Nov 26, 2005
テーマ： 暮らしを楽しむ(388690)
カテゴリ： キャリアアップ
ホームに入ってきた電車のドアが開く。
既に電車の中は満員。
入り口までギュウギュウである。
それでもホームで待っていた人々は、強引に体をねじこみながら入ってくる。
その波は奥まで押し寄せ、中には身動きできず人に寄りかかったまま、奇妙に斜めに立っている人もいる。
そうなることがわかっているからか、ドア付近の人々はホームに着いてドアが開いた瞬間、
『この車輌に来るんじゃねぇぞ！
満員だぞべらんめえ』
というオーラを放ち始める。
入り口めいっぱいに並んだ三人は、ゴール前でち○こを隠し、フリーキックを防ぐサッカーの壁を彷彿とさせる。
乗り込もうとした人々は、その迫力に一瞬たじろぎ、隣の車輌に目をやる。
が、そこにも鉄壁のディフェンダー。
どうしたものかと一瞬たじろぐが、扉の閉まるベルが鳴り始めるとそうもいっていられない。
この一本を乗り過ごすことは、すなわち『遅刻』を意味する。
上司の顔を思い浮かべながら、乗車客は覚悟を決め一気に体をねじこみ始める。
『おいおいマジかよ』という、乗客の視線を浴びながらも、彼らは必死である。
ドアがなんとか閉まり電車が動き出した後も、強行突破をされたディフェンダー陣の怒りは収まらない。
斜めに立った人々の冷たい視線を浴びながら、彼らは一心に次の駅に早く着くことを祈るのである。
嗚呼、頑張れサラリーマン！！
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それでもホームで待っていた人々は、強引に体をねじこみながら入ってくる。
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ぼちぼち7203さん
<cafe James>公式ブ… james11さん
マスコミでは言えな… AsMode2003.comさん
dtr ”さん
スニーカーマニアの… 青空 竜之介さん
芝居をやろう！ 工力さん
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