'72のアルバム。名盤です。意外に泥臭いBlue-Eyed Soul?です。 Robert Palmerがソロデビュー以前に在籍していたバンドです。 ジャケットはかなりのインパクトがありますよね。笑 しかも、LPでの裏ジャケットでは長髪のRobert Palmerがシャウトしています。^^; 元はアイドル・シンガー的な売り出し方をされていたElkie Brooksが心機一転、70年に9人編成のジャズ・ロック・バンド「DADA」に加入したことがきっかけだそうです。 男性ヴォーカルとの二枚看板を売りにしていたのですが、彼が脱退、代わりに加入してきたのがThe Alan Bown Setに在籍していたPalmerだったのです。 その後、「DADA」が分裂し、派生したのが「Vinegar Joe」です。 二人のツインボーカルなのですが、 どうも、女性ボーカルの方が目立っています。 3枚のアルバムをリリース後解散。 そして、'74のPalmerはソロデビューするのです。 Brooksの方はイギリスでは80年代にはヒット曲をたくさん出しているそうです。
M1のイントロからかなり引き込まれます。 M3のタイトルナンバーは名曲です。 M6はBeatlesも演っているカヴァーナンバーで、オリジナルはJerry Lee Lewis。 M8は、Rod Stewartのカヴァーで有名なジミヘンの曲です。 ニューオリンズなM4、美しいメロディのM10など、聴き応えのある一枚です。
[収録曲] 1.So Long 2.Charley's Horse 3.Rock & Roll Gypsies 4.Falling 5.It's Getting to the Point 6.Whole Lotta Shakin' Goin' On 7.Buddy Can You Spare Me a Line 8.Angel 9.No One Ever Do 10.Forgive Us
Elkie Brooks (Vocals, Keyboards) Mike Deacon (Keyboards, Vocals) Pete Gage (Guitar, Keyboards, Vocals) Steve York (Bass, Harmonica)
Jim Mullen (Guitar ) Robert Palmer (Guitar, Vocals) John Woods (Drums)