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「 そ の 23 」まだ ぼくが生まれる前の冬……お兄ちゃんが死んだお母さんが目を離してる間に……お兄ちゃんは死んだんだってお布団が顔の上にのっかって息が出来ずに 死んじゃたんだってぼくは そのことを知らなかったのどうして おじいちゃんや おばあちゃんの横に赤ちゃんの写真があるのか不思議だったんだけど……なんだか聞いたら イケナイような気がしてたからでも ある晩……お酒を飲んだお父さんはとっても機嫌が悪くて……お母さんが お兄ちゃんを ちゃんと見てなかったからだから死んじゃったんだ……って言ってたぼくは その時いなかったけど……だけど お母さんのせいじゃないよぉー!!お母さんは とっても とっても悲しそうな顔をしてた黙って お茶碗をもって台所にいくと何も言わずに ただ ただ 泣いてたポロポロ ポロポロ 涙をこぼしてたのぼくは なんで突然お父さんがそんなことを言ったのか判らないけど……だけど……死んじゃったお兄ちゃんが聞いたら……きっと きっと お母さんの涙を拭いてあげると思うよ「泣かないで……ぼくは いつでもそばにいるから」「あの時 お母さんが誰よりも悲しんでいたのも知ってるから」「何もしてあげられないけど いつも見守ってるからね」そんな…………小さな声が ぼくには聞こえたお母さんも気がつかないほど 小さな声がぼくには………………聞こえた気がした「 そ の 24 」お姉ちゃんは ほっぺを膨らませて怒ってた「お母さん 私の名前は 死んだお兄ちゃんの名前なの!?」突然 大きな涙をこぼしながら お母さんに言った「そうよ お兄ちゃんの名前から一文字もらったのよ」にっこり笑うお母さんとは反対に お姉ちゃんは言った「お兄ちゃん達の名前は いろいろ考えてつけたって……私の名前の時は 考えなくてもよかったんだねっっっ」強く言うと お姉ちゃんは また泣きだしたお母さんは いろいろな話をしてくれたんだけどお姉ちゃんには まだよく判らなくて…わんわん泣くだけだったのお母さんは困ってしまって 台所にいっちゃった…………あのね お母さん 本当は違うんだよお姉ちゃんは お友達とお話してる時にみんなは「お父さんやお母さんが 色々考えてつけてくれたんだよ」そう自慢するもんだから「死んだお兄ちゃんの名前もらっただけなんだぁ」そう言うもんだから自分の名前には意味がないんだって思えたんだ本当はそんなこと考えたこともなかったのに突然寂しくなって お母さんに八つ当たりしちゃったんだその夜……お母さんとお父さんが 色々なお話をしてくれたお兄ちゃんが死んで 少しでもはやく「お兄ちゃんを もう一度産んであげなきゃ…今度こそは 元気に育てるからね…」そう思って 一生懸命にお姉ちゃんをつくったこと「絶対に今度は 一人ぼっちで行かせないからだから もう一度生まれてきてほしい」そう願いながら 頑張ったんだってこと難しくて よくわからなかったけど……お姉ちゃんは お兄ちゃんのぶんも 元気になる様にいつも大切に育てられてきたんだ……ってはじめて知ったんだよまだ よくわからないけど……お姉ちゃんは お兄ちゃんのぶんまで 幸せになる様にずっと今まで育てられてきたんだ……ってなんとなくだけど わかったのそれからのお姉ちゃんは めったに泣かなくなったんだだって 死んだお兄ちゃんのぶんも頑張らないといけないから……そう決めたんだってだけど ぼくは知ってるブランコから落ちて 膝小僧から血が出て泣いちゃったことお友達とけんかして 泣いちゃったりお父さんに怒られて お部屋で泣いたりでも お姉ちゃんは まえよりは 少し強くなったんだよそして 自分の名前が好きになったんだがんばれ お姉ちゃん!!「その25」小さなあんよで よいしょ よいしょっあともう少しだ よいしょ よいしょっ小さなオテテで よいしょ よいしょっ落とさないように よいしょ よいしょっあともう少しで お母さんの膝まで行けるよ♪よいしょ よいしょっふらふら ぐらぐらするけど がんばれ がんばれこけたら もう一度 よいしょ よいしょっ向こうで笑うお母さん待っててね あともうちょっとよいしょ よいしょっつ~~かまえたぁ♪
February 28, 2005
「 そ の 21 」おひさま赤色??どんな色?白いから 白色と黄色でかいたら 怒られた「赤いクレヨンあるでしょう」…………ってだけど…お姉ちゃんは お空を見上げておひさまを見て描いたんだお空にいる おひさまは 赤色じゃなかったのみんなは 赤いクレヨンで塗ってたけどお姉ちゃんは 見たまんまに描いて塗っただけなんだ草は何色??緑色?緑や黄色 茶色や白……よぉーく見てごらんどうして みんな 緑色のクレヨンしか使わないのお姉ちゃんは いろんな色で塗ったのでもね 先生は不思議そうに言ったの「草の色は緑でしょ」……ってお姉ちゃんは その日 泣いて帰ってきたお部屋のすみっこで 膝を抱いて泣いていたお母さんと お父さんは お姉ちゃんとお話しして「間違ってないよ」……ってぼくも そう思うよだって みんなと一緒じゃないからってどうして怒られんるだろうおひさまは お空の真ん中にいる時は白や黄色なんだもん草も しゃがんで よぉーく見てごらんよいろんな色があるんだよみんなと一緒で 嬉しいことや 楽しいこともみんなと一緒に しなきゃいけない時もあるけど……だけど ぜんぶ一緒じゃないといけないの?ぼくだって お姉ちゃんみたいに言われたらとっても悲しいと思う? とっても寂しいと思うお姉ちゃん 間違ってなんかないよおひさまも 草も……きっと喜んでるよ「ちゃんと見てくれてるんだね」って***************************************えびちゅが小学生の頃、「図工(爆)」の先生が、白と黄色で塗った太陽をみて、みんなと違うとえびちゅに言いました。でも、何度みても、昼間の太陽は白っぽく、赤色でぬらなきゃなんないのが不思議でした。みんなが……というのでは、子供は理解できません。後で知ったのですが、太陽を赤く塗るのは、東洋の中国と日本だけとか……他にもあったらごめんなさい(^-^;西洋では、黄色や白だそうな。夕日や朝日はたしかに朱色・赤・黄色と、様々な色で描かれますが、全てを枠に入れないで欲しい……いや、欲しかったですね。子供ながらに、泣きながらランドセルを背負って帰宅し、母に泣きついたっけ……それから暫くは、絵を描くのがキライな子供でしたが、不思議とデパート主催の子供展覧会などで銅賞とかもらってましたな(笑)***************************************「 そ の 22 」パタパタ パタパタ 雨が降るポトポト ポトポト 落ちてくるお庭のお池で カエルが歌うゲロゲロ ゲロゲロ雨だ♪ 雨だ♪下を向いてねていた お花が起きてきたおはよう おはよう雨だ♪ 雨だ♪年をとった 木の葉が踊るざわざわ ざわざわ雨だ♪ 雨だ♪風で転がったバケツが 騒ぐたんたん たんたん雨だ♪ 雨だよ♪枝にとまった スズメがあわてたチュンチュン チュンチュン雨だぁ! 雨だぁ!庭に干していた 洗濯物を見て お母さんがでてきたパタパタ パタパタ大変!大変っ! 雨だわ雨が降ると いろんな音が聞こえる嬉しそうな音や 楽しそうな音よぉーく 耳をすまして聞いてごらんいつもは 何も言わないのに雨が降ると おしゃべりしたり 踊ったり慌てたり 元気をくれる****************************************雨の中、母親が迎えにきてくれる友達を横目に、ひとりポツンと学校の玄関に取り残されて、ちょっと寂しかったなぁ。でも、雨の中をちんたら歩きながら帰るのはキライじゃなかったですね。むしろ、わざわざ水溜りをベシャベシャと踏んでみたり、ケンケンパみたいに避けながら歩いたり。木の下に立ち、傘に落ちてくる雨の合唱をきいたり……花の蕾にたまった雨で、蕾が潰れちゃうんじゃないかと心配になって、ずっと傘をさしたまましゃがんでたり…(笑)気が付くと、長靴の中はぐっしょり…………母に怒られ、五右衛門風呂だった我が家の風呂の焚き口で、長靴を乾かしたっけ(^-^;****************************************
February 27, 2005
「 そ の 18 」たんぽぽの綿毛が とんでいくふわふわ ふわふわ 風にのってとんでいく白い綿ぼうしは とってもきれいお母さん 黄色いタンポポも……白いタンポポも 同じ白い綿毛なんだね風にのって タンポポの赤ちゃんは どこに行くんだろうお母さんと一緒に ずっといられたらいいのになひとりぼっちで 寂しくないのかなぼくなら 寂しいな……たった一人で 知らないところに行くなんてだぁれも知らないところに行くなんてちゃんと お友達出来るといいな川や海に落ちないといいな木の枝にひっかからないといいな気をつけて行ってね来年は もしかしたら 君たちの子供がここに戻ってくるかなぁ……ぼく……また来年も ここに来るからねたんぽぽさん また来年も会おうね「 そ の 19 」笑顔なのに悲しい目をしてる楽しそうに笑っているのに 寂しそうな目をしてるどうして そんなに無理するのどうして そんなに悲しいのどうして みんな気がつかないの「うふふ」と笑う その笑顔の向こうでお母さんは泣いているこんなに 胸が苦しいのにこんなに 本当は辛いのにこんなに 寂しいのにどんな時も笑顔で 僕たちを包んでくれるそんなお母さんの胸の中には 涙がいっぱいいつも ニコニコ笑っては みんなの心を暖めてくれるいつも 優しい笑顔で 迎えてくれるいつも お母さんは 僕たちを愛してくれているだけど みんなは気がつかないお母さんの 悲しさ 寂しさ……きっと 大きくなったら ぼくが守ってあげるきっと 誰よりも お母さんを大切にするよきっと……きっと……「 そ の 20 」ありんこ ありんこ どこ行くのちっちゃな ちっちゃな その足であっちに こっちに歩いてるこんなに ちっちゃな手で大きな ごはんを運んでるどこまで 帰るのちゃんと おうちまで 帰れるの途中で迷子にならないのけがしないでね 転けないでねぼく 手伝ってあげようか取ったりしないからおうちの前まで 持っていってあげようかあ……お友達も一緒に手伝ってくれるんだねだったら ぼく 邪魔しないよだけど いつでも言ってねおうちの前まで 持っていくからねおうちの中には 入れないからそこまでなら いつでもいいよ雨が降ってて ぬれちゃうと困るときはいつでも 言ってねぬれないように 傘をさしてあげる
February 26, 2005
○Oo。―y( ̄ ̄ ̄ ̄∇ ̄ ̄ ̄ ̄ )もうすぐ春ですなぁ……裏庭の土手に、「ふきのとう」発見♪さて、この「ふき」ですが、漢字では「蕗」。英語では「Japaniese butterbur」といいます。キク科フキ属、日本原産。しかも、雌雄異株……そう、雌雄があるんですな。・雌花……白色・雄花……黄白色(または黄色)ここまでは知っていたものの、検索してみると面白い記事を発見した。地域性もあかるしれませんが、市場に出回っている「栽培されているふき」は、雌株なんだそうな。お、お、お……雄株はどーしたんだっっ???カタイから駄目んでしょうか(謎笑)同じく胃腸の肝(IME変換)……ん゛あ゛っ……銀杏の木も雌雄があります。ギンナンの木と読んだ人は……いないでしょうな(笑)(-_-)イチョウですわなイチョウの木は、雌の木だけではギンナンは生りません。雌雄が揃って初めてギンナンがその枝に生ります。しかも、種子から樹木となり、数十年しないと実がならないというのだから、桃栗三年柿八年よりも気の長い話ですね。では、ギンナンにも雌雄があるということになりますが、これは諸説あり、真偽のほどは保証しかねますので、ご自身で検索してみてください(爆)↑(`Д´)逃げるんじゃないっ数十年で思い出したが、「りゅうぜつらん」も数十年に一度しか花が咲かないらしいですね。えびちゅがまだピッチピッチのお肌で、まだまだ水を弾いていた頃の話……(爆)バス通勤だったえびちゅ、朝のラッシュに座席確保。ぼーっとしながら窓の外をみていると、隣に座られた初老の男性が突然話しかけてきた。「お嬢さん、あの木はね、りゅうぜつらんって言うんですよ。何十年かに一度しか花が咲かなくてねぇ…今度咲く時、僕は生きているかわからないけど、もしも咲いたら見てごらんなさい。とってもキレイな花ですから(^-^)」突然のことで、返事をするのが精一杯で、バス停に隣接した公園の茂みの中のどれが「それ」なのかも判らずじまい。終点までずっとご一緒したその男性は、「じゃぁ♪」と軽く会釈をして反対方向に歩いていかれた。今なら……ちゃんと御礼も言えたのにな……この「りゅうぜつらん」は、テキーラの原料としても有名。ひがんばな科なのだそうな。イメージとしては、幹がない巨大なアロエかな?ま、まぁ…これもご自身で……(-_-)ふっ
February 25, 2005
「 そ の 15 」雨のあと お花や虫さんが 雲さんに「ありがとう」ってちっちゃくて 雲さんから見えないから一生懸命 お空に向かって 葉っぱをひろげおひさまに貰った ぽかぽかを 一つずつお空の雲さんに みえますように……みえますように……雲さん 雨をありがとう学校のグランドのすみっこに咲いた たんぽぽが…川沿いの土手の雑草が……大きな大きな イチョウのはっぱが……あっちから こっちから 雲さんに ありがとうそうしたらね……お空のすみっこに ちっちゃな 虹ができたの赤や 黄色や 緑色の とってもきれいな虹がいっぱい雨をふらせてくれた 雲さんには とっても嬉しくてそれは……すぐに消えちゃうけどけれど 雲さんには みんなの「ありがとう」が見えたんだとっても遠い とっても高い雲さんにほんとうは 自分の声で言いたいんだけど草や 花や 木は……お空にいけないからだから 雨のあとには 虹がかかるんだよ……って おうちの中の ちっちゃなサボテンが教えてくれた 「 そ の 16 」フウゥゥ……鏡の前で ため息ひとつなんだか お母さん 寂しそう「どうしたの……母さん」 お父さんが ヒョッコリ覗くと「白髪が……」 お母さんったら 今度は 恥ずかしそうそぉっと お母さんの髪の毛を触って お父さん「キラキラして 綺麗だね」びっくりした お母さん……ちょっぴり ほっぺが赤いよ「もう、おばさんだもんね」さっきまでの寂しそうな 顔とは ちょっと違う「皺だって たくさん……」 鏡の中に 笑う顔お父さんは顔を近づけて言った「笑って出来た皺なら 素敵じゃないか。母さんの笑顔が好きだよ」そう言うと 今度はお父さんが ちょっぴり恥ずかしそう笑うとき 顔をくしゃくしゃにして 笑うお母さん見ているぼくらも とっても嬉しくなっちゃう笑顔お父さんは そんな お母さんの笑顔が好きなんだって言ってた本当は ずっとずっと気にしてた お母さん鏡の中には 笑顔のお父さん二人ともニッコリ嬉しそう お顔の皺は笑顔の証拠いつも笑顔でいたから 出来たんだってだから 自慢していいんだって……お父さんは言いたかったの二人の過ごした時間と同じ様に二人の顔に 同じ様な皺がある……同じ皺なら たくさんの笑顔で出来た皺なんだって……怒ったり 泣いたりした時に出来た皺より笑った時に出来た皺だと思えば 悲しくないよ……って「 その17 」お母さんの手は とっても大きいでも…ガサガサだお母さんの手は とっても暖かいだけど…その指はとっても太いそんなお母さんの手が ぼくは好きだマニュキアを塗って キラキラしているツメりも…キラキラした指輪をした 細い指よりも…おっきくて ガサガサな お母さんの手が好きだほっぺを触られると ちょっぴり痛いけど…叩かれると とっても痛いけど…その手のぬくもりは どんなお母さんの手よりも あったかいんだもの時々 お父さんが「オシャレをしろ」って言うけれど…お母さんは そうする道具も 時間も無い…寂しそうに お母さんはうつむいてるけど…お母さんの手は ぼく達を包み込んでくれる 魔法の手だ指輪もマニュキアもしていない ガサガサの手は…ぼく達のことを 一生懸命守って 育ててくれた手だ…ほかの人からみれば キレイな手でないかもしれないけどぼくは そんなお母さんの手が 一番好き
February 24, 2005
「14-1」あの日 コロは一人だった雨の中 身動きもせず 小屋の外で立っていたフラフラする足で 立ちながら ずっとお家を見ていたのまだちっちゃい頃 雨の中 ずぶぬれになりながら連れて帰ってくれた この家みんなとはぐれて ひとりぼっちで 泣いていたコロゴミ箱の陰で きゅんきゅん 泣いてたコロはじめて この家に来たときからの たくさんの思い出がコロの中で ゆっくり ゆっくり 流れてたお父さん お母さん ありがとう時折 薄れる意識の中……最期のお留守番をしながら コロは その時を待っていたもう まっすぐに立っていられないはずなのに一生懸命 お留守番をしていた本当は 今すぐにでも 倒れてしまいそうなのに小屋に入って ゆっくりと眠りにつけばいいのにコロは じっと 誰もいない ぼくたちの家を守っていたひどくなる雨の中 どんどん薄れる意識の中コロは お兄ちゃんが帰るのを待っていたあと少し あともう少し……ぐらりと足が揺れると コロは倒れたもう 立ち上がる力はなく コロは泣いたごめんね ごめんね……もう 立てない小さな声で 「きゅぅん」と泣いたもう コロは 何も言わなかったゆっくりと目を閉じると 動かなかったはじめて この家に来た夜お父さんの作業服の中で ぽかぽか暖かかった……暖かい牛乳を はじめて飲んだっけおいしかったなぁ うれしかったなぁお姉ちゃん お兄ちゃん ありがとうぼくにも兄弟が出来たんだって 凄く嬉しかったよちっちゃい頃の様に 毎日遊んではくれなくなってたけどぼくは みんなの声を聞けるだけで うれしかったよごめんね ごめんね……最期まで ちゃんと お留守番したかったのにごめんね ごめんね……もう 雨の音も聞こえないひとりぼっちで コロは死んだ「14-2」お兄ちゃんが 雨の中 たった一人…じっと歯を食いしばり ちっちゃな背中をむけてもう 動かなくなった コロを抱きしめていた…………今日 学校から帰ってきたら可愛がっていた コロが死んでいた最期のとき 一緒にいられなくて ごめんね…だれもいない 庭で 寂しかっただろうな…冷たい雨の中で 寒かったろうな…そう言いながら お兄ちゃんは コロに話しかけていたランドセルの中の ご本をカタカタ揺らしながらいつも元気に帰ってくる お兄ちゃんたった一人でコロのそば お兄ちゃんは 雨の中 動かなかった夕方 お父さんが帰ってくるとお兄ちゃんの体を抱きしめて そっと言った「男の子だって 悲しいときは泣いてもいいんだぞ」そう言うと 作業服をお兄ちゃんにかけて そのままお家に入ってきた「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん……コロ コロ ごめんねぇっっっ」お兄ちゃんは わんわん 大声を出して泣いてたずっと我慢していた涙がぽろぽろ ぽろぽろ 次から次へとこぼれて落ちたずっと ずっと 我慢していた涙はとまらなかったコロが死んだ 次の朝…お父さんはお兄ちゃんが まだ寝ている間に 起きてきた玄関に大きなダンボール…中には コロが眠ってたブンブン振ってた フサフサのしっぽは もう動かない近所の大きな犬が お兄ちゃんをイジメた時守ってくれた あの強いコロは…ずっと オメメを閉じたまま…昨日のよる 泣き疲れて眠った お兄ちゃんあの後 お父さんは 一人 コロを抱き上げてそ~っとお風呂に入れてあげていたよくは聞こえなかったけどお父さんは小さな声で コロとお話してたお風呂嫌いなお父さんが ずっと出てこなかったのいつも 笑顔のお母さんも お風呂の外で…お父さんとコロが出てくるまで ただ じっと下を向いて待っていたずっとしてから お父さんがコロを抱いて出てくると「お疲れ様…いままで有難う」お母さんの目から ポタポタ涙がこぼれておちたそして…コロは お気に入りの毛布にくるまれてそぉっと ダンボールに入れられた……まだ お空にお星様が キラキラ光ってるのにお父さんは お庭にコロのオハカを作った………まだ お兄ちゃんが起きてこないうちに………苦しんで死んだコロ………長い時間 雨にうたれても立っていたコロお兄ちゃんが産まれる前から オウチにいたコロ少しずつ コロは土の中に消えていった雨もふっていないのに ポツリ ポツリと雨がふるお父さんの目から 雨がふるもう 何も言わず お父さんは コロとさようならしたお兄ちゃんは 怒って泣いたけどお父さんは 黙って仕事にいった********************************************これは…実際には、えびちゅが拾ってきた犬の最期の日のこと…雨の中で仁王立ちする彼を、ずっと夕方から抱きしめていましたけれど錯乱状態の彼は、何度も私の腕を噛みつき、うなって…何度小屋に戻しても、家のほうを向いて最期の留守番を……別れをするかの様に、彼は立っていました夜中、泣き疲れた私を父と兄は心配して交代してくれたのですが、亡母の看病と葬儀で疲れていた私は、うっかり寝入ってしまい……翌朝……彼はすでに埋葬されていました凄く怒った私に、兄が言いました…「コロはボロボロになってたんだ。早く寝かせてやりたいって親父がゆーたんじゃ」もう、私は何も言えず…最期を看取れなかった自分が腹立たしかったけれど、そう言った兄の目も真っ赤でした。父と兄なりの優しさなのであろうそれ以上は言えなかった********************************************今回のものは、一年以上前に書いたもので、最後の部分が少し違う(苦笑)というか、最後の部分を削除してしまったのです(-_-)なので、いつも以上に不可解ですな(汗)まぁ、いいか……ふっ********************************************尚、えびちゅはトラックバック・コメント不要でやってます(笑)以前、HPを持っていたのですが、板への書き込みへの対応やレス、友人達のトラブルをみて、自分が楽しむためのネットになってないのに気が付き、このブログを立ち上げるとき、掲示板・私書箱の設置はしませんでした。気が向いたときに書き、訪問してくださった方のブログをコッソリ覗き見したり……その方達の心のうつろいや、様々な思い、出来事……色々なことを判りやすく説明してくださっている方や、勉強させられる方……フラリと覗き見しては、ふふっと笑ったり、ブワハハハと爆笑したり……そうよねぇ…と、ため息ついたり頷いたり。コメントは記入せずにロムってばっかりでごめんなさい。
February 23, 2005
「 そ の 11 」小さな声で 「ありがとう」 お空にむかって お母さんが言った誰に言ったのかな…ゆっくり お空を見上げたぼくの目に ニッコリ笑う お月様お母さん どうしたの?「ふふふ♪」 優しく笑う お母さん不思議そうにしているぼくに 教えてくれたもしも お月様がいなかったら 夜は真っ暗でしょ…?もしも お月様がいなかったら 大好きな あなたのお顔も見えないわだけど お月様がいるのが みんな当たり前と思ってるだけど お月様は何も言わずに 夜空を明るくしてくれるだから お月様が大切なあなたの顔を見せてくれることに…暗くて迷ってしまいそうにならない様に 足下を照らしてくれることに…真っ暗で寂しい夜に こぼれてしまいそうになる涙をぬぐってくれる優しい光に…時々でいいから…「ありがとう」って言いたかったのそこにいるのが当たり前になってて 誰も気がつかないから…そこまで言うと お母さんは黙ってしまった…何が言いたかったのか ぼくには まだよく分からなかったけど何でも 当たり前と思っていることが…当たり前だと思っていることに…そうじゃないんだっていつもいつもでなくてもいいから…「ありがとう」って大きな声じゃなくていいから…「ありがとう」って言えること…それが大切なんだって 思ったの「 そ の 12 」コツン コツン……ねんねしてたら 窓の外で誰かがたたいたお母さんも お父さんも 夢の中みんなに気がつかれない様に 小さな声でお返事したら…窓の外から するりと お星さま「こんばんわ」 ニッコリ笑う お星さまびっくりした ぼくをみて「ひとりぼっちで 寂しかったの」 って…お空にはあんなにたくさんの お星さまがいるのに どうしたの「だって 今夜は とっても お月様がきれいだから だれも わたしを見てくれないんだもの」ちょっぴり 寂しそうにつぶやいたじゃあ…ぼくが 今夜はずっと見ていてあげるキラキラ キラキラ お星さまがうれしそうに笑った「えっ……ほんとう?」それから ぼくたちは ずっと長い時間 いろんなことを お話したのみんなが起きないように ちっちゃな ちっちゃな声でいっぱい いっぱい お話したのお星さまのこと おひさまのこと お月さまのこと……くすくす笑うたびに 小さな光のかけらが舞ってキラキラ キラキラ お部屋の中はまるで ビー玉をすかしてみた おひさまみたいにキラキラしてて きれいだったのもっと もっと いっぱい お話したかったんだけどぼく……いつのまにか 寝ちゃってたのでもね 朝おきたら……これが枕の横にあったの♪水色のピー玉お母さん こんどは一緒に あのお星さまとお話しようね♪これは、えびちゅが幼いころ、お星様とお話する夢をみたとき…たまたま兄が前日、しまいなおし忘れたであろうビー玉が部屋にあったのをみて…あれは夢なんかじゃなくて、本当にお星様とお話したんだと思って(生汗)母に話したら、子供の夢を壊さない様に、母がとっても我が事の様に嬉しそうに笑顔で聞いてくれた時の事…ビー玉を握りしめて、嬉しそうに報告する我が子をみて、母はどう思ったのでしょうね暫くは、お星様のビー玉をポケットに入れて宝物の様にしていたのに、遊んでどっかに無くしてしまい、号泣したっけな……はははったいていの話は、こんな思い出が元になっております「 そ の 13 」サクサクサク…トントントン♪♪なんの音??小さな サクサク……ちょっぴり大きな トントントン……時々きこえる コトコト ぷくぷく♪楽しそうに…歌うように きこえるよ♪大きなおなべに 小さなおなべぷくぷく コトコト 歌ってるおなべの中で お野菜がクルクル コロコロ 踊ってるお母さん こんやは なぁ~に?!
February 22, 2005
今年、ネットで購入したダイエット福袋その中に入っていた「トリコロール」…5種類の錠剤が一袋の中に入っており、それぞれのダイエットサプリの相乗作用で……うんたらかんたら(笑)2箱で一ヶ月服用して、3kg痩せて、安定していたんだが……なくなって二週間目の今日、体重計に乗ったら?Σ(||゚Д゚)ヒィィィィ!! 2kg戻ってるぅぅぅぅぅぅぅぅっっっっ(悲)お菓子もバリバリ食べて、普通にゴハン食べても痩せていた一ヶ月余……やはり効いていたんですなぁ。( ̄ω ̄;)また買うか色々なサプリを試してきたけれど、便通がよくなって痩せるというタイプではなかったんだよね。オナカを抱えてトイレに滑り込むというのではなく、確かに便通は定期的になった。そして、自然と食欲が抑えられたのか、あんまりドカ食いしなくなったんだよね。とはいえ、お菓子は相変わらずネットの友(笑)それでも痩せたというのは、このサプリだけだったので、再度購入してみる価値はあるかも?!しかし……先立つものが………な……………ボソボソ
February 21, 2005
えっと……心霊写真とかに写っている、丸い光ですな(-_-)先日のオフ会で撮影したデジカメ画像にたくさん写ってるわ(泣)この日、実は某所を出ようとした時に、体を海のほうにおもいっきり、首ねっこから膝の裏にかけて後にスゥゥゥゥっとひっぱられたんですな。まぁ、そんなに悪いコじゃないとは思うんだけど…やっぱり頭がクラクラしっぱなしの1日。左肩は大丈夫だけど、頭の芯がボーッとして、腰にきた(汗)ホテルで、一緒に参加していた方に軽く祓ってもらったものの、どうも変なので、出発前に買ったユデタマゴについていた「塩」を舐めておく。祓ってもらってるとき、彼女の手から物凄いパワーを体に受け取り、しばらく体がポッポッと熱い。やっぱり海は苦手だのぅ……実母も見えていたらしいんだが、実母が他界した直後から、えびちゅに異変が続く。というよりも、幼い頃から、知らない土地にいって、この先にどんな看板や家があるってわかる時が合った。会話の続きが、判ってるときも(笑)実母の初七日の夜、電気を煌煌とつけているにも関らず、布団に横になったとたんに、布団から背中の感触がなくなり、部屋の照明まで真上に引っ張られる。そして、ユックリと窓際までスライドした瞬間……(@◇@;)ヤバイッッッ必至に実母に助けをたのみつつ、南無阿弥陀仏を心の中で叫び続け、なんとかユックリ布団に戻れた(泣)それ以前も、家族団欒している夕食時、玄関の鍵はしまっているのに、開いた音がして慌てていくも、当然のことながら開いてなければ、誰も居ないとか…みんないるのに、階段をトントントンとあがっていく足音だの、様々。慣れっこになってたとはいえ、夜はやっぱり怖かったな。実母がガンとわかる前、夢を見た。どんよりとした霧のもたれる川原に、えびちゅは1人で立っていた。何故か、この辺に母がいるような気がして、不安で探す。砂利をふみしめ、ちょっと先にある洞穴に母が入っていった気配がするので追っかけていく。ると、切り立った崖の下には、深い深い川が流れているらしく、それもまた霧で見えないが、遥かむこうにも同じような崖が見える。「ダメだ…あっちに行ってしまったら、連れ戻せない」それだけは判ってる。けれど、崖は左右に細く人一人が横ばいになって歩くのが精一杯の幅しか道がない。この道を母は歩いていったらしい……けれど、姿も気配も、もう無い。「かぁさぁぁぁぁぁん」と、叫びながら、真っ暗な崖にしがみついて泣きながら目が覚めた。そして、一週間後、入院・ガン告知を長兄とえびちゅで受けた。まぁ、こんなことがあったものの、実母の他界と同時に、えびちゅは拾ってしまうことも多くなる(泣笑)以来、旦那の氏子である神社にもお参りしたくないのだが、仕方なく参詣。むやみやたらに参詣るものではない。神様同士の相性もあるし、神社の中には、その昔……人柱として犠牲になった人の霊をしずめるために建立されたものもある。その神社仏閣の建立された裏の部分も知ってからお参りしたいものです。苦しんで亡くなった方や、無念・失念のまま魂になってしまった人に、やれ恋愛成就だの子宝祈願だのと願いを押し付けるのはやめませう(-_-)ふぅまずは御霊の安らかなる……そっちが先のように、えびちゅは思う。ん~~何の話してんだか(笑)実母他界後、四十九日まで、魂は家にいたようだ。仮通夜・通夜と、泣く暇もないほどバタバタしつつ、ついに本葬の朝…喪服の着付けをしに叔母達がきた。窓に、野鳥が一羽とまる。青っぽい羽根の、小さな鳥は、着付けの間、ずっと逃げずに窓の外にジッといた。「逃げんねぇ……」と、叔母と三人で話しながら着付け。二階から降りて、お茶の準備とかをしていると、玄関から次兄の嫁である義姉が次兄を呼びに来る。玄関の窓の正面に植わっている千両の枝に、その青い小鳥がとまって、ジッと逃げずにみているという。「さっきも二階の窓のむこうにおったんよ~~」と、みんなで話していたが、その時はまだ何も感じなかった。こうして、本葬は始まり、生前に自ら戒名を作ってもらっていた和尚さんがこられ、読経が始まると同時に……その小鳥は棺のある床の間の部屋のカモイに飛んできた。そして、読経が済むまで、ジッと大人しく皆を見回していた。皆が焼香をし、いよいよ我が家とも別れる最後の時まで、その小鳥は家のまわりにいたと、親戚が言っていた。その夜、「あぁ、母さんが小鳥の体を借りて、みんなに挨拶しにきたんやのぉ……」息子達の前ではなく、娘の前で…あの父までもがそう言いいながら泣き崩れた。やっと足をビッコひかず、杖も使わなくていいんだね……自由に飛びまわれるようになったんだね……と、2人で声無くないた。それからは、日中であろうとお構いなしに、仏壇の部屋からびっこをひきながら母は流しでゴハンの仕度をするえびちゅの背後まできては驚かせた(泣)なんぼ実母の霊とわかっていても、振り返れないもんです(-_-)むーん「す、すぐ出来るっちゃっっ!!」二階で夕方近くまで寝ていると、父の帰宅が近いといって階段を上ってきて、トントン……「う゛あ゛あ゛っっ!! おきてすぐ仕度するけぇぇぇ(泣)」そうして、四十九日が過ぎたころから、母の気配は家から消えた。以来、水場や山に入るのが苦手になる。左肩がガクンと重くなり、物凄く痛くなる場所がある。見えないのだが、何かが近寄るなと警告するのだ。母は座敷童子もみえていた。危険を察知する何かを、私に譲ってくれたのかなぁ……と、今では思う。よく心霊スポットだのなんだのと面白半分で行く方や、写真を撮る方がおられるが、刺激しないように。何かあるたびに、霊の仕業だと、悪いこと全てを霊のせいにしないよう。良いことがあったり、何かに成功すると、人間ってやつは自分だけのチカラで勝ち取ったと思い込み、悪いことは他人・霊のせいと押し付けることが多くありませんか?祓う力もなく、感じるだけのえびちゅみたいなタイプは、とにかく近寄らない、全てを彼らのせいだと自分の責任から逃げ出さない……それくらいしか出来ない。自分の祖先に寝る前に、御礼とどうかこの世での悲しみや痛み恨みから解放されて、どうか御仏のもとで幸せになってださい・無事にたどり着いてくださいと祈ることしか出来ない。えびちゅは、それが特定の神仏ではなくても良いように思っている。もしも神仏がおられるならば、どうか先祖や守護してくれている霊や、守護してくれている神に、四六時中でないにせよ、思い出したときには感謝し、先祖・家族の魂がやすまるようお願いしてる。頼みごとをする前に、まずは感謝する気持ちを忘れちゃいかん……のじゃないかなぁ?旅行先に有名な神社があったからといって、すぐに頼みごと……いかんだろ。あっちこっちの神様に、手当たりしだい頼みまくるって……ねぇ?いや、それは個人の自由ですからいいんですけど……ね……(-_-)旦那の氏子になっている神社は、江戸時代に、湾岸埋め立てのために、1人の女性が人柱となってその工事が完成したという。それを知らない人は、氏子にも多いようで、旦那の家族さえも知らなかった(爆)友人も知らなかったらしく、恋愛成就の祈願をしたという(笑)まぁ、これを機会に、ご自身の近所の神社のことを調べてみませんか?意外な発見があるかもしれません(・ω・;)ゞ
February 19, 2005
って……「しばいぬ」「しばけん」のどっちよ(-_-)むーん雑誌などのルビ(ふりがな)で、どちらもみかけるんだが……(`Д´)どっちなんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!こんな時、コメントを受け付けるようにしていたら、親切な誰かが教えてくれるのではないかと思うが、自分をいじめるのもキライではないので、このままにしておく自分が好き(笑)ま、まぁ、アホとも、意固地とも言うがな……(-_-)ふっ後でググってみるとして……先日、オフ会で神戸に行った。長崎の中華街とは少しことなる空気だったなぁ。長崎だと、あんなに夜まで店の人達が店頭で販売はしていないから、妙に新鮮ですな♪イントネーションの違う、異国の言葉が飛び交う路地。嗅ぎなれている食材や食べ物のにおいさえも、初めて嗅ぐような気持ちになれる。とにかく、口の中いっぱいに溜まり続けるヨダレを我慢すること辛さといったらもう……うぎゃぎゃぎゃぁぁぁぁ!!!!!!(爆)異人館の雰囲気も、長崎より区画整理された高級住宅街のようで、これまた長崎とは違う。長崎だと、海・青い空・石畳がセットでついてくる……えびちゅの中ではね。けれど、神戸はちょっと違うんだよなぁ…うん、何かが違う。表現できないや(ノω・、)スンスン話はコロコロかわるが、ふと思ったことを懲りずに書いてみるか(・ω・;)ゞ縁側のある家で育ったえびちゅ。二間ある縁側のガラス戸のこちら側で、ふかふかになった綿布団に、親の目を盗んで昼寝するのが1番好きだった(笑)次に好きだったのは、縁側で、暖かい日差しをうけながら母にしてもらった耳掻き。その時だけは、母を独占できたから。まだ幼い私は、母の膝枕が少し高くて、一生懸命、膝に頭をのっけてジッと母の温もりを感じながらウトウトしてたっけ。自分でも出来る年齢になっても……社会人になっても……母親の膝枕で耳掻きしてもらう時間がとても好きでした。というのも、跡継ぎである男子が何事も優先される家庭で育った為、家庭内での会話の殆どは兄達のことが優先されていたから、えびちゅはとても寂しかった。大きくなっても、少しでも母と一緒の時間が欲しくて耳掻きをねだった。母の膝に、横を向いてジッと縁側のむこうのモミジや菖蒲の葉をみながら、「あぁ、やっと膝に乗せても無理のない背丈になったんだなぁ」などと、訳もわからず感慨にひたっていたっけ。えびちゅだけではなく、えびちゅ父も母に耳掻きをしてもらっていた。どんなに外で女遊びして帰ろうと、前夜に母をなじって泣かせていても、休みの昼下がりだけは母の膝枕で耳掻きをしてもらう。分が悪いのか、「あいたたたたっっ」と、時折痛がって「昨日飲みに行ったけーかっっ」文句を言う父。けれど、母が「はい、次は右っ」というと、幼い子供のように素直にクルリと向きをかえる(爆)その時、えびちゅと目が合い、ワルガキのように笑う父が好きだった。やっぱり夫婦なんだなぁ……゜゜゜゜゜-y(´Д`)。o0○そんな父が、母が干していた布団の上でウトウトしているえびちゅをみつけ「気持ちえーか♪」と言って、布団の上に乗ってきた。「うわわっっ★怒られるっっ(生汗)」ふわふわに膨らんだ布団をガサガサの大きな手でさわると、仕事着を脱いで、父がゴロンと布団の上に大の字になり、「おぉぉ…気持ちえーのぉ♪」と一言。半ば硬直しかかったえびちゅをよそに、数十秒後にはイビキが……(@'ω'@)ん? まぁ、いいかぁ~~♪と、えびちゅと父は、縁側のふかふか布団の上で昼寝。買い物から帰宅したえびちゅ母にこっぴどく怒られたのは、言うまでも無い(・ω・;)ゞ縁側の想い出はまだまだ沢山ある。えびちゅが産まれた家の縁側は四間あったので、かなり長く、幼いえびちゅ兄弟は、裸足で遊んで帰ると必ず祖父が縁側の外にある水道で足を洗ってくれた。一人一人洗われ、「お~~い、●●さんやぁ~~」と、祖父が母を呼ぶ。白い割烹着を着た母が足拭きタオルを持って小走りに来ると、長兄から順番に、縁側の前の大きな石に飛び上がって縁側に腰掛け、足を拭いてもらうのだ。小さな六本の足をバタバタと振り、「おかぁさ~~ん」と、甘えるガキ3匹(笑)祖父は、泥だらけの私達の顔を拭いた手拭(てぬぐい)で自分の顔を拭きながら、ニコニコしてたっけ。しゃぼん玉を飛ばすのも縁側、花火をするのも縁側の前。暗い電球しかない、ポットン便所に行くにも、この長い廊下をヒタヒタと小さな足で歩いてゆかねばならない。大人になった今なら、10秒もかからずに行ける距離でも、真っ暗な夜には先の見えない、オバケと鉢合わせするかもしれない恐怖の道だった(爆)祖父が他界し、新しい家を別の土地に建て、移り住んでもあの廊下の暖かさや、木目、踏んだ感覚は忘れられない。縁石に並んだ、祖父の下駄や、えびちゅのちっちゃな赤いサンダル。昼間に遊んだちっちゃなスコップとバケツ……いろんなものを置いてきたような気がする、あの古く大きな家。目の前に広がる緑と、小さな小川。春になると、おたまじゃくしを探して小さな沼にバケツと網を持っていって、足をすべらせはまったり、大きな樫の木の下でセミにオシッコをひっかけられたり…蔓と細い枝で弓矢を作ったり、広っぱで枯れ草を結んで罠をつくったり、父と一緒に庭に米粒を撒いてザルと小枝・麻紐でスズメを捕まえ損ねて笑ったり…怒られて何時間も外に立たされ、手足を蚊に刺されてボリボリと掻きながら泣いたり、いろんな思い出があった、あの家。いろんなことが続き、家を1人出たえびちゅ。借りるのはアパートばかりで、廊下はあっても縁側はない。ガラス戸はあっても、布団が干せない。いや、布団が……という問題ではなくて、なんだか居場所がないような錯覚に陥る。あぁ、結婚はしたものの、彼を家族と認めたくない自分が余計に追い詰めているのかもしれぬ。理解出来ないだろうが、縁側そのものが無いからではなく、彼との生活の中に、縁側になりうる何かを作ろうと思えない。無いものねだりなのは判っている。いつか……私の縁側を作らねば……いつか……
February 17, 2005
冬眠モードのガッチャン(♀2歳10ヶ月)に比べ、生後10ヶ月の花たん……冬眠はしないものの、一日の殆どを藁ハウスでおねんね。夜中になると、必ず「ほろほろ♪」だの、「ひょほっっ♪」「ぴほっ♪」だのと鳴く。シマリスは、怒ったときに歯軋りをして「カシカシカシ」ってすることがあるのだけど、鳴く(繁殖期に異性を呼ぶときなど)時は、頬袋に空気を取り込んで鳴くのです。カエルみたいな…感じ……か…………な?!????あ゛あ゛、花たん、もう発情しちゃったんでちか(生汗)早すぎまちゅよ(・ω・;)ぢゅぢぢぢぃぃ野生下で、数百メートルから3km(書籍によってまちまち)の範囲に単独で生活しているシマリスは、年に一度(中には、秋にも発情するコがいるみたいですね)の発情期に、互いに呼び合って出会う。発情期間は、2週間のサイクルで数ヶ月間という。その間は、「ひょろひょろっ」「ぴょほっ」「ほろほろほろ」なんて声と、その愛らしい姿とは裏腹に「噛みリス」化してしまうので、飼い主としては寂しいところ(笑)けれど、そうなることも承知のうえで飼い始めたのだから、例え……見事に「ホッチキス攻撃」にあおうとも、くじけずに衛生管理等はやっております……えぇえぇ(泣)ぶちぶちっっ!!↑こんな音をたてて、上下2本ずつの見事なげっ歯類特有の細く長い歯が、ぶ厚い手足の皮を貫通するときの痛さったら……あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っっっ!!!しかも、何度も飼い主の顔を白めを剥いて睨みながら噛み直す、あのつぶらな瞳が……あ゛あ゛あ゛あ゛っっっ(泣)とどめに、どんなに耐えてても、ぶらさがってる、あのちっちゃな体と、パッツンパッツンに膨らんだシッポなんかを見た日にゃぁ……う゛あ゛あ゛あ゛あ゛っっっっ(号泣)バカですな(-_-)ふっ
February 7, 2005
えびちゅ地区は、新鮮な……死にたてピチピチの魚が一杯である(笑)そんな新鮮な魚は、市場などでは「ビタ」って言うんだよん(・ω・;)ゞえへっで……なんで「フグ」ってか?最近ネットでもよくみかける「ふぐ」「フグ」と銘打つ商品で、一夜干し・唐揚げに向いているのは、「サバフグ(カナトフグ)」。原価も安いが、「サバフグ」の場合、「白サバ」と「黒サバ」があるのは知ってますか?市場で高値なのは……どっちだったっけ(生汗)わ、忘れたがなっっっっ!!↑バカそれはさておき、鍋にするなら、トラフグ(とらふくとも言う)か、「ショウサイフグ」あたりがいいですね♪活き物なら、トラよりも、ショウサイも美味しいし、トラよりも少し安くつきます。↑トラの方が美味しいとは思うんだけど、自宅で気軽に食べるのはショウサイの方がオトクってのもあるから、ちょっとトラを蹴落としてみました(爆)活き物は、身がピンクで透明がかっていて、タタキにしても、湯引きにしてポン酢でいただくのも良い。安い湯引きやタタキは、大抵のものがサバフグかなぁ……ちゃんとした店だと、ビタのショウサイフグあたりを使ってるね。身がプリプリとして、トラにも負けないよ~~♪アラは、鍋や味噌汁のダシにしたり、身と一緒にダシ汁と醤油で炊いて、「煮こごり(ゼラチン状になるの)」にして戴いたり、骨煎餅にしたりと、活用範囲は広い。で……?!はいはい、本題に入りますかね(笑)ネットで購入するときや、店頭で購入する際は、何フグなのかもよくチェックして欲しいの。価格的には、「サバ<ショウサイ<トラ」となります。身の柔らかさも、同上。それと、生簀からあげたばかりのトラを美味しそうに食べる方や、店の方がおられますが、それは間違い(爆)基本的に、フグという魚は、非常に水気が多い魚ですので、トラの場合……さばいてから、サラシなどに巻いて、数時間から半日は冷蔵庫にて保管し、水分をとってから刺身にします。その方が、身が締まり、味もしっかりとしてきます。なので、市場関係の人に、生簀からあげたてのトラを食べたんだと自慢したら……口角がちょっぴり引きつっているかもしれませんな(汗)確かに、「新しいもの(ウマイもん)は、新しい(ウマイ)うちに食え」なんて言われて育ったえびちゅでさえ、トラを買ってきても、当日には食しません。なんでも、それぞれの旬というものがあるように、トラフグにもあるってこと……知ってて損はありませんね( ̄ー+ ̄)むふぅ~あ゛…………ちなみに、サバ以外は、身に極細の黒いのが入ってます。真っ白だったら、サバか、ショウサイあたりですな。
February 6, 2005
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