2022/03/01
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テーマ: 社交ダンス(9449)
カテゴリ: 映画のはなし
秘密組織キングスマンの誕生にまつわる物語です。

大好きなスパイ映画の3作目で、主役がこれまた大好きな​ レイフ・ファインズ ​ですので、ずっと楽しみにしていました。





1902年、南アフリカの植民地をめぐって大英帝国はボーア戦争下にありました。

オックスフォード公爵は妻のエミリーと息子のコンラッドを連れて、英国軍基地に医療物資を届ける赤十字活動のためキッチナー司令官を訪ねてきます。

そこで目にしたのは戦争被害者たちの収容所での悲惨な状況でした。

ボーア人の襲撃を受けてエミリーが命を落とし、オックスフォード公はコンラッドを必ず戦争から遠ざけることを誓います。





それから10年以上の月日が流れます。

人里離れた断崖絶壁の上で、闇の集団が秘密会議を行なっていました。



イギリス、ドイツ、ロシアの親戚関係にある皇帝たちを反目させて大戦争を起こすことを目論んでいました。

配下にいたのは、怪僧ラスプーチン、女スパイのマタ・ハリなど世界を動かすことになる重要人物たちで、それぞれ青酸カリ入りの指輪を渡されます。





世界史をあまり真面目に勉強してなかったのでうろ覚えですが、第一次世界大戦はサラエボ事件と呼ばれる暗殺事件に端を発したのだったと記憶しています。

その暗殺者も、この羊飼いの配下だったという設定でした。

キッチナーに頼まれてオックスフォード公もコンラッドと共に護衛の任についていたんですが、目の前でフランツ・フェルディナンド大公夫妻が射殺されてしまいます。

キッチナー司令官も実在人物で、戦艦でロシアに向かう途中魚雷の攻撃を受けて亡くなるんですが、その魚雷を打った人物も羊飼いの配下でした。





一人を殺せば数百万の命が助かると、怪僧ラスプーチンを倒すためにオックスフォード公がロシアへ向かいました。

ウクライナ侵攻中の現在のロシアと少しかぶる気がしましたね。

名前もちょっと似てるし。

そういえばレーニンも羊飼いの配下でした。

この事態を招いた闇の集団に立ち向かうべくキングスマンが動き始めます。







監督はマシュー・ヴォーン、原作はマーク・ミラーとデイヴ・ギボンズのコミック『ザ・シークレット・サービス』。

キングスマンは国家権力と関係のないプライベートなスパイ組織で、拠点をロンドンの高級紳士服店キングスマンに置きます。

メンバーは、アーサー王と円卓の騎士になぞられてコードネームが決まっているんですね。

これまでもそうでしたが、騎士たちの活躍がすごいんですよ。

コンラッドの教育係だったポリーは射撃の名手だし、執事のショーラーは腕利きの格闘家です。



アーサー王はもちろん創設者のオックスフォード公です。

次はどんな展開が待っているのか楽しみです。





<関連作品>
1作目: キングスマン

2作目: キングスマン: ゴールデン・サークル





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Last updated  2022/03/05 12:26:18 PM
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