高校化学の教材;分子と結晶模型の「ベンゼン屋」

高校化学の教材;分子と結晶模型の「ベンゼン屋」

PR

×

プロフィール

cyn1953

cyn1953

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

コメント新着

cyn1953 @ Re:オール電化電力使用量年間のまとめ;気温と相関(01/02) 明けましておめでとうございます いつも、…
O.Rie@ Re:オール電化電力使用量年間のまとめ;気温と相関(01/02) ベンゼン屋さん こんにちは! 明けまして…
cyn1953 @ Re[1]:地質標本館を訪ねました;結晶構造雛段飾りおもしろい(03/09) えみりんNさんへ ブログを見ていただきあ…
cyn1953 @ Re[1]:地質標本館を訪ねました;結晶構造雛段飾りおもしろい(03/09) 三輪紀代子さんへ 連絡ありがとうございま…
三輪紀代子@ Re:地質標本館を訪ねました;結晶構造雛段飾りおもしろい(03/09) こんにちは!ピッチ先生!先生にメッセー…

サイド自由欄

楽天プロフィールをフォローしていただくと
ブログの更新がすぐわかります

[問い合わせ] benzeneya☆yahoo.co.jp
☆→@

分子と人間 (SAライブラリー) [ ピーター・W.アトキンス ]
身近な分子たち 空気・植物・食物のもと

紙書籍版もあります



2022.10.23
XML
カテゴリ: 授業


いわゆる「進学校」、「中堅校」、それほどでもない高校に勤務しています。
毎年、学校が変わりますが、それぞれの学校で化学科の先生方に助けていただいてなんとかこなしています。
ことしは「それほどでもない高校」で化学基礎を1年生2クラスに教えています。
さて、中間試験が終わりました。
今回の出題範囲は「原子量、分子量、物質量(mol)、モル濃度」です。
高校化学では、生徒さんに最も負担を強いる内容ですが、これを越さないと
化学反応の量的面白みが伝わらないとても基礎的な部分です。
「質量パーセント濃度」
中間試験の中で、生徒の行く末も含めて心配になったのが「質量パーセント濃度」の問題の正解率が低いことです。

「20%]と正しく解答できたのは56人中16人で28.6%でした。
「質量パーセント濃度」は中学校1年「理科」で学ぶのですが、定着していないので高校の授業でも復習、練習もします。
多い誤答について
①25% :25g塩化ナトリウム/100g水で計算したのですね。この間違いはよくある(中堅校でも)。
②4% :100水/25塩化ナトリウム=4で算出したのでしょう。びっくりなのですが、生徒に「2割る4は?」と聞くと、2と即座に答える生徒が少なからずいます。自分が答えやすいように、分子と分母を脳内で入れ替えてしまうのでしょう。「おしい!もう一度、考えて」ゆっくり考えさせると0.5と答える生徒がほとんどです。
5% :同じく分子分母の脳内入れ違いです。125/25=5で5%。
⓷0.25% :これは%にするのに100をかけ忘れましたね。でも、正答へはまだまだなんですけど...
生徒は小数と分数が嫌い
生徒は、割り算して小数が答えになるような問題を解きたがりません。
小学校5年生までに小数や分数を定着させるべく小学校でたくさんドリルをしているようですが、このドリルを避けてしまうとあとでどり戻せなくなります。
その、典型的な例がこの問題や物質量の計算に表れているのでしょう。
また、分数も生徒は使いたがりません。
約分を使うと簡単な計算もヒーヒー言いながら筆算しています。

でもパーセントのセンスは社会人には必要だよ
私は彼らには「化学のエキスパート」になることを期待しません。
しかし、「市民としての化学の素養」は授業を通して学んでいってほしい。
その一つが「パーセント」と「パーセント濃度」です。
成分表示の見分け、「どちらが成分濃度が大きいの?」くらいはイメージできてほしい。
さらには「100円の商品に5割引きと5%引き。元の値段はどちらが高い?」くらいの判断はつけてほしい。
中間試験の得点分布です


原子量、分子量、物質量、モル濃度、基礎的な問題をたくさん出したのですが、量をこなせる生徒が増えてきたなと思っています。
(試験内容については次のブログで)
しかし、計算となるとすくんでしまう生徒も多くいます。
ドリルを通して自信をつけ、やる気を起こしてもらわなければと思っています。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2022.10.23 18:40:00
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: