2004/10/15
テーマ： 社交ダンス(9445)
カテゴリ： 社交ダンスA級への道
この年の最後の北関東の試合は、1999年11月14日、栃木県藤岡町総合体育館で行われた全栃木競技ダンス大会でした。茨城、埼玉、栃木の県境がちょうど重なるあたりで、車を走らせていると数十メートルおきに県が変わっていく面白いところです。
最後の試合のせいか、この試合に昇降級がかかっている大勢の選手が集まり、会場は大変な混雑でした。午前中のラテンＤ級戦は108組。「まかせてください」のチャチャチャと、「あまり得意じゃないんですけど」のサンバの２種目で競いました。
競技会用に買ったビデオをこのとき初めて持参し、２階の観客席に三脚で固定して、定点録画しました。１次予選が終わって早速ビデオを再生して見ると、斜め上から撮ったせいなのか、えらく上手に見えました。ただ、サンバは画面からすぐにいなくなってしまい、その辺が定点録画の残念なところです。この試合は最終予選、ベスト２４まで行きました。やはり夏の特訓で鍛えたチャチャチャで点数を稼いだようです。
ここで大失敗だったのは、ビデオのスイッチを入れてから競技のためにフロアに整列し、自分たちが2種目踊り終えて2階席に戻ってスイッチを切る、までの時間が30分位かかることを考えていなかったことです。このとき60分もあれば全部撮れると、テープを1本しか持っていかなかったため、スタンダードの方がビデオに撮れませんでした。
午後のスタンダードＤ級戦は、ワルツ、タンゴの2種目で、参加組数205組、出番を待っているだけで疲れてしまう試合でした。肝心の踊りの方はタンゴがまだまだといった感じで今一つスコアが伸びず、２次予選で敗退してしまいました。参加組数の中で５０位から１００位の間くらいということでしょうか。
この日はスタンダードのA級戦があったので、どのくらい上手いのか見ていこうと、自分たちの試合が終わった後も少し残っていました。さすがにA級戦に出てる人たちはみんな踊っているというより、スケートをしていうみたいになめらかですごいなーと感心して、荷物をまとめて外に出ると、この日もいい天気でした。
来るときは、お弁当やジュースなどがあるため荷物が重いのですが、帰りはその分軽くなります。ところがこれが、「大変軽すぎた」ことに家に着くまで気が付きませんでした。
「ねえ、わたしのドレスまだ車に残ってなかった？」
「もう何もないよ」
スタンダードのドレスを会場にわすれてきてしまいました。あんなにでっかくてかさばるドレスを何で忘れてきたのか自分でも信じられませんでした。しかも栃木県ですからもう取りに戻れません。
急いで大会事務局だった教室に電話をかけましたが、日曜日ですし、大会ですから当然誰もいませんでした。
翌日あらためて電話すると、「あー、スタンダードのドレスね。ありましたよ。こんな忘れ物していく人がいるのねえって、昨日みんなでいってたんですよ。」
ショックでした。
たぶん大会事務局始まって以来の「バカップル」です。でも、あってよかったです。ご迷惑をおかけしたことをお詫びして、送っていただくことにしました。もちろん着払いで。
最後の試合のせいか、この試合に昇降級がかかっている大勢の選手が集まり、会場は大変な混雑でした。午前中のラテンＤ級戦は108組。「まかせてください」のチャチャチャと、「あまり得意じゃないんですけど」のサンバの２種目で競いました。
競技会用に買ったビデオをこのとき初めて持参し、２階の観客席に三脚で固定して、定点録画しました。１次予選が終わって早速ビデオを再生して見ると、斜め上から撮ったせいなのか、えらく上手に見えました。ただ、サンバは画面からすぐにいなくなってしまい、その辺が定点録画の残念なところです。この試合は最終予選、ベスト２４まで行きました。やはり夏の特訓で鍛えたチャチャチャで点数を稼いだようです。
ここで大失敗だったのは、ビデオのスイッチを入れてから競技のためにフロアに整列し、自分たちが2種目踊り終えて2階席に戻ってスイッチを切る、までの時間が30分位かかることを考えていなかったことです。このとき60分もあれば全部撮れると、テープを1本しか持っていかなかったため、スタンダードの方がビデオに撮れませんでした。
午後のスタンダードＤ級戦は、ワルツ、タンゴの2種目で、参加組数205組、出番を待っているだけで疲れてしまう試合でした。肝心の踊りの方はタンゴがまだまだといった感じで今一つスコアが伸びず、２次予選で敗退してしまいました。参加組数の中で５０位から１００位の間くらいということでしょうか。
この日はスタンダードのA級戦があったので、どのくらい上手いのか見ていこうと、自分たちの試合が終わった後も少し残っていました。さすがにA級戦に出てる人たちはみんな踊っているというより、スケートをしていうみたいになめらかですごいなーと感心して、荷物をまとめて外に出ると、この日もいい天気でした。
来るときは、お弁当やジュースなどがあるため荷物が重いのですが、帰りはその分軽くなります。ところがこれが、「大変軽すぎた」ことに家に着くまで気が付きませんでした。
「ねえ、わたしのドレスまだ車に残ってなかった？」
「もう何もないよ」
スタンダードのドレスを会場にわすれてきてしまいました。あんなにでっかくてかさばるドレスを何で忘れてきたのか自分でも信じられませんでした。しかも栃木県ですからもう取りに戻れません。
急いで大会事務局だった教室に電話をかけましたが、日曜日ですし、大会ですから当然誰もいませんでした。
翌日あらためて電話すると、「あー、スタンダードのドレスね。ありましたよ。こんな忘れ物していく人がいるのねえって、昨日みんなでいってたんですよ。」
ショックでした。
たぶん大会事務局始まって以来の「バカップル」です。でも、あってよかったです。ご迷惑をおかけしたことをお詫びして、送っていただくことにしました。もちろん着払いで。
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