＜第７８話＞ビアータ計画

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2004/11/10

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テーマ：社交ダンス(9443)

カテゴリ：社交ダンスA級への道

マイケル・ウェンティング＆ビアータの美しい身体を見て、私は一大決心をしました。ダイエットも含めた肉体改造です。

人呼んで「ビアータ計画」

パーティのとき、ビアータは、どうしたらその美しいプロポーションになれるのかという質問に対し、ワークアウト、と答えました。つまり、ダンス以外にもジムで鍛えたりしてる、ということです。

誕生日のプレゼントということで、主人に当時はやりだった「EMS」を買ってもらいました。身体に電極をつけて、電流で筋肉を動かし、普通では出来ないほどのスピードで「テレビを見ながら」腹筋が鍛えられるというものです。

2000年の9月ごろは、まだEMSも原始的で、今のようにベルトで巻くだけ、ではなく、「脳波」を測るときみたいにコードがわらわら露出しているので、それをしたまま外出なんて絶対無理。専用ジェルを塗って感電しないようにするのですが、汗をかくとずるずる滑る。やりすぎてあせもになってしまいました。

主人はわりと懐疑的で、
「そんなので腹筋が6つに割れたら、３０万円あげる」
なんて、いわれちゃってましたから、もう必死です。とうとうジェルがなくなり、ピリピリ感電するようになって、ビアータ計画第１弾は終わりました。

しかし、私は全然こりてませんでした。テレビショッピングで「ボディブレード」なる代物を見つけてしまいました。ビアータ計画第2弾。

「腕立て伏せでもしたほうがいいんじゃないの？」という主人を引っ張って、近くの大型スポーツ用品店にいくと、ありました、ありました。

早速買い込んできて、部屋の中でブンブン、ブンブン。
「それ、ちょっと、危険だよ。僕のそばに来ないで」
あなたが私の側に来なければいいのよ。ブンブン。
これ凄くききそう。おしりのお肉もとれるかも。ブンブン。

結構、疲れるんです。確かに効きます。続けられれば、ですが。しかし、誰も「やせた」とも「引き締まった」とも言ってくれませんでした。職場でいわれたのは
「腕がたくましくなったね」

それっきり、ビアータ計画第2弾は終わってしまいました。

しかし、私は懲りません。ビアータ計画はまだまだ続きます。