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何人もの知人から、”あの映画良かった!!”と花まる絶賛聞いていたけど何となく見逃していたが、やっとDVDで見た。★★★★★ 期待を裏切らぬ素晴しい映画。ストーリーは1984年のまだ冷戦状態続いていた時代の東ドイツが舞台。 国家保安省の官僚が、反体制的な劇作家を日夜監視し、逮捕に持ち込もうと 励む。国家に忠実な体制側のかたぶつ官僚は、いつしか、劇作家の心や 生き方に感化されて、身をなげうって、必死で体制側から彼を守ることに なる。 結果、決定的な証拠こそあがらぬものの、反体制の証拠物件を 隠匿したことを、国家に見抜かれ、戦時中でもないから、 さすがに処刑はされないけれど、上級官僚から、郵便物整理係へと 超格下げになるのだ。 ★身を投げ打っての善行。 それを相手に知らしめる気は 皆無。 でもふとしたことで、守られた劇作家は、この官僚の行いを 知ることになり・・・。 ”善き人のための・・・”なんてこそばゆい放題だが、原題は 「他人の生活(Das Leben der Anderen)」 なんだよね。 心が清まる映画なんていうと、気恥ずかしいけど、本当に見てよかった。 主人公のスキンヘッドの元官僚役は、見た目は、”シャル・ウィ・ダンス”の スタンリー・トゥイッチ似。 近年、病気で亡くなったらしい。 残念。
2008年06月17日
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スカパーのミステリチャンネルで ”サバイバル・ゲーム”というドイツ映画を見た。”グッバイ・レーニン”、”ベルリン僕らの革命”、”ヒトラー最期の12日間”とか”善き人のためのソナタ”とか秀作いろいろある。今回は 人里離れた土地で、昔の大学生時代の仲間が集合し、一定期間サバイバルする、という筋立てらしいので、アメリカのTV番組の ”LOST”や ”サバイバー”のドイツ風味かな? という気もしなくはなかった。大学時代の友人が集まるなら、BIG CHILL (邦題なんだっけ?・・・ アメリカの元大学生仲間が、仲間の1人の葬式で集まるやつ) 風かな?とも思いつつ。結果、いい意味で裏切られたね。ストーリー展開は シンプル。 砂漠旅するうちに”そして誰もいなくなった” 、じゃないけど一人、また一人と仲間が死んでいく。中盤までは不幸な事故死に見えたり、事故死(?)した男性の彼女が自殺(?)したりで彼らのグループを追ってくる第三者に対して戦う結束強まる。そしてその第三者の犯人とおぼしき男を逆襲したりで、一段落すると思いきや・・。グループの中の一人が犯人らしいことがわかる。最期は犯人一人が、計画通りグループ全員殺害しまんまと逃げるところでほとんどエンドロールになりそうに・・・。オーストラリア映画で”ファニー・ゲーム”という、恐ろしく後味悪い犯罪サスペンス映画あったけど、今回もこういうパターンかと思ったら、違ってちょっとほっとした。シネマ関係レビューであまり とりあげれていないけど ”サバイバル・ゲーム見てほしい。
2008年06月13日
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悪夢としかいいようのない、休日の歩行者天国・秋葉原での事件。7人死亡、10人が重軽傷を負った無差別殺傷事件から、数日後に新潟で27歳無職の男が逮捕された。仕事がなくお金に困って深夜の閉店後のラーメン屋にしのびこみ、窃盗かと思いきや、なんと釜に残ったご飯をよそい、卵かけご飯を作って食べていたそう。 店内の器物などは盗まず、卵かけご飯を食べ終わると、漫画本数冊を持ってかえっていたらしい。 新潟のあちこちで数十件同じ犯行を繰り返していたとのこと。深夜の閉店後のラーメン屋なんてゴキブリが出そうで気持ち悪いが、そうまでして卵か賭けご飯を食べたかったのか? 冷蔵庫あけるのなら、チャーシューとかネギとか食べる気にならなかったのか?どうせなら チャーハンまで作ってしまおう、とは思いつかなかったのか?(笑)器物窃盗の気はもともと全然なかったのか?・・など疑問はあれど、 秋葉原事件の直後だけに、 秋葉原事件犯人と同年代無職男の犯行は、しょぼく、どこかもの哀しいプチ犯罪に見える。とはいえ、人に危害加えなくても、正道でお金稼ぐ道探そうとしないのは、ある意味、就労しつつ悩んでいた秋葉原事件の加藤より悪いのかもしれない。
2008年06月12日
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「やわらかい手」というヨーロッパ映画を見た。イギリスとベルギーの合作。背景はロンドンで主人公は熟年の未亡人のおばさん。息子も嫁も、まあ普通の人。孫が難病じゃなかったら、こんな仕事しなかったはずの普通のロワー・ミドルクラスのブリティッシュって感じ。ところが難病をかかえて手術に大金が必要になり、このおばさん、なんど風俗嬢のバイトをすることに。もちろん最初は普通の仕事探すんだけどね。職歴なし資格なし特技なし(あとで ありとわかるけど)、年も年で就職できるわけもなく、ふとしたきっかけで顔見られずにすむタイプの 風俗業の仕事に就くことになっちゃうのだ。映画タイトルの”やわらかい手” で だいたいどんな仕事が想像つくかも・原題は、源治名のIrina Palm 。(手の部分だけ邦題)しんみり心に残る映画だった。辺に泣かせたり感動させようとしてないのがいい。風俗店経営の東欧系移民の店主もすごくいい味だしてた。 普通に見れば悪人顔だけどね。★主役のマリアンヌ・フェイスフルは 若い頃はロックスターの彼女で、妖精とか言われていたらしい今は年相応のものすごく地味なおばさん。画像検索して、昔の綺麗さにびっくりした。マリアンヌもアメリカ女優みたいに外科手術しまくりだったら、全然違ってたかも・・・ただそれだと、この映画の役柄には ビジュアル的に合わなくなるけどね。スノッブな友達役の女優ジェニー・アガターは昔の画像と比べると、造形は基本的にかわらず、目の下の深いシワのみ年齢出てるのと比べると、ちょっと驚き。
2008年06月07日
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スポクラ帰り、 ファーストフードで食事。どうせ今日は夜私一人だけだし、なんだかんだ言ってもモス・バーガー結構好きなので。シーズンメニューとして、スープご飯のカレー版のメニューできてた。 ここ2-3年のスープカレー人気もあるしね。・・・エビと野菜のカレー¥590なり。量は、まあFAST FOODとしてはこんなもんでしょ。MOSのメニューで見るよりは、かなり色は黄色。見た目はタイカレーのイエローの色と味、香りを連想させるけど、 食べてみたら・・・う~ん、もひとつかな?スパイス効いてないし、こくもない。かといって 辛くないタイプのこってりした美味しさ追求してるわけでもないし。致命的なのが具。大き目のさいの目のジャガイモや人参最悪。冷凍なの仕方ないとしても、カスカスでシワが。しかも中はなにやら、温めたらずみたで、舌にシャリシャリ感残る。ご飯も白ご飯だけど ちょっとなあ。・・・★で採点するなら悪いけど。1つね。ご飯系のMOSメニューは、ライスバーガー焼肉とか、かんぴらとか イケ味のものもあるのに、正直、今回のシーズンメニューはキツイわ。
2008年06月06日
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