趣味のミステリー小説の読後感想ブログ
2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
2011
2010
2009
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
全1件 (1件中 1-1件目)
1
2023年5月23日★★★5月に入って全く読書をすることも無く、これはやばいと思っていたのですが、そんな時に図書館から昨年末に予約していた呉勝浩の「爆弾」が確保されましたと連絡があり、この作品は日本最大級のミステリーランキングの『このミステリーがすごいと! 2023年版』、『ミステリが読みたい! 2023年版』で2冠をとり、さらに第167回直木賞候補作にもなったというなんか凄い作品らしい。江戸川乱歩賞受賞作家でもある呉勝浩の作品を何はともあれ初めて読んでみることにした。些細な傷害事件で、とぼけた見た目の中年男が野方署に連行された。たかが酔っ払いと見くびる警察だが、男は取調べの最中「十時に秋葉原で爆発がある」と予言する。直後、秋葉原の廃ビルが爆発。まさか、この男“本物”か。さらに男はあっけらかんと告げる。「ここから三度、次は一時間後に爆発します」。警察は爆発を止めることができるのか。爆弾魔の悪意に戦慄する、ノンストップ・ミステリー。(Amazon内容紹介より)江戸川乱歩賞受賞作家であることは随分前から知ってはいたが著者の作品は今回が初読みでした。本作は警察と仕掛けた爆弾の容疑者として名乗り上げたスズキタゴサクとの駆け引きがほぼ8割を占める作品である。爆弾による緊迫感やスズキタゴサクとの頭脳戦が延々に続く展開に先が全く読めない状況で途中までかなりきつい作品でした。そのスズキタゴサクですがキャラが強烈で常識が全く通用しない無敵の人間のため、警察も翻弄されっぱなしで、何を考えているのかが予想もつかないし、不安と期待が入り混じりながら後半に突入して行くのだが、最後に真相に辿り着いたあとに、読み返すと様々な伏線が組み込まれており、この著者巧いなと関心させられました。結末への展開が駆け足に感じたが前半、中盤としんどい展開だったので、それがなんとか読み切れたのかもしれない。読み終わった印象としてはこんなに長い話にする必要があったのか疑問に思ったのは私だけ?多分この著者の作品はもう読まないかも…
2023.05.23
コメント(0)