★
2010.01.22
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フリークラス、残すところあと1回でしたが、先日行って参りました。これでラストです。「ヴィエノワ・ショコラ」、訳すと、「ウィーン風チョコパン」?ABCのメニューに、ヴィエノワーズっていうのがあって、それは中にチーズがまるまる1本細長く入ってるんですが、これは中には何も入ってなくて、その代わりに、生地にチョコチップとカレンズが混ざってるんですよね。でも中に何か入れても絶対に美味しいと思うー。ただし切り込みが深いんで、流出事故にならないようにしないといけないんだけどね^^DSC03332 posted by (C)rose_chocolatはさみで切りますんで、「えっ、こんなに切っちゃってよいの?」って一瞬思うんだけど、何故かそれがまたいい感じになるんですよね。逆に比較で包丁で切った方は、のっぺりしちゃった f^^;そういうこともあるのねえ。。。面白かったです。さてこのパン、あまりに美味しすぎて、帰り道につまんで帰ったら、3本のうち、1本が半分くらいなくなってました。やばい・・・作ったのが夜だったんで、これはやばいねー(笑
2010.01.21
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原題: MAN SOM HATAR KVINNOR/THE GIRL WITH THE DRAGON TATTOO/MILLENNIUM: PART 1 - MEN WHO HATE WOMEN監督 : ニールス・アルデン・オプレヴ 原作 : スティーグ・ラーソン 出演 : ノオミ・ラパス 、 ミカエル・ニクヴィスト 、 スヴェン・バーティル・トープ 、 ステファン・サウク 公式サイトはこちら。<Story>敏腕ジャーナリストとして鳴らしたミカエル・ブルムクヴィスト(ミカエル・ニクヴィスト)は、大物実業家のスキャンダルを暴いたばかりに名誉棄損で有罪判決を受けてしまう。そんな矢先、40年前の少女失踪事件の真相解明を、大企業グループの重鎮ヘンリック・ヴァンゲルから依頼される。早速、ヴァンゲル一族の住む孤島で調査を開始したミカエルのもとに、天才ハッカーにしてパンキッシュな出で立ちの若い女リスベット(ノオミ・ラパス)が貴重な情報を持って訪れる。ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女 - goo 映画<感想>予告を観た感じでとても興味を惹かれ、シネコンでもかかってたので鑑賞することに。スウェーデン映画って初めてで、これももちろんのこと全編スウェーデン語(かな?)。言語が全然なじみがなく、それが却って本物っぽくてよさげ。原作はスティーグ・ラーソンのミステリー3部作。 出版を目前にして急逝し、その後全世界で2000万部のベストセラーになったことや、映画化の成功も見ることがなかったのは何とも残念なこと。しかしながらこうして彼の志が、映画になって観ることができるのはうれしいこと。 本当にこれ面白かったから。スウェーデンという国については正直門外漢。 北欧スカンジナビア半島の3国のうちの1つくらい。 福祉が充実しているとかそんなところですね。これはミステリーとしての話なんですけど、その背景にあるものって結構ダーク。 リスベットの抱える問題も重なって余計に重苦しく感じる。そこから逆転していくリスベットの能力にもある意味感心してしまう。3部作ということで、これから徐々にリスベットの心の闇だとか過去だとかが明らかになってくると思うんですが、ここも次回作への期待を持たせます。(C)YellowBirdMillenniumRightsAB,NordiskFilm,SverigesTelevisionAB,FilmIVast2009縁あって知り合った男女がなぞ解きをするということでは、真っ先に思い出されるのが『ダ・ヴィンチ・コード』とか『天使と悪魔』シリーズですが、正直これは何倍も面白かったですね。オチが痛快ですし設定も複雑ですし。戸惑いながら心を通わせていくミカエルとリスベットにも共感できました。ネタばれになるのであまり詳しくは語りませんけど、ハラハラさせられてしまうところも十分にあり(途中にグロい場面もあるんだけど)、それでいて大人目線の映画です。タランティーノ監督がこれをハリウッドで映画化したいってことなんですが、このイメージを崩さないでほしいなあ。原作も気になっています。 読みたくなりました。2の予告もありました。 これはひょっとして『題名のない子守唄』のような感じなんでしょうか。 楽しみです。*********************************今日の評価 : ★★★★☆
2010.01.20
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最近作ったパンです。またまた紅玉があったんで、これをどうにかしないとってことで、よくayu+ちゃん(さっき見たけどトップのやつすごい~!!)がしている、ミルフィーユっていうのをやってみようかなーと。作り方よくわかんないんだけど(笑)、テキトーでいいね!?とりあえず外見は普通のカンパーニュにしてみました。ライ麦をブレンドしたんで、これは紅玉と合うでしょう。DSCI0617 posted by (C)rose_chocolatたぶんああしてこうして。。。 みたいな感じで、とりあえず2段でやってみよう。紅玉はお砂糖とレモン汁、それとシナモンを少々で煮詰めてます。クリームチーズもたくさんあったんで、紅玉と混ぜてフィリングにしました。半分に切ったところ。DSC03329 posted by (C)rose_chocolatうーん・・・イマイチなところもあるけど f^^;さらによくわかるようにカット。DSCI0618 posted by (C)rose_chocolatとりあえず2段はできたかな^^甘めのフィリングにしてあるんで、クリームチーズと紅玉の酸味と合わさって、これかなり絶妙でした。クリチ系なんで早めに食べないといけないけどね。 この日は上の子の誕生日でした。こんなに大きくなっちゃうんだから、時の流れは速いものです。もうすぐ義務教育も終わります。あの日から15年経ったんですね。あの日を忘れない、そう思う方も大勢おられると思います。私は直接、あの震災を体験こそしなかったけど、彼の成長を見るにつけ、彼の周りの縁のある人たちも、きっと忘れないことでしょう。
2010.01.17
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監督・脚本・キャラクターデザイン・録音・Flash・編集・声の出演など : FROGMAN 公式サイトはこちら。<Story>長期休暇から戻った鷹の爪団メンバーに衝撃が走った。彼らの秘密基地が何者かの手で荒らされていたのだ。しかも、レオナルド博士がまだ故郷から戻っていないと言う。博士に液晶テレビを作ってもらい、それを来月分の家賃に充てようと画策していた総統は大弱り。仕方なく博士の故郷であるテキサスに向かう鷹の爪団一行。しかし、そこで彼らはジョン・ジョロリンと名乗る男から、博士が恐ろしい陰謀に巻き込まれたと聞かされる…。秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE3 ~http://鷹の爪.jp は永遠に~/同時上映:古墳ギャルのコフィー - goo 映画<感想>すっかり我が家の行事と化しつつある、この「鷹の爪」シリーズの観賞。過去作品感想はこちら ↓『秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE ~総統は二度死ぬ~』『秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE II ~私を愛した黒烏龍茶~』『ピューと吹く!ジャガー ~いま、吹きにゆきます~』やっぱり最初が一番印象深いかなあ。寝てしまうともうついて行けなくなっちゃう。実は本作もそうでした(苦笑) もう始まって10分くらいで眠気が。。。 15分くらい寝ちゃったかな?大家さんが出てきて・・・ くらいでもう撃沈。ネタとしては、2作目とかに似ているなという感じです。 バジェットゲージとか赤字ゲージなんかはやっぱり面白いけど。あとは山崎貴チームのCG部分はさすがに豪華でしたよね。 最後なんて、壊すのもったいないと思ったくらい。ひそかに「目覚ましタイム」「おさらいタイム」に期待したのですが ・・・!? ありゃりゃでした(笑) って、そんなもんなんですけどね。ジョン・ジョロリンとか、途中ちょっと汚い系のネタでしたんで、そこはうーん・・・でしたが。セリフにもありましたけど、どうしてもテイストが3作目ともなりますと似てきちゃうんですよね。 ここをどうやって克服していくかがシリーズ続投のカギなのかもしれません。コフィーちゃんの、コフンデレラ。 これは結構好きでした。 王子様の顔がまずウケます。**********************************今日の評価 : ★★☆
2010.01.17
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原題: COCO CHANEL & IGOR STRAVINSKY監督 : ヤン・クーネン 出演 : マッツ・ミケルセン 、 アナ・ムグラリス 、 エレーナ・モロゾヴァ 、 ナターシャ・リンディンガー 、 グリゴリイ・マヌロフ 観賞劇場 : 109シネマズMM横浜公式サイトはもうないので、movie walkerより。<Story>1913年のパリ。ロシア・バレエ団の革新的な《春の祭典》の初演は酷評にさらされる。作曲家イゴール・ストラヴィンスキー(マッツ・ミケルセン)は打ちのめされるが、観客の一人ココ・シャネル(アナ・ムグラリス)は、その独創性に注目する。7年後、ロシア革命によって亡命したイゴールとその妻子にパリ近郊の別荘を提供したのは、デザイナーとして成功を収めたものの最愛の恋人を事故で亡くしたココだった。高い芸術性と創造力に秀でた2人は激しい恋に落ちる。シャネル&ストラヴィンスキー - goo 映画<感想>『ココ・シャネル』、そして『ココ・アヴァン・シャネル』と続いてきた、シャネル生誕125周年&創業100周年企画の3作品のうちの最後の作品。予告からかなりツボな感じがして、絶対に公開日に観ようと思っていましたので、確実に予約してお出かけしました。2002年にカール・ラガーフェルドから白羽の矢を立てられ、シャネルの香水「アリュール」の宣伝に抜擢されてから、アナ・ムグラリスはシャネルのミューズとして君臨している。モデル業の傍ら、『そして、デブノーの森へ』でも、その美しさを存分に発揮して女優として活躍している。 そんな彼女がシャネルを演じるなんて! これはもう期待度半端じゃないんですけど。そしてオープニングに流れる、カレイドスコープたちが繰り広げる様々なパターン。 いつまでも尽きることのない映像ははまるで、ココからあふれだすイメージのよう。最初に「春の祭典」に出会った時、時代を先取りしてしまった斬新さと不安定さに、ココは魅せられたのかもしれない。 自分と同じテイストを持つストラヴィンスキーに会った時、彼女の心は既に動き出したのだろう。(C)EUROWIDE FILM PRODUCTION前2作では延々と描かれていた、ココとボーイのエピソードは本作にはない。 (もし同じ作りだったら本当に幻滅したところでしたが)その代わり、あらかじめココの人物像を知っておかないと、この映画の流れにはついていけないかもしれない。余分な説明やお飾りは本作には一切なく、流れていってしまうので。その代わりに用意されているのは、大人目線の恋。 ボーイを亡くしたココが、今すぐに求めたもの、それは自分と同じ匂いがするストラヴィンスキーの情熱だった。 こんな時には、余計な言葉は似合わない。 ただ互いの求めるままに駆け抜けるだけだから。 その2人の情事を嗅ぎつけてしまうストラヴィンスキーの妻、カーチャ。 身体が弱いということは、別の部分を強くさせる。 すなわち身体的に動かさなくてもよい部分。 その1つが聴覚なのだろう。ピアノの共鳴からそれを悟るのも、正直辛かったに違いない。自分には絶対に出せないであろう、ココの類稀なる魅力。 その悔しさを十分わかりながらも自分も一歩も引かない強さ。 女は土壇場に立たされた時はこうして強くなってしまう。自分にも他人にも妥協しないココ。 それは仕事や生活のみならず、恋愛に対しても全く同じ。 相手にも自分と同じスタイルを求め、そしてそれが叶わないとその恋は終わる。「私は自分の力で成功をつかんできた」という自負は彼女の支えであるだけに、それを台無しにしたストラヴィンスキーのセリフは、同じ目線で生きていく相手ではないと判断させるに十分な一言であった。所詮現実に生きるのが男なのかもしれない。ところが、そんな結末を迎えたにも関わらず、ココがストラヴィンスキーに見せる優しさは、スタイルを愛する者同士として応援したいという、彼女なりのクールな優しさであった。 ストラヴィンスキーの長女に送った服にもそれが現れている。 大人の女性になるとは、こういうこと。。。 それをいち早く知ったあの長女は、たぶん幸せだったように思う。ココの、商品に対してのこだわりも細かく描かれている。消費者として商品がどのように開発されてきたかが今1つ説明が不十分だった前2作に比べると、シャネルNo.5がこの恋と無関係ではないとわかるのもまた、彼女ならではのエピソードと感嘆する。恋をするといろいろなものが高揚する。 感覚であったりひらめきであったり。 ココもストラヴィンスキーも、刺激し合うことでお互いに作品を生みだしていく。 互いの存在がインスピレーションを掻き立てていっている。 創造者とはそんな荒々しさがないといけないし、支持されて行くのだろう。ココの優しさ、厳しさ、エレガント、そして官能。 前2作にはなかったものが本作にはある。 ホテル・リッツに横たわる老いたココの空虚な表情や、エンドロール後の無言の映像にまでそれを感じ取れれば、本作を存分に味わい尽くせるだろう。 そのためにはココの人となりをあらかじめおさらいしておく必要はある。 前2作で復習してからぜひ本作を観賞していただきたい。**********************************今日の評価 : ★★★★★
2010.01.16
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原題: THE LOVELY BONES監督 : ピーター・ジャクソン 原作 : アリス・シーボルド 出演 : マーク・ウォールバーグ 、 レイチェル・ワイズ 、 スーザン・サランドン 、 スタンリー・トゥッチ 、 マイケル・インペリオリ 、 シアーシャ・ローナン 試写会場 : よみうりホール公式サイトはこちら。<Story>ある冬の日、近所に住む男(スタンリー・トゥッチ)に殺されてしまった14歳の少女スージー(シアーシャ・ローナン)。少女は天国から愛する家族を見守り続け、殺人者に対する家族の復讐心が癒えることを祈るが…。[ 2010年1月29日公開 ]ラブリーボーン - goo 映画<感想>主人公のスージー・サーモンを、『つぐない』で13歳という史上7番目の若さでアカデミー助演女優賞にノミネートされて注目を集めたシアーシャ・ローナンが演じており、これだけでももう興味津々な作品。 試写に行ってきました。予告でももう、「私は14歳で殺された」とあり、また映像もこの世のものではないような雰囲気でしたので、「死後の世界」!? などと観賞前は想像してました。でも実際はそうではなく、スージー・サーモンは、自分がいた世界を、天国(というか、この世と天国との境目のような場所かも?)から見守っているという設定です。自分が失意のままに死んで行ったあと、果たせなかった約束の行方ですとか、自分の大切な人たちがどのように暮らしているのかをそっと見ている。大事な人たちが、思いも寄らぬ方向に行ってしまったり、自分の思ったように世の中がなっていかなかったりするのを、やきもきとしながら見ているスージーの姿は、仏教的な言い方をするならば、「成仏できてない」と表現すればよいのでしょうか。「この世」と「あの世」があり、だけどそのどちらにもスージーは位置せず、中間に存在している。 あえて例えるのなら「三途の川」になるのだろうか。彼女が佇んでいる四阿(あずまや)のような建物がある場所は、大抵水辺であったり、また水場の真っただ中だったり。 これはまるで三途の川ではないだろうか。 ここは天国よ・・・ という仲間(→ これも悲しい仲間たちでしたね)の声を聞きつつも、まだやり残したことがあると言うスージー。 この世に未練をたっぷり残したまま死んでしまった彼女にとって、それは短い彼女の人生に華を添えたことだった。 だからこそ自分の想いをきちんと伝えておきたかったのだろう。 それには彼女は自由にこの世とあの世を行き来できる必要があった。 そのための三途の川、あのシチュエーションかと思われる。この登場人物の中で異彩を放っているのが、初恋の相手・レイ。 彼は「ムーア人」と呼ばれていたけれど、そのこともこの話の展開に関係があるようにも思う。 キリスト教文化のなかに、仏教やイスラム教(ムーア人に信者は多いそうです)の概念を取り入れているように感じたからだ。こんなことを調べ始めたら、ちょっとした卒論のテーマくらいに十分なりそうなので(苦笑)、これは詳しい方にお任せしたいけど、テーマとしては非常に興味のあるところ。「転生輪廻」という言葉があるが、それにこの状況は似ているように思う。 厳密に言うと、「輪廻」はないけど(→ これがあってしまったら、リンジーは違う結末だった)、「転生」に近い感覚(厳密には違うんだけどね)はあった。 すなわち、自分の存在を知らしめて危険を教えるカメリアである。 この原作は世界で1000万部の売り上げがあったそうですが、残念ながら私は全く知りませんでした。 欧米の概念にはない感覚を取り入れていくことが、世界の人たちにはとても新鮮なものの見方だったのではないかとも想像できます。仏教圏の人たちには、転生輪廻は自然に植えつけられているような気もしますので、それほどこの小説はクローズアップされなかったようにも思うんですね。 この映画で注目を浴びていくことでしょうけど。(C)2009DWSTUDIOSL.L.C.ALLRIGHTSRESERVED 映画に戻って、シアーシャ・ローナンちゃんはずいぶん美しくなりましたよね。 これからますますきれいになっていくんだろうなと思いながら観てました。そしてスタンリー・トゥッチ! 先日観た『ジュリー&ジュリア』 の艶男? とはまるで違う、隠された狂気を演じていました。 スージーを追い込んでいくシーンはうすら寒く、リンジーとの緊迫感あるシーンは観応えありました。両親役のマーク・ウォールバーグ 、 レイチェル・ワイズ 。 彼らも、それぞれ抱えた立場の心情をうまく出していました。 自分の家族が被害に遭うことが自分に与える変化、ダメージ。 それは、最初は受け止められると思っていても、いつどのように牙を剥いてくるのかわからない。 もちろんそれは家族への愛の裏返しなんですけど。妹のリンジー役・ローズ・マックィーバも、話が進んでとても美しくなっていってびっくりしました。最高だったのは、おばあちゃん・リン役のスーザン・サランドン。 こんなにナイスなおばあちゃんはいいなあ。 たぶん彼女自身もものすごくショックを受けているはずなのに、それを吹き飛ばすかのような言動。 それが1つ1つ前向き(それも、わざとらしくない)なのが、観ていて気分がいい。そう言えば、リンのセリフにも仏教が登場しています。 ここで伏線を張ることによって結論づけているんでしょうか。あと、スピリチュアルな存在としての同級生ルース。 彼女はいわば「巫女」的役割なんでしょうね。 さまよっているスージーの魂を媒介していました。最後の持っていき方は人それぞれだと思うんですが、この概念に則して考えると見えてくるようにも思いました。無念の死、非業の死を遂げた人々が持つ想い、そして残された家族が抱える想い。それをどこまで昇華できるかということだと思います。人によってはこういうテーマは納得がいかないと思われますが、これもまた、犯罪に巻き込まれた時の選択肢としてあり得るのではないでしょうか。いつの時代にも、変質者はおり、犠牲者もいる。 その許しがたい事実をしっかりと覚えておくということが前提ですが。彼女たちへのレクイエムのようでした。更にそれを締めくくるオチとして、ここにも仏教の「輪廻」(というか、循環?)の概念が組み込まれているのは面白い。 ツケは自分で支払うということ、しかもそれを自然界が下すということ。 ここは短い場面でしたけど、これを読み取れると、この映画が持つ深みにもさらに触れられるような気がします。*********************************今日の評価 : ★★★★ 4/5点
2010.01.15
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原題: KINKY BOOTS監督: ジュリアン・ジャロルド出演: ジョエル・エジャートン 、 キウェテル・イジョフォー<Story>突然の父親の死で、倒産寸前の田舎町ノーサンプトンの靴工場を相続したチャーリー(ジョエル・エドガートン)。どうにもうまくいかずロンドンでやけ酒をくらった帰り道、からまれている美女を彼が助けようとするが、一発でのされ、逆に彼女に助けられる。しかも、彼を助けた美女は、実はドラァグクイーンで男のローラ(キウェテル・イジョフォー)だった。彼女は足に合わないセクシーブーツに悩まされながらも、毎晩華やかなステージを繰り広げていた。ローラのクラブへ行き男性の体重を支えられるドラァグクイーン御用達のキンキーブーツの市場価値を尋ねると、ドラッグクイーンたちの好反応に市場開拓の感触を得る。チャーリーのもとへ、ある日、待ちきれない彼女が乗り込んできた。職人たちの好奇の目に怖気づくチャーリーを尻目に、ローラはデザイン画をしたためる。そのデザインは驚異的な美しさとシルエットを持つ、究極のキンキーブーツだった。キンキーブーツ(2005) - goo 映画<感想>これも公開時に見逃した作品。 どうにも時間が取れなかったのを覚えています。こういうのはやっぱり観てよかった。。。と思えますね。まずローラがいい!キウェテル・イジョフォー。 よくぞ出演してくださいましたという感じですね。彼しかいないでしょう・・・? この役。これだけ美女になれて、しかも男前で、スタイルよくて。 ぴったり。ローラが抱える心の痛みと、対応の仕方。 この表現が素晴らしかった。外見は男だけど内面は女性、という役なのでしょうか。 なかなか理解してもらえない人たちに真っ向から挑んでいくだけではなくて、時には引いていくことの大事さっていうのかな。引いてみることで、相手の心に隙ができ、そこを逆に埋めてあげられるような気がします。そうすると相手は、こだわっていたことは実はそう大したことではなかったかもしれない。。。 と思う余裕が出てきます。その人の新しい魅力が見えてきたり(→ いつもそうではないかもしれないけどね)。面と向かって相手に「私が間違っていました」というのは、プライドが許さないからしないけど、陰で黙って助けてくれる。 そんな間柄に変わっていけたらいいなと思うことがある。敵というものは、実は表裏一体なのかもしれません。けれどもそうして苦労して築いてきた関係が、一瞬のうちに覆ることもある。何気ない言葉尻に、その人の本心が現れてしまうと、哀しくなってしまうことがあります。それでも最後は、その人を信じてみよう。 そう思えるかどうかが、人との関係を新しいステップにしていけるかどうかの分かれ道になると思います。結果はどうあれ、まずは自分ができることを精いっぱいしてみる。ローラの行動には、そんな信念が隠れていたようにも思いました。最後のショーは圧巻でしたね。ここにあり! という感じで、みんながキラキラ輝いていました。チャーリーも、自分に合ったパートナーって何だろうって考えたときから、前進していけたと思います。自分に合った靴を履けばいい。そうじゃないと人生も息が詰まります。心地よい場所を求めて、彼らが奮闘していく姿は素敵でした。*********************************今日の評価 : ★★★★☆
2010.01.12
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監督・脚本 : 是枝裕和出演 : 柳楽優弥 、北浦愛 、 木村飛影 、清水萌々子 、韓英恵 、YOU<Story> 秋。2DKのアパートに、母親のけい子(YOU)と、12歳の明(柳楽優弥)を筆頭に京子(北浦愛)、茂(木村飛影)、ゆき(清水萌々子)の4人の兄妹が引っ越して来た。子供たちは、それぞれに父親が違い、学校にも通ったことがなかった。ある日、けい子が20万円の現金と明に「妹弟たちを頼む」とのメモを残して姿を消した。誰も知らない(2004) - goo 映画<感想>言わずと知れた、柳楽優弥くんカンヌ主演男優賞受賞作。公開当時は、今ほど映画に行けなかったので、ミニシアター系はスルーが多く、今になってようやく観賞。実際にあった事件をモデルにしたということですし、ネグレクトがテーマということで、胸が痛いのは承知の上ですが。けい子みたいな母親ってたぶんこの世に存在しているんじゃないかなと思う。何となく生きて何となく子どもを産んで、子どもをおもちゃのように、自分の都合のよいように扱って。何とも思わないからこそ、12歳を頭に4人の子を置き去りにして失踪するわけだから。子どもたちが学校に行きたいという願いを出すたびに、のらりくらりとごまかしているけい子の横っ面をひっぱたいてやりたいような感覚にとらわれる。彼女のような人って何を言っても無駄なんだと思うんだけどね。 子どもが気の毒。その事実から派生する出来事について、大人である私たちは、果たしてこの子たちがどうやって生き抜いていくのだろうかと予測することができる。そして、意外と今の日本には、何も収入がなくても人が生きていける環境があることに気がつく。 それは残飯であったり、公共の水道であったり。多少人と人とのつながりがあれば、生きる道が確保されるのかもしれない。しかしながらそれを、たった12歳の少年が、その頭で考えながら4人のために行っていく。12歳の子が銀行振り込みの方法や、知己に金の無心に行くということを知っているのが、限りなく哀しい。そうでもしないと生きていけないことがわかっているから、する。 思春期に差し掛かり始めの年頃ならではの恥じらいも当然ある中での淡々とした行動だけど、けい子が言うところの「頼りにしてるわよ!」がどんなに過酷なのか。 観客の方がその重たさに押しつぶされそうになる。大体、子どもに「家から外に出てはいけない、だけど家の中で騒いではいけない」などと大人が言うこと自体がもう立派な虐待である。 そんな風にして育つ子供はほとんどあり得ない。外界に興味を持って、自分以外のつながりをどんどん作って行って人は成長する。 それなのに、実の母に一切を断ち切られてしまうことの残虐さに子どもたちは気がつかない。 それどころか、唯一の身近な肉親である母親を、最後まで頼りにしている。 もうお母さんはここには帰ってこないんじゃないかという一抹の不安を覚えながらも、母親の痕跡を懸命にたどろうとする子どもたち(特に京子)の姿が痛々しい。 こんな親でも、子は頼りにしているのだという現実。 子は親を選べないと言うけど、親心が何もない親なら、もういない方がいい。傍から見るとこんなに残酷な話ってなく、また悲しい出来事も起こるんだけど、それでも子どもたちはたくましいんだよね。それでも、前を向いていく子どもたちが健気であり、また哀しい。明が一瞬の隙に見せる幼さと不安、そして虎視眈々と次を考える表情が痛かった。彼らをそっと見守る人たち、特に韓英恵ちゃん演じる女子高生(中学生?)も、既存の枠から外れても生きる道があることに共感していく役を好演していました。こんなことはもう現実にあってほしくはないですね。。*********************************今日の評価 : ★★★★☆
2010.01.11
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監督:クォン・ジョングァン 出演:キム・ソナ 、コン・ユ 、イ・ヒョヌ 鑑賞劇場:シネマート六本木韓流シネマフェスティバル2009公式サイトはこちら。<Story>29歳の誕生日、ジニはチャンに「今までの男も君を愛していたとは思えない」という捨て台詞とともに振られてしまう。そんなことは全く信じられないジニはこれまでの恋愛の日々を克明に記録した日記を取り出し、昔の男たちに会いに出かける。初めて恋に落ちた男性 クヒョン、大学時代の2番目の恋人 ジョンソク、社会人になってからの3番目の恋人 ユイン。あの日記に書かれていたように昔の男たちは今でも私を愛しているはずと思っていたが、彼らから出るのは冷たい態度のみ。怒りに燃えたジニは3人に恋愛の補償金を請求する。<感想>この日にようやく実家に年始の顔出しをして(→ 遅いって)、そのついでに韓フェス5回券残り1回分を消化することに。本当は『赤ちゃんと僕』の方が内容が面白そうで興味があったんですが、これ開映が19:00。 最近遅い映画は疲れるので正直避けたく、2回目の上映の本作にしました。簡単に言うと、1人の女性の恋愛遍歴と、それを通じた成長を追っていくお話です。3人の男性との恋。 それぞれ違う思い出たちを大事にしたいけど、相手がそう思っているかはまた別の話なので、そのギャップがコメディになっています。韓国映画の代表的なラブコメ?の『猟奇的な彼女』を観ていないので比較ができないんですが、本作はどうも笑いのツボが笑いになっていないようにも感じました。それはひどい、と言いながらも、普通あれだけのことするかなあ・・・? ってね。そのあたりは韓国映画らしいと言えばらしいんですけど、特に最初の神父さんに関しては、そんなにひどいキャラでもなかったし、気の毒になっちゃいました。 笑えるからいいんですけど。警官になった先輩は、正直男性としてはひどい性格。これはじゃんじゃんやっつけてくれって感じでした。ジニを支えるオンマがあったかくて、いくら娘が破天荒でもここまで辛抱強いと逆にそれでいいのかしらとも思っちゃったり。 頼もしいオンマでした。観ていると年代が古いっていうか一昔前の感じで、気になったんですが、制作年が2004年なんですね。そしてこの日の帰りに立ち寄った○SUTAYAにて、本作のDVDがレンタルコーナーにあるのを発見。あちゃちゃ。。。 これってDVDでもよかったってこと?ここでかなりレビュー書くテンションが下がっちゃいました。。。今回の韓フェス、いい作品ももちろんありましたが、全体の印象としては小粒な感じでした。大物スターは特別作品に行ってしまって、枠が少なかったし。そしてレンタル可能な、かなり過去の作品が出てきてしまいますとねえ。。。 これは興醒めです。 まだ未公開の新作なんかをいつも期待するのですけど。とりあえず今回観賞した5本中、よかったのは、『あなたは遠いところに』『少年は泣かない』この2本。 お勧めします。********************************今日の評価 : ★★☆
2010.01.11
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この日最後のイベント。『今度は愛妻家』の試写会でご一緒した、yaplogのmaru♪ちゃんと、じゃあ、どうせなら新年会しましょうか~? って話になり、そのまま、なだれこみました。この日は映画よりも試写会よりも、まさにこのイベントがメインだったような。。。?今回は、Roast Chicken House 丸の内店です。ここ、お気軽にローストチキンが味わえるお店です。しかも、おしゃれ。これは仕事帰りなんかにも使えるお店ですよね。まずは乾杯でしょ。 っていうことで、とりあえずワイン。チキンだから赤?グラスにする? とか何とか言ってましたけど、どうせ空いちゃうよね? って話になったんで、ボトルお願いしちゃいました。今日のワインは、PIZZA PASTA VINOです。 エチケットがかわいいー。Pizza Pasta Chianti posted by (C)rose_chocolatお店のお姉さんが、「冷たくして飲んでも美味しいんですよ」って教えてくれたんで、いいねそれ! やろうやろう♪ ということで、アイスペール用意していただいちゃいました。私もどっちかっていうと、ワインは冷たい方が好きなんで、赤で冷しもあり!? って感じで飲みました。これ、美味しいよホント。。。暖房が効いてるから余計に美味しく感じました。ワインのえぐさもちょっと薄まるようで、どんどんピッチ上がっちゃってます。あとお願いした料理たち。シーザーサラダ、ピクルス、いわしのマリネ、生ハム。Caeser Salad, Pickles and Marinade Sardine posted by (C)rose_chocolatマリネの酢加減が絶妙ー。あとピクルスも美味しい。小皿が全部300円っていうのも嬉しいお話です。そしてこれは、さつまいもとゴルゴンゾーラのグラタン。気になってしょうがなかったんでオーダーしました。Gorgonzola Gratin posted by (C)rose_chocolatさつまいも? ゴルゴンゾーラ? って思うんだけど、これもうまい。ゴルゴンゾーラの塩気とかくせが、さつまいもに吸収されて、実にいい感じです。次は、トリッパとビーンズのトマトの煮込み。これも歯ごたえあって美味しかったです。Trippa & Beans posted by (C)rose_chocolat最後にここの看板料理の、ローストチキン。丸ごと1羽、ハーフ、クォーターがあり、私たちはクォーターをお願いしました。↓は食べかけじゃなくて(笑)、こういう風に切って出してくれます。Roast Chicken Quatre posted by (C)rose_chocolat味付けはS&Pでお願いしましたが、これがまたちょうどいい塩加減。皮もパリッパリで、本当にちょうどいいという言葉がぴったりなチキンでした。そしてシメは、ドライカレー。これまた、見た目よりもずっとスパイシーなのよ。上に乗ってる半熟卵を崩して、ぐるぐる混ぜていただきました。Dry Curry posted by (C)rose_chocolat1つ1つはそんなに大きくはないお皿なんだけど、2人でシェアしても食べ応えたっぷりで、お腹いっぱい。。。大満足でした。お決まりの映画談議から、噂話(!?)まで、女子会ってホント楽しい^^この日も結構盛り上がっちゃいまして、酔っぱになっちゃいました。回りましたねえ。。。ワイン、冷やして飲むと早い早い(笑女子会サイコーでした♪
2010.01.09
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監督 : 行定勲 原作 : 中谷まゆみ 出演 : 豊川悦司 、 薬師丸ひろ子 、 水川あさみ 、 濱田岳 、 城田優 試写会場 : 東商ホール公式サイトはこちら。<Story>かつては売れっ子カメラマンだった北見俊介(豊川悦司)。しかし、今ではなぜか1枚の写真も撮る事ができず、ぐうたらな毎日を送っている。妻のさくら(薬師丸ひろ子)はそんな俊介に文句を言いつつも世話を焼くのだった。しかしある日、女優志望の蘭子(水川あさみ)を家に連れ込んでいる俊介をさくらが目撃。彼女は愛想を尽かし、旅行へと出てしまう。その後しばらくは独身気分を満喫していた俊介だったが、なかなか家に帰ってこないさくらに苛立ちを覚え始め…。[ 2010年1月16日公開 ]今度は愛妻家 - goo 映画<感想>今年初の試写会。 yaplogのmaru♪ちゃんとご一緒してきました。3連休の初日、しかも土曜日ということで、会場内はこの映画の対象のアラサー・アラフォー世代男性も多かったです。 原作は中谷まゆみさんの小説。 これは未読。薬師丸さんも、もう芸歴がかなりになられるんだよね・・・ と、こういう映画を拝見すると思います。 私が初めて薬師丸さんの作品に触れたのは『野性の証明』だったので、その頃から30年以上経っている訳ですし。トヨエツさんも薬師丸さんもお互い偶然なのか離婚経験者ですし。仕事に疲れてしまって面倒くさい夫に、傍から見ているとやかましいくらい世話を焼く妻っていう構図は、あーあるあるあるよそれ。。。 って思わせる効果があって、こういうのはやっぱり結婚・離婚経験者ならではの味なんですよね。本作は何を書いても結局ネタバレになると思いますので、今日は短めの感想にしておきます。予告である程度の筋書きは流しているのですが、驚いたことに、予想とはかなり違う着地点です。原作を読まないと、これは予想できないですね。 びっくりです。途中から、「あれ??」って思う部分がいくつかあり、あとは訳ありっぽいセリフも登場していて、それらが伏線になっています。ヒントは、俊介が撮る写真。これを途中で見せて、だんだんと謎解きのセリフですとか回想シーンなどを織り交ぜていきます。結局、「青い鳥」なのかなあ、と、観終わって思いました。何だかんだと文句だとか不満だとか言いながらも妻に甘えて依存している夫。そしてそんな夫を見ながら、あたしがこんなにシッカリやってるのに、毎度毎度しょーもない男と思っている妻。そんな風に思っているとしても、もう愛情が出会ったころほどはなくても、いざ相手が去るとなったら、そこによほどの憎しみさえなければ、情の方が勝るようにも感じます。そして今まで気がつかなかった、自分の全く別の想いというものに今さらながら気がついてしまったり。何だけどねえ・・・。 だったらなんで目の前にいるうちにそう言ってあげないの? って思います。釣った魚にはエサはやらない状態、日本の男は多過ぎ。。。 って、ここで愚痴ってもしょうがないけど。ご一緒したmaru♪ちゃんは、ひたすら薬師丸さんがお気の毒・・・って涙涙、そして反対側のお隣に座った女性2名も、もう鼻かんでますってくらいにボロ泣き状態。 そしてはさまれた私は泣かなかったんだけど(苦笑) まあ、夫婦関係ですから、妙に納得してしまう部分もあり・・・ ここら辺は観る人それぞれでしょうね。いなくなって初めてどんなに大事だったかがわかる・・・ というのも、今まで散々いろんな映画やら小説やらドラマやらで取り上げてきたテーマではありますが、その見せ方やトリックを、だんだん薄皮を剥ぐように明かしていくのは、なるほどと感じます。それをさらによく見せているのは、薬師丸さんのちょっとトボけた雰囲気だったり、トヨエツの自分自身への「演技」だったり、石橋蓮司さんの年季が入った言葉だったり・・・。そのやり取りで、この映画を引きたてているようにも思います。 演技を観る映画ですね。サイドストーリーとして展開される、濱田くんと水川さんの話もありました。 これも比較としてはあってもいいんだけどちょっと長かったかな。 でも濱田くん好きなんで許します(笑)夫婦の再構築ものとしては、昨年残念ながら私のNG第1位映画に挙がってしまったこちらの映画を思い出してしまいましたが、あれよりはかなり本作の方が参考になると思います。世の男性諸君には本作を観ていただきたいですね。 将来のご自身の姿にならないようにということで。*********************************今日の評価 : ★★★
2010.01.09
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原題: (500) DAYS OF SUMMER監督 : マーク・ウェブ 出演 : ズーイー・デシャネル 、 ジョセフ・ゴードン=レヴィット 、 クラーク・グレッグ 、 ミンカ・ケリー 、 ジェフリー・エアンド 、 マシュー・グレイ・ガブラー 、 クロエ・グレース・モレッツ 観賞劇場 : TOHOシネマズシャンテ公式サイトはこちら。<Story>建築家を志しながらもカード会社でライターの職に甘んじているトム(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は、運命の恋を夢見るロマンチスト。いつか素敵な恋人に出会えるはずと信じていた。そんなトムの前に新入社員サマー(ズーイー・デシャネル)が表れる。彼女を一目見た瞬間に恋に落ちたトム。サマーもトムに好意を抱き、2人はデートを重ねるが、彼らの間には大きな壁が立ちはだかっていた。トムと違って、サマーは真実の愛なんてものを、これっぽちも信じていなかったのだ。(500)日のサマー - goo 映画<感想>『セントアンナの奇跡』のジョセフ・ゴードン=レヴィット、『イエスマン "YES"は人生のパスワード』のズーイー・デシャネル。 昨年観賞した映画の中でも若手で印象に残った2名が主演なだけに、かなり楽しみにして観てきました。これ、邦題がちょっと解釈が違うように感じたのですが、原題に"(500) DAYS OF SUMMER"とあるように、正確に言うと「サマーの500日」なんですよね。 つまりこの2人が出会ってからの500日間の出来事を描いています。観始めて、うーん、やっぱり今時の女の子ってこんな感じのコが多いのかなあって思ってしまいます。 完全にサマーが主導権なんですよね。 トムじゃなくて。もっともそれはサマーの主義にも大きく影響されるところもあるんですけど。 ただこれって、男子からの目線だとかなりキツいんじゃないかな?普通(→ 何が普通かはその人にもよるんだけど)、恋人たちが当たり前にしていることを全部しているのなら、やっぱり自分に対して好意をもってたり特別だと思ったりということを感じるんだと思う。 まして男子の方が(たぶんですが)ロマンチストなんで、自分が一目ぼれしたコが手に入ったら、それこそダンスシーンじゃないんだけど、天にも上るくらいに舞い上がっちゃうのも無理ないよね。ダンスシークエンスと言えば、ここでホール&オーツの、"You Make My Dreams Come True" が出てきたのは懐かしかったな~。(→ クリックでYou Tubeに飛びます)音楽や旧い映画の使い方が粋なところがいいです。こういう感じの映画って、女子の方が永遠を求めて、男子は心がふわふわとつかみどころがなくて。。。 っていうのが一般的なんですけど、それを逆転させているところがやっぱり面白い。女子が永遠を信じないとこんなことになるんだ。。。 みたいな。 それもまた運命、と言われてしまったら、きっと立ち直れないくらい大ショックなんだと思うのですが、それでも500日目はやって来るし、確実に501日目につながって行きますから。目の前を過ぎ去っていった日々、だけどまた新しく始まっている運命の日々があるとするならば、人生だってそうそう悪くはないのでしょうね。これの前に観賞した、『少年は泣かない』が息もつかせぬ展開で、どっぷりと漬かって観ちゃったせいか、本作はちょっと疲れが出て記憶が飛んだかも。。。そしてサマーたちの日数が、描かれているのが日付順じゃないので、行ったり来たりとめまぐるしく変わり、頭が途中付いていかなかった部分もあったんですが(苦笑)、すごく当たり前にあるカップルの軌跡を細かく取り上げていて、主演の2人のスタンスが変わっていくところなんかも微妙な表情の変化で見せていた。『卒業』があそこで使われているのもちゃんと意味があって、永遠の愛なんて言ってるけど、そんなのって一時の感情じゃないかって。 だからサマーの言い分もわかるような気もするんです。 けれども、運命で感じたことには従いたいというものも含めてです。そんなこんながさらーっと描かれているので、くどくならなくていいのですが、最近失恋した人にはこの映画はキツいかなあ。あとは女子に振り回されがちな男子さんとかも、これは笑えないかも。サマーに関しては、自分はかなり人事だと思えたんで、まあこれはこれでいいんじゃないかなとは思えましたが、本作はトム目線で語られているので、ここをどうとらえるのかがこの映画の観賞のポイントになりそうです。それらをよく考えて? 気持ちをたくましくして(笑)観てみるのなら、これは悪くはないと思いました。**********************************今日の評価 : ★★★☆ 3.5/5点
2010.01.09
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監督 : ペ・ヒョンジュン 出演 : イ・ワン、ソン・チャンイ 鑑賞劇場:シネマート六本木韓流シネマフェスティバル2009公式サイトはこちら。<Story>1953年、ソウル。戦争で両親や兄弟を亡くして一日一日の食事や泊まる場所を探さないといけない少年たちが集まった収容所。 喧嘩上手で多血質だが義理のあるジョンドゥ(イ・ワン)と、同い年にくらべると計算が早くて頭のよいテホ(ソン・チャンイ)はそこで知り合って友達になる。2人は力を合わせて米軍密輸品を盗み、地獄のような収容所を脱出する。少年を守ってくれる法も、モラルもない乱れて混乱な世の中を自ら生き残るため、テホは市場の最大組織マンギ派を訪れて行って露店を出してジョンドゥと共に商売を始める。<感想>残り2枚となった韓フェス回数券、これは観賞したかった作品です。原作は北方謙三の「傷痕」。太平洋戦争後の舞台を、朝鮮戦争後のソウルに移して制作しました。イ・ワンくんは、キム・テヒの実弟だそう。 ソン・チャンイも「シンデレラ・マン」などに出演。 本作は若い韓国の才能が楽しみな感じです。内容は、北方作品だけあってハードです。闇市で孤児たちが生き抜いていく。 情け容赦、綺麗事などない世界。 生きるか死ぬか、生きたかったら手段は選べない。情に厚いジョンドゥが突っ走るなら、仲間はいらないと思っていたテホはそれをコントロールする役割をしていた。ジョンドゥとテホはたぶん表裏一体だったんでしょうか。「お前さえいれば何だってできる」テホのこのセリフ、恐らくジョンドゥも同じだったはず。周りに誰一人として頼れるものがない、そんな世界で生き残るために、少年たちが考えたことが軌道に乗って行く。手を汚さずにどうやってみんなが豊かになれるのか。 仲間たちの様々な思惑を表面上は隠して、生きるためにそれぞれの役割を果たす。 希望が見えそうなはずなのに、観客はひりひりと胸騒ぎが収まらない予感がする。 そしてそれはまぎれもなく的中する。最後まで着地点がどこに行くのかハッキリとわからない展開も、観ている方の胸騒ぎを加速していく。主演2人は好演。 今後も楽しみな若い才能です。イ・ワンの鞭使いは相当練習したのでしょうね。 アクションも結構大変だったように思います。パク・クリナも、隙を見せない激しさの裏側に隠した、戸惑う女心を熱演。映像の繊細さ、あどけない子どもたちの可愛らしい表情が、さらに虚しさを誘う。 骨太な筋書きをうまく映画化しています。***********************************今日の評価 : ★★★★
2010.01.09
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一昨年の初観賞があまりにも楽しくて、また観に行きたいなーと思ってたんですが、五反田のキャッツ・シアターが閉館になり、しばらくダメかしらと思っていました。昨年の11月、みなとみらいにキャノン・キャッツ・シアターができ、チケットが取れたので、行って来ました。本当は土日がよかったんだけど、1~2月の土日のS席はほぼ完売。1月で一番早くて、S席通路側で2席連番で空いていたのが8日でしたので、急いでゲットしました。よかった・・・。これを逃すと本当に延び延びになってしまうところでしたので、ラッキーでした。それにしてもS回転席は半年以上先まで満席なんですね。。。びっくりです。それだけリピーターが多い証拠とも言えるでしょう。キャノン・キャッツ・シアターは、横浜駅から徒歩5分くらい。109シネマズMM横浜に行く途中にありますね。周囲はまだまだ開発の真っ最中です。外観だけ撮影しました。(内部は撮影不可ですので)DSCI0599 posted by (C)rose_chocolatロビーは赤と黒を基調とした配色です。そしてシアター内部の壁面の装飾、いろいろなものがぶら下がっていましたが、これは五反田のシアターとほぼ同じ感じです。五反田と横浜の違いは、ジェリクル・ギャラリーがないことでしょうか。この席は、舞台のほぼ真横の上部あたりに五反田では設けられていて、また違う角度から見えそうなので、ここも今度観賞するならいいなと思っていましたが、お席自体がなくなっちゃいました。。。そして開演。真っ暗闇の中に猫の目が光るオープニング。タントミールがセンターでスポットライトを浴びて踊ります。猫たちも登場・・・。本当にしなやかな動きです。猫そのものという感じ。今回はパンフレットを購入して、それぞれの猫たちをおぼえようかなと思いました。ミストフェリーズは前回の方とは違う役者さんでしたけど、また回転もお見事でした。印象に残ったのは、ジェニエニドッツ。この日ジェニエニドッツを演じた鈴木由佳乃さんは、小柄な方でしたけど、とてもパワフルに演じておられました。プロフィールを拝見すると、「コーラスライン」でコニー役だったとのこと。 すごく納得です。私たちの席の横の通路に来てくれたのは、このジェニエニドッツと、カッサンドラ。カッサンドラ役は蒼井蘭さん。この方も小柄なのですが、とてもしなやかな印象でした。間近で拝見すると、メイクもコスチュームと合わせていたり、首までメイクされてるんだなあ・・・。 と、細かいところまでリアルに見えるようにしているんですね。2回目観賞ですとそういうところも視界に入ってきます。楽しいですよね。ちなみに今回握手して下さったのはこのカッサンドラでした^^よかった~。あとはやっぱりグリザベラでしょうか。今回は木村智秋さん。「メモリー」の、サビの歌い方が好きです。同じグリザベラでも、個性が出ていて面白いですね。ストーリーそのものとしては、そんなに難しいものではないのですが、そこに完結するまでに、それぞれの猫たちを説明したり、境遇を語ったり、それらを歌とダンスで表現しています。今回もあっという間の時間でした。猫たちに最後に手を振っている時は、お名残り惜しいなあ。。。 という気持ちでいっぱいです。今回ご一緒した方は、昨年自宅で飼っておられた猫ちゃんを亡くされていて、それが一層胸に迫ってきて。。。 と仰せで、アスパラガスが過去を語るシーンや、グリザベラのメモリーなどでは、もう涙ボロボロ。。。やっぱり実際の愛猫ちゃんの思い出は、キャッツを見るとよみがえるんでしょうね。キャッツは初観賞でしたけどとてもよかったと仰せでした。お誘いしてよかった~。また来ましょうね! と、2人で大感激でした。舞台がはねてから、遅めの夕食を取りました。場所は、崎陽軒中華食堂。DSCI0601 posted by (C)rose_chocolat横浜に来たので、崎陽軒がいいなという友人のリクエストにお答えしました。シウマイが入っているメニュー! ということでこれにしました。美味しかったなー!新年会代わり? のおしゃべりでした。
2010.01.08
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原題:Sunny監督:イ・ジュニク出演:スエ、チョン・ジニョン、オム・テウン、チョン・ギョンホ鑑賞劇場:シネマート六本木韓流シネマフェスティバル2009公式サイトはこちら。<Story>時折近所のおばさんたちの前で歌を歌うのが唯一の楽しみのスニ(スエ)は、一人息子サンギル(オム・テウン)だけが生きがいの姑ソンファには勝てずに、毎月軍隊にいる夫の面会に行く。しかし、いつも優しい言葉もかけてくれない夫サンギル。ある日、彼女に酔ったサンギルが尋ねる。「お前は俺を愛してるのか?」 サンギルの問いに何も言えずに帰ってきたスニは、翌月もいつものように面会に行くが、サンギルがベトナム戦争に志願して行ったという知らせを受ける。行方さえ知る術のない夫を探して、ベトナムに発つことを決心したスニ。ベトナムに行くことができるという言葉に、後先も考えずにジョンマン(チョン・ジニョン)を追って慰問公演団のボーカルとして、「サニー」という新しい名前を得た彼女は、炎と銃声のベトナム戦争の真っ只中に飛び込むが…(Innolife.netより)<感想>この日最後の作品。スチール写真からのイメージが、何となくコメディに思えてしまっていて、ちゃらちゃらしてるだけだったらしょうがないか、と腹をくくっての観賞。ところがこれが結構自分的にはツボに来ました。 想定外。これだから韓国映画は面白いんだよね。 観ないとわかんないから。大鐘賞主演女優賞、釜日映画賞主演女優賞等々、各賞にも輝いている作品。この映画の唯一のマイナスポイントとして、スニが夫を追いかけるほどの理由が強く感じられなかったということがある。姑に対してメンツを保つだけではないし、かと言ってサンギルとの対面シーンでも言葉に詰まっているので、理由としては少し弱い。それでもなお、彼女が慰問公演団に入ってまでも戦火のベトナムに行ったというのは、言葉にこそしなかったけど夫のことが好きだったからだろうし、また半分は行き場のないことで意地になっていたんだとも思う。自分が夫にはるばる会いに行って、彼の本心を確かめたかったのかもしれない。初めはどうにかなるとたかをくくっていたと思うけど、そのうち、これは普通の旅ではなく戦時下であること、頼りになるのは自分の芸だけということがわかってきたようで、それに伴って彼女の歌やステージパフォーマンスもグレードを上げていった。なかなか夫の赴任地に行けないもどかしさと、目の前で突然始まる、敵味方の区別がない戦いの現実。 戦争の恐怖と自分の希望とのあまりの落差にも関わらず、スニの決心は鈍ることはなかった。 お前は俺を愛してるのか? というサンギルの問いかけに、 「愛していると言えばよかった」という歌を返歌にするスニ。 愛していると言えばよかった。 あなたは遠くに行ってしまうのね。。。 たいていの場合は、いなくなってから気がつくものかもしれない。 自分の選択はこれでいいのかと自問自答しても、結局のところ彼女を動かしているのは、夫への愛と、それとは裏返しの憎しみなのかもしれない。 それまでのためらいをかなぐり捨てて、全てを賭けて彼女が歌う、"Susie Q"。 初めて人前で歌った時のあの羞恥心はもうそこにはない。 あるのはただ、自分の決心へ向かってひた走る、己の心だけ。 とにかくスエがいい。 表情を押し殺して生きてきたような彼女のどこに、そんな勇気があったのかと思うくらいの変身ぶりを見せてくれる。 足の震えまでもわかるような初舞台、 韓国軍の慰問で見せる、思いもよらない楽しみを見つけた時の弾むような気持ち、 そしてありったけの自分を表現したパフォーマンスの凄み。 彼女の声が好きです。 ちょっとハスキーな感じで。 いろんな場面でいろんな歌い方をしていて、器用に使い分けていました。彼女の作品は初観賞ですが、今後もフォローしていきたい女優さんになった。 サンギル役のオム・テウンというよりは、チョンマン役のチョン・ジニョンの、調子のいい男の方がなぜか印象に残っている。 とにかく人を乗せるのがうまい。 そのくらいしたたかじゃないとあの状況じゃ生きられなかっただろうし、打算で生きてきた男ということはわかる。だがそのチョンマンでさえも、スニの信念にほだされてしまうところも、何となく人情味を感じてしまう。あとは韓国軍、米軍、ベトコンそれぞれの特色もよくわかる。 実際に戦っている立場からの本音もうっすらと垣間見えるのではないだろうか。この映画では、ベトナム戦争への韓国軍派兵という、日本ではまず詳しく教わる機会がないことを改めて観ることができる。 日常にある戦争、味方なのか敵なのかわからない、農村での戦いの緊迫感は、完璧とは行かないが、再現シーンは工夫されていると感じる。 70年代のヒット曲、そして当時の世相もよくわかる。 先にも述べたように、理由づけが弱いことや、設定に少し甘い部分はあるものの、全体としてはかなり見応えのある作品だった。終映後、スタッフさんとのジャンケン大会で勝った人1名に、『あなたは遠いところに』 の海外版ポスターをプレゼントしますというのがまたまたあり、前の 『ロマンチック・アイランド』で見事に負けてしまったので(30人くらいいたからね)、当然リベンジです^^今回は7~8人くらいでした。よーし、じゃんけん。。。。。。。。。ぽいっ!。。。。。勝ちましたぁ!!! 見事にゲットさせていただきました。いやあ、ものすごい嬉しかったです。これは額に入れて飾りたい。デザインも私好みです。DSCI0592 posted by (C)rose_chocolatいただくときにスタッフさんに、「この映画ものすごくよかったです!」と感想を思わず言っちゃいました。シネマートさん、本当にありがとうございました。*********************************今日の評価 : ★★★★☆
2010.01.02
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原題:Romantic Island監督:カン・チョルウ主演:イ・ソンギュン、 イ・ミンギ、 イ・スギョン、 ユジン鑑賞劇場:シネマート六本木韓流シネマフェスティバル2009公式サイトはこちら。<Story>クビの危機に立たされたイケメンCEOジェヒョク(イ・ソンギュン)、職場でも家庭でも嫌な思いばかりしているOLスジン(イ・スギョン)、面接で失敗続きの就職浪人ジョンファン(イ・ミンギ)、嫌われ者のスーパースター、カヨン(ユジン)。クリスマス直前、辛い現実を忘れようとフィリピンのボラカイ島に出かけた4人は、そこで夢のようなロマンスに身をゆだねる。eiga.comより<感想>2本目はこの映画。境遇の違う3組のカップルが、同じリゾートアイランドで繰り広げるオムニバスストーリー。 軽い雰囲気で楽しめるコメディです。飛行機に思いっきりKALと書いてあったり、フィリピン観光庁が映画撮影を支援したりと、フィリピンの美しい景色やリゾート地としての魅力をアピールしつつ映画を楽しんでもらおうという試みなのでしょうね。DSCI0551 posted by (C)rose_chocolat登場人物は3組6人。中年夫婦、セレブ男&冴えないOL、学生&歌姫です。ツアーパックの旅行なんて行くと、いろんな年代の人たちと一緒になるけど、その中で個人個人がどんな生活をしているかなんてわからない。 だけどそれぞれに、その数だけドラマがある。まあ、これを、そんなの普通出会う訳ないでしょ!? って言ってしまえばそれまでなんですが、そこをちょっとだけ抑えて(笑)、少女マンガのような感覚でふんわりと楽しむ映画のように思いました。歌姫カヨン役のユジンは、自身もアイドルだけあってやっぱり可愛い。 このカップルが実は自分は一番よかったと思いました。いつもいつも管理されて自由がなくて、という毎日。 人気絶頂なのに、何一つ自分では成し遂げていないまま、流されているような感覚というのも、恐らく実感として彼女はあったようにも思いました。そういう時の非日常で、自分を取り戻すことができるんでしょうか。対するジョンファンは、逆に日常のどうしようもないことにどっぷり漬かってしまっている。現実から逃げたい2人が出会う。 けれども抱くイメージの違いがすれ違いを生んでしまう。 そこから何をつかんでいくのかが面白かった。御曹司としがないOLというのは、やっぱり普通にしていたらあんまり出会うことはないようにも思うんだけど(笑) 張り詰めた毎日だからこそ、何も考えなくてもいいような素朴な女性に惹かれるのかもしれないですね。中年夫婦。 彼らの危機は、お互いに話せなかったのか? あまりにも深刻すぎると話せないものなのかもしれないけど。ただ年月を経たからこそわかるものもありますね。ポスターなんかには彼らの写真がなくて、若者4人だけ(苦笑) おじさんおばさんはいらない、かあ。 うーん、さすがこのあたりは韓国?終了後に、上の写真(シネマート館内に展示してありました)にもあるポスターを1名にプレゼントする、じゃんけん大会(笑)がありましたが、これは負けちゃった^^でも綺麗なポスターですよね。ボラカイ島の景色も楽しめますよ。**********************************今日の評価 : ★★★
2010.01.02
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原題:帰休 / His Last Gift監督:キム・ヨンジュン出演:シン・ヒョンジュン、ホ・ジュノ、ハ・ジウォン鑑賞劇場:シネマート六本木韓流シネマフェスティバル2009公式サイトはこちら。<Story>組織のために愛する女性と人生を捨てて殺人を犯した無期囚テジュ(シン・ヒョンジュン)。彼の旧友である刑事ヨンウ(ホ・ジュノ)は、重い病を抱える自分の娘セヒの肝臓移植の条件にテジュが合致していることを知る。移植に合意して10日間の帰休を得たテジュは、逃亡するチャンスを窺う中で驚くべき事実を突きつけられる。eiga.comより<感想>去年11月から開催していた韓フェス。チケぴで5回券を買っていたにも関わらず、何やかんやで全然行けてなくて。。。 まだ5枚とも残ってる(大汗)これも1月15日で終了してしまうことに気がついて、何とかしなくちゃ! どーにか消化! と、空いている日にちを考えたら、まとめて観れるのは正月だけ。。。観たい映画と、空いている日にちを考えないと行けないからね。。どうしようもないので、正月なんだけどこの日にまとめて行って来ました。この日の1本目。そうですねえ・・・。これ、タイトルがネタばれなのです。 原題も邦題も。 あと画像も。そこは観る前から大きくイメージされちゃうんですよね。 なので予測がつきやすくなっちゃってます。まず、テジュが帰休するということなんですけど、こういうシチュエーションって韓国ではあるんですね(調べてないので架空なのかもしれませんが)。ただ、移植の条件に合うからという理由で外に出れるのか? ってまず思っちゃうんですよね。 日本じゃ聞いたことないものですから。たぶんそういう風に進むのかな・・・? と思ったら本当にそういう結果になっちゃってまして(書くとネタばれになるんで濁しますが)、韓国映画のパターンみたいな流れの典型的な感じ。。。シン・ヒョンジュンはモムチャンで、さすがにおおっ! と思いました(笑) 逃げるシーンなんかはその体力を生かしてました。たぶん初めて韓流に触れた10年くらい前なら、私も本作はどっぷりと泣いてしまうところなんですが、さすがにいろいろ観ておりますと、いろいろわかっちゃう部分もあり。。。 それも良し悪しでしょうか。 親子愛なんかがお好きな方なら楽しめると思います。***********************************今日の評価 : ★★ 2/5点
2010.01.02
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暮れの話なんですが、Louiseさんがいろいろと送って下さったんですよ。すごいたくさん!!何だか、箱がとっても大きかったんです。。。こんなにたくさん! いいんですか!? これ、福箱??見て~~~!!DSCI0536 posted by (C)rose_chocolatチーズシフォン(でいいのかな?)が2台も、そしてパウンドケーキ。シフォンはふわふわですし、ケーキもしっとりとしていました。そしてまだこんなものもありまして。これなあに?? ↓DSCI0534 posted by (C)rose_chocolatふたを開けると、これでした。Louiseさんお手製のティラミス!!DSCI0535 posted by (C)rose_chocolatティラミス送って下さるなんてもう、感動モノですよねー。普通お店でいただくものじゃないですか。それが何と! 自宅にいながらにしていただけちゃいます。しかもこんなにいっぱい!うちの子たちが、抱え込んでスプーンで直食いしてました。。。 (↑ それやめてくれって言ってんのに! 笑)もたもたしているとなくなりそうだったんで、いただきました。美味しかった。。。私のように手抜きティラミスじゃなくて、ちゃんとスポンジから作った台です☆コーヒーシロップがよくしみてる。。。マスカルポーネも絶妙で、よいわー。一応今回は、500,000HITにLouiseさんがニアピン賞ということで、ご報告したらお祝にと送って下さいました。うれしいなー。一応、休み中にお届けしないとなっ! と思ったんで、私も焼きました。。。もうLouiseさんには届いてしまいましたが、パッキング直前画像など。DSCI0546 posted by (C)rose_chocolat先日作った、黒糖ミネラルブレッドがとてもよかったので、まずはこれ。あとはオニオンブレッド2本。そしてお菓子です。今回は楽天さんでお取り寄せしたものが偶然たくさんあり、一緒にお届けしちゃいました。「天使のおくりもの」さんの、チーズケーキの切れはしです。切れはしって言っても、ちゃんとした贅沢なチーズケーキなんで、ハンパなく美味しいのよ!この、絶品チーズケーキの切れはしですので、柔らかくて美味しいー。これがたくさんあったので、Louiseさんにもおすそわけです。楽しんでくださいね~。ありがとうございました^^
2010.01.02
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新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。去年は喪中でしたので、今年はお正月という感覚がしっかりしています。大みそか1日でできる量だけ、いつもおせちを作っています。正式なおせちじゃなくて省略形ですが。(好きなものしか家族が食べないので、食べてくれないものは作らなくなっちゃいました)市販のおせちですと、やたら甘辛いだけで、味が濃くて口に合わないので、大体毎年一通り作ります。今年の正月用に作ったものはこちら。 ↓DSCI0537 posted by (C)rose_chocolatかまぼことお刺身は買いました。作ったのは、お煮しめ・黒豆(上の写真にはなくて、鍋に入ってました)、栗きんとん・なます・昆布巻き・いくらの醤油漬けくらい。あと、しゅうまいがあるんだけど、これは毎年実家の母が、暮れに大量に作って、送ってくれるんです。このしゅうまいはね、うまいのよ。 笑上の写真と、お雑煮を作りました。ひとり分にするとこんな感じ。DSCI0538 posted by (C)rose_chocolatあんまりおせちばかりでも飽きるので、恒例の、鍋。 f^^;究極の、楽料理でございます。今回は鶏のつみれです。つみれはうちで作りました。赤味噌入れるんですよ。DSCI0544 posted by (C)rose_chocolat何かこれ、料理してますって、言えないよねえ。 爆笑楽すぎます。。。 あ、そうだ、年明け早々、プリンターが調子悪っ。。。おかげで年賀状の追加ができません。サイアク。。。年賀状下さった方、ありがとうございます。お返事遅くなります(涙
2010.01.01
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