高校化学の教材;分子と結晶模型の「ベンゼン屋」

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分子と人間 (SAライブラリー) [ ピーター・W.アトキンス ]
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2018.11.23
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テーマ: 化学(327)
カテゴリ: 実験開発
今年も気体の状態方程式を使った分子量測定実験を行います。
昨年の実験とレポートは以下です。
PV=nRT→気体の分子量測定 ⇨2017/11/20ブログ
PV=nRT→気体の分子量測定の生徒レポート ⇨2017/11/22ブログ
今年も生徒の実験を検討して、すべての生徒が±3%の誤差で実験できるよう検討し、実験書を変更しました。

①試料は四塩化炭素CCl4を使います。その他の揮発性液体を使うことも考えましたが、密度が高く、気体になった時に漏れにくい。気化・液化操作において沸点が適当。分子量が大きいので質量測定の誤差が少なくて済むなど、やはり昨年通りで。(毒性の検討については昨年のブログで見てください)
②湯せんにフラスコをつける時、スタンドでフラスコの口を固定して、フラスコ首の部分をできるだけ湯につける。


③加熱時間を沸騰状態で15分以上とる。この実験で誤差が増える原因の一つは、液体を完全に気化しないうちに加熱をやめること。
④取り外しー冷却する際に、フラスコを傾けないこと。気化した四塩化炭素がこの時にもれる。







昨年の予備実験では−3.25%でしたので、だいぶ改善できたかな。

ちなみに、そのほかの気体分子量測定法は以下で検討されています。






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最終更新日  2018.11.23 10:58:16
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