'89のベスト盤のようなもの。 この人は鬼才と呼ばれている通り本当に面白い音楽性です。 有名なところでは、Dylanの「Highway 61 Reviseted」('65)。 クレジットが"Alan Kooper"となっています。 あの、"Like A Rolling Stone"のキーボードといえばどなたでも「ふむふむ」という感じでしょう。 はじめ、ギターで参加するつもりだった彼ですが、Dylanに「ギターはいらないからキーボードして!」と言われキーボードを弾いたとか。 (おそらく、Mike Bloomfieldのギターには太刀打ちできなかったのでしょう。笑) その他、'67にはBlood Sweat&Tearsを結成、'74にはLynyrd Skynyrdのプロデュース、有名なセッションでは、Mike BloomfieldとSteve Stills('68) 、Shuggie Otis('69)。 参加アルバムになると、S&Gの"Parsley,Sage,Rosemary and Time"、Jimi Hendrixの"Electric Ladyland"、Stonesの"Let It Bleed"など。。。 '69にはソロアルバムデビュー(I Stand Alone) そして、日本で知名度があまりない彼を有名にしたのは、"Jolie"です。 これは、いろんな人がカヴァーしています。 Cosa Nostraのほか、YoshikaさんのカヴァーはデジカメのCMで使われていました。 彼の音楽性はロック、ブルース、ジャズ、ソウル、クラシックの要素が溶け合って、自由な形で、ちょっと弱めの甘い歌声で彼ならではのもので、色褪せないのでしょう。 本作のではM12はPaul Simon、M13はDylanの声(New Morning収録)が聞けます。 ボーカルレスのM11もなかなか渋くて良いです。 私的には、M9に魅了されました。もちろん、思いっきり甘い(艶っぽい?)M7も。 ソロ作品や、セッションものも、もっと聞いてみたいと思いますね~。
[収録曲] 1.New York City (You're A Woman) 2.I Can't Quit Her 3.I Stand Alone 4.Brand New Day 5.I Got A Woman 6.Sam Stone 7.Jolie 8.I Love You More Than You'll Ever Know 9.Bury My Body 10.Albert's Shuffle 11.The Weight 12.The 59th Street Bridge Song 13.If Dogs Run Free 14.Season Of The Witch
*************** 今日は、ランチに白菜のスパゲッティをつくってみました。 これ、先日12月にオープンしたばかりの烏丸東洞院にある 「サンタ・マリア・ノヴェッラ・ティサネリーア(Santa Maria Novella Tisaneria Kyoto)」というお店で 食べたものを参考にちょっとアレンジ。 かなり、大げさな名のお店ですが、別にフツーのカジュアルなイタリアンのお店でした。(^^)